介護保険制度のあゆみ・後編ー結局はグローバリズムによるものでした


(前回からつづく)

【介護保険制度のあゆみのまとめ】

3回に分けて介護保険制度のあゆみについて適当に説明したのですが、まとめると以下のようなものでしょう。

①介護保険制度は国民皆保険制度とは異なり、戦前生まれの世代でなく戦後生まれのパックスアメリカーナの世代が、政府の赤字(民間の黒字)問題解消のために構築した。

②政府の赤字(民間の黒字)解消のために、団塊世代が高齢者になり医療費が高騰する前に、介護保険料徴収することにより、特定財源を構築、つまりは増税を考えた。

③政府の赤字(民間の黒字)解消のために、グローバリズムのトリニティ(移民受け入れの自由貿易・株式会社参入という規制緩和・地域完結型による緊縮財政のアイテムをフルに使うことを考え実行に移した。

④かつての介護ヘルパーは今の保育と同じくしがない公務員であり、介護保険制度ができた瞬間、いきなり自治労などの中間団体の保護範囲から外れた

⑤医師会や農協などの力のある中間団体の存在不在のため、財政破綻論で不安や恐怖を煽りまくれば、政府の赤字(民間の黒字)解消のためとなり、「社会保障と税の一体改革」という意味不明な言葉を並べて「理解を求める」ようなことを言えば、簡単に国民を誘導できると思い見事にできた。

⑥本来、ゲマインシャフトの本質意志の強い介護の分野に、営利団体である株式参入なんて許せないことであるけど、リベラル派が同じく緊縮脳でバカだから、歳入庁を設立して消費税を社会保障に使うとかそんなことばかり言って、本質にまるで触れていないし、問題を起こしたレベルで問題を解決しようとして、この歪んだ制度を継続させている。

だいたいこうだと思います。


【社会保障と税の一体改革の事務局長】

ちなみに、介護保険制度の確立の立役者の中村秀一氏の経歴は以下です。

一般社団法人医療介護福祉政策研究フォーラム理事長/国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科教授。東京大学法学部卒業後、1973年に厚生省入省(社会局老人福祉課配属)。以後、在スウェーデン日本国大使館、北海道庁、厚生省老人福祉課長、年金課長、保険局企画課長、大臣官房政策課長などを経て、厚生労働省では大臣官房審議官、老健局長、社会・援護局長を歴任。2008年に退官後、社会保険診療報酬支払基金理事長に。2010年10月から2014年2月までは、内閣官房社会保険改革担当室長(2012年10月から13年8月まで社会保障制度改革国民会議事務局長兼任)として、社会保障と税の一体改革の事務局を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
平成の社会保障 ある厚生官僚の証言』より


【社会保障と税の一体改革のウソ】

社会保障と税の一体改革なんて真っ赤なウソです。消費税率引き上げ分は全額使われていませんし、そもそも消費税に色はついてません

反論あるなら正々堂々と申し出てください。

これは山本太郎が国会で安倍総理に問い詰めて、安倍総理自身も社会保障に全額使われていないことを認めています。

(1:05ぐらいから内訳を説明してます)


【皆さまから徴収したおカネ消し去りました】

つまりは消費増税の一部は債務償還つまりは排水溝に流して捨ててしまったわけです。

デフレで水が枯渇していく中で。供給能力が毀損されて後進国となっていく中で。インバウンド頼みとなり凋落していく中で。


【数字見て判断してください】

実際、消費増税すればするほど、緊縮すればするほど、介護事業所の負担も増加するし、そうでなくとも産業別の労働組合どころか事業別の組合もない状況で、介護関係者の待遇が改善されるわけないし、数字としてそれは表れています。


【失望の声が溢れる必然性】

そりゃぁ、介護関係者の失望の声が溢れるのも必然なのです。むしろカルガモや弁慶のごとく新三本の矢の的になったというオチだったのです。


【認識共同体の規範の罠】

騙す側の経験があれば、ピコーン閃いたでなく、ピーンとくるから感覚から自分のセンサーが反応して騙されることはありませんが、騙す側としての経験がないのなら、山本太郎みたいに騙す側の手口を知ることです。知識は力なりです。

だから、同じ認識共同体(サティアン)の連中とばかりとかかわっているとポリエステルのチープな上下白い服を着た信者になり、右とか左とかにこだわりつづけ、反グローバリズムの立ち位置でありながら、サリンをまき散らしてグローバリズムに加担することになるわけです。

反緊縮の保守であれ、緊縮のリベラルであれ、何であれ、両方ともグローバリズムに加担することになります。構造的に結果は必ずこうなります。


【レベルゼロの意味】

いつも組織や集団で最終的に困ったらサッカーでいうところのレジスタの役目を担され、『とある魔術の禁書目録』のレベルゼロの無能力者の上条当麻的な私が言うから間違いありません。

 


3回に分けたこのテーマはシリアスなのは最初だけでだんだんいつもの中二病的論調になってきたと思われる方も ↓のリンクをクリックお願いします。


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