山本太郎の大分での演説ー逃げ場所がないのなら変えるしかない


【山本太郎の大分の演説】

ツイッターで興味深いツィートがあったので紹介します。


【問題の動画】

その大分の動画が見当たったので紹介します。1分50秒ぐらいに一般有権者に絡まれます。


【党でないといけない理由】

要は山本太郎は障害者を国会に送りつけたのはいいけど、まず自分が当選してからだということなのですが、仕組みをよく理解されていないようで、山本太郎だけ当選しても政党の用件を満たさないわけで、そうなると恐らく献金やらの資金面の問題からTVなどのメディアでの発言など活動の制限が加わるわけです。

選挙に当選するだけでは力が弱く、党に所属していると安藤裕議員のごとく縛りがあるから、結局ガス抜き要員とされ壊国に加担することになるのです。

政党でないと国会でのあの発言

” 竹中平蔵の下請け! ”

が、TVで取り上げられず音声消されてなかったことにされたのと同じようなことが繰り返えされるだけです。

 


【鬼畜の国日本の実情】

まぁ、単に底辺らしき酔っ払いに絡まれているだけですけど、山本太郎はこの人を排除せず(恐らく聴衆やスタッフが抑えにきたのでしょう)話しようとしておりましたが、この人は結局マイクを投げ捨ててしまって終わります。

このオヤジに関するゴシップネタはスルーして、山本太郎は障害者を国会に送り込んだ理由は、現場にいる人間が一番理解しておりその立場から発言してもらうことと、生産性で物事を計る生きづらい世の中を変えていきたいからだということかららしいです。

この国で障害者が活躍できるシステムなんて構築できておらず、企業のイメージアップから障害者を雇用しても、実情は現場への押し付けであり、私も製造業にいたとき実際そうでした。

障害者であろうと会社側からは人員は1人としてカウントされてしまい、聾唖(ろうあ)で耳が聴こえない言葉が発せないけどよく働くとかの場合は多くの部署が欲しがり、逆にアスペ気味とかの障害で問題ばかり起こすとかだとどこも欲しがらないなど、人材の争奪戦になります。

つまりは障害者ですら会社内で生産性で物事を計られるのです。

こうなると問題のある障害をもった従業員に対する、その部署内での健常な従業員の態度がどうなるか想像できるでしょう。

ブラック企業だとその穴埋めをサービス残業という名の強制無償労働となり、跳ね返ってきたりすることも考えられます。


【グローバリストの思惑通り】

山本太郎はこのおっさんと争っても国民同士が分断されているだけだと気づいているらしく、それも述べています。

実際、無国籍のエニウェア族のグローバリストの連中らは、サムウェア族の底辺同士で争って自分らの安全保障は確保できたと安心することでしょう。

 


【諦めない結果のレントシーカーの勝利】

そして有権者の半分が

” どうせ変わらないから ”

と政治を諦めたことに対して、最後まで諦めなかったのが企業側であり、政治を諦めなかった人たちが約3割の票で世の中をコントロールしていると指摘しています。


【25%が政治を私物化】

今、植草一秀さんの「25%の人が政治を私物化する国」を読んでいるのですが、小選挙区制の影響から

自民党の得票率18%
公明党の得票率7%

の計25%の得票率で約7割の議席を確保され、日本の国会は民意でも何でもないことが理解できます。

全ての選挙区に候補者を立てれる自公に有利な制度であるのは確かで、投票率が低下すれば必然的に自公は圧勝し、参院選前に吉本の宮迫の涙の会見とかそんなゴシップいらないのです。

ますます投票に足を運ばなくなるから。

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【煽り運転は攻撃の置き換え】

国民が貧困化すれば皆煽り運転のごとくイライラして精神的に余裕がなくなり、教育の現場では同じ教師へのイジメ、職場でもイジメ・パワハラが横行し、道歩けば自転車は暴走してくるわ、日本中どこに行っても地獄図しか見られません。

