信者とは何ぞやー宗教性の不可避


【認識共同体】

このブログはあくまでも個人ブログであり、特別な政治活動や世直し活動や人権擁護運動とかそういった固定のテーマはなく、あくまでも今はグローバリズムがこの世界に災禍を撒き散らしているため、たまたまグローバリズム奮闘記となってしまっていますが、これが終わればディストピアの未来を人類が選択していない限り、内容が変わると思います。(終わらないとか、終わった後は権威主義的ディストピア社会とか言わない。)

故に結構不親切で用語説明もろくにしておらず、「時はきた。それだけた。」とか「タコ!コラ!」とか「後ろから前からどうぞ」プロレスネタとかあれとかを知らない人にはまったく何のことかわからないと思います。

「切れてない」とか「元気ですかー」とかのプロレスネタはモノマネ芸人によって一般庶民に膾炙されているわけですが、こういうのもプロレスファンの認識共同体ができてしまっているためなのです。

 

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【ホシュ派の共同認識】

この認識共同体は当然イデオロギーにもあるというかこっちのほうがメインなわけで、保守派、ホシュ派、左派、右派、ウヨク、リベラル、反原発派、障害者支援、LGBT、フェミニスト、グローバリストらにも形成されているわけです。

サッチャーが国民レベルのヘゲモニー再編成・常識の再編成において見事に成功を収めた内容を、巨大資本の後押しもあり日本に輸入されてきたわけで、これに「万世一系の天皇家や義務とかの伝統主義」と「市場における競争的個人主義の自由主義という反国家主義」とが結合し、戦後アメリカの庇護をうけた政治家の子孫つまりは世襲議員により運営されていることを、戦後ホシュ派は大変喜んでいるようです。

この義務というような伝統主義と市場における共同体の解体が結びついた結果、生活保護受給者や大人の事情で離婚したシングルマザーを

” 義務を果たしていないのに権利だけ受け取るなんて不敬 ”

とかそういう歪曲された考えになり糾弾しているのだと思います。彼らにとってのこれらの問題?解決方法は、「日本人が心入れ替えて社蓄になれば日本は強靭化する」とかと思っているようですが、そんなのありえないわけです。

貧すれば鈍するということでしょう。

 


【自分の考えを捨てるタイプ】

さて、こういった認識共同体にも当然オピニオンリーダーがいるわけで、それが教祖や教徒にあたり、そのファン・支持者・読者で、その教祖らに忖度しまくるタイプの人が信者にあたるわけです。

つまりは自分より立場が上の人物の考えと自分の考えと異なる場合、

” 自分はまだまだだから自分のほうが間違っているに違いない。”

とかそう思い、自分の考えを変えるタイプの人が信者なのだと思います。


【信者にポアされるとか】

そういうことを述べると

” お前も会社で多少は忖度するだろ! ”

とか言われるでしょうが、それは当然ある程度は忖度しますけど、限度を超えれば私は異を唱えますし、でなくてもネット上でもオフ会や飲み会でも言論の場って相手のリアルをばらしたり尊厳を損なうような事がない限り、基本的に自由であるしそうでないほうが問題だと思います。

とはいうものの、結構、信者ってとにかく数が多いし政治的な内容になると世直しの精神が強いのがほとんどで、サリンを撒くような精神攻撃もリアルな攻撃も平気でやってくるわけで、そうなると弁護士を立てて損害賠償請求するなり、警察に相談するなり法治国家としての適正な処置をほどこすしかなくなってきます。(結構、他のブロガーやツイッターが活動停止に追い込まれたり、警察沙汰になっている例が多くみられます。ほとんどが世直しの大義名分をかざして何してもいいというようなホシュがらみですが)

教祖が信者を煽るような発言をされたらまじできつく、その認識共同体で財政破綻論公共事業悪論が共通認識にあり、普通に

” 改憲草案に財政健全化が明記される可能性あるから、慎重にしたほうがいい。 ”

とかの発言なんて教祖の財政破綻黙示録否定の危険思想でしかなく、簡単に尊師どころか信者にポアされそうになります。

ポアされそうになった人物が信者を煽りポアするがごとく、自分が批判したものと同じ事を自分も同じようにしている場合が多く、世の中こんなものなので知らず知らず傲慢になるものです。(市場原理主義を否定しておきながら、市場原理に基づく発言を私も結構してます。特に団塊Jr世代は子供のころから競争しろと洗脳されてるのですから)


【宗教にはマニュアルは必至】

だけど、よくよく考えてみるとキリスト教にしても仏教にしても、ナザレのイエスやゴータマ・シッダールタ(お釈迦様)が宗教法人化したりしたわけでなく、既存の宗教やら常識やらを捨てて個人的な悟りの境地に達した結果でしかない場合が多く、自身で執筆して経典を残すとかそんなことまったくしていないのです。

勝手に弟子(教徒)が師匠の言葉を書き残したり解釈加えたりして残し、それがお経や聖書として残り、いずれいろんな解釈によりマニュアル化してそれが教典となり、それに基づいた共通認識が生まれ、それらを信仰する人たちが集まると団体となり世代を超え受け継がれると宗教になるのだと思います。

そもそも、個人主義で尚且つ他者や動植物と調和した悟りの境地に達したのが聖人である例がほとんどであり、しかしそんな聖人に皆が簡単になれるわけがなく、そこで言葉ひろってマニュアル化して、そのマニュアルを読める人が読めない人に教えるようになり、その行為が地位や生活も保障されようになり利害集団となり、そのマニュアル本に基づいて組織化されたのが宗教で、たいていその後政治と結びつくわけです。


痛みに耐えて⇒一億玉砕

主流派の経済学なんてその典型例であり、240年にもわたり信仰されてきてそれが社会科学の頂点に君臨しており、経団連とかの利益団体や政治家連中に信仰され政策として反映されデフレを20年以上継続させて、今さら信仰を否定できないわけです。

恐らく、第二次安倍政権発足直後に消費増税するために財政出勤して金融緩和して円安誘導し、世界経済の回復に牽引されて2013年はデフレ脱却しそうになり、リフレ派のいう「デフレは貨幣現象」とうことを信じきり消費増税したわけです。

それで黒田総裁の異次元緩和をやりつづけてきたわけですけど、金利が下がったところで借り手が増えず他に原因があると、既得権益の団体やら叩き労働規制やらにメスをいれまくり、総理がそれ自体が間違いだとそれを熟知したところで、総理を支持している連中の後ろ盾を失うわけにはいかず、「デフレマインドを変えれば消費が増える」とか言われたのか知らないですけど、データー改竄したり公文書破棄したらどうにかなるともうむっちゃくちゃになっているのでしょう。

それでも景気が回復するわけなく農協や漁業組合や医師会やら水道局の既得権益の団体のせいにして、規制緩和して民に任せて効率化すれば市場の機能が働くとか、20年どころか30年以上前の発想に回帰しているわけです。

これも財務省や経済アドバイザーに吹き込まれているからなのでしょうが、もう、日本のグローバリストの多くがIMFの連中と同じく間違いだとわかっていても今さら引き返せなくなり、

” 欲しがりません勝つまでは ”

” 一億玉砕 ”

と、玉砕したら欲しがることもできないだろって普通思うわけでが、戦時中に大本営発表をしつづけ軍部の失政から一億玉砕の精神で行きつくところまで行きつくしかなくなったような状態と酷似しており、もはや半狂乱で死なばもろとも私たち日本人を心中させるつもりなのでしょう。


【異端は磔の刑は昔から】

さて、ケインズ派がケインズ絶対主義となると『一般理論』が教典となるし、学者が教徒となりその学者の教えを生徒や一般読者が丸呑みすると信者となり、これって全てにおいて同様であり、正直部外者にとっては非常に危険な場となるわけです。

だからルターのような人物は命を狙われる危険性もあり(ルター自身も過激で危険だけど)、ナザレのイエスもまた自ら磔の刑を受ける事になったといえます。

センメルヴェイスなんてその典型例であり、多数派の権威のある教祖の考えに研修医が忖度するどころか、その教典に反する本まで出版したのですから、社会的に抹殺されるのが常です。

教祖に異を唱える異端者は社会的に抹殺されることは当たり前で、女子学生のスカートの中を手鏡でのぞくなんてスキャンダルはその一例でしょう。


【元祖自分の頭で考えろ】

誰もがイエスやシッダールタになれるわけなく、誰もがケインズやハイエクになれるわけなく、それでも教典は残ってさらに解説本がでてマニュアル化されており、しかし全て信者になれるわけでなく、必ず異端が生まれてきます

例えば私はクリスチャン(プロテスタント限定らしい)だといえば信者になりますが、当然その共通認識があるわけで、間違っても、

” いや、この聖書の内容は絶対に内容おかしい。改竄されてるじゃね。パウロの妄想。ナザレのイエスがこんなこと言うわけない。”(私はカトリックの洗礼を受けてますが、平気に言ってます。信仰はしてません)

とか言っちゃダメなんですけど、しかしながらルターがラテン語やギリシャ語で書かれた聖書をドイツ語に翻訳して一派庶民に流布したのは、

” 自分の頭で考えろ ”

というような意味だったのです。

ルターはギリシャ語・ラテン語勉強して原文で読めとかいってますしね。翻訳してもルターの解釈が付け加えらえているのですから、そうなりますね。

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【信者は身の安全が保障される】

要するに信者になれば身の安全が保障されるわけですが、特に多数派に迎合することなんてその典型例で、日本が戦争に負けたときに皆思想をころっと変えてきたのですが、多数派に属していれば共犯者の心理がはたらくし、生き残っていくことだけ考えればそっちのほうが合理的なのです。

今、多数派の財政破綻論とかハイパーインフレーションとか、そっちのほうが多数派ですが、論理性と過去のデーター・事例から崩れかけてきているのです。

山本太郎が街頭で述べていることがTVで述べられるのも時間の問題で、これに消費税10%でとんでもないことになるだろうし、日本はなんとかなるかもしれません。


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『約束のネバーランド15巻』ーわざと欠乏をつくる社会


原作『約束のネバーランド15巻』を読んだのですが、大変興味深い内容だったので紹介します。

(以後・ネタばれ注意)

【ノーマンの策略】

大方のストーリは勝手に過去ログ探るなり自力で調べてほしいのですが、簡単に言えばノーマンという食用児の人間側のリーダーが、敵と同盟を結んだり騙しあいを展開して、漁夫の利を得るということしようとしていることです。

