山本太郎の大分での演説ー逃げ場所がないのなら変えるしかない


【山本太郎の大分の演説】

ツイッターで興味深いツィートがあったので紹介します。


【問題の動画】

その大分の動画が見当たったので紹介します。1分50秒ぐらいに一般有権者に絡まれます。


【党でないといけない理由】

要は山本太郎は障害者を国会に送りつけたのはいいけど、まず自分が当選してからだということなのですが、仕組みをよく理解されていないようで、山本太郎だけ当選しても政党の用件を満たさないわけで、そうなると恐らく献金やらの資金面の問題からTVなどのメディアでの発言など活動の制限が加わるわけです。

選挙に当選するだけでは力が弱く、党に所属していると安藤裕議員のごとく縛りがあるから、結局ガス抜き要員とされ壊国に加担することになるのです。

政党でないと国会でのあの発言

” 竹中平蔵の下請け! ”

が、TVで取り上げられず音声消されてなかったことにされたのと同じようなことが繰り返えされるだけです。

 


【鬼畜の国日本の実情】

まぁ、単に底辺らしき酔っ払いに絡まれているだけですけど、山本太郎はこの人を排除せず(恐らく聴衆やスタッフが抑えにきたのでしょう)話しようとしておりましたが、この人は結局マイクを投げ捨ててしまって終わります。

このオヤジに関するゴシップネタはスルーして、山本太郎は障害者を国会に送り込んだ理由は、現場にいる人間が一番理解しておりその立場から発言してもらうことと、生産性で物事を計る生きづらい世の中を変えていきたいからだということかららしいです。

この国で障害者が活躍できるシステムなんて構築できておらず、企業のイメージアップから障害者を雇用しても、実情は現場への押し付けであり、私も製造業にいたとき実際そうでした。

障害者であろうと会社側からは人員は1人としてカウントされてしまい、聾唖(ろうあ)で耳が聴こえない言葉が発せないけどよく働くとかの場合は多くの部署が欲しがり、逆にアスペ気味とかの障害で問題ばかり起こすとかだとどこも欲しがらないなど、人材の争奪戦になります。

つまりは障害者ですら会社内で生産性で物事を計られるのです。

こうなると問題のある障害をもった従業員に対する、その部署内での健常な従業員の態度がどうなるか想像できるでしょう。

ブラック企業だとその穴埋めをサービス残業という名の強制無償労働となり、跳ね返ってきたりすることも考えられます。


【グローバリストの思惑通り】

山本太郎はこのおっさんと争っても国民同士が分断されているだけだと気づいているらしく、それも述べています。

実際、無国籍のエニウェア族のグローバリストの連中らは、サムウェア族の底辺同士で争って自分らの安全保障は確保できたと安心することでしょう。

 


【諦めない結果のレントシーカーの勝利】

そして有権者の半分が

” どうせ変わらないから ”

と政治を諦めたことに対して、最後まで諦めなかったのが企業側であり、政治を諦めなかった人たちが約3割の票で世の中をコントロールしていると指摘しています。


【25%が政治を私物化】

今、植草一秀さんの「25%の人が政治を私物化する国」を読んでいるのですが、小選挙区制の影響から

自民党の得票率18%
公明党の得票率7%

の計25%の得票率で約7割の議席を確保され、日本の国会は民意でも何でもないことが理解できます。

全ての選挙区に候補者を立てれる自公に有利な制度であるのは確かで、投票率が低下すれば必然的に自公は圧勝し、参院選前に吉本の宮迫の涙の会見とかそんなゴシップいらないのです。

ますます投票に足を運ばなくなるから。

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【煽り運転は攻撃の置き換え】

国民が貧困化すれば皆煽り運転のごとくイライラして精神的に余裕がなくなり、教育の現場では同じ教師へのイジメ、職場でもイジメ・パワハラが横行し、道歩けば自転車は暴走してくるわ、日本中どこに行っても地獄図しか見られません。

富裕層の住んでいるところ意外は。


【貧すれば鈍する】

貧困化すれば政治に関心を向ける余裕がないことも山本太郎は指摘しています。

当たり前ですけど、失業してもブラック会社という地獄へ行かなくとも済むとか、老後貯蓄なくとも誰もが安心して暮らせるとか、そういう「安全の欲求」が満たされてないと人間はコミュニティの参加以前の状態では、共同体が近代化で崩壊した現代において、政治に参加するとかまずありえないのです。どうしても、

今だけカネだけ自分だけ

となります。

感謝?何それ得するの?となるわけです。

カネ払ってるのだから農家が作物育てるのを食べれるのは当たり前。向こうも潤っているし。

こんな考えになるのです。まぁ、この当たり前が崩壊したのが去年の大阪の災害や今年の関東での台風の被害なのですけど、ここに日本人の多くがまだ気づかないのです。


【貧すれば鈍する】

山本太郎のいうように、

余裕がないから政治に背を受ける。こうして、政治に背を受けると、一部の政治を諦めなかった人だけの政治となる

考えて見れば当たり前です。

自分で構想
自分で提案
自分で決定
自分で儲ける

これを許したのは、ベッキーとか宮迫とかそんな自分の生活にまったく関係のないゴシップにとらわれ、マカクザル並に誰かを叩くことでしか喜びを感じられなくなった貧困化し貧しい心になった一般庶民の有権者のミスです。(芸能人らもそんなの望んでないし、ルーズ・ルーズで足の引っ張り合いしても仕方ないでしょって)


【不確実性に対しての模範解答】

山本太郎はロスジェネ世代で16歳で芸能界に入り、同じ世代が大変なことになっていることをまったく知らなかったらしく経済的に苦労したことがなく、政治にまったく無関心だったことを後悔しているようです。

山本太郎は今自分が落ちて不安しかない。
党代表になってもこの先どうなるかわからない。
もし何かあったら国や行政が助けてくれるようにしてほしい。
だから政治を変えたいと涙ながら訴えています。(不確実性の問題です)

” 自分のために変えるんだ。みんなのためでもあるけど。”

” 自分勝手でごめんね。でも自分には自信がない。スーパーマンじゃない。芸能人だった。今芸能人じゃない。芸能界に戻れるなんて思っていない。竹中平蔵ろくでもないとか、経団連がどうしたとか言ってる人間が、さんざん言ってきた人間が、東電を潰せ!国有化だとか!原発を全て国有化してしまえとか言ってる人間を、芸能界に戻してもらえるような甘い世界かということですよ。ありえない。じゃ変えるまでやるしかないじゃないか。”(動画2:00ぐらい)


【え?原発国有化】

社会性のない連中の集まりの2chやニコニコ動画で無駄に鍛えたタイピングで太郎の言葉をヒアリングシャドーして文字起こしたのですが、原発国有化とか私と同じことを考えているようです。(こんなのガルブレイスがもっと前に唱えていることですけど)

原発を国有化ということは、可能性として真夏でエアコン需要の高い状況や北海道のことやらを顧慮して、政策変更している可能性があります。あくまでも可能性で現的な妥協案でもあり、国有化にしてから廃炉とかいろいろあるかもしれませんが。

原発なんてそもそもコスト考えてやるものではないことは確かです

第一次安倍政権で福島第一原発の電源喪失の危険性を共産党に指摘されて、しかしそのまま放置して事故へとつながったのですから。


【個人の力量の限界】

私も自分の周囲ぐらいどうにかと思っていたのですけど、そんなの竹やりで爆撃機撃ち落とすようなもので、国の政策の前においては無力です。

例えば消費税10%になると、もともと医療や介護サービスについて消費税非課税というルールが適用されてきたから関係ないと思われがちなのですが、さまざまな備品をはじめ水道光熱費や施設の賃料などのコストなどは負担増になり、病院の経営悪化や介護事業者の倒産なども増加していくことが考えられます。

堤未果さんも著書でこれを指摘してました。

消費税上げられるだけで費用がかさんで利益ぶっとぶのですから、個人の力量なんて吹いて飛ぶ程度だと実感できます。この仕組みには逆らえないしこれが現実です。

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【逃げ場所がないのなら変えるしかない】

国民を救う側であるはずの中央政府からまず国民に対して手をさしのばすべきなのですが、今の日本では逆に上から爆弾落され続けており、個人の力量なんて鼻で笑う程度で、こうなるとニヒリズムに陥ってしまいます。(実際私は2年ぐらい前までなってました。)

山本太郎がいうように経団連の御曹司であるとか、資産を世界中に分散しているとかの所謂エニウェア族でない限り、グローバリゼーションは世界中で災禍を撒き散らしており、自分だけ助かるとか不可能なわけです。

自分だけ助かろうなんてサムウェア族にはできず、時間差で食い物にされていくだけです。公務員も今は非正規増えてるでしょ?

今だけカネだけ自分だけの精神で、これからどんどん供給能力が低下の一途にあって、途上国以下にまで凋落する日本円ためこんでどうするのかってこと。

なら、政治を変えるしかないし、各自でできることを無理のない程度でやるしかない。

こんなの中学生でもわかることで、霊長類学者のフォルカー・ゾマーのいう「攻撃の置き換え」をする猿に、日本人というか人間は退化してはいけないのです。

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お笑いの質の変化とグローバリズム


【日本人と西洋人の違い】

日本人って「相互強調的価値観」が強く、西洋人と異なり「相互個人的価値観」に欠けると社会心理学者の北山忍先生は言及しています。

例えば、「自分は、○○である」という自己定義を二十字以内で述べよと質問すると、西洋では

「私は短気な性格の人間だ」「私は外交的な人間だ」

とか自己の能力特性について回答するけど、日本人だと

「私は○○大学の学生だ」「私は二児の母である」

とか、他者との関係性や社会的役割において回答する例が多いらしい。


【個人主義的要素の重要性】

これについて日本人の特性として瑕疵があると言及すると、

これのどこが悪いんだ!
お前はさんざん役割分担の重要性について述べてるだろ!

と指摘されるだろうですけど、過ぎたるは及ばざるが如しというように、ものには限度があり、個人主義的な要素があまりにも欠けると三橋さんが最近いうグローバリズムに対して抗体のない日本人は、ケダモノ以下の民族に成り下がるような行動をとることになりかねません。

グローバル化により個人主義が跋扈したのでなく、個人主義が育成されていないが故に、日本人がケダモノ以下になるというパラドックスです。


【西洋人が個人主義となった大きな要因】

西洋人が個人主義になる大きなきっかけとなったのが、これまで現在の英語のごとく共通語としてラテン語で聖書を書かれていたのを、マルチン・ルターにより母国語のドイツ語で翻訳され、それが一般庶民にも読まれるようになり、簡単にいえば皆が母国語で各自の解釈を得て、自分の頭で考えるようになったのです。

これまでは牧師が言う事をそのまま鵜呑みするしかなく、しかしながら母国語で聖書が翻訳されたのなら、勝手に咀嚼しそれが優れていようが劣っていようが、聖書の内容に一般庶民が物議を醸すようになったのです。

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【別に英語苦手でもないし】

私が日本を捨てられない大きな要因はやはり日本語にあり、今でも知らない日本語の言葉が多数あり、抽象的な概念は母国語でしか熟成されず、元々悩むの趣味で考えることをやめられない私としては、日本語は絶対に捨てられないのです。

なんか、私が英語批判をすると苦手だからと思われがちなのですが、別に自慢できるレベルでないのですが英検2級ぐらいはもっていますし、訓練を受ければ日常会話ぐらいならできるようになると思います。

ただし、中身すっからかんのレベルでしょうが。

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【論理性に欠ける日本人】

農耕民族とか災害大国だから相互強調的価値観が強いとかどうかは別として、日本人が個性を嫌い「空気」を規範とするところは、西洋人に比べて非常に強いのは確かだと思います。

西洋では、

” ○○が言っていたから ”

とか他人の規範に従ったような発言する

” お前の考えはどうなんだ! ”

と叱咤されるようです。

日本だと昭和あるあるで教師がよく生徒が悪いことして、生徒がこの ” ○○が言っていたから ”という屁理屈をごねると、

” ○○が死ねと言えばお前も死ぬのか! ”

とヘンテコな説教をくらったものです。

正確には他人の考えを採用して実行しただけで、その考えを却下する選択肢も当然あり、全て他人の考えに同調するわけじゃないのですけど。


【人数が増えれば質は低下する】

ジンメルの集団量的規定では

高潔で洗練された教養はすべて個人的な性質

であり、それはコモンセンス・常識みたいな「共通の内容」と対峙しているとされてとされています。

2、3人でいるとその程度の数だと社交の場でなく、15人ほど人数が増えるそこで始めて社交の場となり、飲食・化粧・礼儀作法など感覚的に魅力的なものは実は、多数により人格水準が低下する典型的な例であり、

どうしようもない

とジンメルは批判に述べています。

経済界とか金持ち集団の立食パーティーの話の内容が下劣なのも当然なので、それの究極的に人数が拡大した形態「大衆」massであり,マスのメディアが

「国民一人当たりの借金がー」

と無碍に日本を破壊しているのも普通の現象なのです。

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【日本人がグローバル耐性ゼロの理由】

西洋ですらグローバリズムで国が崩壊寸前にまで追い込まれており、ましてや個人主義が定着していない日本だともう一瞬で国家なんて消えてなくなることでしょう。

なぜならば、グローバル化は中間団体つまりはコミュニティを破壊するからであり、それらは自治会・労働組合・農協・医師会・趣味の集まり・会社・共同体すべては中間団体であり、これらが破壊された後は個人による規範か家族としての規範しか残されません。

家族の規範が過激になることは過去ログで何度も触れましたが、そうなると個人による規範しかなくなり、そうなるとどうしても日本国民の脆弱性がモロに出てくるわけです。


【グローバリズムにより原子化された日本人の末路】

そうとらえれば、東日本大震災で復興支援と言いいながら、

「バスに乗り遅れるな!」
「TPP参加交渉!」

と、東北切捨てしだしたことも、今回の台風で小泉・竹中時代の公共事業削減が招いた結果であることを振りかえようとしないことも、デフレでありながら消費税の倍増を許したことも、元々個人主義が軽視され周囲の行動に合わせればいいということからだと理解することができます。

周囲に合わせれば皆共犯者となるので、責任はあってないようなものとなります。誰でもTVや新聞のプロパガンダーつまりはアドルフ・アイヒマンの駒となれます。


【グローバリズムに伴った笑いの質の変化】

これで

” これからは個人主義! ”

となるのですがそんなことゆとり教育以前から言われていたことだし、80年代のころの「お笑い」の質の変化からも読み取れます。

70年代だとドリフターズの『8時だよ全員集合!』や『欽ドコ』などのお笑い番組がありましたが、そこから『俺たちひょうきん族』とか『笑っていいとも』とか『とんねるずのみなさんのおかげ』に『ごっつういいかんじ』や『晴れ時々たかじん』に『さんまの踊る御殿』とお笑い番組の内容が大きく変化してきたと思います。