富裕層の住んでいるところ意外は。


【貧すれば鈍する】

貧困化すれば政治に関心を向ける余裕がないことも山本太郎は指摘しています。

当たり前ですけど、失業してもブラック会社という地獄へ行かなくとも済むとか、老後貯蓄なくとも誰もが安心して暮らせるとか、そういう「安全の欲求」が満たされてないと人間はコミュニティの参加以前の状態では、共同体が近代化で崩壊した現代において、政治に参加するとかまずありえないのです。どうしても、

今だけカネだけ自分だけ

となります。

感謝?何それ得するの?となるわけです。

カネ払ってるのだから農家が作物育てるのを食べれるのは当たり前。向こうも潤っているし。

こんな考えになるのです。まぁ、この当たり前が崩壊したのが去年の大阪の災害や今年の関東での台風の被害なのですけど、ここに日本人の多くがまだ気づかないのです。


【貧すれば鈍する】

山本太郎のいうように、

余裕がないから政治に背を受ける。こうして、政治に背を受けると、一部の政治を諦めなかった人だけの政治となる

考えて見れば当たり前です。

自分で構想
自分で提案
自分で決定
自分で儲ける

これを許したのは、ベッキーとか宮迫とかそんな自分の生活にまったく関係のないゴシップにとらわれ、マカクザル並に誰かを叩くことでしか喜びを感じられなくなった貧困化し貧しい心になった一般庶民の有権者のミスです。(芸能人らもそんなの望んでないし、ルーズ・ルーズで足の引っ張り合いしても仕方ないでしょって)


【不確実性に対しての模範解答】

山本太郎はロスジェネ世代で16歳で芸能界に入り、同じ世代が大変なことになっていることをまったく知らなかったらしく経済的に苦労したことがなく、政治にまったく無関心だったことを後悔しているようです。

山本太郎は今自分が落ちて不安しかない。
党代表になってもこの先どうなるかわからない。
もし何かあったら国や行政が助けてくれるようにしてほしい。
だから政治を変えたいと涙ながら訴えています。(不確実性の問題です)

” 自分のために変えるんだ。みんなのためでもあるけど。”

” 自分勝手でごめんね。でも自分には自信がない。スーパーマンじゃない。芸能人だった。今芸能人じゃない。芸能界に戻れるなんて思っていない。竹中平蔵ろくでもないとか、経団連がどうしたとか言ってる人間が、さんざん言ってきた人間が、東電を潰せ!国有化だとか!原発を全て国有化してしまえとか言ってる人間を、芸能界に戻してもらえるような甘い世界かということですよ。ありえない。じゃ変えるまでやるしかないじゃないか。”(動画2:00ぐらい)


【え?原発国有化】

社会性のない連中の集まりの2chやニコニコ動画で無駄に鍛えたタイピングで太郎の言葉をヒアリングシャドーして文字起こしたのですが、原発国有化とか私と同じことを考えているようです。(こんなのガルブレイスがもっと前に唱えていることですけど)

原発を国有化ということは、可能性として真夏でエアコン需要の高い状況や北海道のことやらを顧慮して、政策変更している可能性があります。あくまでも可能性で現的な妥協案でもあり、国有化にしてから廃炉とかいろいろあるかもしれませんが。

原発なんてそもそもコスト考えてやるものではないことは確かです

第一次安倍政権で福島第一原発の電源喪失の危険性を共産党に指摘されて、しかしそのまま放置して事故へとつながったのですから。


【個人の力量の限界】

私も自分の周囲ぐらいどうにかと思っていたのですけど、そんなの竹やりで爆撃機撃ち落とすようなもので、国の政策の前においては無力です。

例えば消費税10%になると、もともと医療や介護サービスについて消費税非課税というルールが適用されてきたから関係ないと思われがちなのですが、さまざまな備品をはじめ水道光熱費や施設の賃料などのコストなどは負担増になり、病院の経営悪化や介護事業者の倒産なども増加していくことが考えられます。

堤未果さんも著書でこれを指摘してました。

消費税上げられるだけで費用がかさんで利益ぶっとぶのですから、個人の力量なんて吹いて飛ぶ程度だと実感できます。この仕組みには逆らえないしこれが現実です。

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【逃げ場所がないのなら変えるしかない】

国民を救う側であるはずの中央政府からまず国民に対して手をさしのばすべきなのですが、今の日本では逆に上から爆弾落され続けており、個人の力量なんて鼻で笑う程度で、こうなるとニヒリズムに陥ってしまいます。(実際私は2年ぐらい前までなってました。)

