マルサスの人口論と国民国家の裁量を奪う金本位制や固定為替相場


【貧乏人から死んでいけばいいという考え】

またアクセス数低下する固い話になると思います。

主流派の経済学の特徴って、力学・物理学と同じで均衡思想にあり、わかりやすくいうと石の温度に例えられ、石の温度が高ければ外気に合わせて同じように下がり、その逆もしかりです。

マルサスの『人口論』も人口が増えすぎると、食料が限られているから人口増加すると当然不足になり貧困者から死んでいき、その結果人口が適性に保たれるというロジックにあります。

外気により石の温度が調整されるように、トータルの食料の量によって人口が調整される。これが均衡です。

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【ダーウィンに影響を与えたマルサス】

主流派の経済学はアダム・スミスが祖とされていますが、私からするとマルサス・リカード・メンガーらの学者こそが祖であり、つまりはダーウィンの進化論とまったく同じなのです。

適者適存(これは確かスペンサーが使った言葉ですが)・弱肉強食。勝ったものは何してもいいという思想が前提なのです。狼は生きろ、豚は死ねみたいな発想です。

過去ログで述べたように『ダーウィン進化論』はマルサスの『人口論』の影響を受けていますし、そもそも『ダーウィンの進化論』なんて嘘っぱちであり、あんなの科学でも何でもありません。(こういうとソフィストのごとく創造論か進化論かの二択でつっこんでくるバカが出現するわけですけど、この説明は過去ログでも辿ってください)


【歴史を抹殺する不敬者】

これ以上述べると話が逸れてしまうわけですが、神武天皇がいたかどうかとか聖徳太子がいなかったとか、そんなことは本来軽々しく発言することでなく、それならクリスチャンに

キリストの復活ウソです
奇跡ウソです
全て妄想です

と言ってみろとなるのです。
言う連中がいたら他人の信条を汚す不敬者かただのバカです。

こうして、私にとって身近な存在の聖徳太子が歴史から抹殺されたわけです。


【均衡によりインフレ抑制するグローバリズム】

金本位制や固定為替制度って金の保有量や外貨準備金という制限から、通貨発行残高の裁量制が制限され、つまりは新規国債発行などにより財政を組めなくなることを意味します。

金本位制を例にすると経済成長して好況になると物価が上昇し海外との競争力が落ち輸出が減ります。

同時に物価の安い国の製品が輸入されるわけで、国内産業が今度は倒産やら合併に労働者の賃金引下げに失業、投資への渋りによる供給低下を経て、つまりはデフレとなり、他国との経常収支の均衡を保てるようになります。

物理の法則で貧困や失業を発生させてデフレを起こし、適当にいろんな国の国民を殺しながら世界の均衡を保つわけですけど、これ、石の温度と同じように賃金なり低下したり失業により路頭に迷ったり、貧困ゆえに少女にインバウンド頼みで外国人観光客に売春させたりとか、そういう社会現象として反映されるわけです。人間の命や日常が石の温度と同じく非情にまで調整されるのです。


【貧乏を楽しめ】

マーガレット・サッチャーがオイルショックなどの影響によるインフレを、労働組合を叩きつまり同じイギリスの労働者同士を争わせ、失業者を何倍にも増やしてそれでデフレを意図的に起こした手法なんて、まさにマルサスの人口論つまりは主流派の経済学の王道なのです。

グローバリストの緊縮好き政策、政府の裁量を簒奪する思想って、主流派経済学の特徴、つまりはマルサスの『人口論』の無慈悲な均衡と基本同じ発想なのです。

貧乏を楽しめってことです。


【グローバリズムの正体】

グローバリズムって均衡モデルを基調としており、ただしレントシーカーなり多国籍企業なりは政治とガチのスクラム組んでいますから、そいつらだけはこの無慈悲な争いからは例外つまりは所与の条件とされています。

人の世に公正な競争なんてありえず、それもそのはず人間のすることですから、それこそAIにでも任せないとそれはありえないわけです。


【主導権を譲渡する緊縮リベラル思想】

さてさて、最近同じ反グローバリズム・反竹中平蔵・反安倍晋三政権という同じ志をもっていながら、このブログでは緊縮リベラル派へ結構批判的な内容になっているわけですが、まぁここは徹底的に忠告してやったほうがいいと思います。

環境リベラルにしても、平和リベラルにしても、公共投資悪リベラルにしても、全てトレードオフの緊縮政策が前提であり、今やってる連続ドラマ『おしん』の時代背景にもある浜口雄幸内閣が貧困故に東北の少女を赤線(今でいう風俗店)に送り込んだような残虐なことを推奨しているわけです。

この緊縮という考えは実は均衡とまったく同じであり、石の温度と外気の温度を一定に保つという点ではまったく同じなのです。

つまりは、石の温度には温度調整という裁量、つまりは主導権がないのです。

まじめな環境リベラルなり、平和リベラルなり、社会福祉リベラルなり、別にいいわけですが、これに財政健全化とか国の借金とか経済成長否定とかの発想が加わると、一言でいえば

