タブー(後編)


【日ユ同祖論とユダヤ陰謀論】

前回から引き続いてなんとかそのオカルト談話を試みたわけですが、不慣れな分くじけそうになりました。
まず日ユ同祖論ですが、こちらは歴史から忽然と消えた北イスラエルの失われた10氏族のうちが日本人のルーツではないかという説です。
確か、もうそのうちの一つが確かエチオピアが認定されたようで、社会心理学者の小坂井敏明先生もそのことに触れています。(アイデンティティという批判的な意味で)

で、ここで「ムー的」なリスキーな側面から考察すると、伊勢神宮つまり天照大神とユダヤとの係わりがあるのではないかという説があるわけです。
伊勢神宮に行かれた方はご存知かもしれませんが、伊勢神宮の橋の前の石でできた柱みたいなものに、ダビデの星が彫られているわけです。

イスラエル
伊勢神宮 ⇒ 伊勢(イセェ・神の民の意)

帝(ミカド)⇒ カド族

NHKでやっちゃった放送内容と多少、関わってくるわけです。
ヘブライ語と日本語のカタカナが非常に酷似しており、そこもまたかなりリスキーな内容なわけです。
こちらはMr.都市伝説の関暁夫さんが大変詳しいと思います。

で一方でユダヤ陰謀論の典型例は出口王仁三郎の「霊界物語」に代表される、イシヤの存在です。
フリーメーソンが元々、大工(石屋)の集まりはそのマークから予想されるが、フリーメーソンにもいろいろあって複雑のようです。
穏健派もいれば急進派もおり単純に善悪をつけられません。

出口王仁三郎はあくまでもユダヤ陰謀論よりだといえましょう。


【女性というマイノリティ】

こんなのは誰も相手しない影響力のない雑誌だから許されるわけであり、このオカルト趣向とオウム真理教のように単純に関連づけれるのは、国土強靭化の理論と禁則事項の人格と直接結ぶつけるようなもので、ナンセンスです。

これを第二宗教性とシュペングラーから引用する人もいますけど、シュペングラーの第二宗教性は金権政治を打ち破るカエザル型が表れ、しかし、それでもまともな社会にならずそこで初めて第二宗教性が高くなるわけであり、超能力者の秋山眞人さんなんてバブル絶頂期にTV番組でUFOを読んでました。

「世界の宇宙人の皆さん!」という具合にです。
週刊少年ジャンプの「燃えるお兄さん」にもこのシーンがあり、ギャグとして扱われており、あまりその社会の崩壊と関係ありません。

まぁ、こういうオカルトやスピ系のブームや、自己啓発の力本とかを批判する人がいるわけですが、私は勝間和代さんの本を何冊かもっています。
もうこれで結構、ある人たちに叩かれるわけですが、別にカツマーでもないし共感するところもあればそうでもないところも多く、ミルトン・フリードマンの「資本主義と自由」も高橋洋一さんと対談していたときに、「批判するならとにかく読んでほしい」とか言ったので、まぁ読んでみようかという気になって読んだわけです。感想はまあ、あれですね。

なぜ勝間さんの本を読むのかと思い、おそらく彼女がマイノリティだからなんだと思います。
勝間さんは自分よりも成績のいい姉が新聞広告で仕事を探している姿を見て、これではいけないと思い出会った人があの大前健一氏の本だったそうです。たぶん。

私はなるほどなと感じました。今から30年ほど前も今もですが日本の社会は閉鎖的であり、子持ちの働く女性が活躍するには、グローバリズムと手を組むのが手っとりばやいのでしょう。
これって、案外戦前の東北のエリートの連中が陸軍しか出世コースがなく、そのために既存の国家のシステムに対しての改革衝動、悪く言えば破壊衝動があったんじゃないかというところに共通しているわけです。最大功労者の高橋是清を殺害するわけですから。

実は、アベ・グレンの日本的経営は一部のマイノリティにルサンチマンを感じさせて、それがスメルサーのいう緊張の状態で30年たってもこれは殆ど改善されておらず、まぁスメルサーは最終局面を5つにわけて説明しているわけですが省略します。


【心を穏やかに】

まぁ、オカルトの知識に関してはかなり稚拙であり、結局いつものごとく収斂したわけですが、話をオカルトに戻すと以前プロの某スピ系の人が憲法改正内容に個人が人と明記される内容であることに対して怒り、それに対して私は「マザーテレサは平和の集会に行くけど、戦争反対の集会にいかない。と名言を残していた。」と忠告し、まぁそういう活動はやまたほうがいいみたいなこと言ったわけです。

すると、「マザーテレサは行動を起こした。」と言い返され、まぁそれじゃ仕方ないですねとこれ以上口を挟まなかったわけです。

反対しているだけでは国防、福祉などの問題もあるし、資本主義の形態を維持していくにあたって具体的なヴィジョンがないと、スピ系以外は誰も納得しないだろうと感じていました。
これ読んでなかったらいいのですが、瞑想して宇宙意識と一体になり精霊と交わり愛の波動で、世の中にアセンションとかそういうので貢献できるでしょうにと。禁則事項者が農業治療により悟りの境地に到達することと同じです。
のちに「マビノギオン七色の書」みたいなものを作成し、モリサマ様のようになれば社会に貢献できるかもしれません。たぶん。

憲法反対するなら相当エネルギーも必要であり、例えば権力者を縛り付けるマグナカルタ憲章を引き出すのなら、まぁおそらく論敵は国民の義務に関して攻めてくるだろうから、それにどう対応するかとかです。
例えばイタリアの憲法の場合は勤労というものは義務というより権利の意味が強いわけです。

第4条 ①共和国はすべての市民に勤労の権利を認め、この権利を実行ならしめる諸条件を整備推進する。

ここで議論する際に、むしろ中央政府(自治体でなく)が国民に仕事につかせられるように予算を充実させるとか、デンマークみたいな政策をとらせるためとか、こういう意見をぶつけなければならないのです。(まぁ今回の件でどうでもよくなりつつあるけど)

別にふざけているわけでもなく、瞑想して涅槃に到達したほうが社会に国に世界に宇宙にも貢献するのではないかと思います。たぶん。

 

 

 

 

 

 

 

タブー(前編)


【議論したらダメ】

もともとこのブログは天下国家とかそんな崇高なブログでなく、オカルトのような変人エリアの発言もしていきたいと思っていました。今でもそうです。
私は数年に1回ほど雑誌「ムー」を購買し、中身を拝見して楽しんでいます。

オカルトは基本信じるというよりも楽しむということを主として、真実とか真理とかそんなの二の次どころか百の次ぐらいでどうでもいいわけです。
しかし、私が過去ログで指摘しているように、オカルトに讒言を投げかける人物の多くが、まずそのオカルト以前の知識の域に達していない人が多いわけです。

ダーウィンの進化論がありますが、ダーウィンの進化論を肯定しながら天照大神の子孫としての天皇制を肯定する論客がいるわけです。
一部熱狂的愛国者たちが靖国の英霊に祈るわけですが、一方で死んだら終りと唯物論的なものを発言することも同様のことです。
そもそも日本はそれらについて議論することすら、タブーとされるわけです。


【共同体原理の社会】

このことについて戦前生まれで現実として大東亜戦争に参加した山本七平氏は、その著書でこのタブーについて語っています。
最初はイザヤ・ペンダサンとペンネームで活動するわけですが(最近話題のあの人と同じですね)、それもそのはず命が危ないからでしょう。命狙われて英雄気どりになる人もいるかもしれませんが・・。

 

日本教について―あるユダヤ人への手紙 (1972年)
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この匿名の活動は割りと昔からされており、あのジョン・ロックも「統治二論」は匿名によるものでした。オランダに亡命したりなどそうとう命が危なかったようです。

しかし、世の中を変える内容で実名で活動した人もいたわけですが、「社会契約論」のルソーがその1人です。
ルソーの書物の内容を万人に行き渡るのもいいのですが、それを万人が理解するのも不可能であり、マルチン・ルターしかりおそらくマルクスもしかり(たぶん)、かなり湾曲して物語になり暴徒の大儀になるのも仕方のないことですが、これはインフルエンサーの宿命なのか革命の主犯者とされ相当迫害を受けることになったわけです。

そもそも、問題であるのは日本の場合は議論すること自体が和を乱すこととなり、タブーとなっており、戦前生まれの山本七平氏と小室尚樹氏もこの戦前戦中戦後の日本の社会を糾弾してきました。

 

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【天皇制の正当性をどうみるか】

話を戻すと霊の存在を信じていない人がお墓で祈っていたり、神社で願い事をしていることは、内田樹氏がこのような知行一致していないことに対して「自分に祈っているだけ」と揶揄した表現をしているようです。

天皇を天照大神の子孫と肯定しておきながら、一方ではダーウィン進化論を肯定するようなことは、西洋では異常であり事実米国では進化論肯定派と否定はと世論は二分しているわけです。

このオカルトとこれについてどう関係してくるかと言えば、このオカルトの域には「古事記」「日本書紀」に対峙する書物の「竹内文書」「九鬼文書」があり、まずこのオカルトの後者を理解するには前者の正統な流れを頭に入れなければならないわけですが、これが実にハードルが高いわけです。例えば「竹内文書」を批判する人の多くが「古事記」、「日本書紀」を読んでない場合が多いわけです。オカルトを批判する域まで達してないとはこういう意味なのです。

ガンダムを理解するのにまず、ガンダムの予備知識をネットや書籍により習得しなければ、例えばブライトさんの「弾幕薄いぞ」という言葉が何を意味しているのか理解できないわけです。(ミノフスキー粒子の存在によりモビルスーツの優勢の時代に移行した歴史や、ザビ家とシャアやグフに乗ってたメタボ親父の関係とかいろいろ予備知識が必要)

で、NHKが日本人のルーツでやらかした事件があり、それが日本人のY遺伝子にユダヤ人と同じ遺伝子があるのに対して、韓国や中国には見当たらないというような放送を流したわけです。
もうこれが問題となり、NHKがなかったことにしたのですが、これも今女系を認めるかどうかの議論の中でY遺伝子とかと深く関係してくるわけです。

ジョン・ロックが、サー・ロバート・フィルマーの絶対王政の根拠を旧約聖書のアダムの子孫であるからという根拠を論破しようと試みたような対立した議論の形態が、日本では根ずいておらず、これがロゴスなきロゴスの日本の現状なのです。西洋ではこのような空気による同意はないわけです。

もし天皇制を是として天照大神の子孫と根拠にするのなら、神話が作り話であってはならず、もしダーウィン進化論を是とするのなら、天皇は猿の子孫であると認めるわけであり、そうなるとそれ以外の所謂「天皇機能説」として象徴として位置づけなければならないのです。そこらをブレーにしてはいけないのです。本来、近代化を遂げた国ならば。

これに関しては小室ファミリー(宮台さんとその他)らは卓越しており、この●●集団はそこの議論を避けないわけです。
小室ファミリーは天皇を機能としてとらえているのでしょう。たぶん。

このタブーに古市憲寿氏は確か動画で慶応大学の現役の女性とTVかなんかの議論を拝見しました。

古市憲寿氏「神話が正統になっている天皇制って可笑しくないですか?」

現役女子学生「だけど、古墳とかあるし」

こんな感じだったと思います。
古墳があるからと神話の正統性と何も関係ないですが。

こう発言すると「お前はどう思ってるんだ!不敬な!左翼め!」と熱狂的愛国者らに糾弾されるわけですけど、私は機能説でもID理論でもどっちでもいいわけです。

まぁ、そんなことよりも憲法に財政健全化を明記されるかどうかのほうが、日本が滅びるかどうかに深く直結してくると自認している次第です。


【むき出しの好奇心】

強靭化グループは佐伯啓思先生が「西田幾多郎 無私の思想と日本人」で、唯物的な価値観をもっており失礼ながら・・・・。
「言いたいことが言えない世の中じゃ、ポイズン」というとある人が歌いましたが、この議論自体がまずできないわけです。面倒ですし。

そもそも霊の存在は死ねばわかるし、死ぬからわからなくなり、もうその立証はどうでもいいわけです。

こういう信仰について日本人はろくに議論んせず無頓着であるから、コーランを焼いて動画にアップするとかとんでもないことをする連中が現れるのでしょう。
西洋・中東は神ー自身の絶対契約をもっており(いた)、それを日本人はまるで理解できていないのです。
そもそも契約の概念もないし、デカルトやルターやロックのような人物が登場しなかったために理というものも気薄なんです。