山本太郎がいうように経団連の御曹司であるとか、資産を世界中に分散しているとかの所謂エニウェア族でない限り、グローバリゼーションは世界中で災禍を撒き散らしており、自分だけ助かるとか不可能なわけです。

自分だけ助かろうなんてサムウェア族にはできず、時間差で食い物にされていくだけです。公務員も今は非正規増えてるでしょ?

今だけカネだけ自分だけの精神で、これからどんどん供給能力が低下の一途にあって、途上国以下にまで凋落する日本円ためこんでどうするのかってこと。

なら、政治を変えるしかないし、各自でできることを無理のない程度でやるしかない。

こんなの中学生でもわかることで、霊長類学者のフォルカー・ゾマーのいう「攻撃の置き換え」をする猿に、日本人というか人間は退化してはいけないのです。

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お笑いの質の変化とグローバリズム


【日本人と西洋人の違い】

日本人って「相互強調的価値観」が強く、西洋人と異なり「相互個人的価値観」に欠けると社会心理学者の北山忍先生は言及しています。

例えば、「自分は、○○である」という自己定義を二十字以内で述べよと質問すると、西洋では

「私は短気な性格の人間だ」「私は外交的な人間だ」

とか自己の能力特性について回答するけど、日本人だと

「私は○○大学の学生だ」「私は二児の母である」

とか、他者との関係性や社会的役割において回答する例が多いらしい。


【個人主義的要素の重要性】

これについて日本人の特性として瑕疵があると言及すると、

これのどこが悪いんだ!
お前はさんざん役割分担の重要性について述べてるだろ!

と指摘されるだろうですけど、過ぎたるは及ばざるが如しというように、ものには限度があり、個人主義的な要素があまりにも欠けると三橋さんが最近いうグローバリズムに対して抗体のない日本人は、ケダモノ以下の民族に成り下がるような行動をとることになりかねません。

グローバル化により個人主義が跋扈したのでなく、個人主義が育成されていないが故に、日本人がケダモノ以下になるというパラドックスです。


【西洋人が個人主義となった大きな要因】

西洋人が個人主義になる大きなきっかけとなったのが、これまで現在の英語のごとく共通語としてラテン語で聖書を書かれていたのを、マルチン・ルターにより母国語のドイツ語で翻訳され、それが一般庶民にも読まれるようになり、簡単にいえば皆が母国語で各自の解釈を得て、自分の頭で考えるようになったのです。

これまでは牧師が言う事をそのまま鵜呑みするしかなく、しかしながら母国語で聖書が翻訳されたのなら、勝手に咀嚼しそれが優れていようが劣っていようが、聖書の内容に一般庶民が物議を醸すようになったのです。

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【別に英語苦手でもないし】

私が日本を捨てられない大きな要因はやはり日本語にあり、今でも知らない日本語の言葉が多数あり、抽象的な概念は母国語でしか熟成されず、元々悩むの趣味で考えることをやめられない私としては、日本語は絶対に捨てられないのです。

なんか、私が英語批判をすると苦手だからと思われがちなのですが、別に自慢できるレベルでないのですが英検2級ぐらいはもっていますし、訓練を受ければ日常会話ぐらいならできるようになると思います。

ただし、中身すっからかんのレベルでしょうが。

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【論理性に欠ける日本人】

農耕民族とか災害大国だから相互強調的価値観が強いとかどうかは別として、日本人が個性を嫌い「空気」を規範とするところは、西洋人に比べて非常に強いのは確かだと思います。

西洋では、

” ○○が言っていたから ”

とか他人の規範に従ったような発言する

” お前の考えはどうなんだ! ”

と叱咤されるようです。

日本だと昭和あるあるで教師がよく生徒が悪いことして、生徒がこの ” ○○が言っていたから ”という屁理屈をごねると、

” ○○が死ねと言えばお前も死ぬのか! ”