ジンメルの集団の量的規定やパワーバランスを展開するリアリストの国際関係論のような内容なので、大変質の高い内容だったと思います。

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【王や貴族の座につこうとする排斥された元貴族の存在】

鬼の世界も一枚岩にいかず、人間の世界と同じくヒエラルキー社会が存在し、王・貴族・平民・その下と明確な身分階層があり特に王家と五摂家が権力をもっており、この王家と五摂家が全農園(人間の牧場)を管理・運営し、人肉の供給ひいては鬼達の社会を運営し支配しているようになっているわけです。

そこに700年前に権力者闘争に負けたギーラン家の元貴族を利用しようということでノーマンは同盟を結ぶのですが、彼らの先祖は追放刑の一種で人肉を許可されない身分となり、鬼は人肉を食べないと退化して野良鬼となってしまうわけですから、農園から市井(しせい)から盗難を繰り返し食いつないで、ギリギリのヒトの姿と知性を保っていたのでした。

ノーマンは鬼のギーラン家の王や貴族への先祖がされて今も社会の隅に置かれてそのリベンジ精神にかこつけんだのですが、人間側のノーマンもかつての食用児の身分の解放を認めさせ人間の世界に危害を加えないと代わりに、ラートリー家を農場の家畜としてささげることを提案するわけです。

そうすれば、貴族や王の座についたギーラン家が退化することもなく、平民に家畜となったギーラン家の存在によりまたギーラン家の子孫が食用児となり退化絶滅を逃れ、しかも鬼の社会を支配できるようになるという企みをくわだてるのです。

ノーマンは同盟を結んだふりをするのですが、いずれ農園全部をこわしてしまえば鬼は退化して絶滅可能となり、それを画策しているわけで、ギーラン家がノーマンらも騙そうとしていることも想定済みで、まさに外交や戦争と同じく騙し合いの展開を繰り広げているのです。

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【わざと万人の救いの道を閉ざす理由】

ここで注目すべきことは、鬼の中に人肉を食べないでも退化しない特異体質がいて、純血の少女の血を与えたれた鬼であり、この少女の存在により鬼は人肉を食べなくても生きることが可能な存在がいるわけですが、それでは

なぜ純血の少女の血により人肉を食べないでよい体質に王や五摂家はしなかったのか?

答えは前述したことから考察すると簡単で、農場を管理する特権があればヒエラルキー社会構造により、王や五摂家は支配階級として君臨できるから、誰もが豊かになる純血の少女の存在なんて絶対に認められないのです。

優位性がなければ平民と同じくリスペクトされなくなるだろうし、そうなるのはまずくなり現状維持をするしかなく、つまりは自分らだけよければいいと思うのでしょう。


【緊縮財政を必要とする階級】

この構図、どこかに見覚えがあるでしょう。

そうです。

主流派経済学の特徴であり意図的に欠乏をつくりその欠乏ゆえに民を支配できる、今のグローバル化した社会の構図とまったく同じで、緊縮財政にもとづく社会の構図と同じなのです。

カールメンガーの飢えのために労働を余儀なくさせるとか、悲惨な境遇の人間になりたくなければ少ないパイの奪い合いをしろという、現在の世界中のグローバル化した社会そのものと同じわけです。

しかしながらレントシーカーとか世襲の家柄だけは特権階級であり、世襲であるなら偏差値低くともアメリカの大学に留学できるし、漢字読めなくとも英語教育を小学校からとかむちゃくちゃな国策を平気に実行できるし、○○でも大臣にも総理にもなれるし、公正な競争自体が幻想で大嘘でしかなく、それはグロートキャッビーカーブからもデーターから読み取れるし、努力したから裕福とかの神話は私たちが騙されているだけで、ほとんどが上位階層エリートのでっちあげた嘘でしかないわけです。

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【世代間格差】

こう述べると、

” このルサンチマンめ! 俺の子供のころは家が貧しかったぞ! ”

という人間もいるでしょうけど、米ソ冷戦状態で経済成長真っ只中の中間層の厚い時代困と今とでは、教育格差も異なればまったく状況が違うわけで、実際生まれた境遇や育った環境とか本人の力ではどうすることもなく、数字として傾向として社会現象として現れているのですから、抽象論とか根性論とかでなくキチンと数字に基づいて反論をしてほしいものです。

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【「もと」を変える】

つまりは、主流派の経済学に基づく思想、社会科学の頂点に君臨する経済学の地位、その理論が思想を形成し都合がよいからそれを支持する大企業側、そして株主の正体で資産をあらゆる形に変え世界中にリスク分散している富裕層つまりは金融階級、これらの特権階級に支配されたアメリカという国、そして祖父の頃からそのアメリカのマリオネットとしてしか生きて行けない世襲の存在。その世襲が日本を動かしているという現実。

これら複雑に絡まった利害関係が今のグローバル化された構図なのだと思うのですが、ケインズがいうように「もと」を支配しているのが思想であり、過去ログで紹介したようなハイエクやフランク・ナイトの新自由主義でもあり、その影響を受けた為政者や実業家や一般庶民がリアルな世界でも実践しているわけで、この大本(おおもと)を先に変えないと政治の場でも職場でもどこだろうが絶対に好転することはないと思います。

故に安倍晋三政権のグローバリストのお家芸「大本営発表」の「おおもと」を変える必要があるのです。

 


P・S

結構、漫画・アニメの話の内容でこういった深い内容のものが折りこめれており、これを子供の頃から頭の中に「もと」として無意識に刻まれているわけですから、次世代につなぐ土台さえしっかりしてれば、あとのことは何も問題ないと思います。

その土台ってのがグローバル化の終焉であり、キチンとして状態で渡すことなんですけど、しかしながら現在数の上では圧倒されているし、同じ日本人から売国奴とかパヨクとか、クニノシャッキンを後の世代にツケを回すなとかいろいろ攻撃受けるわけですから、右から左から後ろから前からどうぞ状態で、私の属性は○門はあっちのためにあるわけじゃないし、結構楽しくないのです。

どこかの特定のイデオロギーに所属した信者なら教祖や教徒や他の信者が守ってくれるのですが、それは次回のブログで。


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新自由主義的ヘゲモニーの危機という好機・後編ーグローバル化なんてタコ!コラ!


(中編からつづく)

【常識の再編成】

別に3回に分けて引っ張るつもりはなったのですが、グローバリズムが崩壊していく過程において、ハイエクらが自由について再編成し、市場における競争的個人をモデルとして定着させ、小さな政府つまりは国家権力の最小化を是とすることが世界中で共有認識として、常識として、扱われてきたわけですけど、これって日本の左派にとって国家権力=ファシズムのイメージが強く、国家を否定する新自由主義と戦前戦中の国家を否定と結びつけられ、やられた感があります。

英国の例としてハイエクが思想として構築したものを、サッチャーが実践して「常識」を再編成に成功したわけですが、これは1961年のJ・F・ケネディの演説

” 国家が諸君のために何ができるかを問わないで欲しい――諸君が国家のために何ができるのかを問うて欲しい ”

にもみられるように、アメリカでも常識の再編成がなされはじめ、労働組合が悪、既得権益が悪、ビルトインスタビライザー・社会の安全装置つまりは社会保障制度を利用するものが悪という物語が定着したのだと思えます。

国家が国民をないがしろにする状態は「権威への信頼」の欠如が起こり、普通は国家への愛着が薄れ保身に走るわけで、資産を海外に移すなして無籍国化するのは必至で、ケネディの発言はリアルな国民意識の断絶につながり、単なる開拓精神とか自由の国アメリカとか抽象的な国家だけを支えることになりかねないと思います。

万世一系とかアジアで唯一近代化を成し遂げ先進国になったとか、それだけだとリアルの国民としての意識が希薄になり、逆にその抽象的な国家像の足を引っ張る連中は売国奴として扱われるのです。

サッチャーが「ヴィクトリア朝に返れ!」と伝統主義をもちだした手法と同じく、靖国の英霊とか市場を通しての競争的個人の自由というグローバリズムに基づく反国家主義の新自由主義とがセットにされてしまったのです。


【言葉って大切】

サッチャーが政策を実行していくうちに、そのうち伝統的なイデオロギーつまりは家族とか義務とかいう概念もどんどんどうでもよくなり、共産主義者は水爆で一人残らず抹殺してしまえと発言し、師匠のフランク・ナイトに破門をくらった、かの有名なミルトン・フリードマンがハイエクの新自由主義を受け継ぎ、私たちはその影響を子供の頃から受けているわけです。

” あんたの教育にどれだけおカネかけたと思ってるの! ”
” こんなことして何の役に立つの? ”
” 評価されないことして、あいつバカだな ”
” この仕事しんどいし評価されないから、あいつになすりつけよう ”

とかの発言なんて、費用対効果、投資に対して回収という即時リターンの概念であり、見返りを要求しないような集団への奉仕的な行為や、インフラ整備や技術や文化などの継承・発展なんてバカらしくてマネーにならないからやらなくなったのです。組織や集団のためでなく出世などの見返りありきの精神が定着したのです。

いい学校、いい会社が全てという80年代の精神と中曽根の政策と密接な関係にあるのです。

こうして、「今だけカネだけ自分だけ」の市場における競争的個人のモデルができあがるのですが、これは共同体としての意識が希薄になっていることを象徴していると思えます。(なんか私がまともなこと述べているし、ますます世の中やばくなってきた証拠です)


【グローバリストの断末魔との国家心中は勘弁】

しかしながら、いくらプロパガンダーにより擬似の国民的幸福を提供されたところで、英国のEU離脱、ギリシャ問題、ドイツの緊縮帝国、西ヨーロッパの移民問題、トランプの移民規制保護主義、フランスの黄色いベスト運動と、もはや世界中の民がグローバリゼーションに耐え切れなくなり、新自由主義的ヘゲモニー(同意の支配)が崩壊しようとしております。

日本もまた2世帯に1世帯が貯蓄ゼロとなり、そのうち消費税10%で5世帯に3世帯となるでしょうが、また質問方法変えるなりデーター改竄大本営発表することは確実で、それでも現実的に大多数の日本人が耐え切れなくなるだけです。

 


【「我々」の一人としての行動】

尺の関係でコンパクトにまとめたいと思いますが、まず反原発でありながらTPP反対の左派リベラル派と原発容認でTPP反対という右派保守派が、全て共通認識することなど絶対に無理であり、あらゆる差異を同一性へと回収してしまうものでなく、差異が尚も活動的な関係を築く必要があります。(等価性の関係)