ドリフターズも結構PTAから批判を受けたようですけど、80年代から人の変えられない身体条件などの欠点を笑いにしたりとか、とにかく人を傷つけるような内容の笑いに当時変化していったようの思えます。

これって、個人主義の跋扈でなく私人のゴシップなネタでしかなく、だんだんこれに競争的な要素が加わり自己責任論が強くなり、その流れのままバブルの突入し浮かれ気分の中消費税が導入され、バブルがはじけて行政改革がなされ、更に消費税増税され、現在の質の低いゴシップなお笑い番組ばかりになったと思われます。

ベッキーなんてどうでもいいゴシップネタに、皆がおぞましいほどくらいついている日本人って、もうこれだけで危機的な状況にあると思えます。(古すぎるってwそれぐらいしか知らないから)


【栄養が不足している人にダイエットをさせる選択】

笑いの質が変化しだした時期と中曽根政権の誕生の時期と同じであり、国鉄民営化電電公社民営化という規制緩和資本の移動の自由などの規制が撤廃されたり、日本は不沈空母とかの発言もありだんだん卑屈な民族になるわけですが、のちのバブル経済により私たち日本人が何か勘違いしだしてきたと思います。

当時は牛肉・オレンジの問題やらもあったのですが、ソ連がペレストロイカに着手しその後ソ連自体が崩壊して東西冷戦が終了して、いよいよ宗主国が日本人を家畜化していくぞという時に、米国隷従とグローバル化いう最悪の逆の舵とりをしてしまったわけです。


【同胞への感謝】

欽ちゃんこと萩本欽一さんは他人の頭を叩く芸を禁止していたそうで、そんなことで笑いを取るなという考えは恐らくグローバリズムに汚染される前のお笑いの精神からくるもので、いずれにせよ中曽根政権のグローバル政策により、日本人の精神に大きく変化をもたらしたと思えます。

欽ちゃんの弟子?の勝っちゃんこと勝俣州和さんは、築地とかの早朝早く魚市場で働く人の姿を見るのが好きなそうで、

” この人たちががんばってくれているおかげで、自分らはおいしい料理を食べられるんだ ”

と実感でき感謝できるだからそうです。

自分より下の連中の頭を叩いたりして笑いのネタとしない。そういうイジメにつながるようなことはしない精神と感謝とは蜜にあるのでしょう。

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【結論】

こうなると、

①中間団体(共同体とか)の維持・復活
②個人主義(自分の頭で考える力)の育成
③内と外の壁(日本語、時間の共有、移民・外資受け入れ拒否など他多数

これらを組み合わせることでしか、

今だけカネだけ自分だけ

とグローバリズムに汚染された風潮を変えられないと思います。

所得格差以前に精神面が先にやられているので、反緊縮の政策は結果としての外的影響によるもので一時的に豊かになっても、それだけだとまた同じ事をやらかす可能性があります。


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新谷かおるの『エリア88』の世界ー中二病ではありません


【新谷かおるの漫画の影響】

前回、新谷かおるのバイク漫画の『ふたり鷹』のことに少し触れましたが、元々同じ作者の戦闘機の漫画の『エリア88』から読み始め、その次に自衛隊の主人公のふたりの(ふたり好きの新谷先生)漫画の『ファントム無頼』と読みだしたわけです。

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小学生の頃ガンダムブームからガンプラをつくり始め、次に戦車、最終的に戦闘機とプラモデルをつくることになったのですが、その関係で結構戦闘機が大好きになりました。

お気に入りの戦闘機はやはり、『エリア88』の主人公である風間真が最終的に乗る事になったF5EGタイガーシャーク(のちにF20が後継)というマイナーな戦闘機です。

 

.
友人はシンの盟友のミッキー・サイモンが好きで、そうなるとF14トムキャットとなるわけですが、なぜか好きなキャラや戦闘機がかぶるとよくなく、趣向を分けるようなわけのわからない決まり事があったことを覚えています。

友人はF16ファイティングファルコンが好きで、結構F5Eタイガーシャークより優れているとか、G(重力)に強いとかどっちが優れているか口論になっていました。

中二病も何も当時はそれ以前の年齢であり、単なる子供の趣味でした。


【最強は面白みに欠ける】

当時は『ファントム無頼』の影響で航空自衛隊にも憧れていたし、『ふたり鷹』の影響でバイクに乗るようになり今だにバイクに乗っており、それで土砂災害でライフラインを絶たれた奈良の十津川村とかをR168経由でしゅっちゅう行くし、スサノオを祭っている熊野本宮を休憩地点にして、ついでに参拝してたりしてスサノオを祭っている神社も身近な存在なのです。

それでもなぜかというか必然的に当時80年代初めの世界最強の対空要撃機のF15イーグルは最強すぎて面白みに欠けそれはパスされる存在だったし、『エリア88』でも完全にスルーされていました。一度も登場していません。

『キャプテン翼』のキャラランキングで主人公の大空翼がランキング1位にならないのと同じ心理が働くわけで(たぶん)、読売巨人軍を好きな人間って権力隷従的でスネオ根性丸出しで面白みに欠けるのと同じです。(批判は受け付けません)

ジョジョのデュオのタロットカードの世界と同じく、時間止めるとか反則で逆にやりすぎで面白くないのと同じで、丈太郎も時を止めれるようになるとかもボツです。

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【結構、政治的な話もある】

『エリア88』のストーリーはネットで読んで欲しいのですが、簡単に言えば主人公の風間真が友人の神埼に裏切られ戦闘機乗りの外人部隊に送り込まれ、傭兵としての契約履行のために3年間アスラン王国で戦うというものです。

物語にプロジェクトAという闇の組織がありこれは軍産複合体のことであり、金儲けのために適度に戦争を起こして軍需産業が儲けるとか、アメリカを批判しているようなそういう陰謀論的なというか実際ある話もしています。

まぁ、金の雨を降らせるレインメーカーのオカダカズチカ(最近、ミルキーの声優ミモリンと結婚した)とは異なり、血の雨を降らせる軍事版レントシーカーみたいなものです。

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【国産戦闘機の三菱F1】

『エリア88』ではF15は無視された存在なのですが、F15といえばF22が登場する前までは世界最強の対空要撃機であり、日本では冷戦構図からライセンス生産を許可されていたのです。

ライセンス生産をする理由は航空技術の継承にあり、だけど既に三菱重工業がF1を開発していたはずで、一応wikiで調べて見ました。(今は簡単に情報入手できて便利です)

>F-1(エフワン/エフいち)は、日本の三菱重工業が開発した第3世代ジェット戦闘機。同社のT-2高等練習機の発展型であり、航空自衛隊で支援戦闘機(戦闘爆撃機)として運用された。量産1号機の初飛行は1977年(昭和52年)で、同年より部隊配備を開始した。その後、後継機であるF-2の配備が進み、2006年(平成18年)3月9日に全機が退役した。

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【F22がダメなら自国で戦闘機開発】

私の解釈が間違っていなければ日本に戦闘機を開発する技術はあり、F15のライセンス生産は最高峰の技術を獲得し継承したかったからだと思います。

なら、ライセンス生産はF22でないとあまり意味がなく、高いだけのポンコツF35のライセンス生産なんて、わかりやすく言えばF15でなくF20の購入及びライセンス生産をするみたいなもので、それならもっと予算つけてでも自国で開発しろとなるのです。

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【属国の現実と緊縮財政】

今から10年以上前の『日本の戦争力』という本を読み返してみて気づいたのですけど、日本って国防力のバランスが悪くてこれも恐らくこうなったのも、

①アメリカの干渉
②予算の制約

の影響であり、またもや属国の現実と緊縮財政という日本の病の根本をつきつけられるのでした。

本格的な空母の開発とかも宗主国から阻害されています。


【日本の国防力の問題】

ちなみに北朝鮮がミサイルを発射する際にF15で敵地攻撃できるかと言えば答えはNOであり、なぜならF15は対空要撃機で地上を攻撃することができないからです。

また、北朝鮮を攻撃して帰ってくるまでの燃料が足りなくなるので空中給油をする必要があり、また別の問題もあるのです。

これ、石破茂の本に書いてありました。

国防

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【アメリカの同盟国でジュニアでない国はない】

個人的には石破さんは嫌いじゃないのですけど、緊縮財政でアメリカのポチ精神が強く今はもう完全にダメで、『日本の戦争力』の小川和久氏も、朝鮮半島のピンポイントの歴史に詳しいネトウヨと同じで、軍事に詳しいただのネトウヨという印象しか受けません。

>日本のある新聞記者がアメリカ側と議論するのに、しきりに「日本はアメリカのジュニア・パートナーだから」と前置きを口にするので、アメリカ側がキョトンとしていたことがあります。

>私が「『日本はアメリカのジュニア・パートナーだから』なんて言葉をア・プリオに使うのはやめなさい。アメリカの同盟国でジュニアじゃない国が、どこにあるのか。すべてジュニアに決まっているではないか」

>「~その視点(事実とデーターから日本がアメリカの国防で最重要であるということ)から見ると日本は最重要同盟国だ」というと、今度はアメリカ側がその通りだといい、日本側がキョトンとしていました。

(『日本の戦争力』小川和久 より )


【NO1属国の日本】

正直、情けないと思います。

アメリカに軍事的に保護されている国で属国でない国はない。属国でもアメリカの重要拠点なんだから、最重要属国で何の問題がある。

私にはそう思え解釈していまいます。


【宗主国依存体質の未来】

つっこみどころ満載なのですが、トランプが日本の核保有に口を出したことと、米軍を日本から撤退させるという言葉は、何も日米FTAのために属国の貿易協定のための脅しだけでなく、実際そういう動きがあるからです。

日本人は大陸の民族と異なり海に隔てられたオフショア国であり、どうしても軍事バランスの感覚の欠如が激しくピンとこないようです。

要は、東アジアは日本・中国・韓国・北朝鮮・ロシアと互いに対立して軍事バランスをとらせれば、アメリカもオフショア国であり本土は広い太平洋で隔てられている故に安全保障が確保されるということです。

アメリカは西ヨーロッパとの関係だけに専念しておけということで、これはリアリストのクリストファー・レインがずいぶん前から口にしていることです。(これも何度もこのブログで取り上げています)

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【国民を貧困化・家畜化している事実】

そして何よりも日米地位協定・年次改革要望書・規制改革推進会議と内政干渉を受け、その結果日米不平等貿易やら農協改革にカジノに中国が引き受けないトウモロコシの引き受けと、これだけのことをやられて同じ国民の日本人が貧困化しているわけです。


【内と外の壁がなくなると国家は崩壊する】

自国で空母も開発させてくれないし、核保有も宗主国任せ。

国家が日本人が守るどころかアメリカ主導のグローバリズムにより家畜化が深刻化すると、日本人が国家に対して疑心暗鬼になるのも当然で、それでネトウヨみたいに国家のために命をささげろとか土台無理な話なのです。

社会保障・老後の保証などのセーフティーネットが不十分となると、皆自分を守り次に家族を守り消費せず貯蓄や民間の貯蓄型保険とかで身を守りそこで限界に達しストップし、こうして「今だけカネだけ自分だけ」の世知辛い今の日本となったわけです。

去年はとうとう「改正移民法」により日本は移民国家として大きく舵をとることを決定したわけですけど、

内と外との壁をなくすと必ず国家は崩壊します


【財政破綻論者という国難】

日本は敗戦直後からずっと内にアメリカという外敵を入れたままの状態で、いまだ自主独立を果たして折らず、こんなの憲法9条以前の問題であり「お上」がアメリカになってしまいむしろそれを誇りとしてしまい、エリート層や一般庶民も皆がそうだという悲しい現実です。

ネトウヨやらが万世一系とか、別の変なのが女性天皇とかいろいろ分かれて天皇崇拝していますが、一方でそういうことに関心を抱き現実にやってることは実はアメリカ崇拝で、アメリカ批判していて保守の立場をとりながら、国のザイセイガーに何の疑いをもっていない知識人・文化人がいるのなら、結局アメリカという神輿を担いでいるだけなのです。

災害はいわば戦争状態だ!
日本人が力を結集して!
必要な防災対策を!
国防力の充実を!
しかし孫の世代に負担を残さず同時に財政健全化を!

無理無理。

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【生涯学習】

子供のころに「ひらがな」から始まり漢字の読み書きやらを長い時間かけてようやく大人になり最低限のリテラシーを身につけてきたわけで、経済学でも数学でも会計でもなんでも一朝一夕で身につくものでもないし、地道に時間かけてやるしかないのです。

皆小学生の頃毎日宿題でドリルをやったように、反復して身につけていくしかなく、経済学や評論家のいうことを鵜呑みせず横着しないで学び、そして自分の頭で考えることだと思います。

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P・S

だけど学問って金儲けのための立身出世の道具にされてしまっており、女性が特に子供に対して楽させて金儲けさせることを考え、教育ママになりがちなんですよね。

それで賃金格差が拡大すると職業蔑視につながり、今の私たち日本人に多く見られるカネ渡してやってるのだから当然とか、全て市場の交換関係となり感謝の気持ちがなくなり国民意識の断絶となっていますが、また別の機会でこれについて述べたいと思います。


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時間を共有する国民国家ーオカダカズチカと竹中平蔵の違い


【国家とは】

「国家」という言葉の由来を調べて見たのですが、どこでこの言葉がつくられたのかは不明であり、福沢諭吉の『学問のすすめ』では国家という言葉は恐らく使われておらず、たんなる「国」として扱われています。

しかしながら、福沢はこのように述べております。

外国に対して我国を守らんには、自由独立の気風を全国に充満せしめ、国中の人々貴賎上下の別なく、~省略~英人は英国をもって我が本国と思い、日本人は日本国をもって我本国と思い、その本国の土地は他人の土地に非ず我国人の土地なれあ、本国のためを思うことを思うが如し~。

 

学問のすすめ

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(2012-09-13)

【国民国家】

「国家」を英語で表すとnation、stateなのですが、nation には国民の意味があり語源は元々ラテン語のnatalisであり「出産・出生」と意味しますが、いずれにせよを表しています。

一方のstateは状態を表しその時の政治体制などと捉える考え方もあるのですが、これらのことを踏まえて、nation -sate人と土地と両方の関係を重要視して、

国民が国家の防衛という基本的な一点で平等化され対等のものとして扱われる国家

つまりは、「国民国家」と定義する捉える論客もいます。

だいたい、福沢もこれに似たような解釈をしており、まぁこの考えはリベラル派には少しウケが悪いわけです。

それでも国民国家において国民と領土との関係を離さすことは難しく、「国防」って内と外で考えており、リベラル派の好きなカール・ポラニーの「家政」の閉ざされた集団を維持するための、水道や農業となどの自給自足という安全保障と同様、自主独立した国防力が必要となるのです。

 