とヘンテコな説教をくらったものです。

正確には他人の考えを採用して実行しただけで、その考えを却下する選択肢も当然あり、全て他人の考えに同調するわけじゃないのですけど。


【人数が増えれば質は低下する】

ジンメルの集団量的規定では

高潔で洗練された教養はすべて個人的な性質

であり、それはコモンセンス・常識みたいな「共通の内容」と対峙しているとされてとされています。

2、3人でいるとその程度の数だと社交の場でなく、15人ほど人数が増えるそこで始めて社交の場となり、飲食・化粧・礼儀作法など感覚的に魅力的なものは実は、多数により人格水準が低下する典型的な例であり、

どうしようもない

とジンメルは批判に述べています。

経済界とか金持ち集団の立食パーティーの話の内容が下劣なのも当然なので、それの究極的に人数が拡大した形態「大衆」massであり,マスのメディアが

「国民一人当たりの借金がー」

と無碍に日本を破壊しているのも普通の現象なのです。

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【日本人がグローバル耐性ゼロの理由】

西洋ですらグローバリズムで国が崩壊寸前にまで追い込まれており、ましてや個人主義が定着していない日本だともう一瞬で国家なんて消えてなくなることでしょう。

なぜならば、グローバル化は中間団体つまりはコミュニティを破壊するからであり、それらは自治会・労働組合・農協・医師会・趣味の集まり・会社・共同体すべては中間団体であり、これらが破壊された後は個人による規範か家族としての規範しか残されません。

家族の規範が過激になることは過去ログで何度も触れましたが、そうなると個人による規範しかなくなり、そうなるとどうしても日本国民の脆弱性がモロに出てくるわけです。


【グローバリズムにより原子化された日本人の末路】

そうとらえれば、東日本大震災で復興支援と言いいながら、

「バスに乗り遅れるな!」
「TPP参加交渉!」

と、東北切捨てしだしたことも、今回の台風で小泉・竹中時代の公共事業削減が招いた結果であることを振りかえようとしないことも、デフレでありながら消費税の倍増を許したことも、元々個人主義が軽視され周囲の行動に合わせればいいということからだと理解することができます。

周囲に合わせれば皆共犯者となるので、責任はあってないようなものとなります。誰でもTVや新聞のプロパガンダーつまりはアドルフ・アイヒマンの駒となれます。


【グローバリズムに伴った笑いの質の変化】

これで

” これからは個人主義! ”

となるのですがそんなことゆとり教育以前から言われていたことだし、80年代のころの「お笑い」の質の変化からも読み取れます。

70年代だとドリフターズの『8時だよ全員集合!』や『欽ドコ』などのお笑い番組がありましたが、そこから『俺たちひょうきん族』とか『笑っていいとも』とか『とんねるずのみなさんのおかげ』に『ごっつういいかんじ』や『晴れ時々たかじん』に『さんまの踊る御殿』とお笑い番組の内容が大きく変化してきたと思います。

ドリフターズも結構PTAから批判を受けたようですけど、80年代から人の変えられない身体条件などの欠点を笑いにしたりとか、とにかく人を傷つけるような内容の笑いに当時変化していったようの思えます。

これって、個人主義の跋扈でなく私人のゴシップなネタでしかなく、だんだんこれに競争的な要素が加わり自己責任論が強くなり、その流れのままバブルの突入し浮かれ気分の中消費税が導入され、バブルがはじけて行政改革がなされ、更に消費税増税され、現在の質の低いゴシップなお笑い番組ばかりになったと思われます。

ベッキーなんてどうでもいいゴシップネタに、皆がおぞましいほどくらいついている日本人って、もうこれだけで危機的な状況にあると思えます。(古すぎるってwそれぐらいしか知らないから)


【栄養が不足している人にダイエットをさせる選択】

笑いの質が変化しだした時期と中曽根政権の誕生の時期と同じであり、国鉄民営化電電公社民営化という規制緩和資本の移動の自由などの規制が撤廃されたり、日本は不沈空母とかの発言もありだんだん卑屈な民族になるわけですが、のちのバブル経済により私たち日本人が何か勘違いしだしてきたと思います。