これ、別に私の意見でなく単なるパクリで、同質的な主体を生み出さないとして同一化を構築していくにあたって可能となるのが、社会的行為者を政治的共同体に注入する社会関係、つまりは私たち庶民が「市民」としての立場・シチズンシップをとることであり、「我々」の一人として行動することが大切なのです。

このためにポピュラリズムを活かすのです。

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【共の精神】

そこで大切になるのが「共」という言葉であり、共通認識とか共産主義とか共産党の「共」ですw

もうここで右派はとくにネトウヨさんは脊髄反射するわけですが、国鉄とか電電公社とか国営放送、図書館、公園、道路、橋、スーパー堤防、水道、空港、港湾、本来なら電力などもすべて「共」によるものであり、国民・市民共有の財産であり私有化に本当は抗うべきなのです。

大阪では元大阪府知事・市長で維新の会の法律顧問であられる公人橋下徹様により、弁護士兼TVタレントというポピュリストとして人気を得て政党を立ち上げ、国政にまで進出するまでに至り、見事絶大なる影響力を及ぼしていた次第であります。

ポピュリズムはあながち悪いことでもなく、結局庶民の感情の結晶なしには集合的意志は構築できないわけですから、同じように反グローバル化サイドも同じく構築すればいいだけなのです。この場合、過去の失敗から学んだ左派ポピュリズムの手法が大変参考となります。


【荒削りだからこそ、コンクリートも人も可能となった】

今まで反緊縮でインフラ整備・社会保障の共に政策をかかげるいち政治家はいても、党として掲げる政党がずっと不在だったのですが、山本太郎が立ち上げた「れいわ新選組」により、閉塞感あふれる「平成維新」の時代に変わって、荒削りの精神においてですが、というか荒削りだからこそ「コンクリートも人も」というスローガンを掲げることができたのです。


【カリスマ的指導者との情動的な繋がり】

国民国家が、新自由主義的なグローバル化がもたらしたポストデモクラシーの影響に対抗するには、一般庶民の領域において共有された感情の結晶より構築された集合的意志が必要であり、これにはやはりサッチャーのごとく「内なる敵」に対する感情を結晶して、見事に大阪の庶民の心を今でもつかんでいる維新の法律顧問で公人の橋下徹氏に匹敵する人物が必要であり、これが冗談抜きに山本太郎なのです。(金魚の糞はどぎゃんかする必要ありません)

シャンタル・ムフは「我々」の一人としての私たちとカリスマ的指導者との情動的な繋がりが必要だと、だいたいこんな感じで訴えています。

これにおいては元大阪府知事で元市長の橋下徹氏と同様に、かなりの条件をクリアしてると思います。


【メロリンQが武器となっている】

山本太郎は海パン一丁でメロリンQして俳優に転向して知名度もありなじみやすく、橋下徹と同じくポピュリズムを形成しやすい人物です。

太郎は原発反対して仕事なくなり講演の以来を受けて生活しているうちに、一般庶民の声をきき即反TPPと反グローバリズムひいては反緊縮となり、今はコンクリートも人もとスローガンを掲げて政党を立ち上げるまでに至ったわけで、この人物なら誰でも興味をそそるし、太郎を通じてグローバリズムの財政破綻論の嘘や欺瞞が露呈されその真っ最中です。

<それってどうよ>「山本太郎」支持率がすごいことに!〈サンデー毎日〉
8/22(木) 12:14配信

>「ずっと小泉進次郎押しだったのですが、いまはがぜん山本太郎。顔が好き。声が好き。これまでの経験上、顔と声そろって好みの人に悪い人はいません」(商社・26歳)

>「これまで破天荒な人としか思っていなかったのですが、今回の選挙を経て、とてもクレバーな人なのだなと思い改めました。障害者の方々が議員になる、目からうろこ。いいトコついてくるなぁと思いました」(コンサル・31歳)

>「この間、夕食のときに”山本太郎ってかっこよくない?”と言ったら、両親が”昔はパンツ一枚で踊ってたけどな“とか”あのままお笑い芸人になると思ったら化けたね~”と昭和の逸話(実は平成だけど)で盛り上がっていました」(損害保険・26歳)

 


【まだまだこれから】

一部、山本太郎を支持しているブロガーでも今だに、「いくら借金してもいいと思えないけど」とかとくにリベラル派には多数いますが、TVや新聞などのサティアン経由で東大名誉教授とかノーベル経済学賞受賞とか、紫や青のサテンの上下服を来たような権威による財政破綻黙示録の終末思想の洗脳解除がされていくのは、これからのようです。(私も経済とか詳しくないので勉強中です。いや、ちょっと嘘ですw)


【各国の連携が必要】

最後に述べたいことですが、今の新自由主義的ヘゲモニーは大変危機的状況にあり、いくら大本営発表しても崩壊することは確実なのですが、ここでもうひとつ必要なことが、

別の国で生じた類似の運動との連携を生産的にすることであり、ネイション(国民)レベルではグローバリゼーションに勝利できない

ということは確実らしいです。EU諸国加盟国に限らず日米韓東南アジア諸国でも同じだと思います。

これに関してはケルトン教授来日もありそれ以前、フランスの大統領候補のアスリノの来日やらもあり、既にクリアしているようで、まだまだ来日してくれるようでその点は問題ないようです。

人・モノ・カネ・サービスの移動を自由にして各国の通貨を通じて、お金がないと生きていけない人間の弱みにつけこみ、メディアを通じるなり国税庁やら組織などを使い、グローバリズム・反緊縮に反対する人はセンメルヴェイスのごとく排斥し、そんな連中に対して自国民の力だけでは対抗できるものではないということなのです。


P・S

同じ日本人へのホロコーストに加担し、国家にノーザンライトスープレックスをかけた馳浩はオワコン。

 


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新自由主義的ヘゲモニーの危機という好機・中編ー禁断の二つのテーマの結合


(前回からつづく)

何やら時事ネタとしては日米貿易交渉で、中国が引き受けないアメリカの生産過剰なトウモロコシを安倍晋三様政権が全て引き受けてしまうそうで、左派・保守共に大騒ぎでのようです。しかし、安倍晋三総理大臣様は一億玉砕で自分らの失政を死なばもろとも国民全員で引き受けようとしているから仕方ありません。この道しかないでのです。(正確には民間セクター支援というかたちで引き受ける方向にもっていくようです)

グローバリストの泥舟はパシックオーシャンのど真ん中で引き換えせない状態なのです。


【戦後の置換効果】

さて、現在、私たちの社会の桎梏となる主流派経済学のモデルの人間像は、今だけ・カネだけ・自分だけの三だけ人間であることが、全体を活性化し社会全体国家全体を豊潤にするというイデオロギーと言って過言ではありません。最大多数の最大幸福です。

しかしながら、ウォール街の暴落からなる世界恐慌により、ひととき、グローバル化における自由奔放主義は危機的状況となり、各国が総力戦の戦時体制に入り国民が一丸となるため累進課税が導入したりして、それがそのまま戦後のヴレトンウッズ体制のもとで、「置換効果」となり引き継がれるわけです。

日本と西洋とは異なりますが、そのまま戦時中の終身雇用体制が残るなり、アメリカの都合で労働組合が結成されたりするなりして、日本的経営というものが一応は定着し、戦後の国民皆保険制度や二度と国民を飢えさせないという教訓から「種子法」などの食糧安全保障の体制も確立されるわけです。

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【死者蘇生を試みる】

日本だけでなくアメリカも60年代くらいまでは中間層が厚く豊かさを国民全体で享受していたわけですが、オイルショックを機にインフレなのに失業するというケインズ経済学を凋落せしめる経済危機が世界中に訪れるわけです。

グローバリズム・自由放任主義は死んだにもかかわらず、その死者を蘇生させることを考えていた主流派の経済学者の連中も当然いたわけで、その典型的な存在がかの有名なフリードリヒ・ハイエクなのです。

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【思想修正・歴史解釈修正】

新自由主義は1945年7月にスイスのモンペルランでハイエクとフランク・ナイトが偶然出会ったことがきっかけで蘇生したと言われてますが彼らは、

世界大戦の要因はグローバル化でなくナチズムと共産主義ということにして、

この連中は思想によりヘゲモニー(合意による支配)再編成を試みたわけです。

植民地等で自給自足できる国はブロック経済体制に入ったために、資源が不足する日本やドイツ、イタリアがファシズム化し戦争が起こり、原因は自由貿易を拒んだため。

中学校でだいたいこう習ったと思いますし、今でもたぶんそうですがこれは完全に間違いです。逆で規制のない自由貿易と金本位制の緊縮財政が世界大戦に導いたわけです。

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【元祖犬井ヒロシ・サバンナ高橋】

それまでは、自由主義とは奴隷、LGBTやらフェミニスト、働く女性、社会に参加したい障害者、部落差別などの解放というような自由も含んでいたわけですが、ハイエクは自由主義の「真の」性質を再認識する必要性を訴えており、それで完成した教義が

国家の権力最小化し個人の自由を最も重要な政治の目的として最大化

することだったのです。

” 社会において、一部の人が他も人によって強制されることができる限り少ない人間の状態 ”

といういかに最もらしい美辞麗句を並びたてたのです。

セクハラやパワハラだってそうだしこう言われると誰も反対できないのでが、この個人の自由ってあくまでも市場における競争的な個人の自由で、社会的弱者・少数派の自由とはまったく違うわけです。

見事に自由に対する解釈を変えて、後に成功するわけです。


【民主主義なんて廃止してしまえ】

このイデオロギー戦略におけるもう一つの展開は、「民主主義」を「自由主義」に従属させ、前者を意味づけ直すことであり、

” 民主主義は、本質的に手段であり、国内の平和と個人の自由を保障するための功利的な制度 ”

とハイエクは述べており、民主主義と自由の間に衝突があれば民主主義を犠牲にすると発言しており、晩年には

民主主義は廃止すべし

と極端な提起をしてました。
そうです。トルコの経済学者のダニ・ロドニックのグローバリズムのトリニティをハイエクは熟知していたのです。

国家主権
民主主義
自由貿易

これらのうちどれかを諦めなくてはならず、ハイエクは民主主義を邪魔であると即理解したようです。

まぁ、少数者支配(オリガーキー)でしか市場原理主義は貫けないわけで、庶民なんて同じ人間でも何でも無くただの家畜でしかなく、家畜は家畜らしく黙って屠殺されろってことでしょう。

中国がアメリカのように債務上限を議会に通す必要もなく、資本主義を理想的に展開できるのも民主主義でないからであり、資本主義そのものを考えれば最も効率よく運営している理想的な国なわけです。人権なんてそもそもないから戦車で轢くこともできちゃうし、これは善悪でなく単なる構造上における事実です。