【上と下の関係の欠如の弊害】

上と下か外と内かの二者択一なんてまずありえず、どっちか一方に偏りすぎると例えば、内と外だけで考えると在日コリアン排斥やら韓国にぞっこんで嫌いな割には異常なまでに朝鮮半島のピンポイントの歴史に詳しかったりとかになりがちになります。

逆に上と下の関係が余りにも欠如してると、宗主国アメリカに対して同盟国とか友達とか、アメリカは韓国を軽視しているけど日本は違うとか、属国という現実を否定するとにかく気持ち悪いようなことを口にするようになります。

しかも、上と下の関係の欠如は有権者の政治家に対して、「世の中をよくして」とか全権委譲の精神になりがちです。特に日本人は「お上」が聖人君主なら全てそれでよくしてくれるとかそうなりがちなのですが、一般庶民にとって権力者ってまず監視対象です。

憲法改正すれば戦前の大日本帝国の復活とか妄想を抱き、

改正入管法・TPP参加・日米FTA不平等条約・種子法 廃止・カジノ法・水道民営化・郵政株売却凍結の凍結つまり売却・PFI・農協解体・漁業組合法改正・消費税増税・法人税引き下げ・国家戦略特区・年次改革要望書復活・経済財政諮問会議復活・規制改革会議・・・無限。

これだけ売国行為をされても米国隷従の政権批判しないというのは、保守でないのは明らかなのですが本当に右なのかと思うわけです。


【多文化共生の不可能性】

リベラル派に見られる左の内と外の関係の欠如は、最近執拗なまでのこのブログで扱ってきたように、時間の共有をあまりにも軽視しており、言語・文化・慣習・コモンセンス常識の異なる移民に対して多文化共生できると思いこんでいるところなのです。

ダグラス・マレーの本にあるように、TVのコメンテーターとかアナウンサーとか上層階層の連中は、治安がよくて安全な地域(大阪の箕面とか)に住んでいるため、スラムの現実なんて知らず、自分の娘や嫁が乱暴にあうことなどありえず、一方で一般庶民がそうなった場合、

” そんなの日本人の性犯罪者も同じだろ?移民だけ叩くのは差別だ! ”

とかなり、被害者が側が逆にレイシスト扱いされるようになります。

その国の土地や言語や文化や歴史に愛着がない移民が日本にやってきて最初は生活が向上して満足しても、貧困とは他者との比較にあるわけで同じ土地に住んでいるのに、ずっと日本の底辺におれば同じ国民という意識がなければ尚更、犯罪が増加するのも当然なのです。

” なぜ、俺たちは同じ仕事をしてるのに賃金安いんだ! ”

とか言いだすのです。(同じ仕事はしてないのですけど)

TVのコメンテーターが多文化共生とかで移民受け入れ賛成するならまず、自分の家にどこの誰ぞやわからないおっさんと同居してみればいいわけで、同じ日本人でもそれすらできないのに、まったく別の時間(歴史)を共有し別の文化や慣習を保持する移民と共生なんてできるわけないのです。

西ヨーロッパが移民の同化に失敗したことがいい例です。

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【ふたり鷹】

新谷かおるの漫画で『ふたり鷹』ってあったのですが、ストーリーは東条鷹と沢渡鷹という同じ” 鷹 ”という名前の主人公がいて、この2人は同じ病院で出産したのですがその時に火災に合い同じ” 鷹 ”という名前で、赤ん坊が入れ替わってしまうのです。

それぞれ血の繋がっていない家族の中で人生を歩むわけですが、2人ともバイク乗りでありたまたま同じ大学に進学したりしてとか関係をもつようになります。

結局、赤ん坊の入れ替えという事実を知るはめになるのですが、しかし血の繋がっていない家族であれそれまで共有した時間があり、これまでどおりの関係を築くことになるのです。

沢渡鷹の方は母子家庭で幼少の頃は貧しくて、鷹が小さい頃服をドロドロに汚して毎日母親に怒られるのですが、ある日鷹が家に帰ってこないで心配になり母親が近所を探しまわっていたら、幼い鷹が神社で裸になってドロドロになった服を洗っており、そこを母親に発見され鷹は逃げるのです。

服汚すと怒られると思ったから逃げたわけなのですが、そんなことよりも母親は鷹が心配だったので、母親が泣きながら鷹を抱きしめるのでした。

そういうエピソードがあったりして、「家」って思い出とか時間の共有が大切であり、血のつながり云々ではないということです。

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【売国奴と愛国者】

移民には移民の思い出があり、そうなると移民は移民同士で当然固まって暮らすわけで、そうなるとそこでコミュニティ(中間団体)ができあがり、上の国家の命令(法律)に従うわけなく逆に自治権を主張するだろうし、日本国籍を取得しておりしかも移民は多産で純日本人よりも投票に足を運ぶし、力関係は変わってきます。

それに気づいた頃には時既に遅しでありそれがグローバル化を進めてきた今の西ヨーロッパで、去年はとうとうその越えてはいけない最後のラインを完全に安倍信三政権が越えたわけです。

これに対して国会でめいいっぱいに反対したのが今の「れいわ新選組」の山本太郎代表だったのです。

リベラル派は外国人技能研修の非人道的扱いとかそっちばかりに注目しており、いやまず同じ日本人からでしょって。山本太郎はまず同じ日本人のことを考えて以下の発言をしたのです。

” この国に生きる人々を低賃金競争に巻き込むのか! ”
” 世界中の低賃金競争に! ”

 

 


【8年前の竹中さん】

” 竹中平蔵の下請け! ”

とも山本太郎は叫びました。

さて、8年前の竹中さんの考えは以下です。

>政府の債務残高が1000兆円近くあるいま、日本は財政危機を迎えている。 「よく日本経済は『全治3年』などという人がいますが、私は『余命3年』と考えたほうがいいと思います。2012年、13年までが最後のチャンスで、それを超えていまのような状況が続くと、本当に何が起こるかわかりません」(本書の竹中平蔵氏の発言より)

不安恐怖を煽るグローバリストの常套手段です。

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【現在の竹中さん】

で、MMTという黒船が到来することになり財政破綻論が難しくなり、別の形態になり別の角度から日本を破壊しかけてきているところです。

いや、あんた、2011年に余命3年とか言ってただろw
まず、誤りを訂正してください。


【ちゃぶ台返し】

しかし、財政破綻論を従来の主張から変えたことは大きく、相手の駒の進め方がわかったのなら、先にそこを塞ぐだけだと思います。

これは考え方変えれば朗報でチェックメイトしている状況なのですが、恐らく彼らはピグマリオン効果・自己実現の成就、財政破綻を現実としていく方向にもっていくでしょう。

TV局のアナウンサーやら評論家やら経済学者やら大企業の経営者やら財務官僚やら認知性不協和とセンメルヴェイス反射に今陥りかけており、レントシーカーは必ずこれらの共犯者を従え、一億玉砕のちゃぶ台返しをやってくると思います。


【恥と罪の意識の重さ】

学者や知識人にとっては回復できないほどのだし、TVのコメンターやら政治好きの芸人・タレントにとって、この国にとってよかれと思ったことが逆に万単位で同じ日本人を殺めていたという事実

今回の台風で100人ほど亡くなったのですが、災害国でありながらろくに調べず財政破綻論をかたくなに「無駄な公共事業」とか信じ、これにさんざん加担し続けていたことを普通は認められるわけありません。

「自己責任」で切り捨ててきたわけですから「恥であり罪」でもあり相当キツイく、世界を牽引する思想の持ち主でしかも愛国者と思ってたのが、一瞬にして同じ日本人のホロコーストを支持しただけの残虐な人物、命令に従っただけのアドルフ・アイヒマンと立場が変わるのです。

恐ろしくないわけありませんし、精神錯乱状態になることもありえます。


【国家とは】

結局、国家には内と外と上と下の両方が大切であり、内と外の壁となるのが言語やら時間の共有つまりは歴史であり、上と下との関係を保つには国家や家のことになるとつい人間は過激になるから、中間団体が必要となるのです。

保護貿易による内と外の関係は決して鎖国でなく、外国に対してはそれなり節度ある関係を築いているだけで、これはグローバリゼーションでなくインターナショナルな関係なのです。

週1回カレー食べるとか根拠なき家の決まりとか、いちいちそんなこと他の家に口だししたりしないのですが、可燃ゴミを捨てる日は決まっておりそれは守るとか、節度ある関係がインターナショナルな関係で、どこの誰ぞやわからないおっさんといきなり同居するような壁のない関係がグローバリゼーションなのです。


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聖徳太子の存在と国民意識


【聖徳太子は身近な存在】

結構、私は聖徳太子と幼少のころから繋がりが強く、「弘康」という名前もなぜかカトリックの洗礼を受けようが、この名前をつけたのは四天王寺の坊さんであり、しかも1歳ぐらいに法隆寺に行ったことも覚えています。(三島由紀夫は生まれた瞬間を覚えているぐらいですから覚えてても不思議ではありません)

大体、壱万円札に描かれていた人物は聖徳太子だったし、昭和までは聖徳太子は歴史上の人物として存在しており、これが後に歴史の教科書から消されてしまったわけです。

今の教科書に聖徳太子の存在が消され、推古天皇を補佐した甥のただの厩戸王(うまやどおう)と教えられているようです。

 


【聖徳太子消したがる連中】

なんか聖徳太子を消し去った理由って消したい側の意図が強いように感じられ、

” 考えられにくい ”
” 証拠はない ”

とかばかりで、かつて釈迦ことゴータマ・シッダールタの存在を消し去ろうとした連中と酷似しており、ならイエス・キリストことナザレのイエスを歴史上から消し去るために、復活とか奇跡とかなんて

” 考えられにくい ”

となるわけで、

教会行って、

” 聖書なんて創作だ! ”

と言えばいいと思います。

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【聖書が創作とならない理由】

聖徳太子とキリストの差はバチカンなど後ろ盾のある権威の差であり、そもそも日本の仏教自体がキリスト教と比べてあまり権威として定着しておりませんし、お経の内容なんて日本人は知らないでしょってなります。

日蓮の逸話はあっちサイドのこともあり教科書で不安定な時代にできた宗教の一部として扱われ、一方の聖徳太子の逸話は作り話となり消されてしまうのも当然です。

権と務とは対の関係にあり、権威の裏側にはそれを務める側の存在があり、キリスト教だと信者以外で、それを認めてくれる多数の存在が必要なのです。簡単にいえば社会的に認知されないといけないのです。

聖徳太子は仏教の中でもどの宗派でもあまり聖人として持ち上げられず、つまりは権威の後盾が弱い状態ゆえに簡単に歴史の教科書から抹消されたと思われます。


【信貴山の名の由来】

私の生まれは大阪で、生家の2階の東側の窓から信貴山スカイラインつまりは山脈が見え、奈良に引越ししても家の西の窓から信貴山が見えており、しかも法隆寺まで自転車で15分ぐらいの距離のところに住んでいました。

私は高校生の時に自転車で信貴山のヒルクライムに挑戦したこともありましたが、この信貴山という名の由来は、

信じて貴い山

という意味で名づけられ、そもそも聖徳太子が物部守屋を討伐する途中、戦勝の祈願をした時に毘沙門天王が出現され、必勝の秘法を授かったところからこの名前が定着したのでした。

 


【イスラム教を否定してみて】

聖徳太子の生誕で幼少期を過ごした地である明日香(飛鳥)の橘寺にも厩戸皇子(うまやどのおうじ)だけに、馬小屋で生まれたとかいろんな言い伝えがあります。

これが

” 考えられにくい ”

とか言うのなら、キリスト教の聖書やイスラム教のコーランの内容に対しても同じことを言えよとなるのです。

言えないでしょ?

サリン撒いた宗教団体と異なり、キリスト教やイスラム教は世界中に認知された権威の後ろ盾があるからです。


【神話は創作でないことがほとんど】

結構、こういうことって皇統のことや古事記にも関係しているようで、

神武天皇が熊野から大和に進入しようとして山中で道に迷ったとき,アマテラスオオミカミ (『古事記』ではタカギノカミ) が八咫烏(やたがらす)をつかわして,天皇の軍を導き,山中を抜け出させた

という逸話も嘘っぱちだとかも同じです。

” 考えられにくい ”

となるからです。

神話とか実はほとんどが言い伝えられていくうえで比喩されたりしている場合が多く、それを消し去ることはその元つまりは歴史を消し去ることに関係してきます。

一方のイソップ寓話とかグローリストの経済破綻論なんてまったくの作り話の妄想です。


【ネトウヨ嫌いが天皇嫌いへ】

最近、気づいたのですけど、かつてはネトウヨの存在がおぞましくその影響もあり、万世一系とか皇統とか無頓着というよりもむしろ毛嫌いしたところがありました。

ネトウヨ思想って米国隷従で尚且つサッチャーリズムに基づき、同胞日本人を切り捨ててマッチョ思想になり、靖国の英霊とか皇統は天照大神の子孫で万世一系とか、そっちばかり強調するからです。

自己責任で身内で争わせれば強靭な国家となると思いこんでいる節があります。


【ネトウヨとグローバリゼーション】

もともとネトウヨって右の「家」を強調する内と外の関係を重視するわりには、米軍を駐留させるは日米地位協定は認めるわ、自国で戦闘機を開発しようとかいう気概はないわ、安全保障となる農業や水道やらを外敵に渡すわ、何考えてんだとなってきたのです。

しかも、上と下の関係も軽視して、

” アメリカとは対等な同盟関係にある!友達! ”

とか、ストックホルム症候群や認知性不協和に陥り、上と下と右と左の関係両方を捨て去ったわけで、この壁やら境界線をとっぱったのが、戦後宗主国に叩きこまれた

グローバリズム

に他ならないのです。


【神話と歴史の連続性】

東日本大震災のあった年にTPP参加交渉に反対しない多くの日本人がなぜここまで同じ日本人に対して非情になれるのかを考えていくうちに、まず山本七平の日本教の「空気」が規範となっており、反省できない民族であることなど考えるようになりました。


【右の特徴の内と外の壁となる時間の共有】

しかしながら、あまりにも同じ日本人に対して冷血非情ぶりがこれだけではないとなり、そこで消費税導入や法人税引き下げや地方交付税などの削減など、構造改革・グローバル化による格差により国民の紐帯断絶となって、それが投票率の低下となっていることにも注目したのです。

故加藤紘一が左でありながら地元や国民のことを考えて猛烈にTPPに反対したところからも、左の特徴の国民という横の繋がりによる欠如でありのですが、もう一つ欠如しているのが歴史という同じ時間を共有する右の欠如の影響も非常に大きく、だんだん古事記や聖徳太子を通じての神話や歴史もそうだと考えるようになりました。


【古事記や聖徳太子の否定は知っているからやる】

トクヴィルは同じ人間と思えるには境遇がほぼ同じである平等の精神が重要で、それは左の特徴なんですけど、国家ってやはり規模が大きすぎて同じ国民となるとそれだけだと不十分であり、国民意識となると日本語を通じての連続性を感じさせるものが必要であり、それが歴史であり皇統以外にも聖徳太子とかの存在も同じなのです。

