聖徳太子の存在と国民意識


【聖徳太子は身近な存在】

結構、私は聖徳太子と幼少のころから繋がりが強く、「弘康」という名前もなぜかカトリックの洗礼を受けようが、この名前をつけたのは四天王寺の坊さんであり、しかも1歳ぐらいに法隆寺に行ったことも覚えています。(三島由紀夫は生まれた瞬間を覚えているぐらいですから覚えてても不思議ではありません)

大体、壱万円札に描かれていた人物は聖徳太子だったし、昭和までは聖徳太子は歴史上の人物として存在しており、これが後に歴史の教科書から消されてしまったわけです。

今の教科書に聖徳太子の存在が消され、推古天皇を補佐した甥のただの厩戸王(うまやどおう)と教えられているようです。

 


【聖徳太子消したがる連中】

なんか聖徳太子を消し去った理由って消したい側の意図が強いように感じられ、

” 考えられにくい ”
” 証拠はない ”

とかばかりで、かつて釈迦ことゴータマ・シッダールタの存在を消し去ろうとした連中と酷似しており、ならイエス・キリストことナザレのイエスを歴史上から消し去るために、復活とか奇跡とかなんて

” 考えられにくい ”

となるわけで、

教会行って、

” 聖書なんて創作だ! ”

と言えばいいと思います。

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【聖書が創作とならない理由】

聖徳太子とキリストの差はバチカンなど後ろ盾のある権威の差であり、そもそも日本の仏教自体がキリスト教と比べてあまり権威として定着しておりませんし、お経の内容なんて日本人は知らないでしょってなります。

日蓮の逸話はあっちサイドのこともあり教科書で不安定な時代にできた宗教の一部として扱われ、一方の聖徳太子の逸話は作り話となり消されてしまうのも当然です。

権と務とは対の関係にあり、権威の裏側にはそれを務める側の存在があり、キリスト教だと信者以外で、それを認めてくれる多数の存在が必要なのです。簡単にいえば社会的に認知されないといけないのです。

聖徳太子は仏教の中でもどの宗派でもあまり聖人として持ち上げられず、つまりは権威の後盾が弱い状態ゆえに簡単に歴史の教科書から抹消されたと思われます。


【信貴山の名の由来】

私の生まれは大阪で、生家の2階の東側の窓から信貴山スカイラインつまりは山脈が見え、奈良に引越ししても家の西の窓から信貴山が見えており、しかも法隆寺まで自転車で15分ぐらいの距離のところに住んでいました。

私は高校生の時に自転車で信貴山のヒルクライムに挑戦したこともありましたが、この信貴山という名の由来は、

信じて貴い山

という意味で名づけられ、そもそも聖徳太子が物部守屋を討伐する途中、戦勝の祈願をした時に毘沙門天王が出現され、必勝の秘法を授かったところからこの名前が定着したのでした。

 


【イスラム教を否定してみて】

聖徳太子の生誕で幼少期を過ごした地である明日香(飛鳥)の橘寺にも厩戸皇子(うまやどのおうじ)だけに、馬小屋で生まれたとかいろんな言い伝えがあります。

これが

” 考えられにくい ”

とか言うのなら、キリスト教の聖書やイスラム教のコーランの内容に対しても同じことを言えよとなるのです。

言えないでしょ?

サリン撒いた宗教団体と異なり、キリスト教やイスラム教は世界中に認知された権威の後ろ盾があるからです。


【神話は創作でないことがほとんど】

結構、こういうことって皇統のことや古事記にも関係しているようで、

神武天皇が熊野から大和に進入しようとして山中で道に迷ったとき,アマテラスオオミカミ (『古事記』ではタカギノカミ) が八咫烏(やたがらす)をつかわして,天皇の軍を導き,山中を抜け出させた

という逸話も嘘っぱちだとかも同じです。

” 考えられにくい ”

となるからです。

神話とか実はほとんどが言い伝えられていくうえで比喩されたりしている場合が多く、それを消し去ることはその元つまりは歴史を消し去ることに関係してきます。

一方のイソップ寓話とかグローリストの経済破綻論なんてまったくの作り話の妄想です。


【ネトウヨ嫌いが天皇嫌いへ】

最近、気づいたのですけど、かつてはネトウヨの存在がおぞましくその影響もあり、万世一系とか皇統とか無頓着というよりもむしろ毛嫌いしたところがありました。

ネトウヨ思想って米国隷従で尚且つサッチャーリズムに基づき、同胞日本人を切り捨ててマッチョ思想になり、靖国の英霊とか皇統は天照大神の子孫で万世一系とか、そっちばかり強調するからです。