日本もだんだんその傾向がつよくなってきてます。

 


【国内で敵をつくり勤労者を見方につけたサッチャー】

このハイエクの影響を受けたのがかの有名な英国の元首相鉄の女ことマーガレット・サッチャーであり、彼女はハイエクの本をバイブルのごとく手元に置いていたそうです。

彼女は自由主義の自由をフェミニストや労働者やらから引き離し、西ヨーロッパや日本と異なり冷戦構図ゆえに豊かさを享受できていたのと対照的に、かつての植民地のアメリカにより押さえつけられ、しかもオイルショックという経済危機もあり、一般庶民の不満が充満していたわけです。

恐らく労働者に不満・ルサンチマンが貯まっていたのでしょう。

そこでサッチャーは国家から保護された炭鉱労働組合を「内なる敵」と宣告し、一部の労働者の利益をフェミストと移民に配置し、失業するのは彼らのせいにして見事に労働者を見方につけることに成功したわけです。


【これ見覚えあるよね】

このやり方、どこかで見覚えがありますね。

そうです、小泉元総理や維新の連中のやり方といっしょというか、あっちのほうが先にやってたのです。

労働者が豊かにならないのは生活保護受給者がただ飯を食べているからだと解釈してしまっていることも同じなのです。数字でみるとなわけないのですが。

「米百俵おめでとう!痛みに耐えてがんばった!欲しがりません勝つまでは!」のスローガンにおどらされ、働けど働けどブラックな労働環境で低賃金のままという状況も、80年代に上から意図的に押し付けられたヘゲモニー(合意による支配)をバカ正直に信じていて、構造改革、逆進課税、規制緩和、グローバル化すれば自分らの生活がよくなると信じていたからなのだと思います。

サッチャーは労働者を義務とか英国の伝統主義と結びつけ「勤労者」と定義し、それに対して国家からの保護を受けている社会的弱者や既得権益者を自分らの税金で食ってる、

” 自分らの生活が苦しいのは失業するのはこいつらのせいだ! ”

と国内で同じ国民同士を対立させることに成功したのです。

今の日本における「社蓄」も同じく、

” 自分らはこんなにがんばっているのに、生活保護受給者やシングルマザーや障害者が税金で食ってるとかふざけるな! ”

と思っていることでしょう。

公務員や郵政や農協や生活保護受給者やLBGTやらの同じ日本人を敵にして、「身を切る改革」とか言って、勤労者というかブラック企業で精神的にボロボロになっている社蓄にルサンチマンを煽りまくるのも、ハイエクがヘゲモニー編成し直したものを、そのままグローバリストの為政者が、政治という舞台で実行に移したからです。


【売国奴に告ぐ】

アベノミクス第3の矢の「悪魔退治」のターゲットである同じ日本人で構成される団体の農協や医師会、漁業組合、つぶしも全て同じです。

 

>首相はまず、改革の例として今年、法人税率を2・4%引き下げたほか、数年で20%台に減らすことを明らかにし、「それは成長を助け、外資を呼び込むことになる」と強調。規制の撤廃のほか、エネルギーや農業、医療分野を外資に開放することを言明した。

成長戦略って外資を呼び込むことだったわけです。

外資呼び込むと三菱重工や川崎造船も潰され、自国で軍事開発できなくなる可能性も高くなるし、コマツのユンボ(パワーシャベル)も多国籍企業のキャタピラに速攻に国内シャアを食われてしまい、自国で国防もできないわ道路もつくらないわ、橋もつくれないわ、農作物も育てられなわとなり、これってただの売国行為でしかないわけです。普通に考えて。

中央政府が予算削ってPFIとかかっこいい言葉並べているけど、その正体ってただの共同体解体、国家解体でしかないのです。


【社会など存在しない。(国家も)】

さて、サッチャーは「権威主義的ポピュリズム」を展開したわけですけど、

①トーリー主義に共鳴するテーマ・・Nation、家族、義務、権威、道徳、規範、伝統主義
②新自由主義の挑戦的なテーマ・・個人主義、競争的個人主義、反国家主義

と本来なら両立できないテーマを結合させることに成功させたのです。

Prime minister Margaret Thatcher, talking to Women’s Own magazine, October 31 1987

“I think we’ve been through a period where too many people have been given to understand that if they have a problem, it’s the government’s job to cope with it. ‘I have a problem, I’ll get a grant.’ ‘I’m homeless, the government must house me.’ They’re casting their problem on society. And, you know, there is no such thing as society. There are individual men and women, and there are families. And no government can do anything except through people, and people must look to themselves first. It’s our duty to look after ourselves and then, also to look after our neighbour. People have got the entitlements too much in mind, without the obligations. There’s no such thing as entitlement, unless someone has first met an obligation.”

あまりにも多くの人たちが「もし問題があるなら、それを片付けるのが政府の仕事だ」という理解をしてきたというのが今のこの時代だと思います。「俺には問題がある。だから給付金をもらう。」「俺はホームレスだ。だから政府に家をもらう。」皆が自分の問題を社会に投げつけるのです。しかし社会というものはありません。個人だけが、男と女だけが、家族だけが存在するのです。政府といってもそれは人々を通してしか何かをできないのであり、その人々はまずは自分を頼りにするのが先決なのです。自分自身の面倒、そして隣人の面倒を見ることが義務なのです。人々は責任を無視して権利ばかりたくさん主張します。ですが最初に義務を果たさなければ権利などというものはないのです。


【一人でSMプレイできるサッチャー理論】

突っ込みどころ満載なのですが、そもそも義務と権利は債務者と債権者と同じで同じ主体に収めてはいけないのです。

そんなことすれば二律背反、ルソーパラドックスと同じく、自分の命を保護してもらうために命を捨てるというふうになります。

こんなの当たり前であり、権利は義務の概念はそれを主張するAとそれを果たすBという分離した別の者の存在がいて初めて成立する概念であり、嘘つきパラドックスも同様で、SMプレイは一人でできないのです。(何度でもいいます。これ大事ですので。ちなみに統合政府がデフォルトしないのもこのパターンを逆に利用しているからなのです。


【同胞とは】

生活保護受給者もシングルマザーもひいては年金受給者も納税とか保険料とか納めたからでなく、決して義務を果たしたからで無く、本来なら胞、同じ共同体の構成員、簡単に言えば国民、同じ日本人だから権利を享受できるわけです。

簡単にいえば、堤未果さんのいう「助け合い」とか「困った時はお互い様」ということなのです。

これは同じ言語を話し、同じようなものを食べ、同じような感覚をもっているだからできるのです。

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【日本のホシュ思想が形成されたわけ】

義務果たしたから権利を主張できるという考えは、投資に対して回収の概念と同じであり、インフラ整備も自分にリターンのない地方の道路とか、後の世代とかのために整備するとかバカらしくなり、そうなっているのが今の日本ということなのです。

後に説明するかもしれませんが、「常識」common sense 同じ人間という共通認識がそうさせるからであり、それを成し遂げるのが国民国家に他ならず、東北の震災とかあれば仲間意識から無条件に助けようとするし、TPP参加とか農協改革とか東北を苦しんでる被災地を同じ日本人を奈落の底に落とすようなことは本来なら絶対にできないはずです。

こうなったのもサッチャーが①トーリー主義に共鳴するテーマと②新自由主義の挑戦的なテーマの結合を成功させ、ハイエクのヘゲモニーの再編成を実行に移しイギリスのcommon sense「常識」として定着させて、これと同じヘゲモニーが日本にも伝染してきて見事にやられたからだと思います。

上からの影響、トップダウンにより。

新自由主義がグローバリズムがただの反国家主義とネトウヨさんが気づかないのも、市場での欲望による個人主義による競争が技術革新につながるとか、強い国家を形成するとかの思想のスリカエの影響を受けたからであり、これに義務とか伝統主義が介入して見事に「ホシュ思想が形成されたことを自覚していないからです。

これに中国・韓国・北朝鮮の歴史カード、領土問題が絡むともはや手をつけらえない次第であり、これって10代・20代までに中二病として「はしか」や「おたふく」のように患っていたのなら抗体ができるわけですが、団塊の世代が引退してから発病しているので、しかも彼らは数も多く時間も潤沢に有り余っているだけに非常に厄介なわけです。

現役中二病の団塊世代向けのそっち系の雑誌ばかりが書店に山積みされているけど、『雑誌 表現者クライテリオン』なんてまず置いてないのが現状で、それもそのはず少数派だと売れないからです。ネトウヨさん向けの商売ってかなり儲かるようです。

マーケティングにおいては反グローバル化・反緊縮は敗北しているのですが、しかし逆に少数派なので過去ログで紹介したよう「仕掛け」としては強みがあるのです。

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(後編につづく)

国家にノーザンライトスープレックスをかけている馳浩なんていらないからもう政治家やめてくれと思われる方は ↓のリンクをクリックお願いします。


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新自由主義的ヘゲモニーの危機という好機・前編ー自由主義と民主的平等


【反原発とTPP反対】

私は東日本大震災の起こった2011年3月11日以降、原発問題とTPPの問題の両方を見てきました。

妙なのが原発を反対しているタレントの山下太郎と、原発を是としている保守派の連中が両方ともTPPに反対していることでした。

傲慢に思われると嫌なのですが、皇統の男系カルトとかディスってて、憲法に財政健全化が明記の危険性を指摘されて逆ギレなさった某漫画家もですが、しかしながらTPPに反対していながら緊縮財政路線でどうしようもありませんでした。

グローバリズムには必ず緊縮財政がセットになっているし、金本位制が崩壊しても商品本位制とかなんでも理由をつけてでも、金融階級のために貨幣そのものに希少価値があるように思わせる必要があるわけです。

ドイツのごとく憲法に財政健全化明記されると、地方はギリシャのような悲惨な状況になるか、道州制がまた解決策とかわけわからんこといいだし国家が分裂するか、いずれにせよ日本の衰退を加速させるどころか、その頃にはアメリカが東アジアから予定通りに撤退し、中国の倭人自治区となっていることでしょう。

パパがアメリカから中国へと代わるだけで、今度は英語でなく北京語教育を小学校からやることでしょう。


【元祖ガス抜きの自民党の若手議員と安倍様の本音】

さて、民主党政権末期の野田政権に反対している佐藤ゆかりなどの若手議員がTPPに反対していたけど、私は絶対に自民党はTPPに参加すると確信してました。

なぜなら、自民党の総裁選で安倍晋三様が勝利したんですから、あのお方が第一次政権でしたことしようとしたことは、

①定率減税廃止⇒第一次安倍政権で実現
②庶民の市民税などの倍増(所得税半分)⇒のちのフラット税制への布石
③消費増税に法人税減税⇒現政権で実現
④ホワイトカラーエグセプション⇒働き方改革への布石
⑤道州制⇒これは小泉進次郎政権あたりで実現
⑥憲法改正⇒今やろうとしている

だいたいこんな感じで、これって完全に新自由主義そのものだったからです。

現総理大臣様が米国隷従の世襲の伝統を捨てるような気配はまったくなかったわけで、TPP参加するに決まってるし、消費増税の三党合意も絶対に凍結するわけないのです。


【ブルーオーシャンがなぜ日本に生まれたのか】

しかしながら、どうして左派政党の民主党に、管直人・野田佳彦・前原誠司などの新自由主義的な影響を受けている連中がいるでしょうか。

構造的にはよく例えられるアメリカの犬というトロイの木馬が、パックスアメリカーナー故に民主党に混じれ込んでいることもあるでしょうが、元をたどれば思想そのものが根本的に変えられたからだとも考えられます。

誰に?

