若い年代の人へ財政破綻論の嘘を説明してみた・前編ーゼロの意味


【政府の赤字は民間の黒字】

先日、会社で20代の若い同僚と話をしていた時に彼は男性なのですが、麻雀を知っているか話をして、知っているらしく麻雀の例えで以下のことを説明してみました。

政府の赤字は民間の黒字


【固定概念に凝り固まっていない強み】

そもそも主権国家は通貨発行権を有するわけで、財務省が主張するように日米のような自国通貨建ての先進国の国債のデフォルトつまりは財政破綻は考えられないと、私のスマホのgeogle driveにアップしている図やグラフで簡単に説明したら、結構すんなり納得してくれました。

中高年者と異なりTVをあまり見ないし、固定概念に凝り固まっていないところなどがあり、そこも大きいのでしょう。


【少し詳細に説明します】

まず、マクロ経済学の三面等化の法則を説明するべきだったのですが、まずはそれはショートカットして、口頭で支出面だけ説明しました。

上記の図であるとより正確な国内総生産の支出面を指摘されるであろうこともあり、補足した図を作成したので紹介します。

下のほうのやつもいつものこれとだいたい同じですね。

たぶん民間の投資(I)が民間住宅・民間企業設備に該当し、政府支出(G)は上図にあるようにそのまま公的資本形成(I)になっているのでしょう。(これに「在庫」を顧慮するとごちゃごちゃして、もう経済に興味のない人に対しては完全アウトになります。正確な定義においての国民所得となると過去ログで紹介したNIとなり、これはアニヲタと同じくマニア向けの話になります)

大別するとGDPとは消費と投資と純輸出です。

私はつめこみ教育のせいなのか「C+G+I+EX-IN」と暗記しているし、そのほうが説明しやすく理解されやすいから、いつも「C+G+I+EX-IN」で説明しています。


【三面等価の原則】

GDPにおいてもう一つ大切な基本概念は、

GDP(国内総生産)のおける三面等価の原則であり、

支出面=生産面=分配面

となるわけです。

分配するにも分配するものを生産する必要があり、生産するには生産するために支出をする必要があり、これの一連の流れにより三面等価の原則はなりたっているのです。たぶん。


【対の関係】

分配するには生産しなければならず、生産するには支出するしかなく、支出が所得よりも租税よりも先行する。

こんなところでしょう。

消費するには消費する生産物が必要なのも同じわけです。

生産者と消費者は対になるっているのです。MMT風に言えば「タンゴは2人で踊るもの」というところでしょう。

誰かの支出は誰かの収入も同じです。


【愚者のアルカナと同じゼロ状態】

ここで一番といってもいいほど重要な原則が加わります。

政府収支 + 民間収支 + 海外収支 =0

なのですが、ここで麻雀の図で説明したら結構うけがよかったわけです。

民間収支を家計と民間非金融法人と分割しておりますが、これのほうが4人でやる麻雀に例えやすいわけです。誰でも目にすることができる日銀の景気循環でも取り扱われていますし。

誰かの勝ちは誰かの負け

が麻雀から得られる結果の現実であり、もともとあるフローである麻雀の点棒の得点数はトータルで変わらないゼロなのです。


【ここは中二病路線で】

つまり愚者のアルカナのナンバーゼロと同じです。

このゼロという数字が格好よくて(b’zの『zero』の曲も格好いいですね)、このゼロナンバーにはきちんとした意味があり、愚者のアルカナの絵柄に変換した魔術式を読み取ることで、場の魔術起動を一定時間完全封殺するゼロにするグレンの固有魔術を意味します。

ノーベル経済学賞受賞(ミルトン・フリードマン)とか東大名誉教授とかの権威を無効・ゼロにできる状態にできて、相手を丸裸にできることを考えたらゾクゾクしますね。そういうことです。

『ロクでなし魔術講師と禁忌経典(アカシックレコード)』の作品にでてくるこの『愚者のアルカナ』カードには、ダークフレームマスターのようなこういう中二病的な隠れた意味があるのです。