小学校で子供のころ日教組色の少ない教師から日本の誕生の古事記の話を聞かされたりして、聖徳太子の話を聞かされたりして、意識してなくともコモンスンス・常識としてそれが定着し、天皇陛下とかTVで映っていて別に敬意を払わずとも、どこか日本人としての認識があったのだと思います。

大砲撃って国富をバーゲンセールしまくっている総理が、” 万歳!万歳! ”と言っている姿を白い目で見ていてもです。

完全に左派が古事記とかを神話だと否定するわけですけど、否定していることはそれを知っているわけで、実は逆に国民意識を強くもっていることを肯定してしまっているわけです。


【外国人労働者と経済移民の特徴】

その証拠に外国人労働者はもちろんのこと、「経済移民」なんてアマテラスやスサノオやらの神話を知らないし、名前さえ知らないし伊勢神宮も熊野のことも当然知りません。聖徳太子のことも当然知りません。

当たり前です。

日本の文化とか歴史とかんてまるで関心なんてなくて、あるのは自国通貨よりも強い円の獲得と、母国よりも10倍高い所得とかですから。

日本語も高い所得を獲得するために手段であり、私たちにとっての英語みたいなもので、しかし外国語で抽象概念も考えられなければ、感傷的に浸ることもできないので、移民であると移民で固まり母国語と文化や慣習を守ろうとするのも普通の現象です。

経済的動機・所得獲得が目的であるとその土地の文化や言語に同化することなんてありえません。逆に、自分らでその土地の言語から文化から法律から全て変えようとします。

しかし「改正入管法」により安倍政権は越えてはいけない一線を越えたのです。

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【日蓮上人の逸話はつくり話なのか】

私は聖徳太子がいたと思ってますし、10人以上同時に発した言葉を理解したことも、速読できる人がいることなので十分ありえた逸話だと思っています。馬に乗って空ぐらいたまに飛ぶこともあるでしょう。

日蓮上人が刀で自分が切りつけられた時に刀が折れたんです。

法華経にもあります。

念彼観音力 刀尋段段壊 (ねんぴかんのんりき とうじんだんだんねん)

否定するのならそっち系に建物中に入り、

” 法華経なんて嘘っぱちだ! ”

と言えるかとなるとできないのです。

それは聖徳太子と異なり権威やらある種政治と結びついた権力もあるからです。

 

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身内を悪魔扱いするグローバリストー安倍政権と維新の会


【なぜ地元ネタなのか】

私のブログは八尾市とか案外地元ネタを提供することがあるのですが、国家がどうのこうののマクロも大切ですが、まず身近な自分に関係あることについて、知っておこうというところがあるからです。

とは言っても地元のローカル情報は非常に少なく、最近いじるネタがない長尾たかしなどを通じて、維新とかグローバリズムの危険性とか知る人が増え、少しでも検索キーワードにひかかればと思っています。

で、八尾の前市長は悪魔に魂を売ったらしい。

 


【数字を見ない悲劇】

過去ログで述べたのですが田中誠太八尾前市長にほとんど落ち度がなく、むしろ地方への交付税が削減される一方でまずまずの出来だったと思うのですが、大阪のTVは維新と吉本に占拠された状態であり、ふわっとした抽象的な維新の政策に翻弄されて今の、田中なんとかという維新の市長となったわけです。

小中学生ならいざ知らず、大人は数字くらい見てほしく、そうでないと中核市八尾市民はそのうち堺市と同じく自分らで保育所も設立できない特別区に降格してしまうことになります。


【不安や恐怖による煽動】

今の維新の市長は選挙戦で

” 八尾市の財政状況は危機的な状況にある ”

とか不安を煽りまくっていたらしく、議会で公明党の土井田議員にその発言を指摘されて、

” 将来を見据えて大変厳しい状況 ”

と、勝てば何でもいいと思ってか言っていたらしいのです。(「八尾市政だより9月号」より)


【遠くのものより近くのもの】

他にも建築業やら製造業とか介護業界とかのことに触れることも、単に身近な出来事だからであり、個人情報とか詳細は述べられないのですが、現場の実情をネットを通じて周知させることになり、そうすることによりマクロで世の中が少しでもよくなればと思っています。

イギリスの哲学・政治学者のオークショットは「遠くのものより近くのもの」と保守思想を語っていますが、私は所詮経済学者みたいにエニウェア族のごとく国内外のエリート連中との交流もないし、かかわったところで彼らの現実と乖離した妄想理論にムカついて中指立てて終わり、下品なサムウェア族として目に映るだけでしょう。


【家により隔てられた壁】

最近、ブログで「家」について述べていると思いますがジンメルがいうように、

家族と国家のためには命を投げ出す

くらいにかなり過激になりやすく、家への思いからそうさせるのが共有された時間軸エピソードなり歴史なりが存在し、それが母国語で語られようやく家庭内の暗黙の了解やら国民意識やらの共通認識として定着するわけで、それが結果として内と外と隔てる壁になるのだと思います。

本当の右派が内と外を優先して「身内」には大抵甘いのも当然で、子煩悩のバカ親みたいなものだからなので、たまに叱咤もしますけど基本そうです。


【責任回避し身内を見捨てる冷たい日本国民】

今回の台風19号の被害に対して、とりあえずでも7億円とかちんけな予算を提供して自己責任で切り捨てたりしないのです。(台風15号では13億円らしい)⇒https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101600840&g=pol

環境プラットフォーマーのために地球温暖化対策に、10年で30兆円つぎ込むぐらいなら現在苦しんでる台風で被害にあった同じ日本人を救い、予算組んで助けろということですが、単に安倍信三総理大臣様は国民意識を完全喪失した無国籍のエニウェア族だから、こういうことを無碍にしているだけなのでしょうけど、これ許しているのが日本国民でありそれも

財政破綻論

により皆が

今だけカネだけ自分だけ

と保身に走り、関電とか行政の対応が悪いとか自分らの責任を回避して、もう国民意識の断絶というか人間として最悪の状況です。

 


【中間団体・コミュニティの重要性】

もし、個人以外に家族と国家しか存在しないのなら、過激な連中の集まりばかりになり、フォークランド紛争の時とか北朝鮮からミサイルが飛んできたような時だけに熱狂する国民になります。

これを防ぐためにファシストやグローバリストが破壊したがる中間団体の存在が非常に重要になり、共同体・社会以外に、労働組合、医師会、漁業組合、農協、趣味の集まりや、職場での競馬仲間みたいなインフォーマルな集団とかもそうです。

家族の思い出や国家の歴史とかの「家」のエピソードという共有された時間軸が内と外の壁をつくるのに対して、共同体とかどうでもいいコミュニティとかの中間団体が、上と下のとの壁となりこれの有機体が「共」とでも言うのでしょうか、パラドックスですが規模の大きくなりすぎた万世一系とかで抽象的になりがちな家、つまりは国家の自滅を阻止することになるのです。


【コミュニティとコミンテルン】

中間団体とかコミュニティって左からくるもので、いわば有機体の遠くのものより近くのものからくるわけで、晩年ソ連を是としていた社会主義者のカール・ポラニーが実は国民主義者の精神が強いという矛盾はここからくるのでしょう。

そもそもコミンテルンcominternってCommunist Internationalの略で、コミュニティcommunityつまりは同体」を意味するのですからそうなってしまうので、そこには必ず「家政」がありそれは内と外との関係であり、internationalという互いのnation(国民・国家)を侵害しない節度ある関係となっていたはずなのです。

ソ連や中国やEUやTPPとかのグローバル経済の障壁をとっぱらう行動原理とは相容れられないもので、言葉だけのCommunist Internationalでしかなく実情からして、Communist Globalという言葉のほうが適切です。

そうなるとコミンテルンよりもコミングロのほうが言葉の響きがマッチしており、グローバリズムと同じくグロくてよかったのではないかと思います。

売国・亡国は抽象的な論理性においてですが、内と外と上と下の関係のどちらかの欠如にあったといえます。


【どうでもいいこと・遊びの重要性】

さて話がそれないように戻しますが、ジンメルがいうように中間団体に命を投げ捨てるようなことは誰もしない故に、そこでの認識共同体としての側面があればそれが判断基準のひとつとして形成され、維新のような過激な連中のたわごとに惑わされることなどなくなってきます。

どうでもいいコミュニティとか共同体が、国家や自分の家族だけと過激になりがちになる人間の側面に対してストッパーとしての役割を果たすのです。

例えば口論になって、 ” お前の子供殺すぞ ”とか言われると、頭に血がのぼって殴りちらしたりする人がいるでしょうけど、そういうことなのです。

もっとゆるい関係のコミュニティが人間には必要で、そのどうでもいいコミュニティの規範がないと遊びのないアクセルやブレーキと同じで、子供のこと言われて頭に血がのぼって相手をボコボコにして殺したりする可能性があり、それがニュースとして報道されているわけです。

” ついカッとしてやってしまった ”

とか。

そんなことすると、結局家庭そのものが崩壊してしまい犯罪者となって後悔する例がほとんどだと思います。(実は「認知性不協和」で有名なフェスティンガーの実験例でも、別の集団の規範があると同調圧力の影響を受けにくいという結果が見られています)

最近話題になった「煽り運転」も恐らく運転しててイライラした時に、

” あの集まりの人たちならこう考えてイライラしないんだろうな ”

とかゆとりのない思えない状況、つまりはコミュニティの規範の喪失面からも考えられるのです。


【崩壊の種は常に抱えており、浮かれた時期に芽を出す】

もちろん国家も同じで、日露戦争後からオレンジ計画でアメリカに仮想的国として研究され、まんまとその罠にはまって日本国は今の属国状態になっているのですから、日本国民ならその過程としての歴史を共有しており痛いほどわかるはずです。

個人でも国家でもいきなり状況が悪化することなどほとんどありえず、例えば大平政権から中曽根政権と少しづつ「ラクダの首の例え話」のごとく亀裂が生じ、バブルに浮かれた頃に消費税が導入されたり、バブルが崩壊した後に橋本政権で「元祖改革」の行政改革とかやられてきたのです。

これも時間の共有や失敗から学んだり記憶として残す国民の姿勢が甘かったからであり(戦前からずっとそうですけど)、故に一時のプロパガンダーで激情に任せて国家の運命を左右する選択を迫られた時の選択を国民レベルでできないのです。いつも、お上に全権委譲状態になり権力者の監視を怠りつづけているのです。(左の上と下の関係の欠如です)

どでもいいコミュニティというものが上と下の壁であるが結合部分でもあり、それが欠落していた状況だと思います。恐らく戦前も格差が激しかったと思われそうさせたのでしょう。

日英同盟から国際連盟、ロンドン軍縮会議へ流れが変化していく中で、間違った選択をすると後後面倒なことを痛いほど日本人は知っているはずなので、いきなりABCD包囲陣を敷かれたり、ハルノートをつきつけられたりするわけないのと同様に、小泉政権なり安倍政権が誕生する前に、国家を破壊するグローバリズムの端緒となる大平政権なり中曽根政権があったわけです。


【デフレがグローバリズムに力を与える】

ミクロに話を戻すと、政令指定都市の堺市、中核市の八尾市から権限が剥奪されるとか、冷静に維新に反対している側の意見を取り入れれば、普通はカジノ誘致とか水道民営化とか掲げている維新なんてN国以上に誰も相手しないはずです。

維新の大阪での跳梁跋扈は、20年以上にわたるもうすぐ30年になるデフレがもたらしたグローバリズムによる中間団体・コミュニティの破壊の結果ともいえます。


【悪魔の碾臼(ひきうす)効果】

当たり前ですが中間団体に命を投げ捨てるようなことは誰もしない故に、そこでの認識共同体としての側面があれば、維新のような連中のつけいる隙などどこにもないはずだったのですが、悲しいことに国民は貧困化していき、

今だけカネだけ自分だけの世知辛い状態になり

になり、「悪魔の碾臼」により原子化された個人または家族の存在が、椅子取りゲームで少なくなるパイを奪い合い、自分らだけは助かろうと貯蓄をし貨幣の価値を維持できることに満足しそれが「合成の誤謬」となり、デフレという病を克服しようと思う連中が少ないどころか実は願っている人が多い、ただそれだけだと思います。

構造上では。


【トリックが得意な政党】

パネル使ってこんなことしている時点で、今の田中市長のごとく選挙期間中に将来の可能性でやたらと前田中誠太市長の評判を陥れ八尾市の財政破綻を煽ったごとく、もう維新って不誠実で相当やばい連中なのが普通わかるはずです。

 


【同じ国民を悪魔扱いする政治家たち】

グローバリストの悪魔認定好きは、同じ日本人同じ国民を争わせたサッチャーと同じ伝統芸なのです。


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グローバリズムを破壊する核弾頭の山本太郎ー反竹中平蔵の精神


【反竹中平蔵の精神】

なんか、れいわ新選組の動画見てて面白いパネルがあったので紹介します。

自分で構想

自分で提案

自分で決定

自分で儲ける


【熊本の演説の動画】

でその街角演説の動画は以下です。


【名を変えただけの奴隷法】

山本代表は私が指摘していたこともしっかりと指摘してくれています。

安倍信三は高プロ・労働裁量制を第一次政権でやろうとしていただけで、当時の日本人は相当抗議していたのです。

小泉政権時の苦行つまりは

” 痛みに耐えてがんばった!米百俵!感動した! ”

のに景気回復?しても賃金が上昇しない。

これに当時の日本人は気づいていて、安倍政権は定率減税廃止して、消費税増税を口にして、加えて残業代ゼロ法案。これに怒りそして民主党が支持を獲得しだしたのです。

しかし、どんどん貧困化して自分の頭で考えられなくなった家畜化した日本人に対して、もう政府はやりたい放題です。


【外国人労働者受け入れ増加させた事実】

これも安倍信三総理大臣様が実現させました。

 


【売国が止まらない】

更に「改正入管法」で移民受け入れ体制を完成しました。

山本太郎が国会でブチ切れて音声消されて、アドルフ・アイヒマンの集まりのTVという公共の電波のTVで一切流されなかった映像が以下です。

 


【党に忖度しないでいいメリット】

山本太郎の存在、「れいわ新選組」の存在の大きさを表したのが以下のグラフや図の紹介です。

今の日本の政党で、自公や維新は当然、立憲民主も国民民主も共産党も誰もグラフにして口にする党はいません。個別の議員が口にしても党のほうが力強いから声が反映されません。


【種子島のおしゃべり会の動画】

上のグラフや図は以下の動画で使われています。


【ポピュラリズムの強み】

ここが安藤裕議員と違うところで、自民党内にいて若手議員であると尚更、党の縛りを受けて何も言えない。保守派の自民党支持者の単なるガス抜き要員にされ、こうして急速に日本が破壊されてきたのです。

