グローバリストへの伝言ー『グリザイア』シリーズと『黒い匣(はこ)』から学ぶ


【山本太郎が脅威なわけ】

最近、「れいわ新選組」というネーミングに過剰反応して大阪ローカルTV局を中心に山本太郎をボロクソ叩いているわけですが、それは明らかに所謂センメルヴェイス反射によるものであり、今更それを撤回できない状態であるからなのでしょう。

自分らが煽ったグローバリズムは実はただの同胞へ対するホロコーストでしかなく、助けられる同胞日本人を助けず、例えば常に生活保護受給者を叩くように仕向けたり、
TPP参加や農協改革で東北の被災地に過酷な試練を与え、それは自然淘汰のシステムを是としたことになり、それはやはり認めることができないわけなのです。

山本太郎の政策は単純なマクロ経済学の基本知識(クラウディングアウトとか除外した)ケインズ政策を基調としており、これに先月来日したケルトン教授が推奨しているMMT理論がバックにあるため、

「論外!」

と議論を避けるしかなくなったと思えます。

財政破綻論もハイパーインフレも嘘だということが立証されれば、緊縮財政を推し進めたグローバリズムも嘘だということになり、今までの「自己責任」や切捨ての精神が逆にデタラメになってしまい、むしろ同胞日本人に虐待(DV)を加えてしまったことになります。

DVってdomestic(家庭内・国内) violenceで国内の暴力とも解釈できます。GDPのdomesiticのDも同じです。


【ゾンビ思想は供養】

はっきり言って主流派の経済学なんて一度完死んだ学問であり、それがゾンビのごとくミルトン・フリードマンを筆頭に復活してしまったわけで、完全に葬ってあげることがせめてもの供養だと思います。

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【マルサスの『人口論』とグローバリズム】

ケインズは「自己責任」という考えはホッブスを起点としてとらえていますが、私はやはりマルサスの『人口論』を起点としてとらえており、この主流派の経済学が死なないのは永遠に生産性向上を所与の事柄・条件としている暗い思想によるものだからなのです。

マルサスの『人口論』は世界中の人類が増えすぎて食料不足になり、その解決方法として弱者から死んでいけば人口の均衡が保てるという恐ろしい考えです。

安い賃金の外国人労働者の輸入も「セイの法則」を実現させるために、机上の空論により慣れ親しんだ国を離れて出稼ぎに行ったり、経済移民をどんどん進めていき、マルサスの均衡理論と同じわけです。


【生産性向上を否定するグローバリズム】

しかしながら、後に「農業革命」が起こり農作物の生産性向上により多くの食糧不足が解消されます。

未来に対しては不確実性であり現在の状態からしては当然不安要素があるわけですが、これに対して投資することにより、生産性向上つまりは技術革新が生まれていくわけです。

これには期待が必要であり、合理的期待なんて普通人間は抱くわけ無く、国家ぐらいの権威などによる後ろ盾などないとなかなか難しいわけです。

永遠の飛脚運送こそ今でこそありえないわけですが、物流以外のことでも同様であり、事務系の仕事なんてAIが導入されれば更に生産性向上が見込まれ、恐らく一番遅れるのが建築・土木・介護・医療・保育の分野であり、スーパーやデパートのレジもセルフ化するわけで、深刻な人出不足という不安を煽るデマだと多くの人が気づくべきなのです。

農業でもドラマ『下町ロケット』の2期で人工衛星つかって自動運転の実験とかのシーンがあって、人出不足に対しての技術革新による生産性向上についてやってたし。(農協の若者を悪役にしてたけど。)


【当たり前のことで反論した山本太郎】

山本太郎がTV番組で橋下徹のデタラメというレッテル貼りにきちんと反論したように、政府が需要をきちんとつくるから(G)そこに民間企業が内部留保した資金を投資(I)してください「国家という権威への信頼により期待を抱かせるのです。

デフレの時は。(なんか保守的でまともなこと記述してしまってるし)

消費税廃止も理に叶っており、消費(C)を喚起させるためです。上の図に当てはめれば中学1年生でも理解できる簡単なことだったのです。

デフレ脱却なんて自国通貨のある、しかし今では衰退途上国の日本なのですが、かつて先進国だった日本にとって簡単なことだったので、今でもグローバル化と逆のことをすればできることなのです。

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【パックス・ブリタニカとパックス・アメリカーナ】

恐ろしいのは日和見主義的なTVに出演しているインフルエンサーならまだしも、政党と直接結びついた関係者となってしまうと、今更180度路線変更などできるわけないのです。

死なばもろともと国民を全て巻き込んで今騒がれている小泉進次郎とかを担ぎ上げてグローバル化のために一億玉砕の精神になる恐れがあるということです。

英国のインドに対する植民地支配の期間をパックス・ブリタニカといいますが、その期間はインドのエリート層の少年はオックスフォード大学やケンブリッジ大学に留学し、そこで英国式教育と思考様式を徹底的に叩きこまれ、母国に帰って支配階級に君臨してその様式を採用したそうです。

これと同じことが日本でも行われ、日本は間違いなくアメリカの属国であり、日本のエリート層はアメリカへ留学し、アメリカ式のグローバリズムを学び、帰国して支配階級に君臨することになるわけです。