新自由主義者であるのは確かなのですが、思想面では主にハイエク、フランク・ナイト、ミルトンフリードマンであり、それを実践した政治家の顕著な例が英国の元首相マーガレット・サッチャーです。


【政治的リベラリズムの伝統と民主主義の伝統】

まずは思想面ではハイエクが手を加えたことによる影響がかなり大きいのですが、それを説明する前に、「政治的リベラリズムの伝統」と「民主主義の伝統」を軽く説明したいと思います。

大体、以下のようです。

①政治的リベラリズムの伝統・・・法の支配・権力分立・個人の自由の擁護
②民主主義の伝統・・・平等と人民主権


【民主主義の二つの伝統を理解することが必至】

カール・ポランニーは資本主義が資本家の都合によるものであり、民主主義は一般庶民が圧倒的に多いわけで、ここでこの二つのシステムに不協和音がが生じそこにファシズムのウィルスが生まれるようなことを述べたわけです。

政治もまた同様であり政治的リベラリズムの伝統と民主主義の伝統とは異なり、ここを理解しておかないとなぜ新自由主義が跋扈したのかをつかみそこね、日本のグローバリズムの脱却つまりは衰退途上国からの脱却、ひいては中国の倭族自治区の世界線の選択の回避、世界に魁(さきがけ)たグローバル化脱却国として次世代の社会モデルとなり、アメリカや中国に代わり世界を牽引することができないと思われます。たぶん。


【自由と平等】

民主主義の組み合わせで、代表制民主主義、立憲民主主義、自由民主主義、とこれらは歴史的な流れで二つの異なる伝統が結合しただけで、C.Bマクファーソンは

「絶対主義体制に対する自由主義と民主主義の共闘に生じたものに過ぎない」

と述べたのですが、カール・シュミットは

この節合が本来不可能な体制を生み出し、自由主義は民主主義を否定し、民主主義は自由主義を否定する

とだいたいこのように述べているわけです。

それもそのはず、

自由主義的な「文法」⇒普遍性と「人間性」
②民主的平等の「文法」⇒人民および「私たち/彼ら」

と文法上対立するわけで、カール・シュミットが正しいと言えます。


【国会は対立する緊張の場】

シャンタル・ルフはこの対立が「緊張の場」とし、この緊張こそが多元主義的な政策を保障する政体(ポリティア)ないし政治共同体の一形態として、自由民主主義の独創性を定めていると述べてます。

左派ポピュリズムのために
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【有識者会議なんて必要ないどころか有害】

ある時には自由主義の論理が支配的であり、別の時には民主主義の論理が優勢であり、右派と左派による「闘技的」な交渉は常に存在し、この可能性こそが自由主義体制に特有なものであり、この体制を常に活性化していたそうです。過去形ですけど。

ガチで喧嘩する気力もなにのに!気概もないのに!どうして政治の場に来たんだよ!

という若手議員に対する山本太郎の辛辣な言葉は、国会を「緊張の場」ととらえるののならシャンタル・ムフの模範解答となるのでしょう。

庶民の期待を背負った未来を担う若手国会議員が、移民はどんどん入ってくるし消費増税はするし水道も民営化されるわというこの危機的状況で、保身のために総理に忖度してるようではもはやこの国は壊れるしかないのです。


(次回へつづく)

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みんなが食い物にされるグローバリズムー山本太郎が自民党の若手に告ぐ


【バイト同然には陸の弧島を】

世が土建屋悪物語が跳梁跋扈していた頃、私は普通にインフラネットワークとその地域の経済と蜜に関係あると思ってました。

何度でも同じ事を述べますが理由は簡単で、西日本のカーショップにカー用遺品販売の営業をしていた時に、20代でバイト同然の私が担当として渡されたエリアは、鳥取・島根・四国四県、大分・宮崎・鹿児島の陸の弧島と呼ばれたエリアでした。


【インフラ開通していない地域はGDPも低い常識】

この理由は明白で要は新人バイト君には売り上げの悪い店が集まったエリアを押しつけたからです。

この売り上げの低いエリアって都道府県のGDPも低くて、車で出張して営業をするにも、とにかく高速道路がまともに通ってなくて、しんどいわけです。

 


【コンクリートも人も】

自民党であろうが民主党であろうが、コンクリートから人へというスローガンに象徴される財政破綻論により公共事業が叩かれてきて、私の知人で自殺者はいないものの建築業で破産して閉店ガラガラの人は、TVに当時塩川のじーさんが移っている姿を見て激怒してました。

それ以来、インフラ拡張を是とする政治家はいても、党としてスローガンを掲げる政党は一つもなく、ようやく現れたところです。

 

 


【ガス抜き議員】

今の自民党内で総理に対してインフラネットワークや防災の重要性とかこういうことを訴えても単なる、不満を抱えた団体のガス抜きで終わり、グローバリズムの流れに逆らうことなんて無理です。

農協の票が自民党に移るのも、

” 私が当選すれば自民党内で総理を説得してなんとか訴えます。野党であるとその声は反映されません。”

そうとでも言われているのでしょう。

” 政権与党だから障害者が参加できるように総理に訴えられる! ”

とか思うのも同じです。
できるわけない。

議席集めのガス抜き要員にされ党内で雑巾がけしているうちに、憲法改正されて障害者が路頭に迷う姿を目撃する事になるか、重度の障害であれば施設という名の低コストで非人間的な収容所に厄介者扱いされて詰め込まれるだけです。


【この国でしか生きれない生きたくない人たち】

グローバリストに象徴される人間の特徴として、資産をあっちこっちに移してどの国にでも生きれる郷愁なき無国籍化したanywhrereの連中ですが、私たちは庶民はこの国でしか自分らにあう文化的な営みをできないsomewhereの人間なので(正直不衛生で食べ物も合わないとか追い焚きの風呂がないとかもあるし)、日本国内で生きる人々を誰ひとりとしてグローバリズムの生贄にささげることはできないわけです。

自分だけは自分の家族だけとか皆が思い、緊縮財政により少なくされたパイの奪い合いを意図的に誘導されているのが現実です。

何百人と国会議員がいてTPP反対や入管法改正をガチで安倍総理に本気で声をあげてガチで喧嘩売って反対した国会議員って、山本太郎ぐらいしかいないのが現実です。

共産党であろうが立憲民主党であろうが、労働組合や自治労などの組織票の要望と庶民の声とは乖離してしまい、だいたいこれらの団体もまたグローバリズムに反対していないのが現実です。

結局、サンダーズと同じく庶民の募金により立ち上げてできた政党がれいわ新選組であり、なぜか辺野古の海でなくブルーオーシャンを埋めたわけです。


【すでにジョージ・オーウェルの『動物農場』の世界になってしまった日本】

.

(山本太郎)

” 今の自民党の若手 何か?
働き方がぶっ壊されたり、外国から大量に外国人を外国の労働者を呼び込めるようになったりTPPに賛成したりとかこの国をぶっ壊されることを次々に賛成し続けているんですよ!”

” 理由は何?自分のキャリア潰したくないから?ここで総理がやってることに反対するなんて言ったら、次自分に芽が無いから?そんな人間にこの国救えるかよって思うんですよ。
ガチで喧嘩する気力も無いのに!気概も無いのに!
どうして政治の場に来たんだよって話なんですよ!
この国の状況はっきり分かってんのやろって!
壊れていくしかないんですよ
みんな壊れているじゃないですか!
今、人間を本当に部品のように、交換のきく部品のように扱っているやん。”

” 今勝ててる人でもいつまで勝てるかわかりませんよ。はっきり言って。
あなたが経団連の関連の企業の御曹司だったら話は別かもしれない。
海外に資産を大量に移してこの国からいつでも逃げれる状況だったら助かるかもしれない。でも一人ひとり、
この国に生きる大多数はこの国に生きていくしかないわけでしょ!
だったら政治変えるしかないじゃないかよって話なんですよ。
もう食い物にされてるんだよ!
全員が!
何もかも壊された人たちっていっぱいいますよ!
働き方むちゃくちゃにされて
誰が救うんだよ!
政治しかないだろって!
誰が救うんだよ これを。
政治しかないだろって。その政治変えるの誰だ?って言ったら、みんなじゃないですか。
力貸してくださいよ!”


P・S

「日本の未来を考える会」って自民党内で考えているだけで、本当にグローバリズムに反対するならガチで総理と喧嘩するしかないし、しないのならグローバリズムに賛成してホロコーストに加担したほうが、妙なガス抜きが行われず構図としてわかりやすく世の中が好転しやすいと思います。

「ユダヤ人の人権を考える会」をナチス政党内で考えているだけなのと同じで、保守派の自民党支持者に希望をもたすだけでむしろ有害だと思います。

次期総理になろうという大物議員なら別ですが・・・。
亀井静香が

” 当選後に一緒にやっていく相棒が見つからない ”

と政界を去った言葉がその反グローバリストの時期総理の可能性がないことを象徴しているようで、山本太郎と亀井先生が組んでいたのならと少々悔やまれるわけです。


「日本の過去を考える会」を日本共産党内で考えている方も ↓のリンクをクリックお願いします。


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グローバリズムが崩壊していくプロセス・後編ー声優ヲタどもの叱咤激励が世界を救う?


