浜田省吾の三部作ーTシャツを肩まくりする理由


【ニートの星の小説】

よく三部作というゴロのいい言葉が使われますね。

夏目漱石の三部作は「三四郎」「それから」「門」であり、私はこの三部作が大好きで、一番好きな小説は20代前半営業時代に読んだ高等遊民、今でいうニートの代助を主人公とする小説です。

それから 門 (文春文庫) (日本語) 文庫 – 2011/7/8 夏目 漱石 (著)


【24時間働けますか・働きたくないでござる】

当時、デフレ不況前の90年代前半にニートという素敵な言葉は存在せず、24時間働けますかとか過労死促進されていた時代でした。

尾崎豊のアルバム『誕生』に収録されている『KISS』という曲なんて、やたらhard workerという言葉がサビで連呼されており、ひたすら子供のため嫁のため浮気相手のためと、活気あるがしかしながら過労でヘトヘトの男の悲哀を歌っているような歌だと勝手に私は解釈してます。


【浜田省吾の三部作】

浜出省吾の三部作となると過去ログでも少し紹介したアルバム『Father`s Son』を含んだ以下になります。

①『down by the mainstreet 』
②『J.BOY』
③『Father`s Son』


【J.BOY】

浜省は①の工業都市の少年が②の段階で大学進学し社会に進出し、③の『THEME OF FATHER’S SON (遥かなる我家)』という最後の曲で我が家に帰って完結する。

そう説明していました。

浜省のアルバムで圧倒的に人気があるのが『J.BOY』なのですが、このアルバムにも『AMRERICA』という曲があり、広島出身の浜田省吾にとって、アメリカという国の存在は日本の宗主国だけでなく、自分の故郷に原子爆弾を落とした敵であり、それでもあこがれという微妙な存在と感じていたようです。(DA PUMPの曲とはかなり違いますね)

だいたい、歴史を直視するのなら皆こう感じることでしょう。

J.BOY 浜田省吾 形式: CD


【もともと団塊世代は反米のはず】

吉川晃司も広島出身なのですが、浜省と異なり反米感情というものをモロに表にだした曲は恐らくなく、同い年で友人の尾崎豊も『米軍キャンプ』という曲があるのですが、反米ということよりもキム・ヒョンイの不幸な生涯とか、もっと広い意味での人類について語る曲ばかりだったと思います。

浜省は自虐的な内容と捉えられる曲も多数あるのですが、1952年生まれでありポスト団塊世代で所謂ネトウヨが毛嫌いする左の要素の曲が非常に強いと思われます。

『明日なき世代』の歌詞の「69年の夏は路上に燃え上がるいくつもの夢を見たよ」とか、『路地裏の少年』の「狭い部屋で仲間たちと夢を描いた。いつかはこの国目を覚ますと」とか、『遠くへ』の「紺と銀色の盾の前で空を仰ぎ祈り続けていた。」とか、とにかく学生運動の歌を背景にした歌が多かったと思います。


【反米・反核・戦後自虐からグローバリズムへ】

時代も変化していくうちに初期の学生運動に見られる反米感情むき出しの曲から、だんだん『WHAT’S THE MATTER, BABY?』の歌詞に87年のブラックマンデーの為替の変化や、『詩人の鐘』の「銀行と土地ブロウーカーに障害をささげるような悪夢のようなこの国に 飽食とエゴに満ちた豊さの裏側で痩せ細る南の大地」とバブルに象徴される、金融の規制緩和・自由な移動からのグローバリズムに基づいた問題意識にシフトしていたと思われます。

もともと環境問題に関しての曲も当然ありましたけど。


【ON THE ROAD】

We are still on the road.

浜田省吾はよく「on the road」という言葉を使いますが、人間って生きている限り道の上に立たされ、進むしかなくいくつもの岐路に立たされて、何らかの選択に迫られると思います。


【国会議員なら田沢を見習え】

こんなのいくら40になろうが50、60になろうが、カール・ポパーのいう反証可能性の中、不確実性に対して何らかの選択していかなければなりません。

だから、怖いんですよね。

自分一人の責任で負えることならいいのですが、周囲を巻き込んだりましてや国会議員なんて政策一つで1億人を不幸に陥れ、何十万人を死に追いやり、シングルマザーや少女をホームレスに追い詰めたり、インバウンドで屈辱的なサービスを貧困ゆえに同胞に迫らせたりとか、本来なら命捨てる覚悟なければやってはいけない職業なのです。

私が国会議員ならいつでもその気で普通にやります。これは断言できます。なんせ男ですから。

これが昭和末期80年代の希望の男塾魂。塾生屈指の秀才の田沢の九九の世界なのです。

 


【受け止めろ 孤独ってやつを】

それでも私たちは生きている限り、じっとしてても環境はどんどん変化して、今はグローバリズムでボロボロにされていますが、なら戦うか家畜として生きていくかいずれか選択しなければなりません。(戦わずして戦うのが理想ですが、いつもの尊子ネタはカットします)

そういっても日常が誰にも襲いかかり、株主のための使い捨ての部品として、労働力と賃金の等価交換という建前の中、社畜、少しでもいい生活とパトロンに媚びるペットとしての人生とか皆歩んでいるのです。でこうなるのです。

J.BOY受け止めろ 孤独ってやつを
J.BOY吹き飛ばせ 空虚ってやつを

 

しかし、このスタイルは。

 


【自由の原点】

宇崎竜童の『港のヨーコ 横浜 横須賀』風のクラシックなグラサンに、バンダナ。
白のヘインズのTシャツに腕まくり。
シャツはインナーでパツンパツンのスリムのジーパン。

やはり原点はここに違いない。


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