もちろん、山本太郎は誰もが知っている元芸能人だからできることであり、橋下徹や小泉進二郎と同じくポピュラリズムにのっているところがあり、安藤裕や西田昌司が街頭演説しても有権者からは

” 誰やねん ”

で無視されます。

民主党時代の長尾たかしもポピュラリズムが足りず、街頭演説で人っ子1人も足を止めない状態で無視されていました。かわいそうだと当時は思っていましたが、今はボロクソです。

離党したところで党の後ろ盾がないと、落選するから離党できないのでしょう。


【そういう人をコンクリートへ】

政党で「コンクリートも人も」とスローガンを掲げた政党は「れいわ新選組」しかおらず、今回の台風15号・19号でその主張の正しさを立証されました。

いいことばかり言っているという人は、なら全て反論してほしいわけで、その嘘で固められた財政破綻論で今回の台風で人が亡くなり、浸水などの多大な被害を及ぼしているし、そもそも日本は災害国であり先祖代々続いているのです。

平城京の遷都も水害のことを顧慮したからで、しかし今は堤防なり治水技術なり技術が当時と比べ物にならないくらい進歩しており、これを考えることをやめたTVや新聞なり影響力のあるアドルフ・アイヒマンらを筆頭にやらないでいるだけなのです。

堤防には限界があるとか適当なこと言ってますが、これは治水授業に予算つぎ込んだ結果の発言でしょう。

 


【緊急政策・コンクリートも人も・災害に備える】

山本太郎はパネル使って公的固定資本形成の推移を、どこかの政党みたいにトリックを使わずキチンと説明してます。


【リベラル派の操り人形でない山本代表】

これ、今回の台風の前に、去年の西日本豪雨やら地震やら台風やらもあり、今後南海トラフや首都直下型地震の恐れもあり、日本の財政破綻なんてないのですから国家としては緊急政策として扱うのは当たり前のことなのです。

山本太郎のブレーンはリベラル派ばかりでコンクリート嫌いも当然おり、それよりも福祉と環境大好きなアドバイザーの中で、保守派の勉強会にも参加してその考えを取り入れ、自分の頭で考えて咀嚼して、スローガンに掲げてるから立派だと思います。


【公共投資をリベラル派が好まない理由の一つは人員】

リベラル派で公共投資の必要性を口にする論客はまずいません。

必ず、

” 必要な ”

という言葉を使い、迂回ロートとか余分な橋は” 必要なし ”とする傾向があります。

彼らは防災をギリギリのラインで考えて、福祉や環境に人員を注ごうとするでしょう。

例え予算をつけてもコンクリートへ人員が奪われることに気づいているのだと思います。

私も募集に幅広げてクレーン使わせてくれて給料高くて福利厚生しっかりしていたのなら、建築のほうとかそっちに行く可能性があります。土木建築ダメ、製造業ダメ、ロジスティクス・物流はブラックで、いくら資格をもってても経験なければダメとか、経験あっても派遣やパートでしか雇用しないとか、しかも労働環境も最悪でそれでそっち方面が死滅しないほうが不思議です。

反緊縮リベラル派も同じ過ちの繰り返しばかりで、そこは立憲民主党の緊縮脳の自称保守の枝野代表とたいして変わらないのです。

故に、リベラル派にも保守派にも、人とコンクリートのジレンマを生じさせる山本太郎の存在が大きいわけです。


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保守とは何だろうか・後編ー時間の共有という内と外の壁


(前回からつづく)

【弱者叩きまでする貧困化した日本人】

大体、国庫の恩恵を受けている人々は社会的弱者であり、弱者叩きなんて単なるイジメ・DV(domestic国内 vaiolence虐待)でしかなく、正気かと問いたいところです。

もちろんそこには30年間実質賃金の上昇が低迷している貧困化している日本国民のゆとりのなさが大きな要因でもあるのですが、それ以外にサッチャリズムを輸入して形成されたヘゲモニーの再編成も多きな要因と言えます。


【歪んだ結合】

サッチャーはイギリスの保守・トーリー主義のテーマの、Nationやら家族やらに以下のものを付与しました。

義務・権威・伝統主義

なのですがこれらをやたらと強調し、これに新自由主義の挑戦的なテーマの

個人的利益・競争的個人主義

との融合を成功させたのです。


【バラバラの個人と自己責任】

もちろん、日本の緊縮派のグローバリストは新自由主義のテーマの反国家主義を絶対に口には出しません。

適菜収さんのブログで昔の石原慎太郎と橋下徹は似ていると言及していたのですが、まさにこれは正鵠を射た発言であり、2.26事件を起こした陸軍青年将校の中にも東北出身が多くおり、藩閥政治色の強い当時の国家を否定するが故にクーデターを起こし、これまでの国家を

リセット

したい願望が強くあったと思われます。ー適菜収ブログー反日アナーキストの石原慎太郎について

 

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【生まれた境遇を呪い反国家主義となる】

恐らく、マーガレット・サッチャーも同様であり、彼女は食料雑貨の個人商店の庶民の出であり、イギリスはバークの世襲の原理が当然強く、しかも彼女はかなり大学時代は見栄っ張りであり、古今東西生まれによってその人の人生は大きく左右します。

普通に考えて世襲でなければ小泉進次郎なんて大臣どころかエリート枠に入れる知性もなく、イケメンだからホストあたりになれていたかもしれませんが、政治家には絶対になれるわけないのです。

サッチャーは保守の源流といわれたバークの「世襲の原理」を異常なまでに恐らく嫌い、つまりは現存の国家を形成しているエリート層を否定しており、国家を破壊したい願望で溢れており、それを可能とするのが弱肉強食の新自由主義であると思えます。

その結果のリセットなので、改革、改革を連呼するのも当然で、根本は連続性のある国家の否定なのです。


【義務を強調して自己責任】

サッチャーは新自由主義の個人的利益や競争的個人主義を強調して、義務を強調することにより例えば、生活保護受給者は義務をはたしていない、障害者は生産性がなく義務を果たせないとか、LGBTは生産性がなく義務を果たしていない、シングルマザーは勝手に子供つくって離婚したんだから公助なんてあてにせず育てろとかみたいな、自己責任の風潮をつくってきたのです。

そこにお上の権威により抑圧的に国民を押さえつけ、個人的利益を追求する競争的個人主義は市場原理主義は強靭な人材を育成し国家を強靭かするとか、そういう妄想を抱かせようとした意図が垣間見れます。

台風19号の被害を受けて死んだ人や浸水した人も、災害の保険に加入していなかったから自己責任。はい終了。

この風潮は新自由主義・グローバリズムにあります。

” いや、被災地に中央政府が予算つけて救ればいい ”

と公助の言葉を口にすると、

クニノシャッキンガ~

とカルト宗教の呪文を連呼するわけです。


【共同体は飢えから守る】

サッチャーが

社会など存在しない。あるのは個人と家族だけ

と発言したのも、共同体やらコミュニティは主流派の経済学者のカール・メンガーの、「飢え」から逃れるための強制的労働が生産性を高め、共同体があれば民どおしつまりは国民同士助け合い、飢えから逃れてしまうわけで、そうなると

誰も働かなくなり

国家が弱体化すると思いこんでいるからなのです。

この歪んだ思考は、ある程度自殺者やら変死者やら国民の中から生贄をささげなければならず、そうなりたくなければ、” 悔しかったらがんばりなさい ”と尻を叩き、つまりは単に恐怖により民を煽動しているだけです。


【真の独立国家の3つの行動原理】

そこでカール・ポラニーの共同体の3つの共同原理になるわけですけど、これって主権国家としては必至であり、

互酬 ⇒太平要側が被害を受ければ日本海側が助ける
再分配 ⇒中央から地方への交付金などの分配
家政 ⇒自給自足。自国で農業・工業・文化の育成・日本語での高等教育。

これらの一つでも欠ければ、独立国家として成り立たないただのセクシーな外敵オモテナシの集合体となるのです。


【家政って内と外の壁】

ここで保守としては「家政」が非常に重要になり、この「家政」って

自ら使用するための生産の請い、閉ざされた手段

であり、マーガレット・サッチャー(ハイエク)らの新自由主義が隠蔽している反国家主義とはまったく逆の考えなのです。

これって、右の保守派が優先する

内と外

の関係に他ならす、しかしながら左のリベラル派の大好きな相互扶助とも密接な関係にあるのです。

多文化共生・移民受け入れ反対はただのレイシストというリベラル派は認めたくないだろうけど、彼らの大好きな社会主義者のカール・ポラニーがこれ(閉ざされた集団)いっちゃってるのです。

当たり前ですけど、家って閉ざされているのです。


【右の売国と左の愛国】

愛国者気取りのサッチャーがグローバル反国家主義者で、晩年ソ連の存在を肯定していた社会主義者で愛国を掲げないカール・ポラニーが結局愛国の国民主義者。

思想面ではこういう皮肉的な結果となるわけです。


【時間の共有という壁】

そして、家政の内と外の区分けを可能とするのが、

人・モノ・カネ・サービスの自由な移動の規制つまりは

なのですが、それを可能とさせるのが時間軸からくるアイデンティティであり、国民意識なのです。

アイデンティティは自己同一性であり、家族でも子供が高熱で診療所までおじいちゃんが抱えて運んでくれたとか、家族で旅行に出かけたとか、子供の受験の失敗やら、家業がうまくいかなく店閉めたとかのエピソード、家族の時間を共有しており、これは国家でも同じでこれが歴史であり、敗戦やら経済復興やら、日本航空墜落事故、プラザ合意やら、バルブ崩壊、阪神淡路大震災やら、小泉竹中の規制緩和の過ちやら、いろいろなエピソード・歴史を国民が共有しているのです。(最後のはセクシーな民族だけに学んでいません)

それが共有認識体を形成し、日本語を通じて日本人としてのコモンセンスつまりは常識として定着し、これが何よりも内と外との壁を築いているわけです。日本語による共通認識、聖徳太子とかの歴史が外との壁となっているわけです。


【移民受け入れOKリベラルはこれやってほしい】

リベラル派はこれにアレルギー反応を起こし、なら自分の家にどこのだれぞやわからない人間を中に入れて、ともに寝食できるかとなるとリベラル派のほぼ全員がそれは拒否することでしょう。

同じ時間を共有できていない人間って、やはり家族とは思えないわけで、どこの誰かわからないおっさんを家に招いて、嫁や娘が乱暴されたり下手すると命まで奪われる可能性があります。

なぜなら、そのおっさんと同じ時間を共有できていないからであり、それは国家も同じで学校で歴史を学んだり年配者から昔話を聴いたりして、国民としての時間の共有が定着しているからで、身内とはうまくいったもので、内と外の関係を意味しているのです。


【国民意識を破壊するグローバリズム】

だから家族に何かあれば大抵は助けるし、国家という家の同じメンバーの国民に何かあれば国家が助けるのは当たり前であり、災害の時は土木建築の業者が地元の民を無償で救うのも、同じ時間を共有した国民だからなのです。

これを破壊したのが宗主国アメリカが注入してきたグローバリズムであり、身内(国民)に対しても市場の何でもカネカネカネと取引する関係により、国民意識は分断されたのです。


【貧困化して増加する無関心層とネトウヨの増加】

このグローバリズムのアイテムの一つの「緊縮財政」が国民の紐帯を断絶させているのですが、今回の台風19号でまだこれを日本人が理解しようとしない理由は、当然国民意識の欠如に他ならないのですが、グローバリズムによる国民の共有する時間・歴史を喪失した結果に他ならないのです。

貧困してどんどん増加していく庶民はサイレントマジョリティとなり政治から離れ、一方では抽象化したサッチャリズムに象徴する似非愛国心をもった連中が異常なまでに政治にかかわり、それが経団連やらアメリカに好都合であり、グローバル政党の維新や自公にも好都合であり、その結果の今の嘆かわしい日本の惨状となり、今回の台風の被害として顕著に現れたのです。


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私は中野信者じゃないので、実はこの本読んでませんw
.

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保守とは何だろうか・前編ー身内で争わすグローバリストたち


【本調子に戻して行きたい】

最近、駄洒落は少ないわ、漫画・アニメネタ少ないわ、シュタゲのオカリンのような中二病的な要素も足りないわ、恐らくそんなんで他の政治ブログと同じになり、アクセス数も落ち気味なので少し本調子に戻していきたいと思います。(台風19号の深刻な被害やそれに対してあまりにも酷いTVや新聞の報道もありそうなるのも仕方ないのですが)


【大躍進と改革好きの反保守】

「保守とは何だろうか」とありますが、大体日本の保守派は自身をあまり保守を掲げることなく、自身を保守と連呼する連中ってグローバリズムとセットのネトウヨばかりで、恐らくそっち系のホシュと差別化したいからなのだと思います。

保守の定説は

「変化の漸次性」(ゆっくり変化していく)

であり、その逆の思想がフランス革命のごとく、

「リセット」

精神であり、毛沢東と同じで大躍進とか改革とかとにかく大好きなのです。


【抽象的保守】

それでもネトウヨが自身を保守と言い張るわけは、保守思想には行き過ぎた政策に対して訂正・調整の精神が働き、それが例えば派遣業を廃止するとか中曽根時代以前の雇用関係に戻したりする発想もあり、それが

逆進性

となり進歩的なリベラル派と対立するところがありからなのです。

逆進性=保守
進歩的=リベラル

という単純な二元論が展開されるのですが、

その逆進性が厄介であり、ネトウヨなんかは戦前や江戸時代にまで回帰するわけで、当たり前ですが団塊世代とか団塊jr世代なんて戦時中を生きておらず、妄想故にそこで変に夢みがちになり、小林よしのりの『戦争論』がネトウヨの登竜門となり、すっかりふわっと抽象的な愛国心に芽生えるわけです。


【ネトウヨの戦前・戦中回帰思想】

ネトウヨになると靖国神社に参拝し遊就館の中で涙ぐみ(私も尾崎豊の聖地とヲタの聖地秋場原めぐりついでに行きました)、

” こんな日本(中韓に言われっぱなし)だと英霊に申し訳ない! ”

とかマッチョ思想になるわけです。

そこでいきなり自身の歩んできたオリジナルの経験を飛び越え、戦前・戦中まで時間を巻き戻しワープ・大逆進するのです。

以下の図はずいぶん前のブログでつくったものですが、大体保守派は半世紀前に回帰する傾向にあります。

自分が生まれた頃や青春期とかまで回帰し、中高年者特有の土地に根づくような郷愁・懐古心から保守思想になりがちなのです。本来は。

 


【大逆進を実行】

保守思想って本来地味で中高年の懐古的な要素が強く、若者には受け入れられにくいものです。

それでもいい歳したおっさんやジジイども、オルテガのいう「甘やかされたガキども」が、大逆進思想に陥りそれをまた中二病の範囲内でととまらず、実行に移すわけです。

 


