ああ悲しきサッチャリズム・後編ー数字無視した精神論の恐ろしさ


(前回からつづく)

【今さらですが】

このブログを読んでいる人は金美麗さんの意見に突っ込みどころ満載で、今更数字上げて説明する必要もないわけですけど、家族を築き上げられない主要因というのは、マクロでみて単に長きにわたる政策ミスからくる未婚率の増加、つまりは所得の減少にあります。


【消費増税までは】

20代、30代の結婚適齢期で女性の求める年収は以下です。

家事と育児の両立なんて大変であり当たり前のことですが、年収400~600万円までが一番多くなり、1997年のデフレ元年の消費税3%⇒5%の年までは、この条件を男性をクリアする層・中間層が厚く条件をクリアしていました。


【貧国政策のグローバル化】

がしかし、20年以上にわたるデフレ化政策の緊縮財政つまりはグローバル化によって、日本は見事に所得をグローバリズムだけに確信(革新的)に減らし、それは国民一人当たりのGDPの低下でも確認できるし、世界中が財政出動して国富強兵の国富を増やす一方、日本は国際的にその影響力を失うわけです。

だんだん、途上国を扱うような目で日本を見下すようになってきたということです。


【貧国化させた事実】

安倍晋三政権はその原因となる消費税を5%から倍の10%にしました。強兵の条件となる経済成長を鈍化させました。ますます日本は世界に取り残されてナメられます。

 


【無理して結婚したら子供が貧困になりました】

国民は貧乏になりました。

そして、DQNに多いパターンの低収入のままで結婚した結果が、子供の7人に1人が貧困で、2世帯に1世帯が貯蓄ゼロの状態なのです。安倍晋三政権の消費増税でもっと酷くなり、それごまかすために、得意の大本営発表を続けるのでした。

” 現実を変えられないのなら、データー変えちゃえ。どうせ、国民なんて特に「憲法九条改正」に固執する愛子天皇渇望のネトウヨ層なんて経済音痴だから楽勝だぜw ”

というところでしょう。


【家庭を築くと崩壊する国になりました】

結婚したら家族を築けるどころか、家族をつくると崩壊する世の中に安倍晋三政権はしたのです。

 

何と闘えば?

日本の場合は簡単です。後に述べますがまずは消費税です。


【もっと死にたくなる世の中にした現実】

山本太郎が「死にたくなる世の中を変えたい」と言ったけど、安倍晋三は「死にたくなる世の中」をもっと死にたくなる世の中」にしました。

もし反論あるなら、LGBTは生産性ないとかCR超越世界的観念的な意見や、

” 江田島があと10人いれば日本は大東亜戦争に勝利していた! ”

とか根性論・精神論的な妄想でなく、キチンとしたデーターに基づいてプレゼンしてください。

天下無双 江田島平八伝 第8巻 Kindle版 宮下 あきら (著)


【漫画『闇金ウシジマくん』を読もう】

子供の出生率自体はそれほど変化はしていなのですが、女性にとって専業主婦というのはもはや貴族の身分であり、それを実現するには上のグラフから考察すると20代・30代での年収400万~600万でしょうけど、専業主婦としてそれを実現させるには子供の数と住宅環境も影響しますが、新築の住宅に子供二人(小学生以上)で専業主婦とか周囲にどれだけいるか考えて見るとほとんどいないことでしょう。

私の母親もそうですけど、女性はとにかくうざいほどポアしたくなるほど安定志向が強く、誰も子供に苦労させたくないので、大学行って公務員もしくは優良大企業に勤めさせたいと思い、当然教育費もかかります。基本旦那ほったらかしになります。(しかも仕事でくたくたになって帰ってきて、家事手伝え特定家族サービスしろとか拷問を加えてくるようです)

そうです。

漫画『闇金ウシジマくん』10巻の医療機器メーカーの営業の小堀みたいな収入でないとまず専業主婦は無理で、しかし小堀はどんどん精神が病んできて子供の教育費のためとか将来の貯蓄のためとかで、小遣いがゼロ状態になったりまぁ結末は本読んでください。⇒ウシジマくんサラリーマン編小堀の最後は幻覚?嫁と板橋とそれぞれの関係は?

 


【普通に考えて日本は滅びるでしょう】

私の大学時代の友人の多くあるパターンなのですが、年収そこそこあって専業主婦させて子供2人・3人いて新築建てたけど精神的に地獄。私のごとく結婚せずいろんなプライベートの厄介事に巻き込まれるのも地獄。DQNに多い年収の低い者同士が結婚して子供つくっても地獄。これに親の介護が加わるだすのですから、さらに地獄。

政権与党は自己責任で拠出型年金を積立てしろとか、介護は地域でボランティアなどで支え合えとか、中央政府が国家が中心性の運動を捨てているのですから、まぁ普通この国は滅びるでしょう。このままでは。移民だらけの時間のない別の国になります。


【同じ国なのに住む世界が違う現実】

山本太郎は地方で講演会させてもらって、日本全国が地獄である現実を全く知らず、それもそのはず芸能人とか、文化人とか、漫画家とか、関わっている連中が、スポンサーの大企業の連中なり、政治家であり、そこの認識共同体に属し、非庶民的なそこでの常識が彼らの常識となるからです。(「彼ら」と「我々」の関係はトクヴィルがいっている通りに、別の人間の関係、内と外の関係で危険なのです。同じ同胞・国民なのに)


【すごく幸せ国w】

さて、安倍晋三支持者の金さんは以下のように述べています。

(金)

>私から見る限り、いまや日本は世界一住みやすい国になっているのですから。

(みんなの介護)