自己責任で身内で争わせれば強靭な国家となると思いこんでいる節があります。


【ネトウヨとグローバリゼーション】

もともとネトウヨって右の「家」を強調する内と外の関係を重視するわりには、米軍を駐留させるは日米地位協定は認めるわ、自国で戦闘機を開発しようとかいう気概はないわ、安全保障となる農業や水道やらを外敵に渡すわ、何考えてんだとなってきたのです。

しかも、上と下の関係も軽視して、

” アメリカとは対等な同盟関係にある!友達! ”

とか、ストックホルム症候群や認知性不協和に陥り、上と下と右と左の関係両方を捨て去ったわけで、この壁やら境界線をとっぱったのが、戦後宗主国に叩きこまれた

グローバリズム

に他ならないのです。


【神話と歴史の連続性】

東日本大震災のあった年にTPP参加交渉に反対しない多くの日本人がなぜここまで同じ日本人に対して非情になれるのかを考えていくうちに、まず山本七平の日本教の「空気」が規範となっており、反省できない民族であることなど考えるようになりました。


【右の特徴の内と外の壁となる時間の共有】

しかしながら、あまりにも同じ日本人に対して冷血非情ぶりがこれだけではないとなり、そこで消費税導入や法人税引き下げや地方交付税などの削減など、構造改革・グローバル化による格差により国民の紐帯断絶となって、それが投票率の低下となっていることにも注目したのです。

故加藤紘一が左でありながら地元や国民のことを考えて猛烈にTPPに反対したところからも、左の特徴の国民という横の繋がりによる欠如でありのですが、もう一つ欠如しているのが歴史という同じ時間を共有する右の欠如の影響も非常に大きく、だんだん古事記や聖徳太子を通じての神話や歴史もそうだと考えるようになりました。


【古事記や聖徳太子の否定は知っているからやる】

トクヴィルは同じ人間と思えるには境遇がほぼ同じである平等の精神が重要で、それは左の特徴なんですけど、国家ってやはり規模が大きすぎて同じ国民となるとそれだけだと不十分であり、国民意識となると日本語を通じての連続性を感じさせるものが必要であり、それが歴史であり皇統以外にも聖徳太子とかの存在も同じなのです。

小学校で子供のころ日教組色の少ない教師から日本の誕生の古事記の話を聞かされたりして、聖徳太子の話を聞かされたりして、意識してなくともコモンスンス・常識としてそれが定着し、天皇陛下とかTVで映っていて別に敬意を払わずとも、どこか日本人としての認識があったのだと思います。

大砲撃って国富をバーゲンセールしまくっている総理が、” 万歳!万歳! ”と言っている姿を白い目で見ていてもです。

完全に左派が古事記とかを神話だと否定するわけですけど、否定していることはそれを知っているわけで、実は逆に国民意識を強くもっていることを肯定してしまっているわけです。


【外国人労働者と経済移民の特徴】

その証拠に外国人労働者はもちろんのこと、「経済移民」なんてアマテラスやスサノオやらの神話を知らないし、名前さえ知らないし伊勢神宮も熊野のことも当然知りません。聖徳太子のことも当然知りません。

当たり前です。

日本の文化とか歴史とかんてまるで関心なんてなくて、あるのは自国通貨よりも強い円の獲得と、母国よりも10倍高い所得とかですから。

日本語も高い所得を獲得するために手段であり、私たちにとっての英語みたいなもので、しかし外国語で抽象概念も考えられなければ、感傷的に浸ることもできないので、移民であると移民で固まり母国語と文化や慣習を守ろうとするのも普通の現象です。

経済的動機・所得獲得が目的であるとその土地の文化や言語に同化することなんてありえません。逆に、自分らでその土地の言語から文化から法律から全て変えようとします。

しかし「改正入管法」により安倍政権は越えてはいけない一線を越えたのです。

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【日蓮上人の逸話はつくり話なのか】

私は聖徳太子がいたと思ってますし、10人以上同時に発した言葉を理解したことも、速読できる人がいることなので十分ありえた逸話だと思っています。馬に乗って空ぐらいたまに飛ぶこともあるでしょう。

日蓮上人が刀で自分が切りつけられた時に刀が折れたんです。

法華経にもあります。

念彼観音力 刀尋段段壊 (ねんぴかんのんりき とうじんだんだんねん)

否定するのならそっち系に建物中に入り、

” 法華経なんて嘘っぱちだ! ”

と言えるかとなるとできないのです。

それは聖徳太子と異なり権威やらある種政治と結びついた権力もあるからです。

 

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