個人主義と個性化ー自己実現の欲求を満たせる社会へ


【個人主義と個性化】

個人主義と個性化の違いというと、民主主義と民主制は違うと最近指摘している某経済評論家と同じようなことを述べていると思われがちですが、これ心理学者のユングが述べていることです。

自我と無意識の関係

自我と無意識の関係

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C.G.ユング
人文書院
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【簡単に言えば個人主義は竹中平蔵】

短的に説明する以下です。

(個人主義)
集合的な配慮や義務遂行とは反対に、ひとりよがりの独自性を意図的に際立たせ、強調することである。

(個性化)人間の持つ集合的な諸規定をよりよく、より完全に実現すること。個性の独自性を十分に顧慮することによって、その人間が立派に社会によって業績を上げることが期待される。個別的存在になること。個性というものを我々の最も内奥の最後の何ものにも比肩できない独自性と解する限り、自分自身の本来的自己(ゼルプスト)になること。つまりは「自己化」「自己実現化」とも言えるかもしれない。

簡単にいえば、例えば車好きだからとわくわくするからと言って夜中改造マフラーで近所迷惑な行動を控えたりして、周りの迷惑を考えて個性を発揮しろというようなことです。

自分の得意分野が清掃好きなら、その清掃好きを発揮して例えば近所掃除すればいいというこです。


【個性化の重要性】

ユングは個性化が利己的でなく独自性を実現し、エゴイズムとは雲泥の差であると指摘しています。

私たち現代人は社会的役割を演じて誰もがペルソナという偽りの仮面をつけているわけですけど、個性化の目的とはこの偽りの覆いから、他方では無意識のイメージの暗示からの解放であり、自分を見失わないための大切なものなのです。


【自我の先にあるもの】

結論からいえばユングは本来的自己(ゼルプスト)が何であるかを明確のは述べておらず、自我が地球とするのならその中心点となる太陽こそがゼルプストであり、人間の悟性の能力の彼岸にあるようなもの、つまりは「我々の中の神」と言い表しています。(抽象的ですね)

ユングにとっての自我は、意識と無意識の間で蹴られるサッカーボールのようなものとして例えられており、よく歌の歌詞にもある「本当の自分」とは自我を超越した中心点でありいわば、これこそ「中庸」の精神よって発見できるのかもしれません。

 


【自己実現の欲求】

本来的自己とは何ぞやとなるのですが、ユングはそれ意識を超えたところになり、上の図をみればわかるように、何やらわからないものです。

しかしながら、ユングは本来的自己は「自己実現化」とも翻訳できると言及しており、これこそマズローの5段階欲求の最上にある「自己実現の欲求」が関係していくると思われます。


【低次の欲求を飛び越える自己実現の欲求】

上の図を示すと欲求は段階的にあるから、まずブラックな労働環境から脱して安全の欲求を満たし、次に結婚するなり友達と遊んだりして愛と所属の欲求を満たし、そうして初めて社会性をおびて政治に興味をもち投票に足を運び、それから次に承認欲求を満たしてというように思われがちですが、この自己実現の欲求は実は低次の欲求を飛び越える傾向にあります。

例えるのなら何かに熱中して飯を食べるのも忘れたり、ついつい夜更かしして徹夜してドラクエしてしまったとか、生理的欲求ですら脇に追いやるそういう状態になることであり、私の同学年にあたるナイナイの岡村や、くりぃむの有田と上田は大学中退したのですが、そういう安全の欲求をとびこえてまで自分のやりたいことをするのも、恐らく社会が要求する役割というペルソナ(仮面)形成よりも、自分の本質的な部分、つまりはゼルプスト(本来的自己)がそうさせたのだと思われます。

マズローはその感興をそそる状態をB認識と呼び、母親が赤ん坊を抱いている状態などはその域に達しておるらしく、カラオケで十八番を歌ってる心地よい状態もその状態にあるといえます。

実は、理屈じゃなくて本来の自分の状態って、そのゾーンにある時の状態をいうわけです。意識して考えるとか打算とかそういうレベルではないわけです。

完全なる人間 [第2版]:魂のめざすもの (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 1998/9/15
アブラハム・H・マスロー (著), Abraham H. Maslow (原著), 上田 吉一 (翻訳)


【幸せホルモンのセロトニン】

ユングが本来的自己(ゼルプスト)が悟性の能力の彼岸といっているぐらいですから、この状態っていってみればブッディつまりは仏陀、キリスト意識に匹敵するとも解釈でき、この状態でいればいれるほど幸せホルモンのセロトニンが分泌されのではないでしょうか。

楽しむことが成功の一番の近道である。
(須藤元気ー無意識はいつも君に語りかける (マガジンハウス文庫) (日本語) 文庫 – 2010/2/25

ということです。


【熱中というゾーンに入った状態】

>嫌々やる勉強や仕事のなんと重苦しく、時間の長いことか。それに比べて、あながが楽しみにワクワクしながらすることの、羽毛のような軽やかさと、時間の過ぎ去るスピードの速さ。人生を上手に渡ることなどある意味、簡単なのだ。あなたが心から楽しめる勉強や仕事を選び、そこに全力を傾注するだけでいい。誰が作ったのか、いったい何の意味があるのかもわからない借りモノの人生のストーリーに参加して楽しいわけがないではないか。あなたの人生には、あなただけの楽しみがあるべきなのだ。そう、T.Eロレンスが言い放ったように、幸福とは熱中なのだ。

無意識はいつも君に語りかける (マガジンハウス文庫) (日本語) 文庫 – 2010/2/25
須藤 元気 (著)


【賃金不足と投資不足と労働環境整備不足】

本来、社会って各自がそれぞれ能力を発揮しやすい分野に割り当てるのが理想であり、それぞれの能力って本来は自己実現の欲求を満たせる状態であり、人気のない職業ってよく給料安いを加えての4Kとか言われているけど、それが給料高い3Kになればその仕事をやりたい人は必ず増えるし、しかも有給休暇抜きで年間休日140日になれば、今人不足と言われている業種なんて全て埋まるどころか、人余りになるはずなのです。

例えるのなら、生活安定のために役所の仕事を選んだけど、その人は本来なら大型トラックの運転をすることに喜びを感じるのなら、実はトラックの運転手になることが一番幸せで苦痛もなく生産性が高くなるのです。

大体日本の人手不足の業界って低賃金なり休みが少ないとか過重労働とかばかりであり、子供好きなのに保育士や教師になれないような、本来その仕事をしたい人ができない状態であり、それを選択するとブラックで収入も少なくそれこそ社会の不幸で、当然のごとく少子化となって問題として浮上したわけです。


【最大不幸社会と天動説】

公務員が人気職業ってだいたいその表現がオカシク、自衛隊・警察・消防・役所・教育とひとまとめしており、単に安定して老後も保障されているからその職業を選択しただけであり、まさに「安全の欲求」を満たしたいだけなのでしょう。

そんな役所に務めたくない人間が役所に務めたり、銀行員になりたくない人間が銀行員になったり、これは昔からあった問題なのですが、カネと地位といったものがその人の本質的な本来的自己(ザルプスト)を完全に脇に追いやり、つまりは地球の周りに太陽が回るがごとく、銀行預金が先で政府支出が後というような天動説になってしまっているからなのです。

 


【やる気の問題】

財務省が告白しているように日本には財政問題がないわけですから、後はやる気の問題だけです。


みんなの生活をよくしたいという稀有な政治家】

こういう意味では誰かの言葉じゃないですけど、来年は今年より経済だけみても悪い年になることだし、しかしながら著名な須藤元気が国会議員になったことは非常に大きいと言えます。

 

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