そうでしょうか。日々のニュースを見ていると、それほど住みやすい国とは思えませんが…。

(金)

>それは多くの日本人が、自分の国しか知らないからです。

>私が大学留学のために来日したのは、60年前の1959年。その後、台湾の独立運動に関わった関係で台湾当局のブラックリストに載せられ、1964年にパスポートを無効化されました。その後、台湾は民主化され、1995年に中華民国のパスポートを再取得しましたが、台湾は国際社会で国家として認められていないため、海外旅行に出かけようとしても簡単にはいきません。

>ところが、2009年に日本に帰化して日本のパスポートを手にした途端、海外旅行が夢のように自由になりました。世界130ヵ国以上に事前のビザ申請なしで訪れることができ、たとえビザ申請が必要な場合でも、日本パスポート所持者のチェックは驚くほど緩やか。日本のパスポートは“五つ星”なんです。

(みんなの介護)

>それほどまでに、日本は国際社会で一流国と認められているわけですね。

>言われてみれば確かに、日本人の多くは、自国のパスポートをそれほど有難いものだとは思っていないみたいですね。

(金)

>そうでしょう。日本人はすでにとても恵まれているのに、いつも不満ばかり言っている。台湾出身の私からはそう見えます。

>日本人はもっと、「自分たちは世界的に見てもすごく幸せな国に暮らしているんだ」と自覚を持ったほうがいいですね。そのうえで、自分たちの国の未来や、他の恵まれない国々との関係を考えていくべきです。

 


【貧困の定義の復習】

上の記事を読んでてイラッときた人も多いことでしょう。

半世紀以上前からタイプスリップしてきた浦島太郎じゃあるまいし、もはや、米ソ冷戦状態の頃とは違う時代であり、しかも違う国(地域)・台湾と比較したり、恵まれない国と比較したりとか、その前提自体において全て間違っており、そもそも

貧困というものは経済学者のマーシャル・サーリンズのいう、

人と人との関係、社会的地位であり、つまりは「階級間の忌まわしい差別」

でしかなく、同じ時代の同じ国民どうしの比較しかないのです。

私たちはアラブの石油王と比較しないし、平安時代の貴族が今の私たちと比較して貧乏と感じるわけないのです。

そもそもグローバリズム(帝国時代を含めた)で今だに先進諸国の多国籍企業なりに搾取されている国と比較して、サッチャリズムに従い更に推し進めてどうするのか。

アメポチやめて自主独立してグローバリズムにストップかけろってこと。途上国のことを考えるのなら。

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【無意識の国家の破壊衝動】

つまりは途上国と比較して感謝しろという考えは何ら客観性もなく、これは同胞・同じ国民のすることでなく、これをさせる人種は所謂エニウェア族、グローバリストに多く、無意識レベルではサッチャーと同じく反国家主義者に多いのです。


【博士なら数字に基づいて論じてほしい】

ならまず客観的で改ざんされていないデーターに基づいて、論じるべきでしょう。学士どころか修士、博士であるなら尚更です。

博士(ひろし)なら失礼しました。(このネタは植草一秀さんと同じく駄洒落好きのある人のパクリです)


【もっと衰退すればいいのでしょうか】

国民一人当たりのGDPが26位まで落ち数字からしてもはや先進国でなくなり、それでも

” 世界にはもっと下の30位、50位がある!だから感謝しろ! ”

と言うのでしょうか。


【グローバル化という覚醒剤】

そもそもグローバル化ってインフレ抑制のための覚醒剤に該当するデフレ化政策なのです。栄養失調の人間に対してもっと禁断の方法で、もっとガリガリになれというような毒薬なのです。

グローバル化を進めてきて、現にイギリスは移民問題からブレグジットとなり、スコットランドはEUに残るとかむちゃくちゃになっており、日本も変なのが出てきて維新の連中らが大阪都とか、洒落にならないことばかりしているのです。

白と黒の二択でなくてもっとカラフルにと私はよくいってるのですが、カラフルでも左の赤いキツネでなく過激な緑のタヌキが出てきてもう日本はもはやカラフルというよりカオス状態です。

 

 


【サッチャリズムと経済ジェノサイド】

グローバリズムって世界規模の怖いカルト思想で、中国共産党のウイグル、チベット、香港の問題を批判しながら、別の形で日本人に対しての経済ジェノサイドを行う。

その自覚がないから二度も世界大戦を引き起こし、今なお世界にサリンのごとく災禍をまき散らしているのです。

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【身近な話題から】

だから、グローバリズムそのものの構図がややこしく、こういうことに興味のない人には山本太郎のごとく国民共通の分かりやすい関心事である

消費税

から接近して、次に緊縮財政・ドケチ国家糾弾、次に財務省となりようやく経済界との絡みの話を進めて、ようやく今の年金問題やら医療・介護・保育やらスタビライザーについて国民同士で議論ができるようになるのです。(ここまでたどり着けるのはマックスで全体の2割程度でしょうけど)


【内田樹とはw】

当然こうなったのも大東亜戦争の敗北による米国への隷属精神を克服することが、日本の抱える全問題解決の要諦となるは確かなのですけど、これはグローバリズムよりも更に複雑で、マニアックでコアな社会哲学好きとかヲタでないとそもそも理解しようとすらできないわけです。

ちなみに、大東亜戦争が逆賊の子孫の東北出身の陸軍のエリートに多く、彼らの無意識に抑圧されたルサンチマンによ国家の破壊行為だったと鋭い指摘をした、あの内田樹もまた金美齢と同じく『賢人論』で介護福祉について述べており、これまたクソワロタw内容でまた別の機会で紹介します。

日本戦後史論 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2015/2/28 内田樹 (著), 白井聡 (著)


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