外国のSNSで日本人がクリスマスを恋人と過ごすことに不思議にコメントのやりとりをみるとこんな感じです。

>「日本ではクリスマスを恋人と過ごすらしいぞ」

>「クリスマス(Christmas)ってキリスト のミサ(礼拝)だろ!」

>「日本ではパータィーなんだよ」

広末涼子の歌「何てったって今日はクリスマス!」でも彼氏のいない女友達が集まり、彼氏ほしいとかクリスマスに関係ないような内容の歌詞です。(私は「MajiでKoiする5秒前」とかシングルを3枚もっています)
日本のクリスマスソングで神とかそんなのにほとんど触れていなく、トイレの神様とかロマンスの神様とかもう何でもありです。

かくいう私もカトリックの洗礼を受けてはいるものの、母親があれなんで子供の頃はクリスマスはサンタクロースとトナカイぐらいにしか思っていませんでした。カトリックを信じている自分がいるとしたら、自分が信じたいものを信じているのであって、やはりそれは自分がとか考え、もうこれは、私もまたルターと同じ病気を患っているわけです。

これで八百万の神で一神教でないから、日本人は和を重んじて寛容とか、もうあれなんですよ。あれ。
しかし、この和を重んじる日本人がなぜか、小保方さんやベッキーや上原多賀子さんらを徹底的に叩き、この中の関係者の中に自殺者までだしているのです。
また、今朝のニュースで見ましたが過去ログで紹介した「日本テレビ系ドラマ・anone」の広瀬すずの兄が飲酒運転で事故を起こしたことに、むきだしの好奇心でその芸能活動しているタレント名を上げて、また人を追い込んでいるわけです。

そういう意味ではこの点に関してはあの人の方がまだ人格者です。(もうこの名前が禁則事項扱い「タブー」となっています)
自分に関係ないベッキーに大騒ぎしている連中に、確か

「ベッキーがどうなろうと、私に関係ないし、それで被害を受けるわけでもないし」

というような発言をしていたようです。

まぁ、むき出しの好奇心によりベッキーが欝になったり自殺するようなことはあるけど、他人のプライベートに踏み込まない言動は人を追い込まないわけですから、まだ人格者ですね。


【遠くのものも近くのものも大切】

保守がたぶん使用するであろう概念があります。

「見知らぬものよりも慣れ親しんだもの、遠いものよりも近いもの」オークショット(英国・哲・政治学者)

カール・ポランニーがこの遠くのものに当たるであろうことに、シャトーブリアンの「殺される中国人」という寓話の内容と、そこに関連付けたことを論じています。
中国人というものはヨーロッパ人にとっては中国人の存在は遠くにあり、やはりピンとこないわけです。

願いが一つ叶う代わりに、見知らぬ遠くの中国人が1人死ぬというボタンを与えられれば、推すかどうかとなるとやはり押すんですよね。大抵は。遠くのものですから。

まぁ、ポランニーはこれを市場原理と結びつけ不透明な社会と称すわけですが、これはこういう芸能ニュースやマイノリティを叩いていることにも関連していると思うわけです。
これでもスタンレー・ミルグラムの「アイヒマン実験」と私はわりと関連していると感じており、ハンナ・アーレントのいう凡庸な悪魔と同じなのだととらえています。

小保方さんの件でそのむき出しの好奇心により関係者が1人死んだわけですから。遠くの小保方さんの顔も名前も知らない関係者に、むき出しの好奇心でスイッチを押したわけです。


次はまじめにオカルトを語りたいと思います。たぶん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三橋更生プログラム


【更生ヒントが記述されているブログ】

まじめで固いブログにしようと一時期は思っていたのですがやはりちょっとしんどくて、強靭化グループの思想を受け継いでいる進撃の庶民の牽引役のみぬさ氏のブログが大変興味深い内容だったので紹介します。

 三橋の謹慎リニア農業 「国家戦略特区」blog

>現在建設中の中央リニアですが長野県飯田市に駅が設置予定です。三橋氏は常々リニアが完成したら飯田に移住して農業(稲作)を行い品川に通うと公言しておりました。何とも贅沢な話ですが、品川のタワーマンションで三十歳年下の三度目の妻への三回目の警察通報でのDV容疑で逮捕される事件が発生しました。

 

>今回の逮捕が深刻なのは、三橋氏が説明する、犬も喰わない夫婦喧嘩ではなく常習性のDVである可能性で、三橋氏の前妻のさかき漣さんへの疑惑も報じられています。DVは依存性が強く再発のリスクが高いので周囲も敬遠しそうです。レギュラーの「おはよう寺ちゃん」でも寺島アナが三橋容疑者と呼んでいました・・

>三橋氏は年200回以上の講演や経済塾によって巨万の富を蓄えておりますので財政破綻の心配は日本政府と同じで皆無です。地味な生活を続ければ後十年は暮らせるのでは?そこで私が提案したいのは、バブリーなタワマンを引き払い将来移住を公言している飯田に直ちに引っ越し、農業を営みながら治療を行うのです!


【秀逸な人材は頭のネジがはずれているもの】

数年前まではむぬさ氏のブログとかもたまにチェックしていたのですが、安倍政権のグローバリズムが止まらず、三橋さんの後ろ向きな批判もとまらず、中韓嫌いも止まらず(熱狂的愛国者傾向)、もう何やっても無駄で関心がなくなりました。

まぁ、三橋さんのようでないおとなしいエッジの効いてないグラインダーで丸め込まれた人には、こういう活動なんかまず不可能であり、東大の名誉教授の伊藤元重氏や女性初の局長の宗像直子氏らを名指しで批判し、竹中平蔵氏をレントシーカーとハイエナのごとく糾弾するのも、まぁ頭のネジがぶっとんでいるからできることなのでしょう。
失礼ながら柴山桂太先生のような気配りをでき、エッジをすぐに納められる人格者には荷が重いと思います。(もう最近、個の強い人でないと秀逸なことを語れず、そうなるとこの人も本当はネジぶっとんでるのを隠蔽してるだけかなと、疑って見てしまいます。中野剛志さんも中指立てた動画があったような気がしますし。切れてるじゃんと。)

氏はTV熱湯コロシアムで竹中氏を批判して怒らせるとか、はちゃめちゃやっていたわけです。(藤井先生ですら終りに竹中氏と握手していました)

マックス・ウェーバー、カール・ポランニー、トクヴィル、マズロー(心理学者)、コントと皆病んだ時期があり、それぐらいエッジが効いてその刃により自ら痛めつけるほど強烈でないと、凄い思想は生み出せないのかもしれません。

ケインズも不倫相手は男性であり私生活むちゃくちゃで、社会学の祖と言われているオーヴュスト・コントなんてふられた幼馴染を忘れられず、その人をマリア様みたいに崇拝し人類教を自分でつくり信仰してました。(嫁がいるにもかかわらずです。その嫁もアカデミックな人なら金あると思い近づき・・ドロドロです)
そこに論敵のハーバード・スペンサーが人格攻撃して「私は人類教など信仰しない」と反撃しました。いや、いや、当たり前でしょうに。スペンサーは幼稚ですね。人格攻撃に逃げて議論を避けたのです。

生協とかを調べると出てくるのがロバート・オウエンという実業家なんですが、彼なんてむちゃくちゃスピリチュアルで、英国ではやはりキリスト教が絶対的でしかし彼は独自で霊媒師を呼んで降霊により、死んだ知人(ケント公)と会話していました。
キリスト教者から殺されるかもしれないのに、やっていたわけです。リスキーです。
オウエンの自叙伝を翻訳をした人は「晩年、痴呆がはいっていたのでは?」と解釈していたのですが、いや、ない!ない!

三島由紀夫が美輪明宏さんと知り合いだったのは有名ですが、三島なんてノストラダムスの大預言で有名な五島勉さんと結構親しく、かなりオカルトです。
ヒトラーの預言の「1999年以後」も「幻の超古代帝国アスカ」も三島由紀夫がヒントを与えたわけです。藤井先生が批判してた五島と三島は仲がよくかなりオカルトだったわけです。

小室尚樹氏も京都大学の数学科に進んだけど、日本が二度と戦争に負けないようにと新型の原爆開発するために物理に進んで、物理と経済学と共通点があると気づきそっちに進んで社会学を経由し、まぁ学会は変人・異端を煙たがり隅に追いやるわけです。(ロッキード事件の時に、ワイドショーで女性コメンテーターを蹴りつけてそれ以来TV局出入り禁止になったし)

何もなさぬものが賢者であり、何かを成すには歩み続ける愚者でなければならないのでしょう。


【むき出しの好奇心により人が】

こう言うと「三橋を擁護するのか!」と糾弾されるわけですが、まず注目のあの方がそれを望んでいるかどうかなのですが、そうでもないようです。

この人は三橋さんに恨みのある人や論敵に利用されることを、非常に嫌っているわけです。
まぁ、三橋氏を糾弾する前にむき出しの好奇心で、苦しんでいる人を助けようと言っているわけです。

小保方さんなんてあの件で1人関係者の中に自殺者が出ているし、上原多賀子さんも週刊誌に取り上げられむき出しの好奇心によりプライベートに踏み込んで、ヘタすりゃ自殺しかねません。(今までベッキーや斉藤由貴さんや山尾しおりさんを弁明しても、好みだからとか解釈されてきてます)

東条英機の娘なんてアメリカ人と結婚したけど、西洋はそんな属性とその個人とか分離して問題にならないわけです。(だいたい)
幼女誘拐殺人の宮崎事件で親戚の結婚がおじゃんになるとか、もうそんなこと考えられない。

その人と家族との分離もできず、理論も人格も分離できず、中味がないから議論することを避け空気で同意をえて、1人の人間を叩き潰す。まぁ、これが属性本意の日本人の特性で個がない人物は、必ずエッジの効いた個のある人物を潰しに係る傾向にあります。個性のない私は個をつぶしにかかるわけです。

前回のブログのドラマ・anoneの広瀬すずの演じる少女も、個性をグラインダーで削られまくった典型例です。


【土に触れる治療】

でみぬさ氏ブログのコメントで興味深いものがありました。

>アルコールやギャンブル依存症の治療には、楽しみを他に作るのが良いそうですので、三橋さんは趣味を持ったら良いんじゃないでしょうか?

>わたしも三橋さんは謹慎して、治療に専念すべきだと思います。

もう完全に患者扱いですがもともと中韓嫌いの熱狂的愛国者である三橋氏は、グローバリストに懐柔される可能性もあり、それはそれでまずいわけであり、氏の数字に対する解釈とそのなんとういうかそのテクニック的な何かを他(グローバルに)でつくされるのも厄介であり、ここは農業に専念して土に触れ自然霊・精霊の波動を受けロバート・オウエンのような日本初のスピリチュアル経済評論家として、生まれかわるのもありなのではないでしょうか。

そのようなハンドルネームの進撃のメンバーにいることですし、元々三橋貴明という名じたいがハンドルネームみたいなものですから。

農業更生プログラムを1年でもし、涅槃に到達し成長し以前の一割ほどの収入で活躍できたのなら、社会的名誉を喪失したマイノリティでもまたやれると、虐げられた人たちの励みになるかもしれません。
田代まさしさんを違法薬物の常習犯として批判するのでなく、ダルク「支援プログラム」を通し更生を成し遂げた人物となるのなら、社会にとっても裨益するところが大きく、これは三橋さんも同じく、リニア開通と農業治療といういわばインフラと農業の二本立てというものを実践を通し、その偉業の達成を神に命じられているような気がします。たぶん。

しかしながら、「田代砲」でなく次の「文春砲」「新潮砲」などがあるとしたら、それがとてつもなく恐ろしいわけです。現在、強靭化グループの中の一つの原発が事故を起しメルトダウンし、そこに核弾頭の照準が定めれているような危険な状態です。

やっぱ原発やばいのかなぁ。

 

亡国の農協改革

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日本テレビ系ドラマ・anone


【anoneにみる日本の実情】

このドラマの1話を見た感想ですが結構襲撃的ですが、割と普通のことですね。こんあの日常茶飯事です。
私の友人、知人はいろんな人がいますが、その中でも社会に隅に追いやられた人もたくさん知っています。

同和地区の友人もいますが、彼の口からいろんな情報が入ってきます。問題がある内容なので口外できませんが、結構公権力(警察)がえぐいわけです。
これについて言及できないし証明なんかできるものなら、ミラーマンかスペクトルマンにコスプレ変身を強要されかねません。

まぁ、割と言ってもよいソフトな内容だけを紹介するといろんな関係をかわした鑑別所帰りの知人がいるわけですけど、若い頃ヤンチャしていて何度か警察のお世話になっいて、「警察なめたらどうなるなるかわかってるか?」と言われて横柄な態度で返したら、そのまま鑑別所行きになりました。

