まじめな人ほど緊縮派となる理由・前編ーユング曰く” 最善の中にこそ悪の萌芽がある ”


【ユングの『自我と無意識の関係』】

これ語ると莫大な量となりこんなのブログで語りつくせるものかとなりますが、適当にまとめたいと思います。

最近、経済関係の本ばかり読んでいてうっぷんが溜まってきて、息抜きでユングの『自我と無意識の関係』という本を読んでいて、結構いろんなことに気づくかされることになりました。

自我と無意識の関係

自我と無意識の関係

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C.G.ユング
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【相補性】

ユングはこう述べております。

意識は善と悪との間に葛藤を覚えるけど、無意識のレベルでは

善と悪の両方は互いに必要としており、相補性の関係

にあると。

そういう意味では太極図にみられる中国の哲学の陰陽の関係が、まさにそうであると、ユングは言及しています。

 


【最善の中にこそ悪の萌芽がある】

ユングは更に以下のように述べています。

” 最善のものの中にこそ悪の萌芽がある。善が一つも生じえないほど悪いというものは決してない。 ”

これは太極図の白い部分の中に黒い小さな点があり、その黒い小さな点をよく見れば太極図でありその白い部分の中に・・無限ループ。

これが永遠と合わせ鏡の関係のように続くわけです。


【一つであるものを分離させることによる矛盾】

『ゲーテルの不完全性定理』のパラドックスも元々、陰と陽の相補性の関係であるはず・一つであるものを無理から分離させたために生じる矛盾であり、これって債権と債務の関係も同じであり、同じ構成員つまりは家族間の貸し借りの関係からわかるように統合することによりチャラにできてしまい、言葉の通り統合政府の基本概念なのだと思います。

ランダム・レイは国債なんて必要ないし、政府小切手を使用してとかそんなまどろっこしいことは必要ないと言及してましたけど、実のところこういう意味からなのでしょう。

貸付金でもなんでもそんなの何でもいいのです。キーストロークで準備預金、日銀当座預金が創造されるわけで、貴金属に裏づけされている兌換紙幣でないどころか、紙でもなく複式だけど単に簿記による貸し借りのデーター(記録)にすぎないのですから。


【もともと一つだという考え】

私の考えでは宇宙の誕生も同様であり、そもそも無から有が生じる事などありえず、その無という概念つまりは有のアンチテーゼがある時点でしかしそれはもう既に有であり、ビックバーン理論は起点となる概念自体が天動説と同じくらいの、間違っていると私はとれえています。

有のアンチテーゼから有が誕生することなどありないのです。むしろその有のアンチテーゼそのものが既に有そのものであるのです。

アルファでありオメガである。始まりもなければ終わりもない。

新約聖書にある聖人のおっさんは、本当はこのことを語っているのだと思われます。

ナザレのイエスは聖人であるけど、特別な神の子でなく我々もまた神の子であると私は解釈しており、自分らが凡庸な人間だから、イエスを神にあがめているだけです。一応カトリックの洗礼だけですが受けている私の異端と言われる解釈ですけど。


【善行為のよる悪行】

あまり深く入りすぎるとあっち系になってしまうので話題を起動修正しますが、個人でみる人間って意識的に自分が善でありその善に基づき行動を起こしていると思いがちなのですが、よかれと思って起こした行動が結果として最悪のことになるってよくあることです。

浜口雄幸内閣の緊縮政策なんてその典型例であり、現在の緊縮リベラル派は軍部増強を阻止した平和主義者として今でもとらえられているわけです。

私からする国民を貧困化させて娘を身売りさせた最悪の男です。

他にも例えば原発事故のリスク回避という善行為から、冬の北海道で火力発電所をフルに稼動させてそれがギリギリの電力の状態であり、火力発電が停止してブラックアウトになり電力が不足して、何百人何千人あるいは何万人と凍死者が続出することなんてそ典型例です。

ユングがいうように、最善のものの中にこそ悪の萌芽があるので、要注意です。


【今さら言えない間違だったと】

逆に緊縮保守って自信を愛国者だと思っている人が多く、自分らがグローバル化(自由貿易・緊縮財政・規制緩和)を支持していたことがしていることが、実は究極の売国・国家の破壊行為の真実を認知してしまうことになると、当然普通は認知性不協和の陥ります。

愛国者を気取り天皇を持ち上げていたけど、グローバル化により格差拡大とか少女を売春させるとかそんなことを陛下が望んでいるわけもなく、わざわざ国民を貧困化させてしかも国富である水道やらインフラやら農業を外国に売り払うことを支持した、陛下の意向に叛いたただの逆賊だったことを自覚した日には、とてつもなく恐ろしいことでしょう。

同胞日本人を何万・何十万人と命を奪ってきており、これが認知性不協和に加えてセンメルヴェイス反射も加わり、もう有名人となると前回紹介した内容の一億玉砕精神となってしまうわけです。