日本人のほとんどがアメリカへ留学するわけで、英国の植民地となったインドと同じ現象が日本でも起こっているのです。


【英語教育強化により衰退途上国となり中国の倭族自治区となる】

インドって母国語で高等教育を今も受けれらなく、母国語で高等教育を受けるには翻訳という元祖ニートを主人公にした小説『それから』の筆者である夏目漱石のような先人らが手がけた翻訳という途方もない仕事があるのです。

ドイツが飛躍的に発展したのは、それまで『聖書』はラテン語かギリシャ語で書かれていて、一般庶民は牧師の話を鵜呑みにするしかなく、それを翻訳したのがルターなのです。(ラテン語は今でいう英語みたいなものです)

翻訳により一般庶民が自分の頭で考えだし、抽象的なことは母国語でしかできないわけで、この翻訳によりドイツが発展したといって過言ではありません。

フランスも同じくデカルトが『方法序説』をラテン語でなくフランス語で執筆し、それを庶民が読み抽象的なことを考えだしたわけで、いわばボトムアップして国家が発展したわけです。

で、大学の授業を英語にしたり母国語もままにならない小学生から英語教育するとどうなるでしょうか?

デンデンどころのレベルで収まるわけなく、英語も日本語も中途半端で薄っぺらい思考の国民へとなるのは確実であり、日本はまさにこういう意味でも衰退途上中なのです。

さすが衰退途上国の自滅ぶりはえげつないわけで、そんなことしてたらアメリカがF35のポンコツを幸せの壷のごとく売りつけた後、東アジアから手を引いて今度は英語でなく次は中国語中心の自治区となる可能性もあります。

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【自分探し中の日本】

日本の脆弱な政治体制は敗戦直後にアメリカの植民地された時からのことであり、未だに国民共有意識レベルで先の戦争とは何だったのかとか心の整理ができていないからだと思います。

今も尚自分探しをしていて、それもそのはず失踪した父親つまりはパトリオティズム・愛国心・父祖の地(血)、もうひとつのBlood Lineを認識したところで戸惑うわけです。

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【死なばもろとも一億玉砕の伝統芸】

そのアメリカ主導のグローバリズムにのっとってその結果、緊縮財政やら規制緩和やらで余計な自殺者を増やしてしまい、これが一般階層にバレルというかそれだけは絶対に認められず、死なばもろとも一億玉砕精神となりかねません。

クリスティーヌ・ラガルド(女性でIMFの専門理事)が、

トロイカ(IMF・ECB・EU)が直面した問題は政治的な利害が大きくなりすぎて、もはや過ち(恐らく緊縮財政・規制緩和・自由貿易)を認めることができない

と告白したように、日本の支配階層に君臨しているグローバリストもまた同様であり、死なばもろともの状態になっていると思われます。

安倍晋三総理大臣様なんて今更引き返せるわけなく、消費税10%でグローバリズムと心中して一億玉砕の精神なのかもしれません。


【グローバリストの贖罪の心理を活用する】

ヤニス・バルファキスの『黒い匣』に書いてあったのですが、IMFナンバー2だったデヴィット・リプトンは悪魔に使えていたのですが、後に悪魔の宿敵に転じた例もあります。

他にもナタシャ・アルヴァニティがアテナ大学のPhDプログラムに参加し官僚となり、ブルッセルに配属されトロイカ(国際債権団・IMF,ECB、EUの行政機関)のために働いていたけど、バルファキスは逆に仲間として引き込みます。

あっち側にいたということはあっちの事情に精通している利点があり、そこらをうまくつかい引き込む手をバルファキスは財務大臣の時に使ったそうです。

上の二人とも女性であり、例えば勝間和代さん柔軟な人なのでこっち側に引き込むとかありと思います。おカネについても「机の上に置いていても何も起こらず、それに基づいて人が行動するから」と発言してましたし。


【結論・つまりは自殺者増やした5倍の人を救う政策にピポッドさせる】

単純計算で例えば小泉・竹中の構造改革グローバリズムにより年あたり1万人自殺者が増加し、10年で10万人上乗せされたとして、それに罪悪を感じるよりむしろ逆に建設的に、その5倍の50万人の人の命を救うようにする方向にもっていけばいいと私は思います。

またこの5倍という数字はむちゃくちゃ適当(アニメが元ネタ)なのですが、1人の人間を殺めたのなら5人の人間の命を救うという理屈です。本当の贖罪は罰を受けることでなく人を救うことであり、昔は1人10殺の時代だってけど今は時代が違い、1人10救の時代になりおまけで5人にしておくということです。

それまでは勝手に死ぬことは許されないという解釈が『グリザイア』シリーズにあり、少女5人の命を主人公の男の風見雄二が救うのです。

本当の贖罪と罰を受けることでなく、逆のことをしてバランスをとることで、そっちのほうが死なばもろとも一億玉砕を防ぐ方法となるかもしれません。

過去ログ⇒『グリザイア』シリーズから学ぶ「一人が五人を救うまで」の精神 2018/3/12


P・S

グローバル化で下層化してバイトカケモチで睡眠不足になりやすく、適当にややこしい人に対して答えたことが後で面倒なことにもなりかねません。

” 俺の選択ミスだ。睡眠の重要性!睡眠の重要性!睡眠の重要性! ”

ということなのです。(名言でこれ記述したかっただけ)

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