鑑別所か少年院どちらか行くか、どちらにも行かないで済むようという基準があるのかないのか知りませんし、その基準に達したと判断したのなら是でしょうし、なくて担当の主観でそうなるのならそういうものなのでしょう。
まぁ、かなり昔のことなので変わってるかもしれませんし。

これでも、昔は警察の担当の判断の基準に委ねていられていたのでしょうが、そうであるのなら、結構大物の政治家や裕福な家とではまるで結果が違ってくるに違いありません。裕福な家なら敏腕の弁護士を雇えますし。


【強靭化グループと私と違う側面】

このドラマのストーリーはだいたい、こういう人生の隅に追いやられた人ばかり登場してきます。
確か藤井聡さんの動画で日本の公権力(警察)が弱いといってたのを覚えているのですが、私は違うように感じます。
それこそ証明しようことができるならミラーマンにでも変身することでしょう。「手鏡と女性のスカートの下の関係に詳しい人」となります。

山本太郎さんが日本の福祉について生活保護のことについて選挙演説していたのですが、生活保護の支給の要請するにもDVなど受けた例もあり、三親等内の承諾を得るのが困難なケースがどうにもならないということがあるそうです。

父親に性的虐待を受けた女性が家出して、シングルマザーになって、働けなくなるともう父親が顕在の場合は生活保護の申請は不可能に近いでしょう。顕在でなくそうとかするとこれはもう犯罪ですよね。

これが日本の実情なんです。

80年代まではこれがまだましな状況だっただけで、それでもあったと思います。共同体の破壊が悪と言われていますが、共同体の破壊こそが分化であり、近代でありそれが国家に結びついて近代国家となったわけです。(一応、私は大学が社会学部卒なので)
教育、労働、レジャー、コミュニティと土地と人が身分制度の廃止から、分化したのが近代国家でそれが現代まで受け継がれてきたわけです。

アベ・グレンの「日本的経営」やヴォーゲルの「ジャパン・アズ・ナンバーワン」が伝説化されていますが、それを批判したのが、日本の産業社会学の泰斗の尾高邦雄先生でした。氏は最初はこの伝説の一部は評価していたのですが、全て調べていくとかなり伝説化された内容と思い1984年の反対の意見の本を出版しました。
私もこの人の考えを支持しており、まぁ、ここが(も)強靭化グループと私とかなり違う考えなのです。

 

日本的経営―その神話と現実 (中公新書 (724))
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三橋ショックが起こるまでは三橋さんをかなり批判しており、三橋ブログのコメント欄にも「効率化したもブラック会社の社長は人徳ないから、更に人減らすだけですよ。」みたいなコメントもしたことがあります。(基本としてリフレ派でもケインズ派でも、意見を述べることや議論をすることは是としてるので。藤井先生はAとBの意見がぶつかりCという新しい概念を生むのが議論といってましたし。本来、建設的ととらえます。しかし、某エリアでは荒らし扱いとなりますが。)

で、経済指標のデーターも大切かもしれませんが、その環境に身を置いた人の意見も大切なわけですけど、しかし、刑務所帰りの人、被差別部落の人、生活保護受給者、母子家庭、永住在日外国人、同性愛者、障害者などのマイノリティで社会の隅に追いやられている人は発言できないのが日本の実情なのです。

「人の世話になってよく言えるな!誰のために飯を食っていると思ってるんだ!言ってみろ!日本に住めるだけでもありがたく思え!」

て具合に。


【コンクリートから人へそういう人を嘘嘘】

で、ツイッターかなんか忘れましたがこういうのを何年か前に目にしたのを記憶しています。

「俺、学も知識もなく何も意見を言えないから、本当に悔しいよ。涙が出てきた。」

こんな感じだったと思います。
中卒で肉体非正規労働者みたいな人だったかあまり覚えていませんが、発言することができても陳情するだけで議論することもできないし、すぐに人格攻撃に転じられたら黙るわけです。

「お前がどれだけ実績残したんだ!」

て具合に。

正直、私は以前友人と飲んだときに「北朝鮮とかミサイルとか危機煽られても、ブラックな職場の環境で先に体壊して潰れるのなら、どうでもよくなるわ。」ていったように思います。
それでもウーマン村本みたいな人が沖縄の歴史に関して無知であることに対して、打算的に論調が不味くなると思い批判したことがあるのですが、せっかく影響力があり発信する気概もある貴重な人材を潰すのをどうかなと、最近思うわけです。本人も勉強すると言ってるし。
私も、学も知識もなくほとんどなく反論できないと悔しい思いをしている人や、その他のマイノリティで悔しい思いをしている人の代表のためとまでは言えませんが(本当はそんな使命感うざいですし)、まぁ言う立場ではあるんだろうなと思います。

蓮舫議員を擁護したのも自民党の止揚効果もありますが、戸籍を見せろとかそんな発言している人がいて、被差別部落の人や在日の人も戸籍問題で苦しんでいる人がいるのに悪しき実績を残すことはできないだろうって思い、また、山尾しおり議員も東大法卒の検事の超エリートであるけど、子持ちで社会の上位いながら働く女性としてはマイノリティで苦しみがあるわけで支持したわけです。
山尾さんは検事であり被告を裁く立場にありながら、犯罪を犯すにはそれまでの貧困であるかなどの環境が影響しており、政治家になろうと思ったそうです。(もう私は立憲民主を支持する連中に叩かれてどうでもいい気になっていますけど)

それでも自民党のバランサーとしての機能としてだけの意味で支持をするわけですけど、しかし資本主義国家でありながら緊縮財政をして、それでも福祉なんて充実できるのかと思うわけです。次のシステム構築するとしてもまだまだ不十分なところだらけだし、97年の構造改革推進法でそういう研究費削減ももりこまれその研究すら不可能なわけです。(最近、この悪法を知りました)

で今回の件でもともとこの政争には辟易としてたわけですが、自民党の改憲に対抗した立憲民主の改憲にこの財政健全化が明記されていたり、また自民党お改憲内容に明記されておりきながらその危険性を批判しないのなら、まぁご臨終ですとなるわけです。
これで今だに「コンクリートから人へ」とか言ってたら・・・・「そういう人をコンクリートへ。いや嘘、嘘。ハハハハハ。」(藤井先生の後援会の内容です。注意:あくまでも冗談なので)


【社会の隅に追いやられている人は魅力的な人が多い】

結構社会の隅に追いやられている人って魅力的な人が多く、元Yつわも産業のグループ系の人(Kと呼びます)を知っているのですが(今はどこにいるのか檻の中なのか知りませんが)、このグループの命令で鉄砲玉という商品の訪問販売の役割を命じられ、Yの各子会社の若手3人がピックアップされ共同の営業活動を命じらたわけですが、車で移動中にその従業員の1人がやはりビビリまくり緊張緩和のために、違法ドラックを使用し(もう使用後だったような)そして、たまたま警察の検問がありその検問にひかかり、未遂で終わったわけです。そのKはこう発言していました。

「俺、その時は●ってなかったのに、警察信じてくれなかったんだよ。」(ん?その時って??他では・・・。)

で無事未遂に終り檻の中に入るわけですが、刑を終えた後やはりその子会社の面倒見が悪く、そのままめでたくカタギになったわけです。(やはり情により面倒見てくれる人の方が強いんですね。こういう意味ではやはりあの人は真のカリスマです。)まぁ、会社としては営業実績がないわけからこうなりますわな。

他にもあまりの広島カープのファンであるために、仕事そっちのけでその活動したために嫁と離婚した人も知っています。その人は家賃が足りない時にパチンコに行って勝って補填する人でした。(なぜか勝ちます。ちなみに山本五十六の甥なんで戦争勝ってたら超エリートだったかもしれません。)

まぁ、この人たちは釣りとか笑いのセンスとかギャンブル予想とかは卓越したものがあり、そういう才能を生かせる世の中にシフトチェンジしたほうが、いいのかと思ったわけです。だから保守じゃないのです。私は。

(まぁ、これは紹介できるソフトで面白い内容なのですが、まぁ他の人のキツイ内容もありそれはちゅっと紹介できません。)


【黒歴史をネタにする屈強さの上念氏】

魅力的といえば実はリフレ派のほうがキャラクターが強いわけです。上念さんはなんか動画で「俺、浅井隆の本を読んでて影響受けたことある。」って思想の黒歴史を告白していたのなんか、むちゃくちゃ個性豊かでしょう。

私も昔この人(浅井隆)の本の影響受けて、職場の理知的な人にこの話をしていたら、

「あんなのダメですよ!糞ですよ!」

と言われ、後にまぁ財政破綻否定派になるわけです。
浅井隆の本の影響を受けていたとか私にとっては恥部でしかないわけですが、上念氏は面白可笑しくこの恥部を語り、このフランクさがKAZUYA氏や他の新しい論客をプロデュースすするのに躊躇しなかったことにつながったわけでしょう。

で2011の3.11直後に世はもう日本は終了とかそんなことが流布されいたわけですが、私はケインズの概念がその頃は既にあったわけでその時、「丁度いいじゃん。公共事業できて嫌でもしなくてはいけなし。」と思ったわけです。
で本屋で立ち読みしたSAPIOで同じようなことを言っていた人がいてその人の名が、

中小企業診断士 三橋貴明(当時は経済評論家という肩書きではありませんでした。当然、中村貴司○○者でもありあせんでした)

だったわけです。
その頃はどこもかしこも「国の借金が膨れ上がった」とかそんな事ばっかり言ってて、一方で「ハイパーインフレが((( ;゚Д゚)))))))」とか言ってて(今でも言ってるのか知りませんが)、それに対して最初は「イタタタタタタタタタタタタ。胸がイタイよ。」浅井隆の本を信じていた思想の黒歴史が脳裏に蘇るわけです。

世はケインズ派は三橋さんの名しか雑誌などから目にしなくて、初期の頃は「学者以外で民間で戦っているのか。すごいな。アメリカに逆らったら●されるとか言ってたし。」という感じでした。その頃から藤井先生の自宅に何人か強靭化の会合を開き、命をかけて経世済民思想を実現を試みたようです。

で、一方リフレ派は「アイドルと経済の関係に詳しい人」や倉山氏などキャラ強すぎるだろうって面子であり、KAZUYA氏とか引上げたりして、正直どうなんだよと思ってました。「もっと瑕疵のない人選しろよ。これは敗北するな。」と最初は。
まぁ、それが誤りで、これが強靭化グループの敗因だったわけです。藤井先生は社会心理学者のモスコヴィッシュの正しいことを言い続ければ、いつかマイノリティが勝利すると思っていたのかもしれません。そうであるのならエリートの鉄板思想です。
しかし、物語を広めるなら万人に理解できる粗雑な内容でなければならず(日本とアメリカと戦争したことを知らない人達にもわかるような)、その粗雑な内容に学者連中は耐え切れず、また瑕疵のない内容を広めれる人材だけを(しかも1人だけ)選んだのです。

まぁ、中小企業診断士がポートフォリオを知らないわけがないし、まぁなるほどゴニョゴニョ。


P・S

ドラマの紹介から、結局、またここに落ち着いてしまったわけですけど、私は保守でもないしマイノリティの代表としての帰属が強く、強靭化グループ・進撃の庶民のブロガーとかなり違い考えをもっており、まぁ近づけばまた私の悪意なきエッジが触れるだろうと思います。(家事好きのニートの男性とバリバリの看護士長の女性が結婚して、旦那が家庭に入る形態を是とする社会にすれば、一つ問題解決するじゃんと思ってますから)

ただ、資本主義のシステムを運用しておきならが、近隣諸国の国防問題もあるし国防と福祉と両方充実させるのにどうするんだよと思うわけです。山尾しおり議員らリベラル派のいる立憲民主支持者は。
リフレ派みたいな理論を披露できないのに米国から自立して、どうバランシングとるのかそれで福祉も充実させてを既存のシステムでどうするつもりか、まるでビジョンがないわけです。

 

 

 

 

見捨てられた感からの某氏の逆襲にそなえて



【格差と敵意】

リチャード・ウィルキンソンの「格差社会の衝撃ー不健康な格差社会を健康にする法」に注目すべき内容のことが書かれています。
カワチ・イチローとブルース・ケネディが米国総合社会調査を用いて、所得格差が大きいところほど、「もしチャンスがあれば、他人はあなたを理由するだろう」と考える傾向にあるというものです。

Social Capital, Income Inequality, and Mortality

格差が拡大すると他人に敵意を抱くようになりやすくなり、社会の資本である紐帯が断絶されるということです。

これを意図的にしている(いた)国の代表が英国と米国であり、英国ではマーガレット・サッチャーが労働組合を敵に見立てて、敵意により中間団体を破壊したことは有名です。
米国でも現在進行中でありそのことについてはオバマ政権で労務長官を務めた、ロバート・ライシュが著書「格差と民主主義」でそのことについて言及しています。