【かつてのホワイトカラーエグセプションはつぶせたのに】

ずいぶん前につくった図を見て気づいたのですが、サッチャリズムを信仰すれば自然とハイエクを信仰することになり、結局それが

” ビクトリア朝に戻れ! ”

となり、サッチャーに憧れた高市早苗総務相の幽体離脱して飛遊した魂は、イギリスのビクトリア朝にまで時間を超越して旅し返ってこず、つまりは当時のイギリスの子供の体が変形するとか酷い労働環境にまで回帰することになります。

国会議員で大臣がこれですから、ブラック企業の劣悪化した労働環境として現実に起こるのも必然的なのです。

文化大革命のごとく、改革大好きの働き方改革がもたらす、(かつてのホワイトカラーエグセプション)労働裁量制もそうであり、グローバリストの逆進性は労働者をその時代にまで戻すことを意味します。

 


【いつもの】

これもそのはず、サッチャーは多国籍企業というバックボーンがあり、安倍政権ほどではないけど統計方法も何度も改竄したり、トップダウンによるプロパガンダーを展開し、ソ連という社会主義を批判し、権利を主張しない労働者を義務を果たす勤労者として位置づけ、逆に権利を主張する「既得権益をもつ勢力」を敵にみたてて(当然同じ国民)、対立構図をつくりあげることに成功したのです。

維新の連中はこれを大阪ローカルTVを通じて吉本芸人と効果的にやっているだけです。多国籍企業をつかったトップダウンによる国民同士を争わせる古い手法の使い回しです。


【国民同士を争わすことに成功したサッチャー】

サッチャーのいう「既得権益をもつ勢力」は、

・抑圧的な国家官僚
・労働組合
・国庫の恩恵を受ける人々

であり、特に労働組合叩きが酷く、アーサー・スカーギル率いる炭鉱労働組合を

「内なる敵」the enemy within

と宣告して叩いたわけです。


【国民同士争わせるのがグローバリストの常套手段】

抑圧的な国家官僚 ⇒ 公務員
国庫の恩恵を受ける人々 ⇒ 生活保護受給者・身体障害者・シングルマザー

これは別に維新にかかわらず自民党や希望の党など、反緊縮保守勢力全体がそうであり、

内で争わせる

のがグローバリストつまりは反緊縮派の十八番なのです。

(次回へつづく)


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台風19号に対する不誠実な報道ーTV・新聞のアドルフ・アイヒマンたちと戦う


【TVや新聞や与野党に物申す】

本当は別の記事をかこうと思ったのですが、予想通りTVや新聞や野党が今回の台風15号、19号の被害において歪曲した論説を流布させており、そこに物申したいと思います。


【石ころのプライド】

私は基本的にブログは大体、保守系の三橋貴明ブログの『新世紀のビックブラザーへ』とリベラル派の植草一秀ブログの『知られざる真実』の、チープな例えですが右と左の両方側の考えをチャックしています。

そんなことする両方の情報・考え方を吸収してしまう故に、右からも左からも叩かれると指摘されそうなんですけど確かにそうで、しかしそもそもクローンの人間などおらず、皆例外なく「俺は俺」に過ぎず、それぞれ生まれた環境から時代から歩んだ道も異なり、それゆえ形成されるアイデンティティが各自違い、まず自分の考えを大切にするべきだと思っています。

だからこのブログのタイトルは『脱思想の下請け』であり、それ以上でもそれ以下でもありません。

明らかに嘘やデタラメな記事は載せたくないし、それでも間違った内容を載せることはありますが、それで去年の秋頃まで記事のせるの躊躇してたこともありました。

石ころみたいな影響力のブロガーでさえ、大本営発表なんて不誠実なだけでなく恥さらしで、そんなことやりたくないのです。

石塊のプライド

石塊のプライド

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Recollect (2013-07-10)

【新聞の功罪】

とにかく、新聞・TVデマは酷いありさまであり、今回の日本経済新聞もまた同様です。

日経新聞の久保田啓介編集委員への公開「疑義表明と要望」ー三橋貴明ブログ『新世紀のビックブラザーへ』

 

1)久保田氏の今回の記事を読んだ読者の(全員とは言わずとも)「多く」が、
『今後「堤防の増強が議論になる」だろうが、これからは行政頼みのハード対策を増やすのではなく、いわゆる自助や共助、ソフト対策を拡充していくべきだ』
と解釈し、かつ、
2)国民の多くが、日本経済新聞という大量の国民に影響を及ぼす記事を通してそのように認識すれば、そうでない場合に比べて相対的に防災ハード対策が軽んじられ、縮減される可能性が拡大し、その結果、この記事が配信されなかったケースに比して、今後の大型台風等の襲来の際に失われる国民の生命や財産が(場合によっては飛躍的に)拡大する、という可能性がある、
と真剣に危惧される、からであります。

【崩壊するメディア】

TVや新聞って影響力があり2chじゃないけど、

” 嘘を嘘と見抜ける人でないと新聞を読むのはTVを視聴するのは難しい ”

て具合では困るわけで、池上彰の去年末の番組で

国の借金は国民に対してしている

のような明らかな嘘や間違った情報を流したのなら、番組が

” 前回の放送で誤った情報を流してしまったことにお詫び申し上げます。”

と訂正を入れないといけないわけです。

間違った情報に訂正を入れなければ国民を騙したことになり、こうして財政破綻論が国民に浸透して、今回の台風15号や19号の被害をもたらしたのです。

本当に政権忖度TV番組は酷いありさまで、貸し手と借り手の関係を完全に無視して、国の借金の定義を国債発行残高にしておき、尚且つ間違っているのですから、もはやTVなんて公共の電波でなく財務省や経団連やアメリカの忠犬政府のためのただの大本営発表装置でしかなく、何度でもいいます。

恥を知れと。

 


【TVや新聞のアドルフ・アイヒマンたち】

>言うまでもなく、防災に関する言説は、将来の自然災害の際に命をなくす国民の数に直結するものであり、したがって、公器である「新聞」には、国益を損ねるような明白な誤解が生ずるような記事掲載を回避する責務があります。その責任を鑑みたとき、このままこの記事の「誤解」の可能性について、貴新聞社が何の対応も図らないのは、その責務を放棄し、蹂躙していると言われかねぬ深刻な事態を招きうるのではないかと一人の防災専門家として、真剣に憂慮している次第です。

TVや新聞が責任を放棄している体質は戦前・戦中からまったく同じであり、今回の消費税10%のことでもTV局のアナウンサーが原稿某読みで、

” 今回は前回の反省もあり対策が講じられ、駆け込み需要がなく後から需要 ”

とかTVで適当なこと述べてましたけど、後から需要がなければお前責任とれよと言いたい。

そのデタラメでいいかげんな大本営発表が今回の台風15号・19号の被害者をつくってきたのですから。何が後から需要なんだよ。「欲しがりません勝つまでは」「米百俵!感動した!セクシー!」と同じじゃないか。

言ったら言いぱなし。これも原稿読んだだけ、上の命令に従って記事を書いただけ、スポンサーの意向にしたがっただけ、広告主に忖度しただけ。

いや、いや、あなたたちは自分の頭で考えることを放棄した完全家畜化したサイレント・マジリティを利用した立派なアドルフ・アイヒマンですよ。


【防災対策は言及しない野党】

>参院予算委員会で15日、共同会派を代表して国民民主党の森ゆうこ議員が質問に立ち、甚大な被害をもたらした台風19号の災害対応に関して、台風予報やハザードマップの正確性が実証されてきたことから「災害対策基本法を改正し、甚大な被害が予想される災害では非常災害対策本部を事前に設置し、総理自らが記者会見を行って具体的な避難準備を促すようにすべきだ」と提案した。

>今回の災害に関連して東京都台東区の設置した自主避難所がホームレス(路上生活者)の受け入れを拒否したことについて、「重大な問題だ。災害救助法の平等、必要即応、現物給付、現在地救助、職権救助の基本原則を踏まえていない。これは明らかにおかしい。全くなっていない」と厳しく指摘、政府側の認識をただした。安倍総理は「避難した全ての被災者を適切に受け入れることが望ましい」と述べた。武田防災担当大臣も「台東区に事実関係を確認し、適切に対処したい」と答えた。

森ゆうこの発言は間違ってはないのですが、こうなる前の防災に対しては何の言及もしていないんですね。

つまりは治水事業のハードの問題です。


【党立ち上げて正解の太郎】

山本太郎は

” 党の縛りをうけていたら発言したいこともできない ”と思い、れいわ新選組を立ちあげたわけですが正解でした。


【いつもの】

ここでいつものザイゲンガーと言ってくれればしめたもので、ここからいつものデーターと貨幣についての事実を述べるだけでいいのです。

クニノシャッキンガーの消費税35%の嘘つきには、真実を述べる必要もなく事実に基づいたデーター提示するだけでいいのです。


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山本太郎がMMTを掲げない理由を検討・後編ー結局貨幣に裏づけされるのは供給能力


(前回からつづく)

【財政破綻論の嘘が生活や命を奪う】

去年は西日本が災害でえらい目に合い私も大変でしたけど、今年は関東が台風15号19号と大きな被害を受け、これでもまだ” 国の借金が~ ”とかTVで言ってて消費税35%が必要とかのデマも流しているわけですけど、今までのこういったデタラメで無責任な発言が緊縮路線となり防災対策も軽視され、今回の台風で失われなくてもいい命が奪われることになったのです。

 


【認知性不協和で物忘れの激しい日本人】

こういう災害があると

” 必要な公共事業には防災のためには ”

とか言うわけですけど、必要なというと最低限が基準となり、公共事業とか人員とか災害大国日本でそんな予測を立てるものではなく、無駄な橋とかいうけどそもそもロジスティクスとは軍事用語で物資調達の意味があり、一つの橋が崩壊したらそこでライフライン(これも軍事用語)が絶たれてしまので、そこで無駄な橋が必要であり(無駄だけど必要)安全保障の観点から迂回ルートなどをいくつもつくるべきとなるのです。

日本には財政問題はないのですから。

10年ほど前の奈良の十津川でR169のルートを絶たれて、ヘリで物資調達とかなったでしょ?

あれから10年ほど経過して、第一福島原発の電源喪失の危険性を指摘されたまま放置したのと同じ過ちを繰り返し、つまりは安倍政権は放置していたのです。(それでも10年ほどたてばR168は結構ましにはなっていますけど)


【山本太郎がMMTを口にしない理由のまとめ】

さて、山本太郎がMMTを金科玉条どころか西田昌司議員と異なり、一言も口にしない理由ですが以下にあると思います。

①法人税廃止、社会保障税廃止
②悪行を罰するための租税
③強制的労働(租税のため、罰金を支払うため)


【税収を財源とみなさないMMT】

山本太郎は財源には二つあり、

・税収
・国債など

と発言しており、MMTであるのなら先進国で変動為替を採用して自国通貨を発行できる主権国家である場合、税収を財源とはみなさないわけです。


【日本とアメリカの違い】

スペンディングファースト。

支出が先というのは事実ですなのですが、そうなると税というものの機能は何ぞやとなるわけですが、山本太郎同様私もMMTの考えには同意しかねます。

ここが中央政府を有する日本人連邦政府を有するアメリカ人との違いからくると思えます。

日本では「お上」の精神慣習として残っているのです。たとえ日本語も英語も中途半端で中身すっからかんのセクシーな連中ばかりでも。

つまりは、日本の国家とは福沢諭吉の国家像であり、ポラニーの3つの行動原理そのものであり、これが国民国家の象徴なのです。(アメリカには中心性の運動はありません。地方分権のバラバラの州の集まり。安全保障つまり家政は非常に強く評価できますが)


【社会の調整機能としての考えの税】

①法人税廃止、社会保障税廃止と②悪行を罰するための租税に関してですが、を利用してインフレ抑制しながら格差を是正するためには「事前分配」はむしろ機能しにくく、むしろ「再分配」が適切だと思います。

法人税や累進所得税にはインフレ時には過剰投資をバブルを抑制する効果もあるし、法人税が高ければ従業員の給与引き上げや投資を促すことにもなり、不労所得である株主配当金の増徴を防ぐ、つまりは今のような国民意識断絶されたいびつな社会とならないための調整機能があると思います。

株主配当金は法人税払われた後に配当されるのです。

(たぶん、今は役員賞与金は費用扱いされて退職金と同じく引当金という資本勘定に組み込まれていると思います)


【法人税下げた結果の日本の惨状】

法人税低ければ、デフレであると自社株買いや株主配当金に回るだけで、日本の以下のグラフがそれを顕著に表しています。

 

そういう意味では適切な法人税率は、労働分配率やソニーがCDを開発したような投資(I)を促すため機能し、廃止なんてもってのほかとなります。


【貨幣に裏づけさえるのは供給能力】

何度も言いますが貨幣に裏づけされているのは、同胞日本人による供給能力にあるので、その供給能力を上昇させる要因の一つが投資(I)です。(もちろん母国語による高等教育とか文化や慣習もそうですけど)


【サムウェアとエニウェア】

さて今回とりあげる最後の③の強制的労働(租税のため、罰金を支払うため)なのですが、それって日本でしか暮らして行けない暮らしくないサムウェアは、生活のための仕事をつまりは「労働なり勤労」なりするわけですけど、グローバリストやエリートのようなエニウェア族って「自己実現」つまりは自分がやりたいことをして収入を得ているわけです。

 


【飢えが労働を強いる経済学の考え】

例えば経済学者って自分の理論構築したり学会で論文発表したり、そんな活動ってまさに言葉通りのバイタルあるアクションであり、仕事でありこんなの労働じゃないと思われます。

例えばブログアップしてかなり収入があり、それだけで生活できるとかそうイメージすればいいでしょう。

ほとんどの現役世代の人は、金融財産も少なく株や社債の配当金や不動産収入などの不労所得の収入のないわけで、ほとんど労働力を商品化して賃金を得て生活をしており、正直それは経済学者などのエニウェア族の「自己実現」とはほど遠いわけです。

それでも、労働を商品化してるサムウェア族による同じ国民が道路や橋をつくり、それを使い農作物や工場で生産したものを運搬し、更に小売店が場所を提供するなりして、こういったことにかかわっている同じ国民が供給能力の一部として構成されており、やはりここは租税が貨幣を動かすとはちと考え方が違うわけです。

罰により労働を強制されている意識とは別の、国家という同じ屋根の下での役割分担という意識が働いているのです。

「お上」とは本来、あんちゃん的存在なので、日本なんていらねといつでも国家を捨てるグローバリストに見られるエニウェアが「お上」であると、日本はセクシーに外敵をオモテナシし崩壊します。