陛下へのおわびとか勝手に思ってレントシーカーと手を組み、全国民を巻き込むことになるでしょう。


【人間は恥に弱く、なら死なばもろともとなるもの】

本当に日本が途上国となり中国の属国状態になった日には、彼らは以下のような台詞を吐くことでしょう。

” だから、俺たちがもっとグローバル化してアメリカとの同盟関係を強くしろと言ったのだ!RCEPにアメリカを加入させて中国包囲網をつくれと!それをパヨクどもが社会保障費充実とか、地方の交付税等を増やせとか甘ったれたこと言ってるから、国際競争力が落ちた!英語の早期教育にもあいつらが反対して愛国者の竹中さんを悪者扱いした!あの甘ったれた共産主義者たちパヨクが日本を破壊した!中曽根さんや小泉さん、安倍さんは強い日本をつくろうとしたのに、あいつら売国奴のため日本は土建屋や農協、医師会らの既得権益団体が跳梁跋扈して財政悪化させ経済破綻した!愛国心のない自己中が結婚しないで子供をつくらなくなり少子高齢化となり移民に頼らなくなり問題が起こった!こうして日本の国際競争力が落ちた!安倍さんは教育勅語復活とか憲法改正しようとしがんばったのに、パヨクどもが反対した!”

これでセンメルヴェイス反射の重荷がかなり軽減されます。ピグマリオン効果・自己実現の成就の完成です。

日本が見事没落してウソが現実となるわけです。


【人参と認知性不協和】

これはネトウヨの典型的に見られるまず日本を属国という事実を認めていないから生じる誤謬によるものであり、

属国の現実 ⇒ 同盟関係 ⇒ トモダチ関係

この転換により、属国という屈辱感はネトウヨの無意識に追いやられ、いつまでも属国であるのは憲法改正に議論しない左側のせいだとなるわけです。

そして憲法改正という人参にくらいついてきたのが、ネトウヨのオピニオンリーダーであり、安倍政権はずっとこの人参をぶら下げている限り安泰なわけです。


【貧乏という美徳】

実は、まじめな緊縮リベラル派もまったく同じであり、自分の理想からくる自分の行為が結果、まったく逆のことをもたらすと自覚していないのです。

これも無意識の中に押し込めている抑圧された部分をいつまでも認識しようとしていないからです。これが実は千年以上前からずっと日本でも続いている、

禁欲が道徳的

という考えであり、

もったいない精神こそ日本人の美徳であり、倹約こそが人間の精神を向上させる!

といものなのです。

小乗仏教のいう

煩悩を滅する

なんて大好きで、

欲しがりません勝つまでは!
贅沢は敵だ!

と繋がってくるわけです。


【抑圧された煩悩は必ず副作用を及ぼす】

しかしながらこういう清貧の思想はどこかで、

無駄使いしたい。嫁に飽きた。勃起しない。旦那に興味を感じない。新鮮な異性とやりまくりたい。

というような、一見不道徳とみられる煩悩を抑圧しており、この抑圧された欲求が外に内に悪影響を及ぼすわけです。

個人でいえば内に対しては精神疾患であったり、外に対しては虐待・パワハラ・セクハラ・強姦・障害・犯罪・違法薬物依存・アル中・裕福でありながらデリヘリ嬢になるとか、無意識に行動を移すわけです。


【もったいないオバケ】

これが政治的な分野であると緊縮リベラルの場合、

コンクリートから人へ

とトレードオフの思想となり、これで堤防やダム建造、迂回する道路、高速道路、新幹線よりも社会福祉充実が大切となり、

税と社会保障の一体化

とか清貧の精神からすると一見もっともらしい美辞麗句をつくりだし、救いたいはずの弱者を浜口雄幸のごとく地獄に突き落とす結果となるわけです。

ぶっちゃけ、まじめな緊縮リベラル派のまじめでない部分が、つまりはいじめたいとかおちょくりたいとかの欲求が外に出てしまい、無意識に

消費税10%の使われ方が悪い

となり、消費税5%ましてや廃止なんて、せっかく10%まで引き上げたのにもったいないとなり、国民を貧困に追いやり漫画『闇金ウシジマ君』で貧困故に少女売春するような世の中に大きく加担しているわけです。


【実は弱者をいじめたい願望をもっている緊縮リベラル派】

浜口雄幸内閣を支持した当時のリベラル派と、今の緊縮リベラレ派はまったく同じわけです。

まじめ故に、無意識レベルに抑圧されていた人間の残虐な部分

弱者をもっと追い詰めて貧困にしてやりたいという欲求

が結果として、パラドックスとして、緊縮リベラル派は認めないでしょうが結果そううなっているのです。

 


【善意につけこむ悪意】

感動した!痛みに耐えてがんばった!おめでとう!米百俵!

という言葉に日本人が何ら矛盾を感じないどころか、恍惚となり未だに小泉・竹中の時代の失政を認知できないのは、単に貧困に対しての無関心なだけでなく、日本人の倹約思想美徳、イソップ寓話の『アリとキリギリス』という、勤労からくる蓄積ことが正解という誤謬からくるのです。

カネは天下の回りもの

こんな言葉を誰も信じることなどなくなるわけです。

緊縮リベラル派は実は限られたパイという、マルサスの『人口論』の桎梏と同じくトレードオフを無意識レベルで行っているのです。

マルサスの時代の後に農業革命が起こり、生産性向上つまりは

以下のブルーの供給能力の部分が飛躍的に上昇して、その食料不足は解消されるわけですけど、まじめで緊縮脳で縮小した脳でこの発想には絶対に至らないわけです。

(次回へつづく)


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