米国の保守はグローバリズムに基づく逆進的であり、1920年代の世界恐慌前までの状態まで回帰しようと(もっと遡る赤貧時代もいる)いうものです。
彼らの鉄板の手段が国内で対立構図をつくることです。

公    VS 民
国民   VS 移民
高齢者  VS 若者
中間   VS 貧困
宗教保守 VS 世俗主義

これは中国でも韓国でも行われており、日本でもさんざんやってきました。
国鉄、郵便局、労働組合、農協、医師会、公務員、高齢者、生活保護受給者、母子家庭、在日コリアン、韓国、中国・・etc

だけど、大企業、富裕層、アメリカなどへの敵意の対象がなくそれらに手を加えると、植草一秀氏や鈴木宗男、佐藤優、田中角栄・・・etcと失脚する傾向にあります。なぜか。


【市民にも同僚にも叩かれる公務員のタイプ】

私が公務員を叩いていると勘違いしている人もいるようですけど、それは少し違い官民の格差が拡大すると同じ同胞という社会的な紐帯が断絶するからであり、実際それを利用して本元への矛先をむけないように、故意に米国みたいにしてる可能性があるからです。

公務員の中でも市民とまったく同じ待遇にすべきと思っている人も少数ながらいると思いますが、そうでない人がやはり圧倒的でありもしそう発言するなら自治労から、「日本が貧困化しても安泰なのは俺たちのおかげだ。それなのに裏切るのか!」と言われたら言い返せないし、それこそ空気に支配されている日本の社会では危険分子扱いのけものにされます。

これに加え例えば役所の窓口でも「給料泥棒!俺たちがこんなに苦しい思いして、停年65歳までで給料もアップかよ!ニュースで見たぞ!この税金泥増!」となれば、職場の仲間からはぶられ、市民から叩かれ、孤立化してもう何も言わなくなります。
 .
ジンメルは著書で中位と下位が結束すれば上位を打ち倒されるが、中位が地位の低下を嫌い、そうなりにくいと発言したのも、こういうこともあるからでしょう。

【闘争タイプでないと根気が続かない】

前回のブログ「1998年問題とは」の1997年「財政構造改革法」の危険性の警告も、次の改憲案に財政健全化が明記されることも、実は社会だけでなく国家までも崩壊しかねないからなのです。

米国のように対立構図はマルクスのように、資本家階級と労働者階級のような単純構図でなく実際はもっと複雑多岐です。

東北の震災で同情して募金をした人Aがいるとすれば、その同人物Aが数ヵ月後TPP参加に賛成したり、それについてわからないと言い出すわけです。
忙しいから時間がないからメディア以外の情報を収集できないのもわかりますが、東北や地方が悲痛な叫びを上げていることは事実です。
進撃の庶民を牽引しているみぬささんのブログを久々に読み知りましたが、三橋さんの前に廣宮孝信氏のほうが先に従来の国家破産を覆ることに言及していたらしいですね。                    廣宮孝信の反「国家破産」論ブログ
 .
だけど、この人が政治闘争タイプでなく中味を吟味して作品をつくり上げるアーティストタイプだと、上にあげた市民にも同僚にも叩かれる公務員が沈黙するようになっている可能性があります。馬鹿馬鹿しいと。
 .
財政構造改革法を廃案にするどころか、憲法に明記されたら終りだとわかっていても、それを発言しボロクソに叩かれて辟易として、第二宗教性を帯びてきたり(諦めて滅びる覚悟を決めてなどの精神上で逃避)、また後ろ向きに発言するようになるわけです。
 .
まぁ、一言で言えば疲れるから抵抗しなくなるわけです。

【東北と東京(都市部)との対立】

格差が拡大して地方と都市部、特に東北と東京(中央政府)の対立構図が非常に危険です。(沖縄もそうですが)

東北は今でも戊辰戦争の名残りが残っていて、戦前でも東北出身者のエリートが出世するには陸軍しか道がなく、石原莞爾らクーデターを起こす連中は陸軍に多く、どこか中央政府、既存の国家の破壊衝動が潜在的に残っていたと分析する論客もいます。

実際、今でも山口の人と福島の人は仲が悪く、今回の東北の震災と原発事故と、その後のTPP参加に国民の多くが反対せず農協も解体されるとなると、もうこの強者(中央政府)に対しての抵抗できないルサンチマンは都市部の人間には理解できないけど、上昇している可能性が非常に高いわけです。

地方なんて医療や福祉が真っ先に崩壊して、餓死者すら続出してくる可能性が非常に高いわけです。

日本のジニ係数が0.3を下回っていると発表しても、OECDデーターと異なりそもそも日本の調査が「全国消費実態調査結果」に対して、外国の調査がOECDとごちゃまぜにしたり、そういう発表もあり内容をないがしろにしている場合が多いわけです。
地方や東北で起きている苦痛が、TVニュースで再分配後のジニ係数は低いとか言われて知識人が発言すると、もうそれを鵜呑みし東北は豊かで着実と復興しており農協の連中らをただのわがままだとか、思うようになってしまいかねません。

【個と理と情と】
 .
正直不可解なのが農協解体やTPPに反対した(している)人が、財政構造改革法や憲法に財政健全化が明記されたり、消費税増税に社会保障費を当てるとか、そこに賛成の意を唱えていることです。可笑しくないかと。それならリフレ派みたいに反論するぐらいの理論を打ち立ててほしいわけです。
 .
これもタイプによりものでしょうが、個が強く情より理を優先する人は、どんなに人格が崩壊してもその人の言っている内容は評価し、人格と理論の分離を無意識にしてします。
これに個が強く理より情を優先する人は、人格を無視できずそこに温情や激情が理よりも優先し、そういう人は情が厚く人によっては面度見がよく周囲に人が集まります。激情になると敵対している相手には、礼を欠しとことん叩く傾向にあります。身内には情で結束し、外敵には容赦ないわけです。だいたいそうです。
その周囲に集った、「私」が強く理よりも情を優先する人は信者となり、個と情の強い人はマルコやパウロみたいな信徒となります。(自説をあまりとかない)
 .
で、個と理が情より強いタイプはルターやルソーみたいなタイプであり、エッジが効き過ぎて会社の会議などで上司や役員が馬鹿は発言していて、
 .
「だけど、これ○○になると会社危機的状況になるし、可能性高いですよ。」
 .
と組織にとってベストになると思い発言するわけです。よかれと思って。
しかし日本では議論することは和を乱し悪とされ、「空気」に従い決定しまい

 無碍に扱われるが、会社が予想通り危機的状況になり「言ったでしょ。しかし、残された道は・・・」と発言すると、面子をつぶさえたとなり怨念を買うわけです。

 .
小室尚樹氏と山本七平氏に戦前から戦後まで、まったく日本が変わっていないことを語っています。山本氏は頭山満氏が支持を煽いだことのついても語っています。
恐らく、この両者もまた個と情より理が強いタイプでしょう。(ハイマン・ミンスキーと同様に小室氏も学会から無碍に扱われていました。)

 【見捨てられた人の逆襲と情の使い手】
 .
ここで安倍総理のことを人格批判する人(私もしていたと思います)もいますが、安倍総理は情がかなり強いと分析できます。
親しい人には面倒見がよく仕事を斡旋したり、問題があることなのですが仮に官邸の力で山本詩織さんの逮捕状と取り消したとすると(あくまでも仮にです)、その行為は非難を一部では浴びますが、しかし、山口氏にとっては恩人であり「一生ついていきます」となります。
 .
それで安倍さんを慕っている他の関係者も、「この人は自分を助けてくれる。面倒見がいい。」と思うとますます擁護するわけです。なぜなら、個と情より理の強い人間だと切り捨てられる可能性があり、冷たい印象もあるし実際西洋人みたいに契約関係にあるから、契約外のことに関しては触れてこないわけです。
情がないわけではないが薄いのでしょう。(しかしこの理のタイプは一方では小保方さんやベッキー、斉藤由貴、上原多賀子さんらの関心も関係ない人でも弁明することもあります。むき出しの好奇心や激情に従う前に理知的なものが抑止となり介入するから。「聖書」の内容引用したりして。)
 .
人は助けてくれないかもしれない人よりも、「この人なら助けてくれる。」「あの人に助けられた。」と恩でなく正確には温情を感じるわけです。屈強な精神の持ち主でない変人でない限り。ルボンが「感情が理性に敗北したことはない」ということは真実でしょう。理のつよい人間でも情が恐らく上位に位置しているのだと思います。
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まぁ、今回の三橋ショックによりもともと中韓嫌いの気がある彼が、周囲に裏切られたと感じた場合、そこで安倍総理が手をさし伸ばすのなら、まぁ普通はこの情に報いてしまうでしょうね。
私でもそうでした。今回の件(改憲内容に均衡財政などやばいのがあるかもしれないから急ぐなという指摘。)で相当ボロクソ叩かれました。リベラルも誰も助けてくれませんでした。弁護士に相談する必要性もあると考えていたところです。
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儲けるためとはいえ財政構造改革法を周知させることや、農協解体の阻止やインフラ整備により地方を活性化させることを全面的に押し出した急先鋒の三橋さんが、今度は地方や農協側からも距離を置かれるどころか場合によっては叩かれ、それこそ裏切られた感を感じる危険性があります。それこそ戊辰戦争から蓄積された東北の怨念と同じくらいに危険です。堤未果さんが医師会から見捨てられれば同じことになりかねません。
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見捨てられたと失望している時に安倍総理やグローバリストの政治家が情により手をさしのばすのなら、数字を操る魔術師のような三橋さんの鋭いエッジ・矛先が、今度は地方や農協や立場の弱い人に向く可能性があります。竹中平蔵氏に向けていた矛先がです。
日本は空気と情を制した者が支配者になるわけです。今回の内容はニコ生主で有名なカツトシさんからヒントを得ました。
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1998年問題とは


【格差の拡大はいつからか】

山田昌弘先生は著書「希望格差社会」において、1998年を境に実質GDPがマイナス1%となり、二極化、氷河期世代、フリーターの増加が増えたと言及しています。97年までは自殺者が2万2千人前後であったのが、98年で3万2千人となりそれ以降高止まりであるとういことです。(最近は3万を切っているでしょうが)
その頃から「リストラ」という言葉が定着しだし、業績の悪化の理由として正社員の早期退職推奨などの人員整理が行われたということです。

日本のデフレーションがいつからかの論説は分かれているようですが、1998年問題あたりが分かれ目だったのではないではないでしょうか。
やはり、その前年度のアジア通貨危機や消費税増税という衝撃的な出来事があり、これもまた消費税増税が景気の腰を折ったかどうかなども、財務省を中心としてまだ論説が分かれる所です。


【実は1997年に恐ろしい法律が施行されていた】

しかしまた、別の視点があることを最近の出来事(三橋ショック)により、知る機会を得られました。

またこいつ(三橋貴明)かよと指摘されるところですが、まず中味を見てください。(26分~27分ぐらいのところ)

山田昌弘先生は1998年問題と称しやはりその頃から格差が拡大したのではないかと論説を唱えており、経済面だけでなく心理面においての活力の低下などによる格差問題について述べておりますが、三橋氏は別の政策面での同様の時期での衝撃的なことを述べております。それがこれです。

1997年 財政構造改革法(財政構造改革の推進に関する特別措置法)

動画を見てもらえばおわかりになると思いますが寒気が走る内容です。(ある特定の人たちには)

・財政赤字対GDP比を、毎年3%未満にする(第4条)
・高齢化に伴う社会保障関係費の増加額をできる限り抑制する(第7条)
・地方への補助金等の額の各省各庁の所管ごとの合計額が、前年度の当初予算の90%を上回らないようにする(第53条)

・・・・・・。
こんなことしているから、まぁあれなんです。

これに改憲案にこれが明記されたら相当キツイですね。


【激情に任せて行動起こすと取り返しのつかないことになる】

まぁ、上の図では「このセットで福祉が完全崩壊」と書きましたがもっと事態は深刻であり、社会が崩壊しさらにはその総体である国家にも非常に関係してくるわけです。(国防費を維持するなら北朝鮮みたいな社会に日本はなります。明治時代でも富国と強兵がセットでしたから)

国家の成立の過程は多くの国がそうであるように、ビスマルクは福祉を充実させて各地域が民を搾取していた体系から国民意識を高めて、ドイツを統一に結びつけました。
第一次第二次大戦中の英国も格差を是正して国民の意識を統一に導き、第二次大戦で米国も格差が是正されたのも同様の理由からです。
廃藩置県も各藩で税を独自に徴収する体系から、一度中央に吸い上げ地方に分配するのも国家を統一するためです。
どうしても国をまとめるには格差を是正させる必要があるわけです。

