株式会社保育園への道


【いつもの兵糧攻め】

農業・医療・介護・保険・教育もそうですが、その他に最も営利を目的をしてはいけない業種に保育があります。

農業では農協が解体に追い込まれ、医療では医師会ばボロクソに叩かれ国民皆保険制度が崩壊に追い込まれているわけですが、最近保育所無償のための消費税引き上げで、これだと財政が苦しい自治体の公立の保育所はなくなるだろうと予想しています。


【保育所の委託と移管の違い】

東村山市のHPで公立保育園の民営化について述べてあったのですが、わかりやすくいえば、

①委託
②移管

の二つがあり、

①の委託は保育業務委託だけの委託であり、

>市が作成する保育業務(保育・給食など)に関する仕様書に基づいて事業者が保育事業を実施していくものです。また、施設の管理は、が引き続き責任もって行います

とあります。

これに対しての②の移管とは、

>対象となる公立保育園を廃止するとともに、民間事業者が新たに私立保育園(認可保育園)を設置することにより、保育事業を引き継いでいくことをいいます。これにより、移管後は、公立保育園ではなくなり、私立保育園として運営されていくことになります。
移管後は、市と民間事業者の間で締結する移管協定等に基づき、旧公立保育園で行っていた保育サービスの水準を確保しつつ運営を行っていきます。

とあります。

 


【いつものコストカット】

まず、①の民間委託業務に関して反対している集まりもあるようで、これは別に公立とかの保育所に務めている保育士らの集まりでなく、保育園父母連合会です。

何やらそのHPでは、

サイト上の文書や画像等の各ファイル、およびその内容に関する諸権利は、
原則として練馬父母連に帰属し、一部文書や画像等の著作権は、原著作者が所有している

とあり、なんかリンクをはることはやめときますが、その内容が大変参考になり紹介します。

要は、民間業務委託の目的とはコストカットであり、その主なものは人件費というこだそうで、この人件費カットの影響が幼児を預ける側としては不安だし、悪影響を及ぼすというものです。


【サコージュとは】

この流れは小泉政権の「聖域なき構造改革」にはじまっておるらしく、その中のひとつの政策が、公立保育所の運営株式会社や社会福祉法人、NPO法人などの民間企業に委託し、コストを削減させる方向にあるようです。

緊縮規制緩和はセットですね。

これって介護でも同じであり、そもそも有料老人ホームって高齢者の住宅に、介護・看護というサービスをオプションサービスをつけたものであり、簡単にいえば

バリアフリーの高齢者専用の住宅+訪問介護サービス的なもの

の組み合わせであり、たまたま孤独な高齢者が住んでいるマンションがあり、それに訪問介護サービスを受け、もういっそうのこと訪問でなくその住宅に介護サービスを付けて、ついでにマンション経営も同じ経営者がやってしまえとなり、サコージュ(サービス付き高齢者向き住宅)となったわけです。

私の解釈がまちがっていなければ、だいたいこうだと思います。


【法人税引き下げとキャピタルゲイン減税の社会悪】

この発想から、現在の株式会社の介護施設が誕生して、そうなると株式会社は営利団体であり、企業が利益を確保する一番簡単な方法はコストカットであり、その主なものが人件費であり、これもいつものパターンです。

株式会社は営利団体であり、その所有は株主にあり、法人税引き下げと不労所得に対しての課税が甘くデフレであれば投資(I)にカネが回らず、しかも従業員へのコストカットすればするほど企業は利益を上げるわけですが、その分消費(C)が落ち込みデフレスパイラルとなり日本は後進国となり、インバウンド頼みとなっているのが今の日本の現状なのです。

株主配当金と経常利益の上昇に伴い、投資(I)の落ち込みと従業員給与の低迷が消費(C)減退がデフレの主な原因であり、デフレマインドとかそういう妄想をエコノミスト(主流派経済学者)らが連呼し続けているのです。(これは消費増税と法人税引き下げのコラボが言うまでもなくそうさせているのです)

日本がデフレなのはデフレマインドのせいだという言葉を発する連中がいたら、単なるバカかウソつきのどちらなので、そう言ってさしあげましょう。


【介護サービスを競争させる】

有料の介護施設って食事は食堂でだいたいみんな食べるけど、利用者ごとにティッシュやコップも違うし、オムツなど全て利用者ごとに別管理しており、発生する金額も違ってくるわけです。

ワンルームマンションに共有の食堂があり、共有の遊び場があり、これに民間業務委託により介護・看護のサービスが付け加えられる。こうイメージすれば間違いないと思います。

こうなると株式会社ごとにサービス内容が違ってくることも当然あり、例えば失禁しとかして選択なり更衣なり手間がかかるのですが、ある程度の限度を越えるとスマホの3GBとかのパケット制限みたいに、追加料金が発生したりするとかなってきます。

なんせ、株式会社の目的が奉仕でなく営利なんですからこうなるのです。(当然、スマホみたいに定額無制限とかのプランもあることでしょう)


【聖域を汚した小泉と竹中】

バカな連中はこれを企業間や医療法人・社会福祉法人と競争させるとサービス内容の向上と効率化がすすむと妄想を抱いているのですが、介護は保育・医療・教育と同じく「モボール病」に陥りやすく、こんなことしてたら余計な事故も虐待も減るわけないのです。

