スターウォーズ新三部作・前編ー家族想いのアナキン


【欲を知らないアナキン(後のダースベーダー)】

映画『スターウォーズ』の新三部作のエピソード1ファントム・メナス、エピソード2クローンの攻撃、エピソード3シスの復讐と、3本をざっと見たのですが、後のダースベーダーとなるアナキン・スカイウォーカーって、もともと幼少の頃は母親が賭け事に負けて、体の中にチップみたいなの埋め込まれて逃げたら爆発するように管理され、労働力を提供する奴隷の身分となったわけです。(博打が全てを決めるそういう星の設定らしいです)

アナキンは後の師匠となるジェダイの戦士のオビ=ワン・ケノービを無償で助けたりするのですが、これにオビ=ワンが素晴らし子供だと感動するわけですけど、アナキンの母親は、

を知らないのです。この子は。

と言葉を残します。

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(字幕版) 2時間16分 1999年


【女子供を皆殺しにするアナキン】

なんやかんやあって、エピソード1ではアナキンは、オビ=ワンについていきジェダイの戦士の修行をするわけですけど、母親は立身出世したら奴隷たちにも誇りをもてるようになるとと喜びます。

アナキン・ウォーカーは才能ある人物であり、宇宙にバランスをもたらす存在になると言われるのですが、これがエピソード2では青年に成長して母親を尋ねるたところ、その母親はタスキンという種族にさらわれており、救出に向かった先では瀕死の状態であり結局助からず仕舞いになります。

そこでアナキンは激情に任せて、母親を誘拐したタスキンを皆殺しにするのですが、女子供も見境なしに皆殺しにするわけです。

なんか『風の中のナウシカ』のナウシカも激情にまかせて人殺するわけですけど、アナキンはそのことに罪を感じるわけです。

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(字幕版) 2002


【ダースベイダー誕生】

エピソード3では想像通りにアナキンはダークサイドに引きこまれてダースベイダーとなるわけですけど、アナキンって最初はと妊娠しているお腹のを守るために、家族を守るために、ダークサイドのフォース(力)を頼ります。

アナキンは妻と生まれてくる子のためなら何でもするみたいになり、妻も最後のほうではもういっそういっしょにこの世界から逃げようとなるわけですが、アナキンは既にダークサイドのフォースに取り込まれて、妻の首を絞めて殺そうとします。

結局、妻は子供を出産して生きる気力がなく死ぬわけですが、その子供が旧作品と新作品のジェダイ戦士の主人公となるわけです。

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(字幕版)2005年


【社会学で扱う変数】

旧三部作につづく新三部作は、

民主主義がどうのこうのとか、意見が分かれるから知恵のある誰かが意見の違いを力で一致させるとか、共和国から離れる分離主義者だとか、

政治的な内容もあるのですが、そういう政治の構造的なことでなく私が注目したのが、社会学の変動モデルやモチベーションシステムでよく扱われている感情というものです。

不満とか意欲とか緊張ストレス不安恐れといったものです。


【感情が理性に敗北したことがない】

ルボンが

感情が理性に敗北したことがない

と述べたように、人間って感情が思考や行為に及ぼしその影響が強く、主流派経済学の合理的経済人なんて人間が多数もっている一側面を表しているだけで、こんなのファンタジーの世界の住人は現実的にはいません。

群衆心理 (講談社学術文庫) (日本語) 文庫 – 1993/9/10 ギュスターヴ・ル・ボン (著), 桜井 成夫 (翻訳)


【経済成長期により生んだ作品】

利益を獲得するために合理的に考え行動を起こすように思えてても、そう思考させているのは例えば「恐れ」や「期待」といった感情であり、不確実性に対して欠乏を抱くのなら当然「恐れ」を抱くし、逆に「どうにかなるさ」みたいな楽観的になると「期待」を抱くわけです。

ナイナイの岡村やくりぃむの二人が大学中退したのも、尾崎豊や吉川晃司らが高校中退したのも、インフレで賃金が上昇している時代だったからやれた行動であり、もしそうでなかったらお笑いは個人的にどうでもいいのですが、尾崎・吉川作品というものが生まれていなかったかもしれません。

せめて高校だけは卒業してそれから働きならながら音楽して、オーディション受けて、とからしくないですね。保険かけてた小物のロックンローラーになっていたと思います。


【今更引き返せない道】

貧すれば鈍する

であり、じゃ、デフレマインドを払拭するために、正しい経済政策を打ち出せばいいとなるわけですけど、ここで利害がからんできて、それこそダースベーダーとなるアナキン・ウォーカーが妻と生まれてくる子供のためになりふり構わず起こした行為が、全てをカオス状態にしてしまうようなことが、恐らく今全世界で起こっていると思われます。

今更、財政破綻論がウソとか言えないし、それで認知性協和とか、無駄の多くの同胞を死に追いやった行為により、センメルヴェイス反射やら、いろんな複雑な思考感情がからんでいるのでしょう。


なら、どうすればいいかとなりますが

(次回へ続く)


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