アニメ『本好きの下剋上』ー旅商人


【希望のアニメ】

今、アニメ『本好きの下剋上 司書になるための手段は選んでいられません』を視聴しているのですが、これまた結構深い内容であり、こういうのが子供に影響を与えると考えると、日本がグローバリズムにおいて焦土化されても、希望が残されていくのだと思えます。

2020年4月・2期スタート


【本が貴重な世界】

ストーリーは私たちのリアル世界で本好きの女性が図書館勤めを夢見て、それが実現しないまま死んでしまい、そのまま異世界で虚弱体質の少女の身体に転生し、その異世界が中世ヨーロッパ並みの文明で、すこし魔法ありのファンタジー世界という設定です。

中世というくらいなので本はあるにはあるのですが、印刷技術が発展しておらず貴族だけが読める高級品であり、一般庶民が手にすることなどできず、本好きの少女はなんとか本を読みたくてそれに奮闘するという物語です。


【2極性の地球】

ここで興味深いのが私たちの世界から異世界へ転生した少女マインが本好きの女性であり、一方で転生先で幼馴染みの男の子のマインという少年は旅商人を夢見ており、やはり男は外へ常にベクトルが向いており女は常に本好きで内にベクトルが向いて、この対になる二つの極を物語っているところです。


【市民権を捨ててまで旅に出る必要はない】

この異世界では7歳になると洗礼を受けて、学校には通わずそれぞれ選択した職業に見習いに出ることになる設定なのですが、洗礼前で少年ルッツの旅商人になりたいとう願いが、いとも簡単に大人たちに否定されるわけです。

そこでの会話は以下です。

(大人A)
>やめとけ。市民権を手放すのはバカのすることだ。

(大人B)
>市民権がなければ、仕事につくことも、家を借りることも何もできなくなる。

(大人A)
>七歳になると洗礼があるだろ?そこで市民権が与えられる。よそ者が手に入れようと思えばとんでもなくカネがかかる。

>それに街の暮らしと旅の暮らしは違う。例えば水が必要になったらどうする?

(ルッツ)
井戸からくむ。

(大人A)
>そうだよな。でも旅の間は決まった井戸なんてない。まず水場を探すところから始まる。

旅商人が最終的の望むものが何かわかるか?市民権だよ。カネを貯め厳しい旅の生活を止めていつかは街で安全に暮らしたい。それが旅商人の夢だ。


【エニウェア族の気持ち悪さ】

つまりは、旅商人は何のためにその仕事をしているかといえば、富を得てその街の市民権を得るためであり、いわばある街の中で暮らすために流浪人となっており、既に市民権を得ているルッツが旅商人になるのは、自家撞着に他ならないという話が、第六話であったわけです。

別の表現では日本人になりたくて帰化できる条件をクリアしたく、高度な技術者であったり、日本人の異性との婚姻関係を結んだり、そういうことのために日本語を必死に勉強したりしている外国人がいるのに、日本語を捨てて英語教育でセクシーな中途半端な英語力と、薄っぺらい知識と足りないオツムとなり、国籍を捨てて中途半端な国際人になろうというようなことと同じです。

大人たちからすると、旅商人が流浪民としての身分からさよならするために、その仕事をしているのに、なぜ流浪民に自らなろうとするのか、不思議でならないわけです。


【意味不明の英語教育早期化】

こういうことは母国語で高等教育が受けれるのに、英語教育早期化とか意味不明なことをすることと同じで、途上国民になりたきゃ勝手にその各家庭でやれっということと同じわけです。

英語化は愚民化 日本の国力が地に落ちる (集英社新書) Kindle版 施光恒 


【水道民営化とは】

たまたま、旅に出て水を汲むという話がありますが、日本の雨量は世界から比較して多く、そのために水害から逃れなくそのために堤防やダムが必要となり、しかしながら四国などは別として、比較的に水源に恵まれており、大陸では水源を求めて争いが絶えず、わざわざその権利を外国に譲渡しようとしている愚かな国が日本なのです。

【国内初】宮城県「水道民営化案」可決、安くて安全な水は守られる? |ビジネス+IT https://t.co/HLrwX0HbLa #sbbit @bitsbbitさんから

— f.hiroyasu (@hironori24) March 16, 2020


【自給自足が原則】

食料、水、エネルギー、国防、災害対策、疫病対策、社会保障。

これらは国家の基幹となるものであり、これらが保障されているからこそ、国民が国民たろうとする意識が生まれ、これが単純に国民意識であり、国民ってnationでもあるからナショナリズムとなるわけです。

