一貫して同じことを繰り返す言い続けることの大切さ


【同じことを繰り返し言うだけ】

過去ログでも触れましたが、少数派が多数派のヘゲモニーを覆る条件は、

「一貫して同じ事を言い続けること」

なのです。

これは社会心理学者のモスコヴィッシのいう、少数派が多数派を転覆させる社会の変動モデルによるもので、少数派が影響力を及ぼす条件は、

影響源が一貫性をもって意見・判断を主張しつづける。又は1人でなく複数の場合は全員が同じ意見を保持すること

です。

こうすることにより、主張に何ら根拠があるかもしれないという疑問が起き、対象そのものが吟味されるらしいです。

今、財政破綻論の嘘を1人でなく複数が唱えているために、センメルヴェイスのように隔離施設に送りこまれなくて済んでいます。

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【このブログも骨子となるものは同じ】

実は、たいがい私のブログでも同じことを繰り返し言い続けているだけであり、骨子となるものは変わらないのですが、そこにアニメネタとか時事ネタとか加わり、OSのごとく間違いを訂正しつつバージョンアップしているだけです。

OSに例えるとアンドロイドはアンドロイドのまま、ウィンドウズはウィンドウズのままで、私は私のままであり、モスコヴィッシという社会心理学者も上記の社会心理学講義の本を通じて何度もこのブログで紹介しています。

基本的に私のブログは大体以下のことを繰り返してるだけです。

反グローバリズム(反緊縮・反自由貿易・反規制緩和)、再分配つまりは誰もが安心して暮らせる社会保障、再分配つまり適切に中央から地方交付金・地方交付税・国庫支出金を分配、ILOの批准を先進国並にして労働条件の向上、労働市場のフレキシブルな制度の導入失業に伴い再教育制度や賃金保証制度の樹立、労働機会均等の拡大、インフラネットワークの充実、防災対策、自立した外交・状況に応じた同盟関係・自立した国防

だいたい、これで右から左から両方から叩かれるわけです。

リベラル派は社会保障拡充や労働機会の平等や拡大では合意するが、インフラネットワークの充実とか国防とか大嫌いで対立するなんてその典型的な例です。保守派からはその逆もしかりです。終身雇用ありきになり、それ以外は認めないとかなんてその典型例です。

だけど、反緊縮をかかげる唯一の政党の「れいわ新選組」って、本当は右からも左からも両方叩かれるような政策が多いのですけど、今は両陣営から反緊縮の旗のもとで支持を仰いでいるわけです。


【言葉(母国語)は大切】

言葉って大切で例えばよく

” プライド高い ”

とか口にして批判的に言いますが、ではプライドとは何かとなります。

pride ・・ 自尊心・誇り・自慢・うぬぼれ・傲慢

これらそれぞれ意味が異なってきます。

” あなたは自尊心が高い! ” ” 日本人は誇り高い! ”

となるといや、何が悪いんですかってなりますね。

むしろ自尊心が低くい人物で誇りなき民族って嫌でしょ。

または、”あなたはうぬぼれが強い! ” ”日本人は傲慢!”

って言われるのも嫌です。

同じ日本人でも傲慢かましてよかですかと言われるのも嫌です。財政健全化を憲法に明記される危険性を指摘して逆にフルボコに合うとかなりかねません。このブログ読めば読まなくとも他の情報から、グローバリズムのアイテムの一つの緊縮財政がどれだけバカげておりどれだけえぐいことか理解できるはずです。

であるからして、自信は傲慢になり謙虚は卑屈となり、言葉の定義も同じく難しいのですがそれでもある程度整理することは必要で、これって母国語でしかできないんですね。(このネタも同じことの繰り返しです。ルターが聖書をドイツ語で訳して、デカルトが『方法序説』をフランス語で訳し、そのデカルトに影響を与えたのはカタルーニャのリュイであるがカタルーニャがなぜ独立国家できなかったという歴史とか)

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【簡単に政治家になれとか】

同じことを繰り返し言うのはいいのですが、少数派の意見は多数派からは煙たがられ、通常は

” まじめ言っちゃってさ~ ”