結構、緊縮財政が個人にとって社会にとって国家にとって全てにおいて危険であり、資本主義経済をいきなり止めることが出来ない状態であるのなら、財政出勤の政策を選択するのが保守的な考えともいえます。(私は保守ではありませんが)
財政緊縮により格差拡大するのは保守でなく、むしろ逆進的思想なわけです。

この国の膨れ上がる借金という怪しげな概念をふっとばす、影響力のある知識人が三橋貴明氏であり(あった)、97年の財政構造改革法の内容の一部だけでもこれは国体を破壊しかねないし、憲法に明記されたら国民を助けるために福祉を充実させたら、均衡財政を崩すこととなり憲法違反になるわけです。

かつての自民党の改憲案には社会と家族が支えると明記されており、たとえ第25条の権利が明記されたままでも、最高裁判所の判決により、それもつくがえされる可能性があるわけです。

例えば父親からDVを受けて家出した女性が何かの拍子でシングルマザーとなり、PTSDとなり父親と連絡とるのも恐怖で身が震える状態になり、その女性が不幸にも生活できなくなり、それで社会(自治体)に母子家庭なり生活保護の受給を申請する際に窓口で、

「父親が顕在ですね。三親等内の全ての承諾を得てからしてください。」

と跳ね除けられる可能性があるわけです。

軽率に発言はできませんが、仮に三橋さんの前妻がDVを受けていたとして、(あくまでも仮にです)その影響が残っておりPTSDになっており、再び三橋さんと面会する必要があるとなるとやはりそれは酷でしょう。(あくまでもそれが事実としたらです)

このような福祉の問題は現実的に日本で現在も起こっており、山本太郎議員がこのことについて選挙演説していました。

激情に任せて全て破壊すると本当に取り返しのつかないことになるのでは、なかろうか。

 

 

 

 

 

 

三橋ショックからの立ち直りと次への備え


【三橋理論擁護に移った経由】

私はかつて三橋貴明氏とその擁護者を批判していましたが、今回の件(被害届は取り下げたらしいですので事件扱いにしません)により緊縮財政に向うこの流れを止めなければならなと自認し、その批判(三橋氏とその関係者)をやめました。

そもそも三橋氏を批判していたのは、投票率が下がれば確実に自民圧勝となりグローバリズムの強い政策に移るのは必至であり、なのになぜ野党に入れろと言わないのかや、民主政権の功績をなしにするのもおかしいだろっていう批判でした。

過去ログに書いたように三橋氏のブログによる教授した知識は多大であり、日銀が東証一部上場しており政府が筆頭株主であることも、氏のブログ(無料で)によりその知識を得ました。

ここからFRBの株を某財閥などが所有しており、そこから米国は中央銀行を民間の銀行を系列にもっている財閥に所有権にあり、つまりは米国は株式会社であるという認識にも至りました。

最近、三橋氏を批判したのは憲法改正に、財政均衡が明記されている可能性が非常に高く、しかも家族を大切にし社会だ支えると明記される可能性が高いという、非常に危険な内容であるにもかかわらず、氏が憲法9条第2項に固執しておりそれもまた国防の危機につながるのではないかという認識をもっていたからです。

しかし、今回の件に関して当然何も知らず、しかし前妻(最近知りました)だったさかき連さんの本を一冊は持っています。

 

真冬の向日葵 ―新米記者が見つめたメディアと人間の罪―
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.大変すばらしい本で感動で涙が止まりませんでした。終り。

 


【個が強いか情が強いかの違い】

こういうのはタイプによると思います。詳しく述べると長くなり割愛しますが、個の強い人間には割とこのダメなニュートンの人間性と理論とは分離して考え、人間性が変でも

「人間性は崩壊してても、こいつすごいこと言うなぁ」

と捉えるわけです。しかし、一方で私と情の要素が強い人間にとっては中心にあるのはであり、内容よりも「純粋な人間」でないと通用しないわけであり通用しないわけです。

山本七平氏は日本人は空気に支配され、発する言葉はロゴスなきロゴスであると指摘しておりました。
岸信介内閣の安保法制改正の反対も、岸がA級戦犯で純粋な人間だから反対しており、むしろ内容がよくなっており、安保そのものに反対ならこの20数年間どうしてほったらかしにしたのかと日本人の矛盾について語っていました。

日本人は西洋人と異なり神と個人との絶対的な関係の契約概念がなく、個よりも集団に重きを置き、その結果個よりも集団の規範となる「空気」が支配するわけです。
だから、会社の会議でも議論を避けて空気を読んで決めて、後から変だよねと批判する傾向にあるのはこういうことなのです。

このことに関しては日本人は「相互協調的自我観」が強く、西洋人は「相互独立的自我観」が強いと何年か前の雑誌「表現者」で施光恒先生が社会心理学者の北山忍先生の内容を紹介しており、ここに通じるところがあるわけです。
良くも悪くも属性本意の人物が多いということです。

で、この施先生もやはり藤井聡先生と同じく強靭化グループの一員であり、この先生の「英語は愚民化」という本も私は読みました。
その他中野剛志先生の本も柴山圭太先生の本も藤井先生の本も読みましたけど、信者になるのが嫌であまり読まないようにしております。やはり秀逸な学者の本は芯がしっかりしています。しかし、この人たちの論説の評価よりも、純粋な人間に価値を置く日本人は今回の件により大多数がバッシングしかねません。


【改憲されたら終了】

それで今回の件で非常にまずいことが三橋氏の経済理論と三橋氏自身との分離と、その関係者の人物と学説の分離を日本人ができるかどうかということですけど、かなり難しいわけです。

私らのタイプは司法取引などを選択することを案外容認するわけですが、対極のタイプの人達は情を優先しその情が温情ならいいのですが激情に変化すると、不純な人間は裁かなければならないとなり絶対にその選択はないわけです。

恐らく日本人はその裁きを選択するだろうってことです。(小保方さんもベッキーも山尾しおり議員も豊田元議員も皆やられました)

進撃の庶民連中は私よりも経済理論に精通してるからわかるでしょうが、今回の改憲内容に家族と社会で支えあいの箇所と財政均衡が明記されれば、多くの人が無駄に死ぬ可能性が非常に高くなります

藤井聡先生が消費税増税して緊縮財政をして多く人を追い込み、亡くならなくていい命が失われたことを、ホロコーストだと言っていたのはこういうことなのです。

家族で支えあうのなら生活保護制度を極度に削減でき、社会が支えるのなら自治体が負担することになり、地方などどんどん若者が流出していく地域は当然財政が悪化し、弱者を面倒みれなくなります。自治体が負担できないわけです。国がPBを達成することが憲法に明記されているから、公共事業を減らしてもう負のスパイラルとなります。

これにPBを達成するために消費税を引上げると、病院は患者から消費税をとれなく薬品や医療機器の消費税分を病院側が負担するから、経営を保つためには医者や看護士を少ない人数で酷使しブラック化が深刻になります。
当然、過労から医療ミスの多発も考えられるし、そこに株式会社が参入するわけです。株式会社は患者から消費税徴収できるし、最初は価格競争で安さとサービスの高さを武器にして、医療法人を潰してから寡占化により価格支配をするわけです。

妄想だと言われるかもしれませんが、堤未果さんはこれに警告を何年前に発しています。

これって、ほんの一部です。
実は京都学派・強靭化グループはこういう危険性を訴えていたわけですけど、残念ながら世論は国の借金物語や公共事業悪物語を受けれてしまし、まぁ敗北したわけです。

で、これらの物語に対抗して、強靭化グループの藤井先生が物語を広めようとして、動画で紹介してくれたのがこのさかきさんの本なのです。


【三橋支持者に感謝を】

突破口は正直ありません。

ただ注意しなければならないのはこの件により三橋さんを切り捨てた場合に、裏切られた感から元々公務員でないし生活のために儲けなければならなく、グローバリズムの自民党側に懐柔される可能性があり、それを阻止するためとはいえ学者側も立場があり擁護できないので、三橋さんを擁護する読者に敬意を払い、引き続き彼の出版する本を買ってもらう必要があり、彼らを批判するのでなく感謝しなければならないということです。

故に三橋信者とだけは言ってはいけません。

 

 

 

積極財政の必要と世の中への理解


【日本が破産しない理由】

これは私よりも進撃の庶民グループの方が熟知していることなのですが、まず財政出勤で日本が破産することは理論上はありません。(米国のデフォルトとかの緊急事態は別)

対GDP比が危険杭域に達しているとかの仮説はありますが、自国通貨建てで破産した国がないのが現実です。
そうなると「ハイパーインフレが」となるわけですが、需要が不足している状態ではまずインフレになりません。事実、黒田総裁の異次元緩和をしてもインフレには向いませんでした。
そして、国債の金利が上昇するという説もありますが、日銀が国際を引き受けた場合は国庫納付金により金利が総裁されて上昇することはありません。(日銀は株式会社であり、筆頭株主が政府なので連結決済や日商簿記二級の本支店勘定と同じ扱い。)
第一に国債の金利が上昇するのなら銀行が需要不足で投資先に困っており、銀行の利益にもなります。

 

(出典)日銀の景気循環

上の図から理解できように日本の国債の引き受け先がほとんど国内で償還されるわけで、デフォルトというものが理論上はありえません。

国債は貨幣とは何ぞやという話になると、これはもう何百年と議論を重ねてきたことでブログで収まりきるようなものではありません。ただ、日銀の景気循環にある部門別資金不足の動きを見ると、政府の国債発行の増加は家計と民間の非法人の資金の増加と関係してくるわけです。

企業の内部留保が拡大し皆が消費を抑え貯蓄すると、政府の国債発行高が増加するのは普通であり問題はありません。(政策により是正の必要はありますが)


【私的部分と中味の分離を】

これが一連の流れなのですが私なんかよりも進撃の庶民の連中のほうがもっと詳しいし、進撃の庶民の連中にこういった知識を与えた(私も与えられました)のはあの三橋貴明氏なんですよね。
勿論、友人の中野剛志さんや藤井聡さんらにも影響を与えていますし、三橋氏が消えるとこのチャンネルを失い非常に痛手を受けるわけです。

これは山尾しおり氏を喪失したのなら安倍政権の改憲に対立する憲法がなくなり、欠陥だらけの憲法改正に繋がるのと同じような危惧を感じるわけです。
こういうと、「山尾氏は不倫で、三橋は犯罪だぞ!犯罪者を擁護するのか!」と反論されるでしょうが、まず三橋さんが犯罪者となっても彼の理論に瑕疵が生じるわけでなく、彼の理論の正当性とはまた別問題じゃないでしょうか。

起訴されるとなると恐らく執行猶予になり彼の評論活動に支障はきたすだろうけど、示談で済めばそれは妻や元妻らの私的な問題であり、それこそ山尾氏と倉持氏やその関係者の問題と同じなのではと。(ただしもう二度と同じ問題が起こらないのなら)
執行猶予がつき前科者となったとしても、彼の理論の正当性が変わることでもなく、ホリエモンが活動しているのと同じくむしろ前科者らを排斥する世の中の方がどうなのかと思います。


【三橋ショックからの回復をどうするか】

確かに私は三橋やその配下の進撃の庶民の連中を批判してきたけど(安倍総理にやめろといいながら勧める熱湯風呂芸)、それは政局の局面や民主党時代の農業個別保障制度、年次改革要望書破棄、経済財政諮問会議停止などの功績をなしにしていることや、財政均衡がPBが国家を衰退させると言いながら、改憲内容にそれが明記されている可能性があり改憲に賛成したことなのです。
内容が違うんじゃないのかと指摘していたのです。

これに人格否定のようなものが混じっていたのは反省しておりますが、やはりここで彼を失うと安倍さんが自民党の総裁選で勝利し民主党が惨敗したのと同じながれになりかねません。それより与党の中に組み込まれれば、今度は政権側にとりこまれて御用知識人になる可能性もあります。

藤井先生や中野さんらの学会や官僚などの上位の知識を下位にまで伝達させるのにやはり三橋さん以外の適任者はいなく、彼の存在により彼の知識が読者やブロガーに伝わり、下位までに彼の知識が浸透してきました。
このため世の中にプロパガンダでデフレ下での消費税増税など社会が崩壊することを防ぐことにつながり、インフラとGDPの相関関係があると世に周知されたのなら、地方と都市の格差是正ともなりえていたわけです。

民主党が崩壊し安倍政権の一強となったように、三橋さんを喪失し緊縮財政路線が社会の常識になると喜ぶのは、あの人たちなのです。レントシーカーたちです。更に過激なグローバリズムに突入する可能性が高くなります。