外からの干渉を受けないためとして家政としての自給自足が原則であり、これを崩壊させるのがグローバリズム(日本のロッカーの皆さまにとっての帝国主義)に他ならないわけです。


【男と女の違い】

このアニメ『本好きの下剋上』の世界もまた外からの侵略を守るために、『進撃の巨人』のごとく街には高い壁が築かれており、皆壁の中で安心・安全を得らえる市民権を大切に思っているのです。

冒険よりもまず「安全の欲求」を満たそうとし、女性は内にベクトルが向いているので、その中で所属や愛の欲求を満たそうとしますが、男はバカだからアニマルスピリッツが旺盛で冒険したがり、ミュージシャンになるとかでっかい夢を抱き、外に出たがるわけです。

女は感情的にミクロ、男は理論的にマクロと思考が働くわけです。


【アドルフ・アイヒマンかウシジマくんの悪か】

このアニメではルッツは市民権を捨ててまで旅商人になろうとするのですが、今の日本って20年以上デフレで、男とくにDQNが地元民となり地域密着型となるのに対して、エリートは東京に世界に出て地元を捨てて、時代が変わってきたと思います。(まぁ、これもあくまでも平時のことですけど)

良くも悪くも80年代の『スクールウォーズ』とか『金八先生』の腐ったミカンとか、浜省の『反抗期』や尾崎豊の『卒業』とか、常に親や教師という上に対して挑戦していたのが、今では教師から権限がはく奪され子供たちの世界でスクールカーストができあがってしまい、そのまま大人になるとエリートであるのなら

組織に順応なアドルフ・アイヒマンのようなソルジャー

となり、上には媚びるが同僚や後輩・部下に疑心暗鬼となり、一方のDQNであるのなら『闇金ウシジマくん』のような、元々上に対しての世界を遮断した

悪(わる)

となるのでしょう。


【DQNの内向け世界のボス猿化】

上に対して挑戦してメタボロにされる経験もないまま、ひょうきん族のタケちゃんまんの歌のように

強きを助け弱きを挫く

ような男が増えて、それもそのはずデフレであると男でありながら外に意識が向かないわけで、これが東京で尚且つスラム街であるのなら、そいつらが地元民となりそれで尚且つ狭い地元の内の世界で支配体系を維持しているのではないでしょうか?


【常に内向きの悪】

学生時代から教師という上の存在が不在で、偏差値の低い公立の学校のスクールカーストの頂点に立ち、そのまま成長してそれでまっとうに働くのなら上司や会社の命令に従わないといけないし、『踊る大捜査線』の織田裕二みたいな信念もなければ、上のいないアウトローのチンピラとなり、常に自分がボス猿になるには地元の治安の行き届かない世界で固めるしかなくなるのでしょう。

ウシジマくんの世界の悪(わる)って、ヤンマガの『代紋TAKE2』の極道とまったく違うんですよね。あれ、デフレ前の作品ですから。

この作品、元極道鉄砲玉未遂でムショ入りした人が好きでした。

代紋<エンブレム>TAKE2(1) (ヤングマガジンコミックス) Kindle版 木内一雅 (著), 渡辺潤 (著)


【なりたい仕事が公務員って意味不明】

この『本好きの下剋上』に出てくるルッツって、本来なら『スターウォーズ』のルーク・スカイウォーカーが冒険を憧れたごとく男のデフォ本能をむき出しにするわけですが、今の日本では「安全の欲求」を男が満たそうとなり、希望の職種に公務員が浮上し、そもそも市役所職員なのか警察官なのか自衛隊なのか教師なのかまるで限定していないし、意味不明な回答ってデフレで完全に男が男でなくなり、

上に対して戦った経験のない連中ばかりになった

ことの証なのでしょう。


【弱いものイジメがデフレのデフォ】

それこそ、考えない人に考えろというくらいに、戦わない人に戦えというのはムチャな話であり、上に対して従順であるのなら上の質を変えていけばいいだけで、そこで政治を変えるのが効果的であり、残念ながら次の世代に上を変えるとか、力(フォース)を行使するとかムチャぶりでしょう。

デフレでもはや今の30代も『闇金ウシジマくん』のように、政府や官僚や経済界と同じく弱いものイジメする悪が主役となっているわけです。


『本好きの下剋上』が4月からスタートすると知っている人も ↓のリンクをクリックお願いします。


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