【社会は役割によって成り立つ・市場は交換によって成り立つ】

実は、社会と市場(資本主義)とは相性が非常に悪いわけです。

それもそのはず社会とは、

人間の相互関係が継続しそれが役割や地位となりその集団

であり、市場ってやはり貨幣を通じてその獲得を目的をするわけで、しかしこの貨幣に裏づけされているのは供給能力でしかなく、貨幣だけ獲得してもそれに裏付けられた下の図のブルーの部分の供給能力がなければ、それこそおカネの価値などほとんどなくなります。

 


【誰もグローバル化から逃げられない】

途上国のようにハイパーインフレになったり、別の供給能力に裏づけされたドルや人民元との固定された交換レートによって、国民にその貨幣の価値を維持させたりとかして通貨を使用させことになると、主権国家でなくなるわけです。

団塊の世代までは先人のつくった遺産により、貨幣に裏づけされたおこぼれを受ける事は可能かもしれませんが、団塊jr世代がいくら貨幣を蓄積しようが個人で年金積みたてようが、そもそも受け取るのが円であり、橋も道路も船もつくれない、水道も管理できない、治水工事もできない、外国の観光客頼み。こんな通貨どれだけの価値があるのか。

結構、同世代(団塊jr世代)にこの話をすると表情が曇り、それもそのはず自分らだけは「逃げ切る」予定だった計画が全て崩壊するからであり、こんな状態で2千万円貯蓄あろうが5千万万円あろうが供給能力なければ同じです。

消費税も倍の10%になったし、このままだと失われた30年になるだろうし、供給能力が横一線どころかこれから下がるでしょうから、団塊jrが現役世代からごっそり抜けたのなら、移民受け入ればかりして生産性向上もおざなりで、貨幣の価値などあってないようなものになることでしょう。

去年、今年の台風だけでこれだけの被害があり、南海トラフ・首都直下型地震と予測された地震もあり、これで供給能力が大きく毀損されてどうするのとなるわけです。


【悪魔の碾臼(ひきうす)】

さて話を戻しますが、ポラニーは近代化が進むと共同体の破壊により隣人との紐帯が断絶され、カール・メンガーの意図どおりに飢えをしのぐために労働力を提供するしかなく、これって同じ人間による役割分担によって構成される社会そのものを否定しているわけで、そこなんです。

ポランニーテーゼが市場を社会の中にはめ込まれる(embedded)ことを意味するのはこういうことだったのです。

市場の中に社会ははめ込めれないのです。

そうさせるのがグローバル化であり、何でもかんでもカネの世界、市場での交換関係になるのです。救急車呼ぶのに一回30万円。盲腸の手術で200万円。医療破産続出。

これが今のアメリカでこれからの日本なのです。

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【MMT信者はごめん】

3回に分けて「山本太郎がMMTを掲げない理由」を勝手に妄想したわけですけど、MMTはあくまでもケインズの流れを通じたアメリカの理論であり、

①政府部門収支 + 民間部門収支 +海外部門の収支 =0(どこかの赤字はどこかの黒字)
②誰かの支出は誰かの収入(トータルで0)
④スペンディングファースト(支出してその後預金が生まれ、逆に租税して預金が消滅する)
⑤万年筆マネー
⑥主権国家つまり統合政府の概念

ここらのシステム・オペレーションの事実だけを取り入れ、sin taxes とか税に対する原罪にまで遡り、ナザレのイエスの磔により人類の罪を背負ったとか、最後の審判で救済されるとか、こういうあっちの思想は日本人には不向きで無視していいと思います。

法人税廃止案とともにそういう異人の思想に対しては却下したいと思います。『脱思想の下請け』ブログだけにMMTを下請けしません。中小、零細の誇りです。


結局MMTから取り入れるのは貨幣に対する事実だけだと思う方は ↓のリンクをクリックお願いします。


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山本太郎がMMTを掲げない理由を検討・中編ー飢えをしのぐための強制労働


(前回からつづく)

【MMTの批判と評価】

前回はMMTがビアズリー・ラムルを引き合いに法人税廃止を是としており、それに対して私は批判をあびせましたが、MMTは消費税廃止もかかげておりそれは山本太郎代表率いる「れいわ新選組」も同様です。

MMTは

①租税は貨幣への需要を高める(モズラー・モジュールの例え)
②支出するのに税収は必要ない

ということを前提にしております。

まず支出をして税収を得ているわけで、今の日本の世界の呪いの発生源はここにあるので、コペルニクス的転換この貢献に関しては否定しようがないわけです。


【機械・ロボット・AIは労働者の敵】

MMTは社会保障税に対しても否定的であり、その理由もまたマルクス主義者のごとく陳腐であり、

①人間の労働者よりもロボットに有利になる。ロボットは余暇を必要としない。海外との競争が激しい時に不利
②海外との競争が激しくない時、高価格としてはねかってきて消費者負担になる

こんなことを述べてているのです。

生産性向上・技術革新が仕事を奪うという発想とはかつての

” 機械は労働者の敵! ”

と言って機械を破壊した労働者を思わせ、これに加えて小さな政府の証である規制のないグローバル競争を前提としているわけです。何のための国民国家なのか。

それだとトラックは馬や飛脚運送の仕事がなくなるから、生産性向上を止めろということになります。

失業に関しては国家が人出の足りない業種への教育プログラムやそれまでの生活費などの支給などのセーフティーネット、デンマークのようなフレキシブルな労働環境を整備すればいいだけと思います。


【安全地帯にいる連中らに庶民の感覚を知らしめる】

日本でMMT信者になる人がどれだけいるのかわからないけど、結構ここらはランダム・レイなりケルトン・教授なり、彼らは学問ましてや経済学という特殊な認識共同体に属しており、私たちサムウェアの庶民は毎日、庶民としての生活、幸福、収入、健康や労働環境なりを希求せざるを得なく、つまりは彼らとは感覚つまりは「常識」がまるで違うわけです。

カップヌードルの値段を各スーパー別に知っている、現実世界の中で生きているのです。


【来年の大不況と再来年の安倍政権の寿命切れとという好機】

話逸れるとあれですけどこの緊縮の流れを変えるには、まず①反緊縮が原発の問題やらでリベラルと保守と分裂しないこと②緊縮リベラルを反緊縮に転向させること。そして、③女性を反緊縮に加えること。これらが重要となります。

女性がカップヌードルの値段の各スーパーごとに違うことを熟知しているところが大きく、今回の消費税10%により今の貯蓄ゼロ世帯が2世帯に1世帯の50%から60%、70%と増えるのは確実で、丁度来年秋ごろから本格的に悪化することでしょう。

消費増税は危機ですが考え方変えればチャンスでもあります。

来年の衆議院選挙も控えており、野党がいかに消費税廃止または5%に減税をスローガンにかかげ、これに伴い財政破綻論の嘘がどれだけ反緊縮リベラル派特に女性に周知させることができるかどうか。

ここにあるでしょう。


【物語を変える】

PB達成の財政健全化がいかにバカげているか、

誰かの支出は誰かの収入
支出が先で預金・租税は後

とイソップ寓話の『アリとキリギリス』が複雑化した貨幣を通じた経済のもとでは適用されない(誰かの支出は誰かの収入)ことを、ヘゲモニー再編成できるかとうかということでしょう。


【貨幣獲得のための労働する】

私がMMTに疑問に思えるところで、後はウォーレン・モズラーの例えで自分の子供たちに家事の手伝いをして名刺をわたし、毎月その名刺の回収を義務づける。貨幣が名刺に該当し名刺の回収が租税であるという例えも、これが事実であれ是とすることは個人的には疑問に思えます。

租税を通じて貨幣の需要をつくり労働させる

という発想が私の見解と大きく違うわけです。

これって、カール・ポラニーが、主流派経済学者のカール・メンガーの考えに批判的であった立ち場の考えと同じで、カール・メンガーは

飢えが労働を強制的にさせる

ことを是とし、その飢えから守るのがかつては共同体でした。

近代化は社会学では分化であり、労働者は労働力を商品化してそれを資本家に提供していかなくなり、それが職業奴隷という子供の強制労働なり悲惨な状況を生み出したのです。(社蓄の前身です)

後で述べますが、家事と同じく労働は生活の一部であり、物語の「桃太郎」の川へ洗濯と山へ芝刈りと同じで、「働くということ」は本来商品化されていなかったということです。

市場社会と人間の自由―社会哲学論選
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【社会の自己防衛】

.
当時、身体が変形してでも子供なり女子なり飢えをしのぐために労働を強いられ、それに対して規制を加えようとすると当時の保守派は、

” 子供に仕事を覚える機会を奪う ”

とか発言していて、子供に対する労働規制に反対していたのです。

そして、ここで現れたのが進歩的な考えの実業家のロバート・オウエンです。(この人物も何度も紹介しました)

市場に対する社会の自己防衛として「共済」という装置が作動しだしたのです。

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【共同体が文明より先に存在していた】

MMT入門書には、古くは貨幣は国王がその貨幣を使用させるために、罰金や租税などを納める義務とセットにして貨幣の需要を増やしたとありますが、それよりずっと前に、ローマ帝国やギリシャのポリスや、ナザレのイエスの前、メソポタミア文明よりもずっと前に存在してるのが、共同体なのです。

残念ながらこれは史実だと思えます。

ポラニーは近代化が市場原理が跋扈するまでは、共同体が飢えから守り労働は生活の営みの一つであり、貨幣は購買力の象徴であり、土地は自然の一部であるとその考えを糾弾していました。

西洋と異なり日本はよくも悪くもキリスト教の影響を受けておらず、「働くこと」はたとえ上級階級でなくとも生きていく手段というよりも、社会から要請される役割の一部としての慣習が強く、ブラック企業が跳梁跋扈してピンハネ奴隷的な派遣労働者と社蓄の阿鼻叫喚の世界になりつつも、まだこの慣習が首の皮一枚繋がっていると思えます。

安倍晋三政権の働き方改革

で日本人の役割分担も崩壊する直前ですけど。


【ミクロで行動すればするほどマクロで悪くなる】

労働も貨幣も土地も全て商品化されたのが現代社会なのですが、市場原理が共同体を破壊して「悪魔の碾臼」によりバラバラの個人にして、飢えから身を守らせるためには労働力を商品化し、マルクスが批判したように資本家という奴隷主を変える存在が労働者なわけです。

ここで厄介なのが家族であり、なぜならジンメルが言及したように、

国家と家族のためなら人間は命を捨てる

ぐらい過激になり、これが例えば財務官僚なり経団連の連中であり、経済学者であり、TVタレントであり、政治家であり、アナウンサーコメンテーターであり、知識人であり、皆家族のためと緊縮財政であれ国富を外国に売り渡すことであれ、全て大義名分を与え、これが合成の誤謬となりその結果の20年以上のデフレとなったわけです。

ナチスのユダヤ人のホロコーストも同じです。家族想いのナチスの連中がしたことで、それが凡庸な悪となっているので単に構造上の問題です。

たまたま、昔は西側諸国はアメリカの都合で中間層が厚く、東西冷戦という時代の僥倖の恩恵を一時期に享受できただけです。


【これからの貨幣】

さて、これからの貨幣という概念は「キーストローク」により大きな政府が打ち込んだデーターでしかないことが自明明となり、租税により強制的な労働の義務を敷く意味でなく、むしろもっとはるか以前の共同体としてのツールとしての意味をもち、生活の営みとしての一貫として社会から受け取るツールとしての機能をもつようになると私は勝手に妄想してます。

ここもまたMMTの税というものに対しての解釈が、西洋的な思想というか桎梏となっている旧約聖書の原罪に対しての労働の罰に反映され、これが悪に対して課せられこの悪行への贖罪手段としての貨幣。

罰としての労働をしそれを強制的に実行させる税

これって東洋、日本で適用されるのかなと大変疑問に思えます。


【貨幣の裏づけにあるのは供給能力】

貨幣にあるのは租税による強制的な労働でなくあくまでも供給能力にあり、そこにはその国家の技術だけでなく、慣習やら文化やらそういったものを全て包含しており、インフラ整備をする能力だけでなく、公助やら共助やら国民性の強靭さやら、アニメや文楽などの高い文化なりもそうであり、これらは全て役割分担にあるのだと思います。

財政破綻論の嘘が何よりもこの供給能力を毀損し、去年の西日本豪雨やら地震やら台風やら、今年の台風15号、19号、来年の・・・と甚大な被害をもたらしてきたわけで、ましてや水道民営化とか外資を呼び込むとか、農協解体とか、種子法廃止とかなんてただの売国行為であり、グローバリズムのアイテムの一つの緊縮財政がそうさせているのです。

(次回へつづく)


どうせ今回の台風19号の被害なんてすぐ忘れて緊縮に原因があると気づく国民なんて増えないと思える方も ↓のリンクをクリックお願いします。


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今回の台風19号に関してー一億玉砕の緊縮派との戦い


【緊急ブログ】

「山本太郎がMMTを掲げない理由」シリーズを3回に分けてアップするつもりだったのですが、今回の台風で結構ブログやSNSでいろいろ荒れているようで、緊急で記事を書くことにしました。

三橋貴明ブログ「新世紀のビックブラザーへ」日本国民の敵 日経新聞の久保田啓介編集委員


【凡庸な悪魔】

これだけのことが起きてもいつまでも変わらない日本人の「凡庸な悪」について、少し批判的に述べたいと思います。

「凡庸な悪」とは、ユダヤ人でナチスからの迫害を受けたハンナ・アーレントの言葉ですが、当時のナチスのアドルフ・アイヒマンのように、

” 上からの命令に従ってやっただけ ”

という、凡人のもたらすホロコーストを揶揄した言葉です。

TV局のアナウンサーが

” 深刻な少子化により ”
” 増え続ける国の借金 ”
” 国民一人あたりの借金 ”
” 高齢者1人に対して支える現役世代 ”

とか連日デマを流しているわけですが、これらは緊縮財政となりその結果多くの命が奪われてきたわけです。


【ホロコーストは責任分散と大多数の無関心によりなされる】

アナウンサーは

” 原稿を読んだだけ ”

と思っているようですけど、これってユダヤ人殺害のアウシュヴィッツの建設なども同じで、頼まれてレンガを運んだだけ、職人だからレンガを積んだだけ、毒ガスボンベを運んだだけ、施設を建設しただけ、ユダヤ人を連れてきただけ、ユダヤ人殺害の指示を与えただけ、毒ガスのボタンを押しただけ。

これらの分散された責任、つまりは

” 上からの命令に従っただけ ”

という平凡な意識からあのジェノサイドが可能となったわけです。

それと、多くの無関心がなければ実現不可能です。


【平凡というジェノサイド支持者】

さて、今回の台風19号で56人が亡くなってしまったわけですが、日本の災害こんなことはずっと前から指摘されており、少なくとも約10年前(正確には8年かな)の豪雨の土砂崩れで十津川村で住民が物資調達を立たれて命の危険にされされたり、福知山で大洪水になったり、堤防や治水関係の不備も指摘され、十分これに対して国が対策をこうじる時間はあったわけです。