福祉や教育や保険などはゲマインシャフトの本質意志が強く、これに市場原理によるゲゼルシャフトの選択意志の介入の余地がない、絶対に聖域に踏み込んではいけない分野なのです。

株式会社を介入するとなると相当規制をかける必要もあり、それだけだと労働環境がブラックになり皆やめていくので、当然中央政府からの予算が必要となり、結局介護は医療法人や社会福祉法人にしたほうが、トータルとして社会コスト安となります


【公務員保育士が急に社員に変わる】

保育の分野に話を戻しますが、その父母連合会で民営化のデメリットは多くを指摘していますが、まずその在園児とその父母に多大な負担がかけられ、公務員である保育士急に、委託前年度の3月末日をもって異動となり、翌日の4月1日から委託事業者の株式会社の社員に変わるとかあるそうです。

これいうと、国鉄民営化も電電公社民営化も郵政民営化も同じだとなるわけですが、まぁそうでしょうね。


【ミス・エラーのプレッシャーと離職】

介護は高齢者は基本あの世への準備期間の場所であり、通常元気になって自宅へ帰るということはないのですが、保育所の幼児ってこれからの人生であり、事故の責任って高齢者の比ではなく、安いわしんどいわ感謝されないわ責められるわ、いくら子供好きでも皆やめていくそうです。

自分の子供が保育所で事故起きて怪我したら父母は怒るでしょ?何してんだよ!って。

これからの幼児とこれまでの天国に近い人ではそのプレッシャーの比は並でなく、看護士でも病院は基本元気になって家に帰っていくものですから、医療ミスでそのプレッシャーに耐えられずやめていく人も結構います。

ヒューマンエラーつまりミス・エラーって、防御率ゼロの先発ピッチャーがいないように、絶対にありえないわけで、だけどこれ誰も認識していないんですよね。


【中央政府の役割】

なら、その事故を最小限に防ぐにはどうすればいいとなるますが、こんなの技術革新によりその事故を防ぐ管理システム構築と、人員を増やすことぐらいしかなく、いずれにせよ民間は営利団体で費用対効果でものごとを考えるために、国民全体が貧困化している日本ではそれは不可能に近く、

中央政府が支出して投資して人員増強するしかないのです。

これが実現させるのが本来の国家議員の仕事なので、安倍政権は7年間仕事さぼるどころか逆のことをしていたので憲政史上最も、消費を減らし、出生数も減らし国民を貧困化させた最悪の政権なのです。


【まず豊かさへの確信が必要】

保育・介護・医療・教育はボモール病と言われているぐらいですから、モノ扱っているのでなくましてや営利目的なんてご法度であり、さて後2年で日本国民の多くがこれに気づけるかって、まぁそれは無理でしょう。

まず、反緊縮という政策次第で国民が豊かになると確信できなければいけなく、その端緒として山本太郎がれいわ新選組を立ちあげて、財源なり予算を組むシステムを具体的に説明して、絶対に負けないレトリックを今も尚アップデートしていることが大きいと思います。


【政治を諦めなかった彼らと逃げた我々】

子供の7人に1人が貧困で、2世帯に1世帯が貯蓄ゼロで、今後子供の5人に1人が貧困となり、3世帯のうち2世帯が貯蓄ゼロとなる事は確実なのです。

30年以上前から政治を諦めなかった経済界が中曽根時代から派遣法やら手を加え、消費税導入と法人税引き下げを実現させ、長い期間に渡り政治を諦めなかったからこうなったわけで、一般の有権者は山本太郎のいうように政治に参加したりしなかったりそういう集合体だったために、こんな酷いことになったのです。


【権利放棄する責任を自覚させる】

私は人間は自律による行動を起こさないと意味がないどころかそうでないと悪影響を及ぼすと考えており、結局たかが一票という投票の権利を放棄するのも活かすのも本人次第であり、しかしながら投票率を下げるという行動が、ナチスのホロコーストを支持したのと同じく、子供の貧困や貧困故の中高生などの少女の売春やら犯罪やら、これらの不幸事を支持しているという自覚をもつべきでしょう。

自分の行為が自分だけでなく、多くの人にしかも確信的に不幸をつくっていることを知らないふりして知らないでいることをやめるべきです。

政治分からないからとか子供みたいなことを言うのなら、受刑者のように参政権返上して自動車の免許証の色も変える制度にするべきです。受刑者には免許証の色を変えない選択肢はないけど有権者にはありますし。(刑務所帰りの人って免許更新できないから免許所の色違ってくるの知ってました?)


【元気だけに元気玉】

今は、各政党に反緊縮の国会議員がいるわけですから、自分らの選挙区にいなくとも支持することで、比例区なら票も入れれるし、これが国民意識による元気玉であり、元気玉だけに須藤元気に元気を分け与えれば、魔人ブークラスのグローバルモンスターも倒せることでしょう。

 


【反緊縮=国民国家】

かつて、自民党にアメリカの犬Aチーム(安倍・麻生・菅)がおり、民主党にアメリカの犬Bチーム(野田・前原・菅)がおり、どちらもアメリカのための政治となると指摘したブロガーがいましたが、今度はどの政党を選んでも反緊縮であり、後はどれに力を注ぐかということで国会で議論すれば、相当世の中はよくなっているはずです。

そもそも反グローバリズムの立場にいるのであるなら、反緊縮でないとオカシイのです。


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