(前回からつづく)

【西ヨーロッパに追従すると思われた日本】

私は日本が反グローバリズムに舵を移すのは、西ヨーロッパのごとく移民問題やらで手をつけられなくなり、現状に耐え切れない段階になってからだと予想していました。

「広場の運動」の論議とかを通じての内容は政党に反映されないままで終わり、立憲民主党が仮に政権を奪取したところで緊縮脳である限りまた短命で終わり、むしろ国民が政治に対して失望し、低投票率で自公圧勝、さらに過激な日本維新の会や希望の党などに票が増え、ますます酷い世の中になるだけだと思っていたわけです。


【F35という壷を購入する安倍政権】

だけど、去年の秋にTVで経済成長したとか大本営発表を耳にして、うかつにも正直ムカついてしまいました。

それは上(権力者)に対してムカついたのであり、上と下の関係はサヨクの基本概念で、尾崎豊世代、普通サヨクはリベンジ精神をもって米軍追っ払って国防充実して独自外交して自立するものです。たぶん。

霊感商法のF35のポンコツ買ってる場合ではなく、F22の主力戦闘機を購入できない段階で普通は自主独立を本気で考えるはず。

・・・。
財政出勤で川崎造船や三菱重工で独自で軍事を開発して、後世に技術継承するとかレクチャー受けてないでしょうね。


【一億玉砕だけは回避したい】

話が大きく逸れる前に前回に引き続き少数派が多数派を覆すことについて、クニノシャッキンガーの財政破綻論つまりはグローバル緊縮財政路線が崩壊するプロセスについて引き続き述べたいと思います。

現在、MMT現代貨幣理論について財務省が反論し、マスコミがとりあげだし、ステファニー・ケルトン教授が来日し、この思想を踏襲した山本太郎という元タレントの政治家が反緊縮の政党を立ち上げ、その時点でグローバル政党はチェックメイトされたのだ思います。

山本太郎を叩けば叩くほど、TVでNG扱いされていた内容が俎上に載せられてしまい、今まで主流派経済学の呪いにかけられた人たちが次から次へと呪縛から解き放たれるからです。

そうなるともはや彼らに残された方法はチェス盤をひっくり返すこと、つまりはちゃぶ台返しをすることしかなく、死なばもろともグローバリル一億玉砕を戦時中にならい再びやらかすしかなくなります。

大本営発表の後の一億玉砕。死なばもろとも。

消費税10%でまたやらかすつもりです。IMFの連中と同じくギリシャでやったことが間違いであると気づいたところで、グローバリストの政治家はもうや引き返せないでやっているのです。


【幸せの紫の服】

今まで主流派経済学に基づくグローバリズムによりサティアン化した日本の上層階級の紫や青いサテンの服を着ていた連中が、毒ガスを撒き散らしたがごとく20年間以上改革とかやってきたわけで、実はそれは同じ日本人をホロコーストしたという事実をさらされつつあります。

書店に並んでいるような預言書にあたるグローバル宗教の財政破綻黙示録を信じて、それを回避するがごとく緊縮財政・規制緩和・構造改革・節操のない無差別貿易をすることが日本の救済だと思い、その思想が実はただのホロコーストだったと自覚すると、普通は半狂乱の状態になるでしょう。

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【変化という真理】

さて、社会心理学者のモスコヴィッシは

ルボンの集団と個人のモデル
タルドの上意下達の影響のモデル
フェスティンガーの機能主義モデル

は、社会内での対立が不可避的に生じる事実をいずれも無視していると指摘しています。社会心理学の世界って社会学などと扱う変数が異なり、心理学ってどうしても本質主義的になり対立関係とか構造的に扱いにくくからだと思います。

モスコヴィッシの理論は従来の社会心理学とは少し異なり、生物と社会の根本原理であり、つまりは

同一性の維持と変化

という矛盾する二つの相なのです。
簡単にいえば、「変化するけど同一性つまりはアイデンティティは保てる」という意味です。テセウスの舟です。

継承されているというここでいえば、国民共有の感覚が必要となるわけです。
保守派のいう「変化の漸次性」がなされるとされれば、この場合においてなのです。

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【マルクスとフリードマンの共通点】

グローバリズムなんて「社会ダーウィン主義」そのものであり、これに対峙したのがマルクス主義の「置換モデル」で逆に思想と思われたのだったのですが、労働者が団結して資本家を打ち負かすという意味では、強者となった労働者が資本家を弱者とするわけで、実はそういう弱肉強食の見地に立つとダーウィン進化論と同じになっていまいます。

革命とか行政改革とか上からの置換の変化それ自体が、国民の共有意識の文化・慣習の領域の再形成前に突然別のモノに置きかえられるから、どうしても混乱が生じるわけです。

京アニ作品の『中二病でも恋がしたい!』の

” トマト農家さんに謝れ! ”

という台詞から読み取れるように、これまでの役割意識といった日本の慣習が残ったまま、TPP参加・農協改革をやると必ず社会に混乱が生じ、必ず犠牲が伴い同じ日本人の命やら自尊心が破壊されます。

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なら、今だけカネだけ自分だけ「三だけ人間」に自公政権が国民意識の編成を意図的に小泉政権時では国民性を変えようと試みたようですが、熱狂を煽る上からのプロパガンダーであると表の意識にしか働かず、迫害を受けた隠れキリシタンのごとくキモイと言われたヲタの漫画やアニメの文化のかたちで、日本人の昔からの感覚が無意識にどうしても残ってしまったのです。

下克上のごとく弱肉強食の本家のカール・マルクスも、西のマルクスと言われたミルトン・フリードマンも両者とも上からの押し付けがましい変化という意味においては、同じ穴の狢(むじな)だったとういうわけです。


【少数派の影響は無意識に働きかける】

これだとモスコヴィッシのいう少数派の影響力という概念が、マルクスの置換モデルやパレートのエリートの周流のごとく思われがちですが、あくまでも世論やヘゲモニー(覇権的な流れ)の再編成であり、民衆から下からのボトムアップによりコモンセンス「常識」を変えることなのだと思います。

マスコヴィッシの変動モデルは、少数派が多数派を圧倒するのには「影響源」があり、それが及ぼす影響のプロセスが少数派ゆえに意識でなく、初期のフロイトのいう無意識に働きかけるというところが大きく違うわけです。

時間をかけて人々の意識を無意識という水面下でサブリミナル効果のごとく編成直ししながら、ボトムアップして全体を変えるというモデルなのです。たぶん。

米百俵のごとく一時的な熱狂によるものではないわけです。


【今更の教育勅語】

安倍政権は戦前の教育を復活させて子供のうちから戦後の自虐的な教育を変えるようですが、これって典型的に上からの権力者による多数派の論理であり、表向きでは権力による意図的な同調圧力を生み出すわけですが、実は無意識では別のことをが起きるます。

クールジャパンと言ってる限りでは。

 


【クールジャパンでポチ根性が自滅】

今でも漫画を読まない子供、アニメを見ない日本の子供はほとんどいないわけで、『約束のネバーランド』なり『Dr.STONE』なり『進撃の巨人』なり『中二病でも恋がしたい!』なりの影響を受け、実はそっちのほうは『はだしのゲン』のような直接的なメッセージを意識に働きかけるよりも、今の漫画・アニメのごとく婉曲的に無意識に働きかけるほうが、影響力はずっと残ります。

戦前のような教育は意識に働きかけますが、親や教師に隠れてのこっそりのマイナーな漫画・アニメの影響は無意識に働きかけ、これが成人化してもずっと残り、例えネトウヨになり中二病を患っても、比較的に簡単に洗脳は解除できるということです。

むしろ抗体ができるので10代、20代で患うことははしかやおたふくのごとく必要で、むしろ定年退職した後だと暇をもてあそび有害になります。

一時的にプロパガンダーによるサティアンで洗脳されても、若い頃に無意識に刻まれた影響は残るから、すぐに目覚める仕掛けが組み込まれているから、それほど心配はいらないと思います。

『進撃の巨人』でエルディア人について過去ログ『進撃の巨人』第57話の衝撃ー壁の中だけの世界でなかった)で紹介しましたが、日本が米国盲従して日米同盟堅持しか考えておらず、東アジアのパワーバランサーであることを放棄する、それがどういう結果になるということを、リアリズムの国際関係論のイロハや世界史を知らなくとも、この作品を通じて無意識にこれらの概念が刻み込まれます。

子供は楽しみながら学習しているのです。


【社会性のないアニヲタが社会を救う】

そういう意味では宮崎事件でアニオタが窮地に追い込まれ、隠れキリシタンのごとく社会性を否定された存在としてひっそりとキモヲタとしてアニメを堪能したわけですが、このヲタというマイノリティ精神が文化に花を咲かせ、先ほど紹介したような質の高い京アニ作品などを生んだりしたわけです。

社会性のないアニヲタが社会を救うどころか国家を救うパラドックスが生まれたのです。たぶん。

>そして最後に誰にも増して、あと二歩くらいのところで放置してあったこの作業の最後の尾を叩いてくれた、2ちゃんねるの能登麻美子(というアニメ声優)スレッドに巣くうキモヲタたちに感謝。何が起きたかはクグっていいただければ幸甚。社会性も教養もないと思っていた声優ヲタどもから「ケインズを仕上げろ」というハイレベルな恫喝が出たのは驚愕のあまり、見事完成の運びと相成った。能登ファン諸氏の知的水準をめぐる不当な偏見をここにお詫びするとともに、その叱咤激励に深く感謝するものである。そして、ご当人は何のことやら知るよしもなかろうが、その旗印たる能登麻美子氏にも。

(『要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論』山形浩生要約・翻訳 謝辞より引用)

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【まじめな人ほどホロコーストに加担する】

世の中こんなものです。

後の世代に借金を残さないで安定財源の消費税で社会福祉を維持とか、まじめな連中ほど逆にホロコーストに加担していることって多く、むしろほとんどがそうなのです。


P・S

最近、グローバル政党・論客が「代案出せ!」と言わなくなってきたでしょ?

