『賢人論』内田樹・前編ー朝三暮四・猿に退化した日本人


【消費増税でデフレ化させて少子化対策】

以前ブログで内田樹のクソワロタ内容の記事があると紹介したのですが、だいたい述べたいと思います。

少子高齢化の問題において、こんなの以前からわかっていたことなのに、政治家も官僚もほったらかしにして、それどころか少子化対策で「エンゼルプラン」とか言って、逆にその「エンゼルプラン」が税と社会保障の一体化の発想で97年に消費税増税5%にしてデフレ化させて、国民を貧困化させて税や保険料を財源とする間違った考えにおいても、全てにおいて間違った政策を断行したわけですが、まぁそこまで触れてはいないのですが、内田は以下のように述べます。


【短期スパンの一発屋芸人化した日本】

(みんなの介護)

>厚労省に限らず、中央官庁の官僚はみんな優秀なはずなのに、どうして長期的な視点が持てないのでしょうか?

(内田)

>30年、50年スパンで物事を考えるという思考習慣がなくなってしまったからです。これはもう全社会的に見られる現象です。官僚ばかりじゃない。大学の先生だって同じです。

>日本人だけの問題ではないと思います。経済のグローバル化が進み、株式会社という組織体が社会の支配的な形態になってから後は、世界どこでも、みんな短いタイムスパンで物事の適否を判断するようになった。

>株式会社では、CEOに独裁的な権限を集中して、CEOがアジェンダを決定し、自分に従う人間を重用し、反対する人間を排除して、トップダウンでものごとを決める。迅速な経営判断が何よりも重要です。社内の合意形成に時間をかけるわけにはいかないので、株式会社は必然的に非民主的な、独裁的な組織になる。これは、なって当たり前なんです。

>そして、株式会社では、何より当期利益が最優先します。売り上げが減り、シェアを失い、株価が下がれば、先がないからです。30年先、50年先の「我が社のあるべきビジョン」なんかを想像することには何の意味もない。当期を乗り切らなければ、来期は来ないんですから。

>そういう当期利益至上主義の「文化」が、社会全体に広がり、一般市民の行動規範になったということです。


【国家は存続を最優先】

はい、内田氏は小泉純一郎総理大臣様のおっしゃた

” 民間でできることは民間で ”

というアメリカの忠でありながらでもあるという考えを批判しています。(猿面犬みたいなもの)

(みんなの介護)

>先行き不透明な時代とは言え、GAFAでさえ、そうなのですか。

(内田)

>でも、それらの企業がなくなるということは、もっと優れたビジネスモデルを誰かが考え出して、それに取って代わったということですから、消費者としては歓迎すべき事態です。

>それに、起業者たちだって、それ以前に天文学的な個人資産を手に入れたわけですから、ビジネスマンとしては大成功者として記憶される。株式会社は「そのうちなくなる」ということを前提に制度設計された組織体だということです。

>ですから、「そのうちなくなる」ことを前提としている組織体をモデルにして、国や自治体を編成することには大きな問題がある僕は言っているのです。

>株式会社は右肩上がりでないと生きていけない「成長か死か」という不思議な生き物ですけれども、そんな危なっかしい組織体をモデルにして、国家や自治体を管理運営して良いはずがない。国家や自治体の最優先課題は「成長」ではなくて、「存続」なんですから。石に齧りついても、泥水をすすっても生き延びねばならない組織体を「成長しないと死ぬ」営利企業に合わせて設計することはできません。

成長を後回しにしているのは気になるところですが、、株式会社が利益上げて余生遊んで暮らせるから、閉店ガラガラモデルを国家にすることなんて、普通の国家は適用しないのですけど、今の日本は特に安倍晋三政権は日本を株式会社にして短命にしたのです。


【人間でなくなる過程】

維新の大阪都構想もそうだし、インバウンドやIRなんてまさにそうだし先のないモデルであり、会社組織の営業でいえば

” とにかく今月乗り切る!賞与や昇給に響くから! ”

と同じで、得意先の在庫のことや事務や工場や物流の現場のことなんて考えられなくなるのと同じなのです。90年代なんてパワハラが当たり前でしたし、結果残した悪こそが正義だったし今もそうです。

つまりは人間性が崩壊していくのですが、消費者利益とか自分が生産者側でもあるのに都合のいい言葉に躍らせれて、安い肉や食料目立てに農家が怠慢だとか悪にしたり農協改革を推奨してり、無駄の公共事業だとか言って土木・建築を叩いたり、医師会を叩いて悪の組織にしたり、医療費高騰で貧しい高齢者を叩いたり、生活保護受給者を叩いたり、大体人間でなくなる過程って似ているのです。


【猿になるよ】

(みんなの介護)

>人々の平均寿命は長くなっているのに、思考パターンはどんどん短絡的になってきている。これって良くないこと…ですよね。

(内田)

>良くないです。すごく、良くない。でも、時間意識の短縮は世界的な傾向です。文明史的に言えば、人類は明らかに退化の方向に向かっています。「サル化」していると言っても良い。