当時は牛肉・オレンジの問題やらもあったのですが、ソ連がペレストロイカに着手しその後ソ連自体が崩壊して東西冷戦が終了して、いよいよ宗主国が日本人を家畜化していくぞという時に、米国隷従とグローバル化いう最悪の逆の舵とりをしてしまったわけです。


【同胞への感謝】

欽ちゃんこと萩本欽一さんは他人の頭を叩く芸を禁止していたそうで、そんなことで笑いを取るなという考えは恐らくグローバリズムに汚染される前のお笑いの精神からくるもので、いずれにせよ中曽根政権のグローバル政策により、日本人の精神に大きく変化をもたらしたと思えます。

欽ちゃんの弟子?の勝っちゃんこと勝俣州和さんは、築地とかの早朝早く魚市場で働く人の姿を見るのが好きなそうで、

” この人たちががんばってくれているおかげで、自分らはおいしい料理を食べられるんだ ”

と実感でき感謝できるだからそうです。

自分より下の連中の頭を叩いたりして笑いのネタとしない。そういうイジメにつながるようなことはしない精神と感謝とは蜜にあるのでしょう。

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【結論】

こうなると、

①中間団体(共同体とか)の維持・復活
②個人主義(自分の頭で考える力)の育成
③内と外の壁(日本語、時間の共有、移民・外資受け入れ拒否など他多数

これらを組み合わせることでしか、

今だけカネだけ自分だけ

とグローバリズムに汚染された風潮を変えられないと思います。

所得格差以前に精神面が先にやられているので、反緊縮の政策は結果としての外的影響によるもので一時的に豊かになっても、それだけだとまた同じ事をやらかす可能性があります。


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新谷かおるの『エリア88』の世界ー中二病ではありません


【新谷かおるの漫画の影響】

前回、新谷かおるのバイク漫画の『ふたり鷹』のことに少し触れましたが、元々同じ作者の戦闘機の漫画の『エリア88』から読み始め、その次に自衛隊の主人公のふたりの(ふたり好きの新谷先生)漫画の『ファントム無頼』と読みだしたわけです。

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小学生の頃ガンダムブームからガンプラをつくり始め、次に戦車、最終的に戦闘機とプラモデルをつくることになったのですが、その関係で結構戦闘機が大好きになりました。

お気に入りの戦闘機はやはり、『エリア88』の主人公である風間真が最終的に乗る事になったF5EGタイガーシャーク(のちにF20が後継)というマイナーな戦闘機です。

 

.
友人はシンの盟友のミッキー・サイモンが好きで、そうなるとF14トムキャットとなるわけですが、なぜか好きなキャラや戦闘機がかぶるとよくなく、趣向を分けるようなわけのわからない決まり事があったことを覚えています。

友人はF16ファイティングファルコンが好きで、結構F5Eタイガーシャークより優れているとか、G(重力)に強いとかどっちが優れているか口論になっていました。

中二病も何も当時はそれ以前の年齢であり、単なる子供の趣味でした。


【最強は面白みに欠ける】

当時は『ファントム無頼』の影響で航空自衛隊にも憧れていたし、『ふたり鷹』の影響でバイクに乗るようになり今だにバイクに乗っており、それで土砂災害でライフラインを絶たれた奈良の十津川村とかをR168経由でしゅっちゅう行くし、スサノオを祭っている熊野本宮を休憩地点にして、ついでに参拝してたりしてスサノオを祭っている神社も身近な存在なのです。

それでもなぜかというか必然的に当時80年代初めの世界最強の対空要撃機のF15イーグルは最強すぎて面白みに欠けそれはパスされる存在だったし、『エリア88』でも完全にスルーされていました。一度も登場していません。

『キャプテン翼』のキャラランキングで主人公の大空翼がランキング1位にならないのと同じ心理が働くわけで(たぶん)、読売巨人軍を好きな人間って権力隷従的でスネオ根性丸出しで面白みに欠けるのと同じです。(批判は受け付けません)