だからといって、過剰に彼を擁護するのならそれは、某サイレント・レイプのもみ消しを容認することと同様になり、できないわけです。

J氏らは三橋氏と人格否定的なこともあるが経済政策の内容で論争しており、あくまでも基本的には中味の吟味によるのだが、これが経済理論の議論抜きの論客が三橋氏を人格否定と経済政策を結びつける可能性が高く、そうなるとやはり社会にとって大きな損失となります。

前科者となりホリエモンのごとく回復するまでのタイムロスを考えるとなると、やはりグローバリストのやりたい放題になるでしょう。三橋さんと藤井先生以外に一般階層にわかりやすく説明できる知識人がいなかったこの脆弱性から、ケインズ派の敗北となったわけですが、非常に痛いわけです。

 

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三橋貴明氏の逮捕について


経済評論家の三橋貴明容疑者を逮捕 妻殴るなどした疑い

>妻を殴るなどしてけがをさせたとして、警視庁が経済評論家の三橋貴明(本名・中村貴司)容疑者(48)=東京都港区港南4丁目=を傷害の疑いで6日に逮捕していたことが、同庁への取材でわかった。容疑を否認しているという。

財務省が日本を滅ぼす


【三橋さんの経済指標が変わるわけではない】

三橋さんが実際にDVをしたかどうかは別として、この事件により財政出勤や日本が破産しないという理論の急先鋒の喪失を危惧しています。
私自身は仮にこれらのDVが事実だとしても彼の経済指標が変わるわけでもなく、故にそこは分けて考えなければと思っています。

日本は政治家のスキャンダルにしても何にしても、山本七平氏が指摘しているように内容よりも先に人間性が優先している傾向にあります。

こう発言すると伊藤詩織さんの事件に関しても同様なのかと責めれるかもしれませんが、あれは一度逮捕状が出たのを官邸の圧力により取り消したかもしれないことに問題があり、本の中での山口氏の安倍総理を持上げている内容がすばらしければ、また別だと思います。

本来、「こいつの人間性に問題あるけど、ここはすばらしいな。」とか「お前の考えは俺と違うけど面白いな。」などの気風が高まっていもいいのでは。
三橋さんの友人の中野剛志さんもイギリスの大学で自分と違う考えでも向こうは寛容だと発言していました。


【三橋さんを失うことは日本の痛手】

けっこう、ブログでも三橋さんを批判していましたけど、経済指標に関しては学ぶところが大きく彼がこのまま消えていくとしたら残念でなりません。

私自身も安倍政権の政策と安倍総理本人とを混同していしまったり、某論客を駄犬だと言ってしまったり反省するところはあります。
三橋さんの友人の某経済評論家の論法を批判的に説明したりなども論敵にしてしまい、礼に欠けていたところもです。

三橋さんはもと2chネラーですが、彼が発言したことで印象に残っていたのが、「2chは学歴とか地位とか関係ないから中味で勝負しなければならい。」という発言です。(もちろん匿名故に荒れやすくプライベートを侵害したり問題はありますけど。)

それと数字を見てくださいというところです。三橋さんは公共事業の経済効果がないとかは嘘だということも彼は数字で説明できますし、内閣府の乗数がかなり現実離れしていることも解説できます。

繰り返しになりますがDVが本当であっても、彼の経済指標が間違っているわけではなく、彼のこれからの経済指標も中身が大切であり信者じゃあるまいし、人間性とかにあまり固執すると息苦しい世の中になり、また三橋さんの喪失は日本にとっての痛手であるのは確かです。

 

 

 

 

安倍政権の支持率維持とサッチャー政権との酷似


NHK世論調査 安倍内閣を「支持する」49% 「支持しない」35%

 

>NHKの世論調査によりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月の調査より3ポイント上がって49%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は35%で、先月と同じでした。

>支持する理由では、「他の内閣よりよさそうだから」が46%、「実行力があるから」が19%、「支持する政党の内閣だから」が16%でした。

>逆に、支持しない理由では、「人柄が信頼できないから」が42%、「政策に期待が持てないから」が30%、「支持する政党の内閣でないから」が9%となっています。


【北朝鮮は安倍政権を結果として支えている】

これとまったく同じような現象が英国のサッチャー政権で起こりました。それがかの有名なフォークランド紛争です。
サッチャー政権も過激な構造内閣により支持率急降下したわけですが、こいつのおかげで支持率が回復したわけです。

今回の安倍政権の北朝鮮のミサイル効果は、ジョン・ミヤシャイマーのいう「恐怖の煽動」によるものですが、サッチャーの場合は「神話的ナショナリズム」の効果といえるでしょう。

いずれにせよ、外敵の脅威により国民意識が高まったわけです。

ここでも「自民党以外の任せる政党がない」という意識が、メディアの影響もあり、騒がしいアラームによる国民の動揺などから、支持率上昇と自公の選挙の圧勝という結果となったわけです。


【国民投票前にテロが起これば】

安倍政権と同様にサッチャー政権も過激な構造改革、グローバル化により支持率は低下するわけですが、ここでまたサッチャーの支持率上昇の事件がまた起こったわけです。
それがIRAのテロです。

1984年10月12日、保守党党大会開催中のブライトンにて、投宿していたホテルでIRAによる爆弾テロに遭っている。議員やその家族など5人が死亡、30人余りが負傷した。 (wikipedeiaより)

これでサッチャーへの同情が集まり、

「サッチャー政権に反対するものは民主主義の敵」

とスローガンを上げったわけです。

サッチャーと安倍総理も共通のスローガンがあり決して、

「資本主義の敵!」と発言することはありません。必ず

「民主主義の敵!」と発言します。

ここで立憲民主、民進、共産党は中国よりの圧制的で国民の敵で、自公はアメリカよりの民主主義で国民の味方と錯認してしまうわけです。

 

 

 

 

 

国家のパワーバランスとカタルーニャの悲劇


櫻井よし子女史がかつて、「中国は日本にソ連の牽制のために軍事を強化しろ」と発言していたと思います。
しかし、これは普通の国策なのです。どこの国もライバル国同士を戦わせるのなんて常識的なことです。
一番してはいけないことは独立気概なくして一国との同盟に依存することです。


【パワーバランスの駆け引きに負けたカタルーニャ】

同盟なんて自国の国益のみの関係であり、最近話題になっているスペインのカタルーニャ(バルセルナ)もなぜ現在、中央政府カスティーリョ(マドリード)の属州となってるかというのも、このパワーバランス駆け引きに失敗したからなのです。

歴史を振り返ると、スペインの王のカルロス2世病弱な上種無しであっために、遺言にその後継ぎをなんとルイ14世の孫のフリップを指名したわけです。

これに危機を感じたのは、オーストリア、イギリス、オランダらの国です。
なぜなら、ただでさえ巨大なフランスがスペインを併合すると一強の状態になることを恐れたわけです。

上の地図からみてわかるように、フランス一強状態は周辺諸国に対しては極めて脅威的であり、当然それを周辺諸国は回避しようします。
アニメ「少女戦記」でもあるように一強に対する周辺諸国の警戒は震撼に値するものです。

 

オーストリア、イギリス、オランダ三国同盟を結び、ここで神聖ローマ帝国レオポルド1世の子のカール大帝スペインの継承にかつぐわけです。
レオポルド1世の元にはスペインのカルロス2世の妹が嫁いでいるため、彼の子のカール大公をイギリスの提案によりバルセルナ(カタルーニャ)を首都機能として、これを正当なスペインとしようとしました。
フランス+スペインの一強を阻止するためです。

バルセルナ(カタルーニャ)にとったは念願となるマドリード中央政府からのくびきを外すはずすための挑戦でもあったわけです。


【同盟なんて利害一致での共闘でしかない】

ここでまたしても不幸な出来事が生じました。

神聖ローマ帝国のカール大公の兄が死に、その後継ぎをカール大公が継ぐこととなり、それはオーストリア、イギリス、オランダにも都合が悪いわけです。
今度はカタルーニャ(バルセロナ)を首都とするスペイン神聖ローマ併合されるとそれはそれで困るからです。
神聖ローマ+スペインこれも一強となり
均衡が保てなくなり周辺諸国には脅威なわけです。
ここで、三国同盟は撤退するわけです。

こうなると残されたのがバルセロナ(カタルーニャ)です。
カール大公が去った後もバルセロナは単独で戦わなければならなくなり、中央政府のスペイン軍に敗北することになったのでした。
この時にバルセロナ(カタルーニャ)の公用語はカスターリョ語(スペイン語)となり、官吏の職もとざされ、そこから商業の都市として生きていかなけばならないわけです。
関が原の戦いで破れた豊臣家、つまりは大阪が商業の都市となったこととも共通点があるわけです。


【自ら滅びようとする日本】

スペインが凋落の道を辿ったことは、地政学的な影響も当然ありますが、独自の血統の王族が存在しなかったことのあります。
愚鈍王カルロス2世が種無しで病弱でありこのパワーバランスを見誤ったことが非常に大きいわけですが、カタルーニャ(バルセロナ)にとっては運が悪いとしか言いようがありません。

関が原の戦い戊辰戦争も運が非常に大きいわけです。

ただ、愚策故の末路は必然的な悲劇を生みます。

その典型が日米同盟の依存体質です。
二国間での同盟関係ほど脆弱なものはなく、これで英国も日本も凋落していったわけです。

カタルーニャは日本と異なり(バルセロナ)自国の血筋や、言語文化などを貫けなかったためにあのような状態に陥ったわけで不幸です。
それに加えてパワーバランスも駆け引きにも何度も敗北してます。

しかし、日本は・・・・。

英語化教育、アメリカの二軍のための安保法制改正、経済特区、米国企業のための規制改革委員会、食料をてばなす種子法の改正に農協解体、郵政株売却、道州制、官と民の対立構図、格差社会・・・。

一方、アメリカから自立しようとする知識人は皆つぶされるのです。
まぁ、あれですから。


クリストファー・レインが米国は太平洋から撤退して日本に核武装させて、このまま東アジアで均衡状態を保たせて国力を削がせろと言っているのはこうした理由(分割して支配するようなパワーバランスを利用する戦略)からです。
米国追従論者はそこをあまり考慮いれていないのではないでしょうか。

 

 

 

 

日米同盟の脆弱性ー後編


(前回から続く)

【第三者の漁夫の利】

アメポチサイドから戦前の日英同盟の解消によって、日本が誤った選択の走ったという意見をたまに耳にします。
故に、日米同盟は大切だと。

しかし、同盟とは友情でなく利害の一致でしかなく、こんなものただのパワーバランスのわけです。
ジンメルは第三者の立場「漁夫の利」という効果について言及しています。

これを歴史的に説明する以下の図式です。

英国(第三者)、スペイン VS フランス

英国はスペインとフランスとの対立構図を利用し、共に争わせ両国ともに国力を消耗させる作戦に出たわけです。
これが、古くはカールシュミット、最近ではクリストファー・レインのいうオフショア・バランスの理想的な海洋国家の立ち居地なのです。

大英帝国はオフ・ショアバランスにより帝国となり、これは米国や日本とて例外ではないわけです。
周知の通りに英国はこの対立構図により、スペインの無敵艦隊を撃破するようにまで発展したわけです。

ミヤシャイマーはスペイン・フェリッペ2世のディフェンシングの戦略により失敗したと論じてますが、それは間違いであり地政学的に英国が第三者の立場にいれたことによる勝利が大きいと言えるでしょう。
もうこれは運命としかいえません。


【分割して支配しろ】

ジンメルの形式社会学では優勢にたっている第三者のAがいるとすると、それに準じるの存在があると諸要素の結合が一番の脅威であり、かならず対立構図をつくろうと試みるとしています。

× 優勢第三者A VS BとCの協力

 優勢第三者A 、  B VS Cの対立

 

インカ帝国では支配者Aは、臣民BとCに少しの差を故意につけて、BとCの間に嫉妬を生み出しわざと対立構図をつくり、BとCの結合を阻止していました。
これ、自民党が今までさんざんやってきた手口です。

国家公務員の月給とボーナス 4年連続引き上げへ

地方公務員も過去ログで記述したとおりに、人事委員会や公平委員会により同じ現象が起きています。同じです。
これに対して、民間はこうです。→【増税】政府与党、所得税増税と基礎控除の見直しをセットで検討!サラリーマンの負担は増大へ

まぁ、完全に民間の中間層を破壊を試みているわけですが、これも言ってみれば

優勢富裕層A、 B(公務員)VS C(庶民

でありこの手口はアメリカで現在も継続中であり、英国サッチャー政権でも使用したお決まりの対立構図です。
年収800万以上の所得税増加させたところで、本当の富裕層の大きな収入源はキャピタルゲインであり、所得税が増えても糞程度の負担です。
これは意図的に大企業の傀儡政権の自民党の、本来日本の大企業やアメリカつまりはアメリカ大企業に向くはずだった矛先を変えた分断計画なのです。


