グローバリズムが崩壊していくプロセス・前編ー少数派が多数派をひっくり返す最低条件


【グローバリストの断末魔の精神状態】

流行してほしい概念の一つでもあるセンメルヴェイス反射の特徴なのですが、

①自分が人殺しに加担したことの事実を消去する
②これまで言ってきたことをそのまま言い続け正当化をはかる
③保身のために真実を述べる人を糾弾・排斥する

だいたいこの3つでで、これが主に今のグローバリストや財務官僚に当てはまり、

間違ってると理解したところで止められない

理由がここにあると思われます。

彼らに対しての救済は人殺しに加担したのなら、逆に人命救助にあたることが彼ら自身にとっての救済ともなるわけですが、なかなかこの贖罪を特に男性にはできないわけです。


【少数派による社会の変動モデル】

しかしながら、②のこれまで言ったことを言い続けることは、少数派が影響を社会に及ぼす過程において必要なことでもあり、これに対する説明のプロセスが大変参考になると思います。

ここではクニノシャッキンガーの財政破綻論が現在の多数派の意見となり、今まで日本やアメリカの常識として定着したわけですが、これを覆す180度変わる概念が現代貨幣理論MMT理論のわけなのですが、天動説からいきなり地動説へと世の中が変わるわけでなく、それなりの時間がかかるプロセスがあるわけです。


【少数派の影響は無意識レベルに浸透する】

社会心理学の実験により一応は立証されているものですが、少数派の意見は多数派と異なり、権力・権威・声望などによるつまりは東大名誉教授だとかノーベル経済学賞受賞者などに依拠されていないわけで、少数派の意見がいかに優れていようとも嘲笑の的にされて、浅薄な多数派の意見のほうが表面上では影響を及ぼすように思われてしまいがちです。(MMTはトンデモ理論みたいな感じで)

しかしながら、少数派の意見はこれとは逆で無意識レベルでその影響力を及ぶものであり、それが多数派の意見をひっくり返すための仕掛けとなるわけです。

社会心理学者のモスコヴィッシの実験によると、スライド色の影響の実験をした結果、多数派による影響と少数派による影響とは異なり、少数派の影響は保護色つまりは無意識レベルに浸透することになるという実験結果が出ました。

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【多数派の権威プロパガンダー】

日本ではここ10年ほど前から財政破綻論が間違いであるという少数意見が勃興しだしたわけですけど、しかしそれは一部のアカデミックな学者や知識人とそれに一般庶民のマニアでの出来事だったと思います。

財政破綻論=緊縮財政であり、まさにこれはグローバリズムに基づいてるわけであり、主流派の経済学者やレントシーカーらがこれを自身の名誉や地位のために否定しないわけなく、TV・CM・ドラマなどに組み込まれプロパガンダーにより、クニノシャッキンガーとか国民一人あたりの借金とか、深刻な人出不足とか、なんか吐き気を及ぼすようなデマの標語を毎日のごとく耳にしているわけです。(最近、向こうも真似してデマを連呼してますが、その根拠をキチンと向こうは説明はできません。彼らの論理の行きつく先はハイパーインフレーションですから)


【準備には十分だった10年】

多数派の意見に対して少数派の意見は反発されやすく、山本太郎叩きに見られるように嘲笑の的にされることが現象として普通に起こり、この意見に追従すると社会的制裁を受ける事になり、現在特に大阪ローカルTVでそれが連日連夜行われているわけです。(維新を嫌いになっても大阪を嫌いにならないでください)

それでも、日本でここ10年前からこの少数派の意見が影響を与えつづけ、しかしながら沈黙の螺旋の現象で権力者側はひたすら無視していたわけですけど、この10年という期間はけっこう長く、間接的に一部の庶民の無意識レベルに影響を及ぼすのには十分な時間だったと個人的にですが思います。

この少数派の「影響源」は一般的に権力・権威・声望などを持たない場合に観察され、TPP反対などの反グローバリムなんてまさにそうなのです。


【孤立するとつぶされる少数派】

多数派は必ず全体主義にもっていき権威の後ろ盾のない研修医センメルヴェイスが典型例で、少数派を精神病院に入れるなり排除したり、女子学生のスカートの中を手鏡でのぞいていたとかスキャンダルをでっち上げたりしたりして、その論説そのものを虚言としてその論説を陥れようとします。必ずです。

故に今から述べることが一番大切なこととなるのですが、権力・権威・声望などの後ろ盾のない少数派の影響力が行使できるようになるには、次の条件が満たされた時に限られてきます

影響源が一貫性をもって意見・判断を主張し続け、一人でなく複数の場合・全員が同じ意見を固持すること

これが少数派が多数派のヘゲモニー(覇権的な流れ)を覆すためには最低条件となるわけです。

ぼっちはどんなに力があっても、大抵潰されます。
これ、私個人の意見でなく社会心理学のもとづいていることを、仮借してただ述べているだけですから。


【反グローバル化の共通概念】

とはいうものの、この同じ意見といっても人間は多種多様であり全て同じわけにはいかなくなり、今の日本であるなら反グローバリズムにもとづくものそうなると自然と、

反緊縮財政
反TPP
反規制緩和
反竹中平蔵

国民感情の結晶によりつくられた共通認識が創られてくるのです。

社会保障費充実してインフラ整備を怠るとか国防を怠るとか、そういうことことは反緊縮財政に反しており、そこらは特にリベラル派には認識してほしいわけです。

スーパー堤防のコンクリート批判した蓮ほう議員が、東日本大震災の津波により多くの命が奪われてしまい、そういう選択ミスによる辛酸は誰も味わいたくないと思います。

緊縮脳をどぎゃんかせんといかんのです。


【少数派が影響を及ぼすにはボトムアップが通常プロセス】

少数派の意見は多数派の影響源が権威に依拠するのと対照的であり、だからこの反グローバリズムの流れは通常、自然と一般庶民からボトムアップしていくものです。(これは別に私の意見でもなんでもなく社会心理学的考察によるものですので)

庶民の募金でサンダースが大統領候補として第三勢力として力をつけたこと、そのアドバイザーとしてステファニー・ケルトン教授が存在すること、山本太郎が庶民の募金により支持を受け政党を立ち上げてケルトン教授と同じような考えの三橋さんや藤井先生からのレクチャーを受けてブルーオーシャンを埋めた政策を掲げたことも、少数派が力をつけていくプロセスとしては偶然でなくむしろ必然的な出来事だったのです。これは断言できます。

まぁ、ここには実は左派ポピュリズムに基づいた、左派の地味な功績もあるわけですけど。


(後編につづく)

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