建設国債発行して10年20年と赤ん坊が成人化する時間、つまりは長期にわたり予算ぐらいつけられただろうってこと。もうあれから

財政出動とか口ではスローガンを掲げて、実行に移せなかった現政権の功罪があるのは当然ですが、政治から背をむけた有権者という平凡に埋没して、消費増税を許すわ、財政破綻論は信じるわ、こうして多くの日本人の誤った認識・緊縮政策により、今回の死者を生んだと言っても過言ではありません。

今回の被疑者もまたその加害者側だともいえるのですが、この主権者でありながら平凡という矛盾が、責任感をなくし緊縮財政というジェノサイドを許して、その結果毎年のように被害者を増産させているのです。明日はわが身ですというか去年は当事者でした。

政治から背を向けて” 自分を含め家族だけ助かればいい ”というグローバリスト特有の考えが、庶民にまでいきわたり、この国民意識の断絶が今回の悲劇を生んだわけです。

<参院選>国政投票率、低落続く 過去2番目の低水準ー 東京新聞 web


【戦時中と同じにしてはいけない理由】

安倍政権の改竄データーラッシュと戦時中の大本営発表とが同列によく扱われているわけですけど、戦時中の情報は新聞とラジオと隣人ぐらいであり、今はネットで世界中の情報が入手できるわけであながち同列には扱えないわけです。

つまり、今の日本人のほうが悪質で、ナチスのホロコーストを許したドイツ人とは比べものにならないくらい、えげつないわけです。

知る事ができならが知ろうとせず、その結果悲劇を生んでいるのですから。


【残念な日本人】

高齢者などはネットから情報を得られないとかありますけど、それは周囲の家族なり隣人が残念なだけで、アナウンサーの原稿某読みの

” 国の借金が~ ”

とか普通はオカシイなと気づくはずなのです。一人ぐらいこのデマをデマと言える人間はいるでしょってこと。


【進まないインフラネットワーク】

私はバイクに乗っており、10年前に土砂崩れになり道が封鎖され危うく住民が兵糧攻めになりそうになった十津川村のR168や、上北山村経由のR169をよく通りますが、R168とR169を横断するメインの道がなく、ここも物資補給ルートの断絶にあると感じております。

これでもR169は結構道路が整備されているのですが、十津川村のR168は整備が遅れており課題が残るところです。


【少女と同レベルの日本の首相】

今度はどこかで地震、来年また台風や豪雨。

これを

” 温暖化が原因だ~ ”

とか10代の少女のごとく熱くなり、環境プラットフォームにカネ落としても仕方なく、効果あるとも思えないCO2削減したところで、次の犠牲者は生まれるわけで、温暖化対策といってもプーチンが揶揄したように日本やスウェーデンのような文化的な暮らしをできる国ばかりでなく、大人が同じになってどうするのかということです。

上の真ん中の東洋人誰?どこの国の人?


【無知と無関心の結果】

政権与党がこの国土、国民を売り払ってるわけで、この政権を支持しそれを許している。これが現実です。


【そりゃ、土木・建築業つぶせば維持できないでしょ】

通貨発行権があり供給能力があり少子化問題で人口増加の心配もなく、こんな好条件を捨てて自ら貧乏になり滅びようとしている国が、日本なのです。

建設国債発行して長期にわたって仕事をつくればいいだけです。日本に財政問題はないのですから。あるのは日本人のリテラシー、義務教育レベルの基礎学力だと思います。


【考えることをやめた国家は滅びる】

恐竜が滅びたことに関して

” 氷河期が原因だ~ ”

と発言したところで、

” で?どうするの? ”

となるだけです。滅びるのかそれを回避するのか、考えろということです。
考えなくなった時点で人でなく家畜です。

考えられなかった恐竜は滅びたのです。

国家も国民も同じです。


毎年同じような過ちを日本人は繰り返していると悲観的に思っている人も ↓のリンクをクリックお願いします。


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山本太郎がMMTを掲げない理由を検討・前編ーMMTの法人税廃止


【法人税を否定するMMT】

山本太郎ってTVでも街頭演説でもMMTと共通している内容のことを話してますが、決してMMTを金科玉条にかかげているわけではありません。

その理由を私なりに述べたいと思います。

今、MMTの入門書を読んでいる途中ですが、まぁ疑問に思う内容の一つが法人税の否定であり、ランダム・レイの師匠のハイマン・ミンスキーも同じ考えで、その原因はポストケインズ派であれ主流派の経済学と同じ共通点があり、または西洋の原罪意識とも関係あり、日本人には理解できない部分があると思います。

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【税の役割】

レイこのMMT現代貨幣理論入門で、1940年代にニューヨーク連銀の議長を務めたニューディーラーのビアズリー・ラムルの論文などをよく引き合いにでしているのですが、西洋のキリスト教のおけるsinの概念が恐らく強く、税というものの罪に対する贖罪、つまりは「悪行」に対して課すべきという意味が非常に強すぎるように思えるわけです。(過去ログで紹介したように真の贖罪は罰することでなく、救うことにあるのです。私はカトリックの洗礼を受けても敬虔なキリスト教者ではありません)

私は税といものは物価を安定させるため、特に①インフレや環境保護などの調整するための機能であり、後は②社会の歪みをカール・ポラニーの中心性の運動つまりは再分配の機能としての役割が強いと思っています。


【西洋の原罪意識】

旧約聖書には、イヴは出産の苦しみ、アダムは労働の苦しみを与えられたとあります。

西洋人にとっての労働は罪人の象徴であり罰でしかないのです。

エデンの園を追放された原罪に対しての罰というのが労働ということになるのですが日本人はまったく異なり、労働(この労って骨を折るという意味があって好きじゃないけど)ってポラニーのいうように営み生活の一部でしかなく、囚人が強制労働しているのと同じじゃないのです。

そこには例えば農家の人が野菜を生産し、ロジスティクスにより調達され、食卓に運ばれる社会学でいう一連の役割分担の意識があると思います。

京アニの『中二病でも恋がしたい!』のあるシーンで主人公がトマトを拒否るシーンがあるのですが、

” トマト農家さんに謝れ! ”

という台詞の中にも、日本人の慣習として残っているのです。

労働に対しては罪からくるでなく、むしろ役割による生産されたものに対する同胞同じ国民に対する感謝がこめられているのです。

日本人だけかもしれませんけど、日本人が外国人に比べてよく働くと言われているのは、ここにあるのだと思います。(ブラック企業の存在によりこれが危うくなりつつありますけど)

税もまた同様でありあくまでも調整機能としてあり、罪⇒罰という西洋的な野蛮な意味でとらえれるMMTはどうかと思います。

 

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【税という本来の調整機能】

この税というものの調整機能としての効果に関してなのですが、日本は20年以上どころか30年近くデフレなわけで、インフレ抑制という調整の必要性などなく、仮にインフレであるとシンクの中の水が溢れ気味であるとするのなら、累進課税によりあるところから無いところへ税で調整する。

そうすることによりインフレ抑制しながら、貧困層を救うという税の調整機能があるわけで、「悪行」対しての罰とはまた少し考えが違います。


【中心性の運動でビスマルクはドイツを統一した事実】

ここが保守派から私が” 再分配厨 ”と揶揄されているところなのですが、それだと中央政府から地方への交付税等なども中心性の運動における再分配であり、これって共同体社会の原理であり、これこそが別々の税率、憲法、州の集まりの合衆国つまりは連邦とは異なる国民国家にも該当すると個人的には思ってます。

今回の台風15号、19号に被害もそうですし、被災地への援助や対策も中央政府が予算つければよくこれも中心性の再分配であり、その逆の運動が分裂の運動、大阪都とか道州制とかの地方分権でそれぞれの州により消費税率が異なり州憲法があり、別の国になっているような状態をいうわけです。

アメリカって世界最大のGDPと軍事力があるわけで、日本みたいに凋落し連邦政府が崩壊するとあんな連邦国はソ連と同じく簡単に分裂するか、ソ連みたいに圧政国家になるかのどちらかでしょう。中心性の運動がないから。

亀井先生も税とはないところからあるところへ渡すというのが原則であると発言しておりましたが、私がケインズ派でありポストケインズ派であれ経済学自体があまり好きでないのは、彼らは現実に触れていない世襲議員と同じくそこに無頓着であるからです。


【日米の違い】

ラムルは海外部門収支を考えなくてもいいことを前提にしているようで、これは私の仮説ですがデフレであると輸出を増えそこから雇用が生まれ、別に法人税なんてなくてもいいだろうというところがあるのかもしれませんが、これって金本位制の縛りと同じでギリシャでデフレが加速化し労働賃金は下がれば競争力が増すとか、経済学特有の物理の法則の均衡モデル大好きな思考回路によるものだとも考えられます。

しかも、インフレのアメリカのことを述べており、貯蓄大好きな日本の国民性と消費大好きなアメリカの国民性とかもあり、日本特有のMMT信者ってやばいものを生み出しそうですが、まぁその前に緊縮の流れを絶つのが先で今話すことではないのかもしれません。


【再分配か事前分配か】

さて、山本太郎がなぜMMTを決して掲げないのかを考察していく中で、その大きな問題となる法人廃止なのですが、ラムルにしてもレイにしても進歩主義者が大好きなのが

法人税

であるとかなり批判的に述べております。

私の偏見なのですが保守派って「再分配」が大嫌いで、「事前分配」が大好きなように思えます。

経済成長して国民の所得が増えて投資により一人当たり生産性が高まり、その結果労働分配率が高くなればそれで労働者は豊かになる。

それが可能だったのは大東亜戦争という総力戦を体験した本田総一郎や松下幸之助といった先代が戦後の社会を牽引していたからであり、戦後生まれのオルテガのいう「甘やかされたガキ」である今の経営者に、先代と同じモラルを求めるだけ徒労に終わるだけです。


【消費税と法人税の関係】

実際、社会のシステムを運営しているのは利害のある集団や個人であり、その結果の消費税導入と増税と法人税減税との相関関係なのです。

これは現象と起こっている事実であり、否定できないところです。


【中央政府と連邦政府の違い】

MMT本に登場してくるリック・ウルフは再分配の負の側面を

①持続しない
②社会的な軋轢を生む。(他人よりも多く支払っているのに、他人よりも公共サービスを受けていない低所得者は福祉に頼る怠け者だと決めつける。これに対して再分配厨は倫理に訴え再分配がなければ格差が拡大し、それが資本主義と社会の崩壊を招くと脅迫する。)
③コストがかかる。大きな官僚組織が必要である。

と述べており、MMTもまたそれを支持しているように思えます。

レイは1970年ごろ、大部分のサービスの提供を州政府・地方政府レベルに移し、それらの政府にそのサービスを租税により賄わせている述べ、裕福な白人は郊外へ脱出して都市の中心部が崩壊してドーナツ化現象が促進されたと批判的に述べています。

だけど、これって単にアメリカが日本とちがう道州制で州ごとに消費税が異なるし、都道府県と異なり州への交付税などがの再分配が成されていない、別々の国集まりのままの合衆国だからじゃないかなと思うわけです。

日本の東京政府は中央政府ですが、アメリカのワシントンは連邦政府であり、アメリカ合衆国はソ連を同じように連邦国でしかないのです。移民で構成された歴史の浅い人工国家だからこうなったのでしょう。


【安部総理と似てるラムル】

ラムルは法人税の廃止の理由に、

株主は法人税がなかった時に比べて減る

と安部総理が国会で

” 下がった株を売却するときにも課税される ”

と同じようなことを述べます。

①インカムゲイン(配当収入)
②キャピタルゲイン(株主配当益)

と二重課税になるというわけです。
だから法人税はダメだと。


【日本の法人税引き下げによる悲劇の惨状】

そして朝日新聞の原真人編集長と同じことを述べています。法人税の大部分は、

より低い賃金と給与と手当て
より高い価格⇒消費者に転換される

となんだかわけのわからないことを述べるわけです。(朝日の編集長はどこかで耳にした言葉をオウムのごとく唱えただけでしょう)

この仮説はインフレで法人税の高かったころ、中間層の厚かったころの日本では明らかに該当しません。過去のデーターに現れています。(国民国家でないアメリカは異なる結果を生むかもしれませんが)

少なくとも、日本においてはインフレ・デフレ時ともに、MMTの見解とは逆の現象がおこっているわけです。

大体、「より高い価格が消費者に転換せれる」って、別の側面では消費者は生産者でもあり、ハイエクやフランク・ナイトと同じレトリック使ってるじゃんとつっこみ入れます。

より実質賃金が上昇すればいいしそのための労働分配率であり、それをぶち壊すのが法人税ゼロ状態なのです。


【法人税あると海外へ企業は逃げちゃう説】

レイは

法人税の大部分が低賃金によって労働者に転換され、高価格によって消費者に転換されると想定すべき

と言及してます。

そして、ラムルは

法人税により企業は税を最小化するための行動をとると主張してます。それが以下です。

借り入れの増加
海外への移転

②は完全にグローバリストのテンプレで使われておりいわば「黄金の拘束衣」であり、数なくとも日本で山本太郎が主張するように2014年の経済産業省の企業にたいする調査からも大変疑わしく、そんな企業にはトランプを見習い、日本で二度と商売できないようすればいいだけです。

大きな政府であれば可能です。


【不労所得という悪行】

①の借り入れに関してですが、そもそも資本主義は銀行に対しての企業の借り入れが前提であり、自家撞着もいいところだと思います。

日本では法人税引き下げにより肥大化する株主配当金と、下がり続ける投資(I)と下がりつづける実質賃金・労働分配率の低下となりこれが消費税(C)低迷となり、これ以外にも法人税引き下げ効果もあることを否定できないわけです。

MMTの手法をぱくれば

法人税は額に汗しない不労所得という悪行に対する罰
法人税は従業員給与に還元しない悪行に対する罰
法人税は投資に回さない悪行に対する罰
法人税は自社株買する悪行に対する罰

ともなんとでも言えます。

国民所得上昇を鈍化させる悪行に対する税ともとらえられます。


【新しい契約】

西洋人はそもそも働くということが原罪であり、不労所得はその原罪から逃れる術であり、これは悪行にならないと思えるのかもしれません。

むしろこれは主流派の経済学に関係してくるし、ポストケインズ派もこの西洋人の潜在意識にあるエデンの園に帰りたいという切望が、可笑しなことを言い出すことになったのだと思います。

皆でエデンの園に帰ればいいのですが、そこでキリスト教の「新約」つまりは新たな契約思想に結びつき、救われるものと救われないものと分かれ、

” 自分らはだけは救済されるそれにふさわしい ”

ということになっているのでしょう。

もうそこには同じ国民という意識はなく、キリスト教で富裕層でグローバリストの認識共同体が強く支配しているといえます。

安部総理と同じ進歩主義者よりも進歩的な間違った認識を、MMTはラムルを引き合いにして発しているように思えます。

(次回へつづく)


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