【中学生でもわかる政府の黒字は民間の黒字】

さて、経常収支が赤字でも黒字でもない状態つまりは、

輸出(EX)-輸入(IN)=0

という結果を得られたのなら、

政府収支 + 民間収支 = 0

となり、これを移行すると

政府収支 =  民間収支
民間収支 = ー 政府収支

となります。つまりは

政府の黒字は民間の赤字
民間の黒字は政府の赤字

となるのです。中学生でもわかる単純なことです。


【何度もこのブログで出てくる所与の事柄(条件)】

上を口頭で説明すると拒否反応を示される場合があるのですが、麻雀の図で説明すると麻雀やってるやってた人には感覚的にわかりやすく、誰かの勝ちは誰かの負けとなるわけで、こんなの真実というよりは経験則からくるただの事実なわけです。

にわか雨でびしょびしょに濡れた

この程度のことです。

折り畳み傘があったり、どこかの軒下に雨宿りしてのなら濡れなかった

これが社会学でいうところの「所与の事柄(条件)」であり、経済学ではマンデルフレミングモデルで先進国モデルでは適用されないとかであり、私が前述説明した例えでは経常収支0状態で、折り畳み傘をもってない状態や雨宿りのする所の無い状態のことも同じです。

その条件がなければ必ず濡れるのです。


【無駄なことなんてない】

全部つながってくるでしょう?

一見無駄の知識に思えることでも、知ってて無駄なことなんて一つもありません。

物事ってあらゆる面から分析する必要があり、ある特定の思想に拘りその連中だけでサティアンにこもっているのが主流派経済学つまりはゾンビ経済学なのです。

しかし、そのゾンビ経済学を知っていることも、ケインズの弟子のジョーン・ロビンソン女史のいうとおりに、

” 経済学者に騙されないため ”

となり、サティアンに引きこもって盲信しないかぎり多いなる武器となることでしょう。錬金術の研究やもんじゅなどの新エネルギーの研究なども同じです。

引きこもりニートの存在も同じで、生産性がないとかそんな小さなドケチな価値判断で物事を見てはいけないのです。(誰も” 引きこもれ!ニートになれ! ”とかそんな極端なこと言ってませんから)

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【恐るべき認識共同体の共通用語の効果】

麻雀の図で例えるのなら仮に海外が勝ち負けなしのとんとんであるのなら、政府の負けは必ず民間非金融法人と家計の勝ちのトータル数と同じになるわけです。

麻雀好きなら麻雀好きの認識共同体に属しておると、

” なるほど! ”

となるのです。これは一発で理解されました

プロレス好きやアニメ好きも同様ですけど、麻雀好きに変換した固有の共通認識(術式)を読み取ることで、ノーベル経済学賞受賞者や東大名誉教授などの権威を一定時間完全封殺する、つまりはゼロの状態にできるのです。(シュタゲのオカリンのごとく中二病砲炸裂ですね)


【事実とは】

私はあくまでも麻雀に例えてましたが、別にこれは仮説でも理論でもなく「単なる事実」です。日銀が公表しています。


【悪質な印象操作】

数ある例のうちの特殊な例は事実とはいわず、こういうのを事実というのです。

例えば生活保護受給者がパチンコ行ってて遊んで金つかっているとか、政治に声をあげない選挙に行かない投票率を下げるマイジェントサイレントよりも声を上げているリベラル派が社会に悪影響及ぼしているとか、そんな特殊な例を引き合いにだしたりしてもまったく説得力にかけます。なんか抽象的でふわっとした感じです。

これは先程述べた特殊な状態の所与の事柄(条件)に当てはめると、、

ほとんど全ての生活保護受給者がパチンコに行くとする

とすることであり、悪質な印象操作でしかありません。


【改竄されていないデーターに基づく論理的思考で】

そういう発言をする人は、実際の数字に結果を分析するなり社会心理学勉強してスタンレーミルグラフのアイヒマン実験のことを知るなり、もっとリテラシーをもって身につけるほうがいいでしょう。

また、話ずれまくりましたね。それどころか中二病的な一面が炸裂してしまいましたし。次はキチンとします。たぶん。

(次回へつづく)


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