とか揶揄され、話しているうちに納得していくと政治家に立候補して世の中を変えてくれとか言われる場合がよくあります。


【日本で政治家になるには】

だいたい、選挙の供託金でも衆議院小選挙区で300万円いりますし、労働者であると選挙活動中に収入ないわけでその間どうするのかとなります。

しかも、スタッフも必要でボランティア募集したり、それでも組織票がないわけですから、敗北する可能性が圧倒的に高く、しかも、不倫や浮気ごときでごちゃごちゃいうような民度の低い有権者相手にアホかとなります。

年金未納問題とか

” だから何? 未納できないほど追い詰めた政府に責任あるんじゃないの? ”

という認識しか私はもっていませんし、池上彰のごとく清廉潔白でなく(彼は消費税35%の増税ジェノサイド側の人間ですけど)プライベート面はあまりよろしくありません。

政治家の政策なんか吟味できる有権者なんてほとんどいなく、もうその時点で落選するでしょうし、しかも公人になると表現の自由によりプライベートが守られないわけで、自ら自由を捨てることなんて私がするわけない。


【国民の半数以上が主権を放棄している現実】

実は世の中を変えてくれとか発言した時点で、江戸時代の農民や中世ヨーロッパの平民と同じく、主権を有していない近代国家における国民という概念枠を捨てているわけです。

それよりもまず自分がこういった個人や家族の即効性のある利益とならないことに関して、公に対して出来る事を何かやっているのかとなるわけです。

先の選挙では投票率48%程度で戦後二番目に低い数値で、こうなると組織票の強い自民党は圧勝するし、こうして消費税は10%となり民意を得たとかなるのです。

面倒だとか誰に投票したらいいかわからず投票に足を運ばないで、それで魔法のごとく安易に世の中変えてくれとか不可能なわけです。


【ホロコースト実現の条件】

反緊縮を唱えた政治家が当選しなければ、当然グローバリズムにのっとり消費増税と法人税減税と社会保障費削減と公共財を売却するような政治家が当選する。

反緊縮をかかげている二つの政党の自民党と立憲民主党とどちらを選んでも地獄という状況は、政治に背をむけた国民の半数に及ぶ有権者・つまり国民にあるわけです。

実は、安倍政権支持したとか民主党支持したとか、毎回投票に足を運んでいる有権者よりも、政治に参加したりしなかったりしている有権者、つまり無関心で無責任な側のほうが強いわけです。

アイヒマン実験と同じで、大多数の無関心がなければ年間何万人もの変死者というホロコーストは実現不可能なわけです。(これも何度も繰り返し言ってるます)


【同じ国民の不祥事】

それでも仮に今回投票していない連中から参政権を剥奪して残りのメンバーで政治を行ったところで、そのメンバーらで決め事がすすめられ、参政権のない連中は第二国民のように位置づけて、参政権のある連中は第一国民となり、それで消費税免除に老後の暮らしは確実に確保とかすると、まぁ第二国民はその時は憤怒することでしょう。

実際、今のところ投票権は刑務所に入っていないなどの例を除いて誰もが有しており、民主制のいい面は今回の投票率の低さがまねいた人災ですら、貧すれば鈍する構造上の問題と思い、同じ国民のやらかしたことだし諦められることなのです。

投票しなかった有権者を多少は糾弾しても、抹殺しないでしょ。


【意識高い系って何?意識低い系でないこと?】

こういうことをいうと、

” 人を見下している ”
” プライドが高い ”

とか意識高い系扱いされ(そうでないなら意識低い系じゃん)、そもそも

” プライドって何?自尊心。誇り。自慢。傲慢。のどれを指すの? ”

と振り出しに戻るわけです。

結局、私でも枝葉の部分は変わっても骨子となることは変わらず、同じことを言い続けるしか世の中を良くする原動力にはならないのです。


【思想がまず先】

ケインズのいうようにまず先に思想があり、その支配から人間はものを考え行動するわけで、その最初を変えないと世の中よくならないと思います。

反緊縮派の政治家が落選すれば意味ないし、逆に緊縮派がのきなみ落選すれば政党自体も変わります。


「人間は考える葦」パスカル
やはりそうだなと思われる方は ↓のリンクをクリックお願いします。
ちなみに、
「パスカルを引用するやつには用心しろ」オルテガ
というのもあります。


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