【平等が支配者の天敵】

帝国主義の時代にも現地の支配をこれ(分割して支配しろ)により成し遂げました。

英国は単に”インドによってインドを獲得できた”という名言もこの対立構図をことを意味しており、
BC500年ごろのペルシャの王クセルクスも”ギリシャ人と最も戦ったのはギリシャ人”と言い放ってます。

こんなの2000年以上前からの常套手段なわけです。

ただし、この方法の失敗例があり、それはオーストラリアです。
オーストラリアではいくら支配者がBとCで差異をつくり対立構図をつくろうとしても、原住民同士で平等化されてうまくいかなかったわけです。

実はアテナイのソロンも名言を残したように、「平等は戦争を生まぬ」わけです。


【インドは漁夫の利を得ようとしているから期待できない】

前回のブログに話を戻して、痛恨の2014年の安倍晋三の歴史的失策、つまりはロシアとの協力関係放棄ですが、これに対してインドと関係を深めればいいと意見が出てきます。

ないwないw

もうこれまで述べてきたように、この状況はインドにとって完全に理想的なのです。

言ってみればスペインとフランスとの対立関係を沈黙していた第三者の大英帝国となる前の英国の状況なわけです。
インドは東南アジア諸国が中国から脅威を感じていても、沈黙しているでしょ。

当たり前です。
この一番美味しいところをとろうとしているからです。
各国のパワーバランスなんてアメポチの考えるように単純じゃないのです。

いかに日本が愚かで、日本の最大の脅威の安倍晋三氏が総理でいつづけるのを黙認どころか、北朝鮮の脅威で煽動され、政治にシモネタをもちだし優秀な議員を排斥し、公と民、地方と都市、老年と若年、農協や医師会を既得団体と印象操作し対立構図をつくり、内から外から日本を崩壊にみちびいているのかがおわかりになるでしょう。

自民党の止揚効果のリベラル政党をぶっつぶしたしっぺ返しが今にして効いているわけです。
これも政治のパワーバランスが崩壊した当然の結果なのです。
こうなることに最大に貢献したのが、われらが隠れ安倍信者の三橋貴明氏であり、西部グループなわけです。

 

 

 

 

日米同盟の脆弱性ー前編


まず、日本の領土問題は米国が意図的に仕掛けたことは間違いないと言っていいでしょう。

米国にとって一番恐れていることが東アジアの協力関係にあるからです。
これをやろうとしたのが、鳩山由紀夫元総理大臣です。ー友愛外交

これは日本会議やネトウヨが激怒するだけでなく、米国が一番避けたい事態なのです。
鳩山氏がこれをやってついに戦後レジーム脱却をしようとしたのですから、大事件だったわけです。

鳩山氏の友愛外交に対してここで、自民党のアメポチは価値観外交でを持ち出し来るわけですが、必ず民主主義や資本主義の関係を強調してきます。

民主主義+資本主義 VS 独裁主義+共産主義

の二分を持ち出してくるわけです。
これは、ウィリアム・サムナーハーバード・スペンサーフリードリヒ・ハイエクらの使ってくる、私が「二元論の罠」という劣悪な大衆煽動の方法の一つです。

ここにはデンマークスウェーデンなどの社会民主主義国家は地球上に存在しません。
大衆は極めて単純だから、複雑的認知をできません。


【アメリカに反対した連中は潰される】

 

まぁ、この東アジア共同体が良いか悪いかは別として、日本はいいかげん米国のくびきから開放されて自主独立して、独自の外交をしなければならないわけです。
過去ログで記述したように、スエズ危機以降にフランスはアメポチの英国を切り捨て、ソ連を牽制しつつ米国の属国となることを避けるために、自主独立の路線を歩みました。
西ドイツのアデナウワーも巧みで、フランスと親密になることにより、ドイツ統一への道を歩みだすわけでした。

一方、日本は岸信介や吉田茂といった連中を筆頭に、アメリカの傀儡政権が現在まで引き続き、これに反対した政治家は消されるわけです。
その典型的な一人が田中角栄であり、最近では鳩山由紀夫氏なのです。

 

アメリカに潰された政治家たち
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鈴木宗男氏もロシアを親密になり、北方領土を奪還する道筋を作ろうとして潰されました。
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政治家だけではありません。
植草一秀氏も潰されかけました。
蓮舫山尾しおり望月衣塑子氏らもそうなのではなかろうか。

【集団の量的規定の原理】
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これらはもう米国にとっては正確には米国の富裕層・支配者階級らにとっては、非常に都合がいいわけです。
そのこれらといものは、別にアメポチの安倍、麻生、前原、細野、小池百合子、野田佳彦氏らの操り人形により日本の政治を支配し、アメリカに反対する連中らを排斥するということだけではありません。
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実はここで社会学の集団の量的規定や、国際関係論のパワーバランスも意図的に米国が関与しているわけです。
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ロシアと親密になり北方領土を奪還しようとした鈴木宗男氏や佐藤優氏らもアメリカの工作により失脚しましたが、これもアメリカの戦略の集団の量的規定やパワーバランスに関係しています。
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この2と言う数字の集団とはまさに日米同盟です。

【2という特別の意味】
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ゲオルク・ジンメルによると3以上の関係でなく同盟のような2の関係は、当然片方がかけるとこの欠けるは解消されるわけです。当たり前ですね。
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この2の関係の特徴は実は、他の関係に注ぎ込まないという独自の特徴をもっているわけです。夫婦もそうです。
軍事を米軍の駐留、米軍の2軍化とした自衛隊の状態により完全に亭主関白の米国に依存すると、当然自立できない嫁のような状態では当然、全てやられたい放題となるわけです。
漫画「美味しんぼう」の海原雄山に殴られぱなしの山岡の母親のような状態が今の日本です。
離婚して山岡四郎をつれて自立すればいいだけだったわけです。
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しかし、米国は英国とも同盟関係になりつまりは日本にとって米国は唯一であるが、米国にとっては愛人の一人ぐらいにしか思っていなく、韓国とも同盟関係にあります。
ここで日本の敗戦直後にしかけていた米国の巧みな戦術が繰り広げられているわけです。
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竹島の領土問題です。
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これに歴史問題なんて米国にとっては美味しい状態でしかありません。慰安婦問題なんて格好です。
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【日、韓、英らに対して第三者とあろうとする米国】
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これで社会学的な見地によるとアメリカという第三者の存在を巧みに使用しているわけです。こうです。
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日本(人)に日米関係と日韓関係に僅かな差をつけるわけです。そうするとどうなるか。
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韓国側に嫉妬心を抱かせ、日本側に優越感を抱かせるわけです。
実際、こうやってアメポチ論客も形成されるわけです。
F15のライセンス生産は日米同盟は特別だからだとか、日本側に思わせるのです。これって、なんか思い当たりがありますね。
そうです。
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朝鮮半島の小中華思想です。
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朝鮮は支那(中国)の贔屓の属国であり、日本はその下というあれです。
本当に日本が特別ならばF22もライセンス生産されているはずだし、そうならないのは機密性に問題なんかなく(特定機密法案ができても許可されていない)、東側の共産国が崩壊してその必要がなくなったからなのではなかろうか
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アメリカは非常に巧みであり、大東亜戦争の戦時中にも、何千人もの社会学者や社会心理学者らを政府がかかえこみ、日本人のモラル(士気)の低下を測定しており降伏する時期まで特定しており、必要もないのに広島、長崎と原爆を落としたわけです。
この根拠となるのが社会学者レイトンの情報参謀の資料にあります。
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他にも米国なんて第一次世界大戦後の時点で、これから日本が脅威となるとオレンジ計画により日本との開戦を見込んだシュミレーションを国家単位でしていたわけです。
(次回につづく)
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ダーウィンの進化論とマルサスの「人口論」と格差社会ー後編


(前回にひきつぎ)

【進化論にもいろいろある】

 

反進化論にもいろいろあるように、進化論にも経済学の学派のようにいろいろあります。

1909年にダーウィン進化論はどん底の状態になるわけですけど、他の進化論にも

①ラマルク進化論
②跳躍進化論

とあり、①のラマルク進化論はキリンの首の長さが伸びるのは、木の高いところにある果実を取れるように意図的に進化するというものです。

②の跳躍進化論は突然変異によるもので、①と②はともに目的をもって進化すると解釈するわけです。

しかし、ダーウィン進化論は環境に適応できるものだけが淘汰されて生き残る、自然選択を前提としているわけです。
このような「適者生存」という言葉は、ダーウィンでなく英国の社会学者のハーバード・スペンサーが使った言葉です。

もともとダーウィンの進化論はマルサスの「人口論」の影響つまりは政治的哲学的影響を強く受けたものであり、純粋な生物学と乖離しているわけです。

しかしそれでも、ダーウィンの進化論にも追い風が吹くわけで、1940年代にDNAの発見により、創造論も目的論とも無関係であり人間を含むすべての生物の進化は、突然変異と自然選択の結果ととらえられことが可能となり、全ての生物は同じ源だという解釈が支持されるようになるわけです。以下のように図式だと言えるでしょう。

神学的・科学的→人間は最初から、別の場所にいたりする特別な存在

ダーウィンの進化論→単細胞と人間と源は同じ


【無機質なものから有機体を自然に誕生させることが困難】

 

ところが、これで当然これにも反論が続出するわけです。
源を同じくするのであるのなら、無機質から有機質への進化がなさればならなくなるわけです。
ダーウィンの進化論では源が同じくして単細胞から進化したとされてるが、まず忽然と単細胞が誕生したとはできないわけなんです。

それを認めるなら、ID理論や創造論と同じになるからです。神なり知的存在による超越した存在が介入したとなるからです。

そこで、次の過程を思いつたわけです。

無機質→バクテリア→単細胞

これも1953年にDNAの研究により打ち砕かれるわけです。
そもそも、有機体の基盤部となるリボ核酸が自然に形成されるのは不可能という結論にいたるわけですけど、当然全ての源を同じくするダーウィン進化論はそれをもくつがえそうとするわけです。

こういうことに対して、天文学者のフレデック・ホイルは

気体状の化学物質から有機体が生れる確率は、廃材が竜巻により巻き上げられて、ボーイング747を組み立てるのに等しい

無機質な物質から有機体の誕生を関連づけるのは無理としているわけです。


【カリウムアルゴン測定法によるいいかげんな推測】

 

もともとダーウィンの進化論自体が、化石の発見をもとに推測しているにすぎず、非常にその理論に無理あるわけです。

その年代の測定方法は、放射性同位体による測定法であり、カリウムアルゴン測定法が主であり、周りの地層やら火山岩やらから推測しているものが非常に多いわけです。
本当に精度の高い測定法は炭素14測定法なのですが、これが最大で

5万年前までしか測定できないわけです。(だいたい2~3万年前が限界とされている)

それにもかかわらず、アウストラロピテクスが存在していた年代が100~400万年前だとされているけど、これも単なるカリウムアルゴン法による測定法であり、周囲の環境だとから測定して推測するだけなのです。

この測定法を実施すると当然、珍事が起こるわけで、恐竜の地層と同じ年代に猿の化石が発見されたりとか可能となるわけです。
まぁ、例えば、恐竜の化石の横に炭素14測定法が出来ない年代の化石を置き、同じカリウムアルゴン測定法により同じ年代のものをおけば、同じ年代に存在したとなるわけです。
洪水や土砂崩れで混合されることもあるのです。

恐竜の年代に猿がいた

ともできるわけです。


【自然淘汰に固執したいダーウィン進化論】

 

これは社会科学によくある現象なのですが、自分の理論を正当化するために、都合のいいデーターをもってきて帰納的に説明するわけです。

では、なぜこれほどダーウィン進化論が生物の源は同じでありということに固執するのでしょうか?

