グローバリズムに基づいた無意識による国家の破壊ーremember(パールハーバーじゃありません)


【グローバリズムの一般的な理解】

グローバリズムとは一般的に

人・モノ・カネの自由な移動

とされています。

このレッセフェール(なすがまま)の自由により、黄色いベスト運動、イギリスのブレグジット、ギリシャという国家の崩壊、日本の国家のデフレ・店じまいなどの問題を生じさせており、間違いなく問題であるのは確かなのですが、それは本質的なこととは思われません。


【グローバリズムの二つの運動』

私が思うにはグローバリズムを皆が比較的に理解できる範囲内で言うのなら、『マルサスの人口論』に象徴される収縮の運動の「エネルギー保存の法則」に、帝国主義の植民地支配と拡大の運動の「エントロピーの法則」。この二つの組み合わせによるものであるだと思います。

この二つの組合せってどこかで見覚えがあると思わるかもしれませんが、これってかの有名な歴史家のシュペングラーが西洋文明の特徴として100年前に述べたことです。

西洋の没落―世界史の形態学の素描〈第1巻〉形態と現実と (日本語) 単行本 – 2007/2 オスヴァルト シュペングラー (著), Oswald Spengler (原著), 村松 正俊 (翻訳)


【グローバリズムという大宗教】

マルサスの人口論は過去ログで執拗に説明していますが、簡単にいえば食糧など生産手段は等差数列(加法)でしか増えないけど、人口は等比数列(乗法)でねずみ講式に増えるために、当然食料などの必要物資は限定されて不足する。

貧乏人は不幸になり自然の法則にしたがい死んで人口が調整される。

これを前提にした考えです。

これが優生学となり白人以外は人間ではないから植民地支配をしても人道には反しないとなり、帝国主義を肯定することとなります。

マルサスの『人口論』がダーウィンに影響を与えその結果『種の起源』が出版され、これがハーバードスペンサーらを経由し、今のアメリカが主導とするグローバリズムという思想が東西冷戦の勝利後、旧西側諸国の諸国民に多大な影響を及ぼすようになったわけです。


【福沢諭吉はグローバリズムの敵】

まず、

跳躍進化論という技術革新もなし
ラマルク進化論というインフラ整備などの長期の計画もなし

とにかく、今だけカネだけ自分だけという三界の「三だけ人間」のような、シュペングラーがいう砂粒のように原子化された人がいて、それらがベンサムのいう最大多数の最大幸福功利的個人主義により、各自がバラバラに競争して幸福を追求することにより、努力した者がイソップ寓話の『アリとキリギリス』のように豊かさを享受できるという物語が信じられるようになったのです。

家族は争わすために必要だけど社会(共同体)は邪魔であり、ちまりはカール・ポラニーの3つの行動原理は、福沢諭吉のいうゲマインシャフト色の強い国家などというものは、グローバリズムの天敵となるわけです。


【無意識というもの】

こうなると国家をグローバリズムから守るためには、政治家の手腕(特に国会議員)が問われることになるわけですが、ただ、十人十色と言われているように、人間って多種多様で複雑であり、正直他人はもちろんのこと自分自身すら皆理解できていないのが実情です。

ここでフロイトのいう無意識というのがあり、まじでこれって自分で意識していないから無意識であり、自分で自分がどうしたいのかすら自覚できていないのがほとんどです。

私はよく何かの選択肢を迫られた場合、よくするのがコイントスで、これで自分の反応を見ます。

もしコインの表裏どちらかが出て ” 嫌だなぁ ”と感じたら、それは無意識では自分が嫌っているからであり、もうそれはしないことにしています。

そもそも、嫌なことでもそれなりにメリットがありやるべきだと思っていれば、それは自然と理性に従い選択するもので悩むことはありません。

” 嫌だなぁ。だけど、やったほうがいいか。 ”

て具合で。


【無意識に支配されるサッチャー】

別に個人的なことならいいのですが、会社の経営者とか特に厄介なのが政治家で、その無意識に支配されている政治家がほとんどであり、私が思うには元英国首相マーガレット・サッチャーがその典型的な人物なのでしょう。

彼女は意識して国家を破壊しようとして破壊したのでなく、自分が食料雑貨店の娘として生まれ劣等感を覚え、大学時代も見栄っ張りなところもあり、生まれた境遇に関して不満を抱きつつも彼女自身の努力で出世し、プロテスタント系の何かを信仰しハイエクのレッセフェールの自由の影響を受け、実際自分が政治家となり権力を掌握し、既存の国家を改革という名の下にリセットしたかったのだと考えられます。

サッチャー時代のイギリス―その政治、経済、教育 (岩波新書) (日本語) 新書 – 1988/12/20 森嶋 通夫 (著)


【モノクロの結合】

ある種のルサンチマンを解消する機会を得たということで、戦前の東北の陸軍のエリートが高橋是清らを暗殺して日本を無謀な戦争に突入させたごとく、ここぞとばかりに国家の破壊工作をやったとも考えられます。

これがトーリー主義と新自由主義との異色のモノクロの結合となっており、反緊縮保守派・ネトウヨを支配しているプログラムされたコマンド(命令文)なのでしょう。


【ハードティスクとメモリー」

コマンドというくらいですからこれは情報処理の用語であり、よくハーディスクとメモリーの違いは何かということですが、説明するにあたって分かりやすいのがが

ハードディクは本棚でメモリーは机

だという例えです。

本棚に並んでいる本を取り出すのは” どこにあったのかな ”とか時間かかるのですが、机の上に置いてあり見たいページが開かれていると手にとれますね。


【思い出すこと】

人間の意識は机の上に置かれて開かれているなり山積みされた本に相当し、無意識にあるものって本棚の中に埋もれたどこにあるのかわからない本であり、しかも書斎のどこにあるのかわからない状態で、たまたま見つかる状態が、

” あっ、思い出した ”

とかたまに、

” ピコーン閃いた! ”

とかの場合もあるわけです。

(前意識は机の近くにある本棚にある本ですぐに目につくところといったところでしょう。)


【remember】

よく歴史とか古事記とかの神話が国民のメモリーと言われますが、これが国民レベルで共有できていないということは、本棚と机で例えるのならメモリー(記憶)が失われているつまりは机の上本が置いてない開かれていない状態なのですから、まず本棚から探し出す作業が必要なわけで、これが

思い出す(remember)

ということなのです。rememberって

再びre 統合 member

するという意味があります。

またこじつけですけど、「いちなるもの」が分離されて再び統合するとアルケミー効果が生じ、何か想像だにしないことが創造されることがよくあるということです。これが第三の選択肢とか第三勢力とかになります。

rememberによって、今の日本全国のモノクロの鬱な状態から日本がカラフルになる可能性があるというわけです。


P・S

ちなみに浜田省吾の『daddy’s town』という曲で「着色されたモノクロームなこの街」という箇所が大好きです。

モノクロなのに着色されているのですから、80年代の日本のロックの特徴です。


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