出されて尚且つ反論できないから、「論外!」とか「デタラメ!」とか発言するか、論敵の過去のエピソードを糾弾して、うやむやにするしかなくなってきたのです。

山本太郎にまで数字出されてTVで反論されたらどうしようもないわけで、事実上彼らはチェックメイトされており、それだけ窮地に追い込まれているのです。

だから戦時中の軍部のごとく国民全員を巻き込んで、一億玉砕で心中するしかないのです。死なばもろともということなのです。

正当性が本当にあるのなら(上からの影響力を及ぼす)TVできちんと各論客がプレゼンする時間を十分もうけて視聴者・国民に判断してもらればいいのですが、TVってスポンサーが大企業ばかりだから構造上絶対に出来ないのです。


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グローバリズムが崩壊していくプロセス・前編ー少数派が多数派をひっくり返す最低条件


【グローバリストの断末魔の精神状態】

流行してほしい概念の一つでもあるセンメルヴェイス反射の特徴なのですが、

①自分が人殺しに加担したことの事実を消去する
②これまで言ってきたことをそのまま言い続け正当化をはかる
③保身のために真実を述べる人を糾弾・排斥する

だいたいこの3つでで、これが主に今のグローバリストや財務官僚に当てはまり、

間違ってると理解したところで止められない

理由がここにあると思われます。

彼らに対しての救済は人殺しに加担したのなら、逆に人命救助にあたることが彼ら自身にとっての救済ともなるわけですが、なかなかこの贖罪を特に男性にはできないわけです。


【少数派による社会の変動モデル】

しかしながら、②のこれまで言ったことを言い続けることは、少数派が影響を社会に及ぼす過程において必要なことでもあり、これに対する説明のプロセスが大変参考になると思います。

ここではクニノシャッキンガーの財政破綻論が現在の多数派の意見となり、今まで日本やアメリカの常識として定着したわけですが、これを覆す180度変わる概念が現代貨幣理論MMT理論のわけなのですが、天動説からいきなり地動説へと世の中が変わるわけでなく、それなりの時間がかかるプロセスがあるわけです。


【少数派の影響は無意識レベルに浸透する】

社会心理学の実験により一応は立証されているものですが、少数派の意見は多数派と異なり、権力・権威・声望などによるつまりは東大名誉教授だとかノーベル経済学賞受賞者などに依拠されていないわけで、少数派の意見がいかに優れていようとも嘲笑の的にされて、浅薄な多数派の意見のほうが表面上では影響を及ぼすように思われてしまいがちです。(MMTはトンデモ理論みたいな感じで)

しかしながら、少数派の意見はこれとは逆で無意識レベルでその影響力を及ぶものであり、それが多数派の意見をひっくり返すための仕掛けとなるわけです。

社会心理学者のモスコヴィッシの実験によると、スライド色の影響の実験をした結果、多数派による影響と少数派による影響とは異なり、少数派の影響は保護色つまりは無意識レベルに浸透することになるという実験結果が出ました。

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【多数派の権威プロパガンダー】

日本ではここ10年ほど前から財政破綻論が間違いであるという少数意見が勃興しだしたわけですけど、しかしそれは一部のアカデミックな学者や知識人とそれに一般庶民のマニアでの出来事だったと思います。

財政破綻論=緊縮財政であり、まさにこれはグローバリズムに基づいてるわけであり、主流派の経済学者やレントシーカーらがこれを自身の名誉や地位のために否定しないわけなく、TV・CM・ドラマなどに組み込まれプロパガンダーにより、クニノシャッキンガーとか国民一人あたりの借金とか、深刻な人出不足とか、なんか吐き気を及ぼすようなデマの標語を毎日のごとく耳にしているわけです。(最近、向こうも真似してデマを連呼してますが、その根拠をキチンと向こうは説明はできません。彼らの論理の行きつく先はハイパーインフレーションですから)


【準備には十分だった10年】

多数派の意見に対して少数派の意見は反発されやすく、山本太郎叩きに見られるように嘲笑の的にされることが現象として普通に起こり、この意見に追従すると社会的制裁を受ける事になり、現在特に大阪ローカルTVでそれが連日連夜行われているわけです。(維新を嫌いになっても大阪を嫌いにならないでください)

それでも、日本でここ10年前からこの少数派の意見が影響を与えつづけ、しかしながら沈黙の螺旋の現象で権力者側はひたすら無視していたわけですけど、この10年という期間はけっこう長く、間接的に一部の庶民の無意識レベルに影響を及ぼすのには十分な時間だったと個人的にですが思います。

この少数派の「影響源」は一般的に権力・権威・声望などを持たない場合に観察され、TPP反対などの反グローバリムなんてまさにそうなのです。


【孤立するとつぶされる少数派】

多数派は必ず全体主義にもっていき権威の後ろ盾のない研修医センメルヴェイスが典型例で、少数派を精神病院に入れるなり排除したり、女子学生のスカートの中を手鏡でのぞいていたとかスキャンダルをでっち上げたりしたりして、その論説そのものを虚言としてその論説を陥れようとします。必ずです。

故に今から述べることが一番大切なこととなるのですが、権力・権威・声望などの後ろ盾のない少数派の影響力が行使できるようになるには、次の条件が満たされた時に限られてきます

影響源が一貫性をもって意見・判断を主張し続け、一人でなく複数の場合・全員が同じ意見を固持すること

これが少数派が多数派のヘゲモニー(覇権的な流れ)を覆すためには最低条件となるわけです。

ぼっちはどんなに力があっても、大抵潰されます。
これ、私個人の意見でなく社会心理学のもとづいていることを、仮借してただ述べているだけですから。


【反グローバル化の共通概念】

とはいうものの、この同じ意見といっても人間は多種多様であり全て同じわけにはいかなくなり、今の日本であるなら反グローバリズムにもとづくものそうなると自然と、

反緊縮財政
反TPP
反規制緩和
反竹中平蔵

国民感情の結晶によりつくられた共通認識が創られてくるのです。

社会保障費充実してインフラ整備を怠るとか国防を怠るとか、そういうことことは反緊縮財政に反しており、そこらは特にリベラル派には認識してほしいわけです。

スーパー堤防のコンクリート批判した蓮ほう議員が、東日本大震災の津波により多くの命が奪われてしまい、そういう選択ミスによる辛酸は誰も味わいたくないと思います。

緊縮脳をどぎゃんかせんといかんのです。


【少数派が影響を及ぼすにはボトムアップが通常プロセス】

少数派の意見は多数派の影響源が権威に依拠するのと対照的であり、だからこの反グローバリズムの流れは通常、自然と一般庶民からボトムアップしていくものです。(これは別に私の意見でもなんでもなく社会心理学的考察によるものですので)

庶民の募金でサンダースが大統領候補として第三勢力として力をつけたこと、そのアドバイザーとしてステファニー・ケルトン教授が存在すること、山本太郎が庶民の募金により支持を受け政党を立ち上げてケルトン教授と同じような考えの三橋さんや藤井先生からのレクチャーを受けてブルーオーシャンを埋めた政策を掲げたことも、少数派が力をつけていくプロセスとしては偶然でなくむしろ必然的な出来事だったのです。これは断言できます。

まぁ、ここには実は左派ポピュリズムに基づいた、左派の地味な功績もあるわけですけど。


(後編につづく)

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グローバリズム経済ジェノサイドとの戦いーインバウンドに喜ぶ日本をどぎゃんかしないと


【分散される責任】

よくTVやラジオで

” 深刻な人出不足 ”
” 国民一人あたりの借金 ”

とかアナウンサーが原稿をそのまま読むわけですけど、これって責任重大なことやらかしていると私は思います。

アナウンサーってTV局やラジオ局のただの社員・労働者にすぎず、上からの命令に従うのも当然なんですけど、これって仕事だからという大義名分により、どんな原稿を読んでもよいわけではないのです。

構造上では責任が分散されしまい、時にはジェノサイドに加担したしまうことがあるわけです。

ありきたりの説明なんですけど、スタンレー・ミルグラムのアイヒマン実験と同じ事をやらかしているのです。

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【さすがに普通は直接人を殺められない】

まぁ、簡単に言えば上からの命令に従っただけと、家族を養うためとか大義名分あれば尚更、残虐なことにもでも人は間接的になら簡単に加担するのです。

これはナチスのアドルフ・アイヒマンが、ユダヤ人を殺害する際に、さすがに銃殺を強要つづけると実行する者が精神上オカシクなり、レンガを運ぶ人、建設にあたる人、ユダヤ人を殺害する命令を下す人、その命令に従う人など、殺害に加担する人の実行内容を分割し、つまりは責任を分散させることにより何万人何十万人といったホロコーストを可能としたわけです。

” いや、俺は家族のために命令にしたがってレンガを運んだんだから。 ”

” いや、私は家族のために上の指示にしたがって、原稿を読んだだけだから。”

はまったく同じことになりかねないのです。


【経済ジェノサイド】

グローバリズムがなぜホロコースト・経済ジェノサイドかといえば、このアドルフ・アイヒマンのやったことと同じ構図になっているからです。

例えば、

財務官僚で省の方針・上司の命令に従い緊縮財政を行う者
祖父の時代から米国盲従を教育された政治家
TV局で用意された原稿をそのまま読むアナウンサー
自分ひとりが投票に行っても何も変わらないから行かない有権者

こういう集合体により、グローバリゼーションが効果的に展開され、世界中に災厄が撒かれてしまったのです。

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【インバウンドでいずれ日本人の少女が外人のおっさんに売春する】

シャトーブリアンの寓話の『殺される中国人』の内容を説明すると、

願いが叶うスイッチがあるのですが、その願いを叶うとごとにそれに伴う副作用があり、スイッチを押して願いをこめると叶うわけですが、遠方の誰とも知らない中国人が一人死ぬ

というもので、これってグローバリズムそのものを語っていると思われます。

何か経済活動でも政治家になり政策を実行するにあたり、失政により誰かが犠牲になるわけですが、これが自分がした事と認識できないから平然とできるわけであり、目の前で自殺したり貧困に陥ったり、それで少女が売春したりとかなると、さすがにほとんどの人がグローバル政策なんてできないわけです。

だけど、消費増税なんかもそうですけど、これやっちゃうと確実に格差が拡大して、漫画『闇金ウシジマくん』で少女が貧困ゆえに売春してるように、あの漫画では日本人のおっさんに体を売ってるわけなんですけどこのままだとインバウンドに依存し、外国人観光客の男性にわずか数千円を獲得するために少女が貧困故に体を売る事になるでしょう。

ネトウヨさんの大好きな韓国や中国のそこそこ豊かなおっさんにも、日本人の少女が貧困ゆえに体を売るわけです。

これも自己責任で切り捨てて、貧困化してそれらを強要する親やそれに従う少女を、恥知らずの売国奴とののしるのでしょうか。


【憲法改正のバスに乗り遅れるなで、崖に落ちる前の状態の日本】

まぁ、あんまり暗いことばかり書いてもあれですので、日本でもその悲惨な世界線の選択を回避する可能性が十分あると思います。

ギリシャはEUに加盟して自国通貨を放棄して完全に貧困化してなんでもかんでも港湾までも民営化されて(たぶん)、最低賃金が40%引き下げられるとかむちゃくちゃやられたわけですが、こういうことに当然反対する声が上がり、セントラル広場で右と左の一般庶民をまじえて議論するようになり、酷い目にあってようやく反緊縮財政の勢力が生まれたわけです。