>そもそも「時間意識」は、人間の知性や倫理性と密接にリンクしています。目の前で起きている現象を、どれだけ長いタイムスパンの中で捉え、考えることができるかに知性倫理性かっている。

>繰り返し登場する「パターン」を検知するためには、過ぎ去った出来事をリアルに再生できる能力が必要ですし、それが再現されるかどうか見極めるためには、その「パターン」を未来に投影する必要がある。

ここがクソワロタw内容であり、私と同じくグローバリズムに脳が侵された皆が、退化してしまって、小泉政権で失敗したことを学べず、また安倍政権で同じように間違いを犯して、退化猿故に同じことをウッキー叫んで、インバウンドでどぎゃんかとか、大阪都とか叫ぶペテン集団に緑のタヌキとか、変なのばかりに期待するわけです。

猿のなせる業(わざ)で、しかしながらさっき食事したのに忘れてしまうような、この短期記憶障害のおかげで、今の大和民族の子孫たちが次の宗主国の倭人となり、えげつない目にあうことになるのです。


【朝三暮四の解釈】

(内田)

>「朝三暮四」という中国の故事があります。春秋時代(紀元前8〜5世紀)の宋の国に狙公(そこう)という人がいて、何匹もサルを飼っていました。サルの餌には、とちの実を朝に4粒、夕方に4粒与えていた。でも、懐具合が苦しくなってきて、コストカットしなければならない。狙公は飼っているサルたちに、こうもちかけました。「とちの実を朝に3粒、夕方に4粒でどうか」と。

>すると、サルたちは激怒しました。そこで、「では朝に4粒、夕方に3粒ではどうか」と提案したところ、サルたちは大喜びした。そういう話です。サルたちは、朝の自分も夕方の自分も「同じ自分」だという、半日程度の自己同一性も保持できない生き物だったということです

まさに、今だけカネでか自分だけ」の三だけ人間・フリードマン主義者・グローバリストの精神ですね。

だけど、ここがややこしくて国の借金を孫たちの世代に背負わせてはいけないとかで、PB黒字達成・税制健全化となり現役世代が貧乏になり消費が落ち込み、外国人観光客頼みの「インバウンド」連呼猿となり、日本は情けない国になってしまったのです。

数学のペアノの公理でも何でも参考にしてみるとわかるのですが、前提となる最初の公理自体が間違っていると全ておかしなことになり、ここでは貨幣についての解釈が間違っているからして、何十億人もの人間を不幸の陥れ場合によっては命を奪うことになり、実際二度も世界大戦を引き起こしたのです。今もそれは変わりませんが。


【がんばれ東北の空体語とくたばれ東北の実体語】

東北の震災が起こり、舌の根も乾かないのに、

がんばれ東北!食べて応援!バスに乗り遅れるな!TPP参加交渉!

という標語に、ウッキーと叫んでいた猿も同じで、野田元総理のTPPは悪いTPPで、安倍総理のはいいTPPと叫ぶ猿も同じです。


【退化猿の日本人】

(みんなの介護)

>資本主義経済においては、より速く、より正確に、より均一に、という方向に技術が進歩しますしね。

(内田)

>はい。それに、工業商品の適否はすぐに決まります。市場で選好されない商品は四半期さえ待たずにラインから外される。株式取引では、アルゴリズムが1,000分の1秒単位で株を売り買いしている時代です。ビジネスにおいて、5年以上先のことを想像しろというようなことはどこでも、誰からも求められない。それでは時間意識が短縮して、人々が「サル化」するのは当然ですよね。

>今、メディアで、5年後10年後のことを真剣に語っている人なんかいませんでしょう。五輪だ万博だと騒いでいる人たちは、前に一度美味しい思いをしたので、「兎が木の根に当たるのを待っている」農夫とほとんど同じ顔つきになっているけれど、そのことに気づいてさえいない。日本人は着実にサル化している。僕はそう思います。哀しい話ですけど。

東西冷戦構図下でのイギリス以外の西側の豊かな状況と今との状況の違いを分析できない、まちぼうけの農夫のごとく退化猿の戦後生まれ連中が、日本を間違いなく滅ぼそうしているわけですが、猿だけに猿という自覚がないのです。

本来なら私たちの世代は日本を解体させた親たちの世代の上の、総力戦を経験した祖父母の世代を継承してなくてはならないのを、団塊世代と同じようにグローバリズムのカルト思想にどっぷりつかってしまい、反論できないわけです。

東西冷戦構図という特殊な状況を前提とした思考回路の団塊が社会の中枢からいなくなり、しかしながら20年以上デフレで後進国化させてしまったわけで、さぁこれから日本を立て直すぞという時に、芸人やらタレントやら知識人やらの偽愛国者がメディアを通じて、猿化した連中がグローバル化を推奨しちゃってるわけですから、ご先祖様に申し訳ないというところなのでしょうが、さーせん。

今の宗主国アメリカのもう一つのブラッドラインが、私たちの世代にも強く流れているのです。

(次回へつづく)


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