グローバリスト・エニウェア族・売国奴に力を与えることになるわけです。

困ったことにリベラルは国家が嫌いで世界市民的な発想が強いから、最後の売国奴に関しては何とも思わないのです。活動圏がスピ系やグレタさんのごとくぶっとんでしまっているのです。


【均衡に対峙する機能】

この均衡に対峙する考えが動物の体温調整はチリの生物学者キャノンのいうホメオスタシス、つまりは機能にあり、体温が低下すると脂肪を燃焼させて下がる体温を食い止め、逆に体温が上昇すると発汗により体温を低下させて適性に調整させ、まぁこれも社会学特有の発想なんですけどね。

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【国家の機能】

わかりやすくいうと、地方が疲弊したら地方交付税・交付金・国庫支出金と上乗せしてサポートして、体温のごとく下がりつづける地方を暖めるて、生命維持を保とうとするのです。

インフラネットワークの整備なんてその典型であり、四国四県を高速道路でつないだり、大分あたりに架橋したりとか、福岡ー大分ー宮崎ー鹿児島と高速道路や新幹線で結ぶとか、日本海側もそうしたネットワークをつくるとか、そうすることが本来の国家の機能なのです。

フェリーも存続させるために国家が機能によりサポートすればいいだけです。

 


【内地という言葉の意味】

怖いのが私たちは四国や九州を東北や山陰のごとく地域でいうわけですけど、四国や九州の人って本州を

内地

って言うんですよね。

言葉って大切で私たちは沖縄にしても四国にしても私たちは同じ日本の地域と思っていても、地方って必ずしもそう思っていないのだと思います。

どこか見捨てられた感があったり、これで地方と格差拡大するとそれこそ国家の存続の危うさにつながります。


【中国共産党が安倍晋三をほくそ笑ってる】

本州にいる人間は勝手に北海道や四国、九州、沖縄を国内と思ってますが、華やかな内地の都市部はくだらないTVのお笑い番組とかハロウィンとかではしゃいでいますが、内と外の関係になりがちでここは注意すべきところでしょう。

私が中国共産党の上層部の人間なら、大阪都とか道州制で日本を地方分権という名の解体を推奨させて、そこから四国四県、九州と東京政府に見捨てられた州に経済的にガチでてこ入れして、先に事実上の自治区にしますね。

地方交付税などの削減により見捨てられた感を絶対に利用します。こんなの侵略の基本中の基本。

別に道州制にしなくてもRCEPに日本が加入するば、鴨がネギしょってやってくれるようなもので、これほど楽チンな侵略ってあるでしょうかということです。

RCEPのインド撤退、交渉参加を促した日本の思惑とは:朝日新聞デジタル https://t.co/pKoGqdpYIf


【インフラネットワークも再分配】

さて、インフレネットワークを充実することにより災害があればどこからでも助けられるようにでき、それこそロジスティクス(軍事用語)であり、どこかのルートが断絶されたのならどこかのルートを活かし、物資調達できるように無駄な道路という名の余力を残す必要があるわけです。

8年ぐらい前に奈良の十津川村が土砂崩れで大変なことになったでしょ?

R168とR168を横断する広い道路がないのが現実だし、それも紀の国(木の国)スサノオの祭っている熊野の地域には必要なのです。

カール・ポラニーのいう再分配つまりは中心性の運動が国防となるわけです。


【まじめ緊縮の罠】

まぁ、結構このブログで周期的に同じことを述べているわけですが、緊縮政策をリベラルが掲げているかぎり、つまりはマルサスの『人口論』とまったく同じことを推奨している、竹中平蔵の手助けをしていることになるわけです。

私はここ10年以上、アウトローとかかわっていませんが、当時は嫁を風俗店で働かすとかそういう話は耳にしてましたが、今は本当に90年代初めに少女が遊びカネ欲しさの援助交際とは異なる、つまりは途上国のごとく貧困故にサービスしている可能性が高いと思います。

漫画『闇金ウシジマくん』にあった話ですけど、もう既にインバウンドの外国人観光客に少女が貧困故にサービスしてる可能性もあります。


【倹約が人を追い詰める】

今でも子供の7人に1人が貧困ですからこういう悲劇も十分ありえるわけで、まず安倍政権を支持している連中をこれを自覚することですし、安倍政権を批判している緊縮リベラル派も、緊縮派でいる限りこれに加担しているという現実を自覚することだと思います。

まず緊縮がそうさせているという事実から目を背けないことだと思いますし、これで誰がどういった連中が本当の売国奴なんて誰でもわかると思います。

 

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【みんなで貧乏はごめん】

結局、緊縮による倹約って美徳のごとく思われますけど、「貧乏楽しめ」てむちゃくちゃ残酷であり、漫画『闇金ウシジマくん』のような世界をつくりあげていることになるのです。

皆が豊かになるにはどうすればいいか、まぁいろいろ自分の頭で考えてみることでしょう。材料はたくさんあります。

もっとバカなことができるぐらい余裕のある世の中のほうがいいと思えるのは、私だけなんでしょうかね。

カネ、カネ、カネってみんなセコクなり、相手を判断するのにどれだけカネを運んでくるかが基準となり、なんか世知辛いと思います。

では、カネって何でしょうか?いじわるな質問です。

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