これは、自然選択により環境に適応できるもののみが生き残るということを前提としたいからです。そうです、もともとマルサスの「人口論」がダーウィン理論の根底にあるからそうせざるを得なくなるわけです。

つまり、ダーウィンが自分の趣向に従い生物の進化と政治的・哲学的解釈とを短絡的に結びつけてしまったのです。


【日本と米国の競争思想は社会ダーウィン主義の影響が強い】

 

ここで当然、ダーウィンの進化論を利用したい連中が出現するわけです。

ハーバード・スペンサー(1820ー1903)がその典型であり、彼は裕福な家庭の引きこもりで、ニートの彼の著書は英国では注目されなかったわけですが、海を渡った米国では非常にうけたわけです。

そしておそらくほぼ同時期に、イェール大学の政治社会学教授であったウィリアム・グラハム・サムナー(1840-1910)「社会ダーウィン主義」を唱え、完全にダーウィンの進化論と社会とを合致させたわけです。

 

 

ここで受験戦争やらを経験してきた団塊jr年代にはなじみの考え方が形成されたわけです。

”人生とは熾烈な競争であり、適者のみが生存でき生存すべきである。社会の発展は競争のみによって強くなる。政府が支援すると自然淘汰を妨げる。”サムナー(私の要約)

こういう考え方に影響された人が日本にも非常に多いわけです。

 

サムナーは二元論の罠(これしかないと思わせる方法)を使いました。なかなか巧妙です。

”文明には単純な選択しかない。「自由と不平等と適者生存」を取るか、「不自由、平等、不適者の生存」をとるか。”1880年サムナー (私の要約)

ケインズが英国の自己責任論の思想をつきつめましたが、米国と日本に至ってはやはり、サムナーの影響が非常に強いと解釈しています。

2011年9月に共和党内の討論会で注目する発言があります。

(ある共和党員)”健康保険に入らないと決めていた若い男性が昏睡状態になったらどうするか?”

(ロン・ポール)”それこそ自由。自分でリスクを負うという自由”

この回答に共和党員たちは拍手喝采するわけです。

 


【ゾンビ経済学と社会ダーウィン主義の復活】

 

ここで注目したいのが、サムナーの生きた年代です。

>イェール大学の政治社会学教授であったウィリアム・グラハム・サムナー(1840-1910)が「社会ダーウィン主義」を唱え

1910年にサムナーは亡くなっているわけですど、これって世界恐慌前(1929年)なわけです。
つまり、西のマルクスこそミルトン・フリードマンリーマンショック前に亡くなったのと非常に似ているわけです。
自身の理論と矛盾した社会現象に対して、何のバッシングを受けることなくあの世に逃げぎったわけです。

サムナーとフリードマンの2人は最高な時期に死んだと解釈できるわけです。

知識人の無責任な発言とは裏腹に、戦前の世界恐慌で手痛い目にあった米国人は一辺して思想が変わるわけです。
大東亜戦争を経由してそれに勝利した米国は、福祉が行き届いた社会に以降するわけです。

いやゆる、ロバート・ラッシュのいう大繁盛期を迎えるわけです。

大繫栄 1947-1977

大不況 1981-2007

共産主義国家という止揚効果もあり、米国でも主流派経済学の影響を強く受けた連中らもいたわけですけど、それもしばらくは押さえつけられていたわけです。

共和党の大統領アイゼンハワーの時代でも非常に高い税率を維持していたけど、誰も彼を社会主義者だと批判する者はいなかったわけです。

しかしながら、不幸なことに60年代からインフレと失業の問題が浮上し、ミルトン・フリードマンという影響力のある人物がこれに便乗し、民主主義を蹂躙した圧制国家である共産主義諸国との単純な敵対的な構図をつくるわけです。サムナーとおなじです。

資本主義 VS 共産主義・社会主義・ケインズ派・福祉・反サムナー的社会学

もちろんこれにはマルクスやエンゲルスの功罪は非常に大きいわけですが、ここでサムナーの社会ダーウィン主義の思想が復活するわけです。


【なぜ新自由主義者はID理論を否定するのか】

 

ここでもしID理論でもオールタナティヴ・サイエンスでも創造論でも何でもいいのですが、

人間という知的存在が他の生物と異なる


となるという解釈が流布されると、社会ダーウィニズムが崩壊することとなり、そうなると当然こういう意見が出てくるわけです。

なぜ、社会的知的な存在である人間が同胞同士でカマキリのごとく共食いをするのか。

これを非常に恐れるわけです。新自由主義者たちは。

そもそも、社会ダーウィニズムは、人間も他の動物も源は同じくして同等であり弱肉強食の世界を維持して文明を発展させるのか、平等社会で退化した文明を選択するかの二択をつきつけなければ支持をえられないわけです。

人間は競争による優位性に立ち、環境に適応して進化したということでなければ、搾取を肯定できないわけです。

決して、人間が社会的存在であってはならないし、そう定義した進化論と同じく唯物論のマルクスやエンゲルスが民主主義を否定し革命論に固執した功罪は非常に重いわけです。

こういう意味では、右派キリスト教徒のブッシュが社会ダーウィニズムを肯定する一方で、ID理論も採用しろと発言したのは非常に不思議なわけです。

 

 

 

 

 

ダーウィンの進化論とマルサスの「人口論」と格差社会ー前編


ダーウィンの進化論は中学の理科の授業で習う内容であり、一般的には受け入れられています。
そもそもこの進化論という仮説はどのようにしてできたのでしょうか?それは、
ダーウィンがガルパコス島に探索した時に、様々の動物の生態系を見てそこでヒントを得て英国にもどり、「種の起源」という本を出版したことにあります。


【マルサスの人口論がヒント】

 

ダーウィンの進化論の元となる思想は英国の経済学、政治哲学に深く関係しており、ダーウィンが英国に帰国した時にマルサスの「人口論」の影響を受け、それを元に「種の起源」が作成されたのです。さて、そのマルサスの「人口論」の内容ですが、

もともと放置しておけば人口が増えるばかりで食料の量が不足するので、戦争などにより殺し合い人口を調整し、その戦争に適応できた人間のみが生き残る。

だいたいこういう内容です。

これが、「自然淘汰」であり、のちに社会学者のスペンサーにより「適者生存」という言葉も加えられるのです。環境に適応できる強者の支配の肯定がなされるわけです。

この原則が社会にまで拡大して解釈されて、今の資本主義・自己責任の社会が肯定されることとなったのです。

ガルパゴス島⇒帰国してマルサスの「人口論」の影響⇒「種の起源」執筆

これがダーウィンの「種の起源」の完成に至るまでの大きな流れです。

英国から発せられたこの資本主義の思想は、英国から発祥だと言って間違いのないところです。
これについてはケインズも指摘しているところです。⇒自己責任論の終わり-J.M.keynes


【食物連鎖により格差を肯定】

 

これのどこが問題かと言えば、私たちの思想から受ける影響は果てしなく大きく、貧困も戦争も犯罪も全てこの思想というものから発端となり、過去の偉人たちの思想の奴隷であると言っても過言ではありません。

よく肉食獣のライオンが草食動物を食らう行為から弱肉強食により、それが肯定されて1%の富裕層をライオンとし、99%の貧困層を草食動物と見なすような会話も、ダーウィンの進化論の影響を受けているわけです。

格差社会を是としてそれを受けれなければならないという常識も、やはりこのダーウィンの「進化論」の影響を強く受けているわけです。

食物連鎖は自然の摂理であり、これが人間社会にも適用される。

私が前々回のブログで発言した、共産主義国家の止揚効果がなくなった今、資本主義は暴走しているわけです。

二元論の罠の一つの一択(社会主義)すら失うと、もう資本主義しかない、グローバリズムしかない、格差が当たり前という陥穽におちいるわけです。

ここで、トランプと安倍総理らが断行している社会保障削減、大格差社会へと舵を移すこととなるわけです。自然の摂理じゃんとエートスレベルの影響を受けているわけです。
これらの無意識レベルの私たちの是認が、トランプも安倍総理も共に法人税の大幅な引下げを予定しており、実際安倍総理は実行して尚且つ更に断行することでしょう。


【ダーウィニズムを否定する二つの方法】

 

そもそもこのダーウィンの進化論は信憑性があるのでしょうか?

ダーウィニズムを否定する二つの方法があります。

①他の動物学の解釈で対抗する
②ダーウィンの進化論自体を否定する

①の方法はロシアの動物学者のピョートル・クロポトキンの「相互扶助」によるアプローチです。

 

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実際、ライオンや虎などの社会性の薄い肉食獣は絶滅の危機にあり、相互扶助による社会性のあるペンギンや草食動物らが種の存続の可能性が高いというものです。

まぁ、これは正攻法であるが、しかし大衆の常識を覆すには困難であると思います。

ここで②という新しい?(実際、新しくないが)アプローチがあるわけです。

そのアプローチが反進化論的アプローチです。


【反進化論の4つのアプローチ】

 

そうなると、なんだ「創造論」かよと短絡的に捉えられる場合がほとんどです。

しかしそれは誤りであり、資本主義と対抗する主義の中で、社会主義、共産主義とあり、共産主義にもいろいろあり、全てを一色体にできないのと同様です。

反進化論の中でもいろいろあるわけです。

①創造論
②科学的創造論
③ID(インテリジェント・デザイン)理論
④オールタナティブ・サイエンス論

私が知っているだけでも、これだけあります。

①の創造論が、旧約聖書を元にして肯定したアダムとイヴを神様が創造したという、あくまでも聖書の内容を前提とした理論です。
ほとんどの人がダーウィンの進化論を反対すると、この創造論のことを語り特に信仰心のない日本人が特にバカにするわけです。

②の科学的創造論が科学的に進化論を否定すものですが、しかし、創造論を肯定するにあたって聖書も元にしているからして、神が創造したことを前提とするわけです。やはりそれだと理論の脆弱性があるわけです。

③のID理論が私がオススメする理論です。
これはダーウィンの進化論そのものはほぼ否定しているわけですが、しかし、進化論全てを否定するわけではありません
しかし、人間の進化に当たっては猿がそのまま進化したとは捉えないわけです。
神とは限定しないが何かしら知的介入があったとするわけです。
知的介入の可能性を残しているわけです。

④のオールタネティヴ・サイエンスを深く知りませんが、宇宙人との交信やら何やらオカルト要素もある理論です。
憶測ですが、エササニやプレアデス星らの宇宙人の交信も関与していたのではないかというものです。
楽しむのはいいですが、これを採用するとバカにされるでしょうwおすすめしません。


【ブッシュがID理論を採用を示唆】

 

公教育での進化論否定ブッシュ政権下で加速 住民が批判、地方選に反映

>【ワシントン=山崎伸治】ダーウィンの進化論を否定し、「知的な存在による設計」の結果だと主張する「インテリジェント・デザイン」(ID)という考え方がいま米国の公教育に持ち込まれようとしています。その運動の後ろ盾になっているのはブッシュ政権を支えるキリスト教右派。しかし国民の間には批判の声もあります。

これは日本共産党の赤旗の記事ですが、唯物論的には進化論を全面肯定したいわけです。
しかし、ダーウィンの進化論の根底にはマルサスの「人口論」の思想があるため、優性学(優れた存在の支配を肯定)とつながり、富裕層の支配体系を肯定することになるわけです。

マルクスやエンゲルスは唯物論者であるり人間は社会的存在であるとしますが、ダーウィニズムでは自然淘汰された種のみの存在が肯定されるとなるわけです。
恐らくマルクスやエンゲルスはクロポトキンの「相互扶助」的アプローチから対抗していたと思われます。
進化論は肯定しても解釈を変えていたに違いないわけです。
もうマルクスという言葉を使うだけで汚物扱いとなり、一般階層に説明しこのアプローチで攻めると、かならずグローバリスト

「相互扶助」=共産主義=マルクス

という構図に引きずり込み、一般階層の支持を得られなくなると私は見ています。まぁ、私がグローバリストなら必ずこっちに結びつけますねw

まぁ、ブッシュはあくまでも進化論の他にID理論も同時に載せろと言ってるわけです。

日本の歴史教育では小学校の図書室に「はだしのゲン」小林よしのり氏「戦争論」を両方置けというようなことです。


【進化論が世界に及ぼす悪影響】

 

ちなみに、米国の物理、生物学者らの4割は「進化論」の否定派であり、一般にいたっては半数が「進化論」の否定派です。

ここで参考にならないけど2chのコメを拾ってみました。

>キリスト教が悪いよ~キリスト教が~
>だいたいキリカスのせい
>>27原人の化石とかよく見つかってるやん
>底辺だけだぞそんなん信じてるの
>びっくりするような高い%で信じてなかったな
>神が生物を作ったなら
神はエンジニア失格レベルのガバガバ設計なんだよなぁ

アメリカ人が頑なに進化論信じない理由wwww

 

正確には、アメリカ人が頑なに進化論を信じないわけでなく、二分されているだけです。
このコメの内容でまぁ、まぁ、基本的な知識を有している連中がいるのも確かですが、ほとんどが漠然とした考えで進化論が正しいとしているだけです。

私がなぜこの「進化論」を危ういとしているのが、この仮説が絶対的に支持されると社会に及ぼす悪影響があるし、実際そうなっているわけです。
ダーウィンの進化論の元となる思想はマルサスの「人口論」ですから。

 

 

 

 

 

(次回につづく)