ジョジョのデュオのタロットカードの世界と同じく、時間止めるとか反則で逆にやりすぎで面白くないのと同じで、丈太郎も時を止めれるようになるとかもボツです。

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【結構、政治的な話もある】

『エリア88』のストーリーはネットで読んで欲しいのですが、簡単に言えば主人公の風間真が友人の神埼に裏切られ戦闘機乗りの外人部隊に送り込まれ、傭兵としての契約履行のために3年間アスラン王国で戦うというものです。

物語にプロジェクトAという闇の組織がありこれは軍産複合体のことであり、金儲けのために適度に戦争を起こして軍需産業が儲けるとか、アメリカを批判しているようなそういう陰謀論的なというか実際ある話もしています。

まぁ、金の雨を降らせるレインメーカーのオカダカズチカ(最近、ミルキーの声優ミモリンと結婚した)とは異なり、血の雨を降らせる軍事版レントシーカーみたいなものです。

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【国産戦闘機の三菱F1】

『エリア88』ではF15は無視された存在なのですが、F15といえばF22が登場する前までは世界最強の対空要撃機であり、日本では冷戦構図からライセンス生産を許可されていたのです。

ライセンス生産をする理由は航空技術の継承にあり、だけど既に三菱重工業がF1を開発していたはずで、一応wikiで調べて見ました。(今は簡単に情報入手できて便利です)

>F-1(エフワン/エフいち)は、日本の三菱重工業が開発した第3世代ジェット戦闘機。同社のT-2高等練習機の発展型であり、航空自衛隊で支援戦闘機(戦闘爆撃機)として運用された。量産1号機の初飛行は1977年(昭和52年)で、同年より部隊配備を開始した。その後、後継機であるF-2の配備が進み、2006年(平成18年)3月9日に全機が退役した。

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【F22がダメなら自国で戦闘機開発】

私の解釈が間違っていなければ日本に戦闘機を開発する技術はあり、F15のライセンス生産は最高峰の技術を獲得し継承したかったからだと思います。

なら、ライセンス生産はF22でないとあまり意味がなく、高いだけのポンコツF35のライセンス生産なんて、わかりやすく言えばF15でなくF20の購入及びライセンス生産をするみたいなもので、それならもっと予算つけてでも自国で開発しろとなるのです。

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【属国の現実と緊縮財政】

今から10年以上前の『日本の戦争力』という本を読み返してみて気づいたのですけど、日本って国防力のバランスが悪くてこれも恐らくこうなったのも、

①アメリカの干渉
②予算の制約

の影響であり、またもや属国の現実と緊縮財政という日本の病の根本をつきつけられるのでした。

本格的な空母の開発とかも宗主国から阻害されています。


【日本の国防力の問題】

ちなみに北朝鮮がミサイルを発射する際にF15で敵地攻撃できるかと言えば答えはNOであり、なぜならF15は対空要撃機で地上を攻撃することができないからです。

また、北朝鮮を攻撃して帰ってくるまでの燃料が足りなくなるので空中給油をする必要があり、また別の問題もあるのです。

これ、石破茂の本に書いてありました。

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【アメリカの同盟国でジュニアでない国はない】

個人的には石破さんは嫌いじゃないのですけど、緊縮財政でアメリカのポチ精神が強く今はもう完全にダメで、『日本の戦争力』の小川和久氏も、朝鮮半島のピンポイントの歴史に詳しいネトウヨと同じで、軍事に詳しいただのネトウヨという印象しか受けません。

>日本のある新聞記者がアメリカ側と議論するのに、しきりに「日本はアメリカのジュニア・パートナーだから」と前置きを口にするので、アメリカ側がキョトンとしていたことがあります。

>私が「『日本はアメリカのジュニア・パートナーだから』なんて言葉をア・プリオに使うのはやめなさい。アメリカの同盟国でジュニアじゃない国が、どこにあるのか。すべてジュニアに決まっているではないか」

>「~その視点(事実とデーターから日本がアメリカの国防で最重要であるということ)から見ると日本は最重要同盟国だ」というと、今度はアメリカ側がその通りだといい、日本側がキョトンとしていました。

(『日本の戦争力』小川和久 より )


【NO1属国の日本】

正直、情けないと思います。

アメリカに軍事的に保護されている国で属国でない国はない。属国でもアメリカの重要拠点なんだから、最重要属国で何の問題がある。

私にはそう思え解釈していまいます。


【宗主国依存体質の未来】

つっこみどころ満載なのですが、トランプが日本の核保有に口を出したことと、米軍を日本から撤退させるという言葉は、何も日米FTAのために属国の貿易協定のための脅しだけでなく、実際そういう動きがあるからです。

日本人は大陸の民族と異なり海に隔てられたオフショア国であり、どうしても軍事バランスの感覚の欠如が激しくピンとこないようです。

要は、東アジアは日本・中国・韓国・北朝鮮・ロシアと互いに対立して軍事バランスをとらせれば、アメリカもオフショア国であり本土は広い太平洋で隔てられている故に安全保障が確保されるということです。

アメリカは西ヨーロッパとの関係だけに専念しておけということで、これはリアリストのクリストファー・レインがずいぶん前から口にしていることです。(これも何度もこのブログで取り上げています)

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【国民を貧困化・家畜化している事実】

そして何よりも日米地位協定・年次改革要望書・規制改革推進会議と内政干渉を受け、その結果日米不平等貿易やら農協改革にカジノに中国が引き受けないトウモロコシの引き受けと、これだけのことをやられて同じ国民の日本人が貧困化しているわけです。


【内と外の壁がなくなると国家は崩壊する】

自国で空母も開発させてくれないし、核保有も宗主国任せ。

国家が日本人が守るどころかアメリカ主導のグローバリズムにより家畜化が深刻化すると、日本人が国家に対して疑心暗鬼になるのも当然で、それでネトウヨみたいに国家のために命をささげろとか土台無理な話なのです。

社会保障・老後の保証などのセーフティーネットが不十分となると、皆自分を守り次に家族を守り消費せず貯蓄や民間の貯蓄型保険とかで身を守りそこで限界に達しストップし、こうして「今だけカネだけ自分だけ」の世知辛い今の日本となったわけです。

去年はとうとう「改正移民法」により日本は移民国家として大きく舵をとることを決定したわけですけど、

内と外との壁をなくすと必ず国家は崩壊します


【財政破綻論者という国難】

日本は敗戦直後からずっと内にアメリカという外敵を入れたままの状態で、いまだ自主独立を果たして折らず、こんなの憲法9条以前の問題であり「お上」がアメリカになってしまいむしろそれを誇りとしてしまい、エリート層や一般庶民も皆がそうだという悲しい現実です。

ネトウヨやらが万世一系とか、別の変なのが女性天皇とかいろいろ分かれて天皇崇拝していますが、一方でそういうことに関心を抱き現実にやってることは実はアメリカ崇拝で、アメリカ批判していて保守の立場をとりながら、国のザイセイガーに何の疑いをもっていない知識人・文化人がいるのなら、結局アメリカという神輿を担いでいるだけなのです。

災害はいわば戦争状態だ!
日本人が力を結集して!
必要な防災対策を!
国防力の充実を!
しかし孫の世代に負担を残さず同時に財政健全化を!

無理無理。

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【生涯学習】

子供のころに「ひらがな」から始まり漢字の読み書きやらを長い時間かけてようやく大人になり最低限のリテラシーを身につけてきたわけで、経済学でも数学でも会計でもなんでも一朝一夕で身につくものでもないし、地道に時間かけてやるしかないのです。

皆小学生の頃毎日宿題でドリルをやったように、反復して身につけていくしかなく、経済学や評論家のいうことを鵜呑みせず横着しないで学び、そして自分の頭で考えることだと思います。

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P・S

だけど学問って金儲けのための立身出世の道具にされてしまっており、女性が特に子供に対して楽させて金儲けさせることを考え、教育ママになりがちなんですよね。

それで賃金格差が拡大すると職業蔑視につながり、今の私たち日本人に多く見られるカネ渡してやってるのだから当然とか、全て市場の交換関係となり感謝の気持ちがなくなり国民意識の断絶となっていますが、また別の機会でこれについて述べたいと思います。


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