その後、シリザ政権誕生したのですがどうやらまた新自由主義の政権にうつったようで、もはや手をつけられない状態です。

しかしながら、日本では現時点で反緊縮財政の同意のもと右と左の境界線がなくなりつつあり、なにやら怪しいニューケイジニアン左派の松尾匡先生と保守派であれな藤井聡先生が邂逅し、反グローバル化に対する世論形成ができつつあります。

これももはや日本人の多くが貧困化して耐え切れなくなってきたからでしょう。


【広場の運動の失敗の理由】

今私は、シャンタル・ムフの『左派ポピュリズムのために』を読んでいるのですが、「広場の運動」(例えばシールズとか)とかの運動は次第にそのまま活力が失われてしまいました。

それは運動の内容が政党に結びつかなかったがため故に、政策に反映されなかったからだそうです。

(デモ行進とか日常に帰れって批判している論客がいるのですが、ほとんどの人が仕事と両立して運動とかしてるわけだし、逆に黄色いベスト運動がないことをイメージすればどうなっていたか、傲慢にいうつもりはないけど想像できると思います。)


【山本太郎という荒削りの何かをなす歩み続ける者】

まぁ、これが偶然というか必然というか、募金により真の庶民の声により日本に一応反グローバリズム・反緊縮をかかげるしかもブルーオーシャンを堂々と埋める日本で初めての政党が誕生したわけです。

それが山本太郎を代表とする「れいわ新選組」であり、これに後続する政党が誕生するか、与野党の反グローバル化・反緊縮の国会議員が合流するであろうと私は予想してます。


【雑巾がけしている余裕のない日本】

シャンタル・ムフはイギリスで左派が失敗したのは

自由主義と民主主義の紐帯の断絶をマーガレット・サッチャーによって見事に成されてしまったことだ

とこのように指摘しており、逆に山本太郎は障害者の社会参加という自由と民主主義による平等(我々の概念)を融合をやり遂げようとしています。(これを説明すると長くなるので別の機会で)

 

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【ホロコーストに加担するか根性か】

反グローバリズムの安藤裕議員や障害者の社会参加を訴える今井絵理子議員が、自民党内で雑巾がけをしている間に、次から次へとグローバル政策により人の生命や尊厳が失われている間に、山本太郎はこれらを本気で阻止し、本気で政権奪取しようとしているのです。

山本太郎はごちゃごちゃ御託を述べるに、即重度障害者を国会に送りこんでしまったのです。今井絵理子議員がもたもたしている間に、憲法改正されて財政健全化を明記されてシングルマザーが路頭に迷う前に、障害者が路頭に迷う前に、それとは逆のことをやり遂げようとしているのです。

自民党に属して自民党のホロコーストに加担することはどういうことか、本当に障害者のため一般庶民のため国民のためと思うなら、根性見せるべきでしょう。

魔の緊縮財政が憲法に明記される可能性が非常に高いわけです。これは傲慢でいってるわけではありません。

PDF⇒2012年自民党改憲草案


【日本をどぎゃんかせんといかんのです】

財政破綻論をかかげ緊縮財政により国民を貧困に陥れるグローバリズムか、それとも日本のような先進国で自国通貨建てのデフォルトしないつまりは国債を発行できる反緊縮・機能的財政政策に正当性があるのか、今後その展開が日本の未来を大きく左右すると思われます。

大阪ローカルTVでは山下太郎がボロクソに叩かれています。私もキチンと勉強して太郎を援護射撃して、日本の少女が貧困ゆえに途上国モデルのインバウンドで売春するような世の中や、シングルマザーや障害者が路頭に迷う世の中にだけは人でなしではないので、それは阻止したいわけです。

彼らとは違う、つまりはみんなが助かる豊かになる幸せになる方法を見つけるまでもなく、各自ができることを実行していくだけのことです。


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グローバリズムと緊縮財政の関係・後編ーグローバリズムという泥舟


(前回からつづく)

【東西冷戦のおかげで富を築いた年代】

ぶっちゃけ金融階級の存在って実業家階級と異なり、現場の労働者との接点がないわけで、マルクスはミルトン・フリードマンと同じく物理の法則で物事をあまりに単純化して考えるために、労働者と実業家(資本家)と二つの対立構図でとらえてしまったため、革命論が不発に終わったのだと思われます。

この金融階級って実体経済との接点のない連中であり、ウォール街のエリート連中はもちろんのこと、東西冷戦構図の僥倖の時代に財を築いた西側先進諸国で還暦を超えた世代もまた同様だと思えるわけです。


【今だけカネだけ自分だけ】

逃げ切り世代と代表とする金融階級にとっては、このまま物価が一定もしくは下落し続けてくれれば一生遊んで暮らせると思うわけで、せいぜいポートフォリオつまりは円、ドル、ユーロ、先物、株、債権とフィナンシャルプランナーを雇うなり、自分で勉強してPCクリックひとつで富が目減りしないことを考えればいいだけとなります。

未来への投資なんてバカらしく、後の世代への継承を無視するのも、金融階級ならではの考え方なのです。

今だけカネだけ自分だけの三だけ人間、つまりはグローバリストと同じわけです。


【所与の事柄(条件)という盲点】

もともと主流派の経済学は現在の状況に基づいた静的モデルでしかなく、生産性向上なんて何がどうなるかなんて予想不可能であり、とりあえずそれはなしとして「所与の事柄(条件)」としないとモデルが組めません。

A = B

というエネルギー保存の法則に基づいて、それが予想外の生産性向上により増加するとこのモデルが崩壊するからなしとするわけです。


【元祖プライマリーバランスのマルサスの人口論】

マルサスの人口論なんてその典型例であり、農業革命という予想外の生産性向上により農作物が増えることなんて前提にしていないのですから、結局人口が増加した分少ないパイを奪い合うことになり、その均衡を保つために貧困者から先に餓死すればいいという妥協するしかなくなるのです。

あいつら(低賃金労働者)は頭悪くて後先考えず性行為しまくり勝手に子供生むから餓死しても自己責任

と解釈するようになります。

今でもグローバリストは同じように自己責任を連呼するのも、パイを拡大するとか口ではいうものの、投資が減退していることを放置していることは、意図的に貧困をつくり少ないパイを奪い合う構図にしていることを理解していないからなのです。

これが資本主義における、ケインズがいう「豊かさの中の貧困のパラドックス」の正体だと思います。


【真の売国奴とは】

生産性向上という不確実性はなしとするわけですから、現在の労働力を投入し続けなければならなく、だから「入管法改正」とか安直で取り返しのつかないようなことをやらかすのです。


【飢えをテコにして労働力を確保】

これも経済学者のカール・メンガーの飢えをテコにして労働に駆り立てその結果労働力が確保されるという古典的な考えに基づいているわけです。

生活保護受給者を叩き保護費を引き下げたり、小泉政権時の三位一体の改革自治体を兵糧攻めにして、生活保護申請を制限に追い込んで飢えをつくり、餓死したくなければブラック労働に甘んじろとか、勝手に子供つくって勝手にできちゃった婚して、勝手に離婚してシングルマザーになったのだから自己責任で切り捨てる。

それで家事も育児もあるのに無理から過重労働に駆り立てるという考えも、カール・メンガーの陰気な思考に基づいているからなのです。

 

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【貧困を必要とするグローバリズム】

さぁ、ここでAIで仕事がなくなり生き残る方法とかそういう関連の本が書店で並んでいるわけですけど、おい、おい、深刻な労働力不足だったんじゃないかと突っ込みたくなります。

グローバル化にとって緊縮財政は必要不可欠な政策であり、必ず貧困を国内で意図的につくり

ああなりたくなければ努力しろ!貧困でしかも避妊もせず子供なんてつくるな!

という見せしめが必要となるわけです。(少子化だけど貧乏人は子供産むなという矛盾、もしくは貧乏人は生産性が低いという偏見です)

こうなると成人しても貨幣獲得できない人間は生産性がなく価値がないということになります。

そこで自己責任のもとでブラック労働を余儀なくされ、嫌なら餓死するか路上で物乞いするしかないように追い込むわけで、時代の僥倖であれ世襲であれ本人の努力であれ、自分たちは生き残ったということでエリートは格差を是とするわけです。


【実は労働の価値を知っている主流派経済学】

マルクスの『経済学批判』を読んでて気がついたのですが、主流派の経済学者もまたマルクス同様に労働に価値があることには気づいているということです。

アダム・スミスは

分業としての労働一般が素材的富、諸使用価値の唯一の源泉

と言及してますが、資本家、賃労働者、土地所有者、借地農業者、高利貸し現れるの状態を表しているようです。

リカードは

勤労によって任意に増加することができ、その生産が無制限の競争によって支配される

と言及しています。

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【市場での交換価値により労働が軽視される】

それでもリカードは労働そのものが交換価値をもっており、

労働 = 労働の生産物

と実際はそうならないとしています。

なぜなら、商品の市場価値は需要と供給の関係により変動するのであり、どのようにして交換価値の基礎の上に市場価格が展開するかと言えば、

競争原理

によると結論づけマルクスの考えを否定したと思われます。


【入管法改正による労働市場の激化】

社会の中に市場がembeddedはめ込まれているのなら、そうなるとも限らないのですがグローバル化すると社会の自己防衛機能が解除され、つまりは規制がとっぱわられアダム・スミスは需要と供給の関係でしんどい大変な労働はその分賃金が高くなると言及したが、現実ではそうならないわけです。

国境という壁をとっぱらうことにより、安い外国人労働者が輸入されてこれまた商品化された労働力がまさに、市場による競争原理にさらされるわけです。

商品化された労働力によりできた生産物が、市場の競争原理の需要と供給の交換価値により価格が決定され、需要のない状態であると労働者はその低い価格による支配に甘んじるしかないのです。

こうして低賃金労働を補うために、カケモチのバイトとかして、もうみんなクタクタになったわけです。


【こうしてグローバル化が是とされた】

それでもグローバリストは、「勤労と自由競争」の二枚刃で社会が発展して尚且つそれが国家を強靭化するという考えをもっている故に、その競争を激化させるために「自由貿易・緊縮財政・規制緩和」を効果的とし、グローバリズムと愛国が結びついた政治の結果が、80年代のレーガン・サッチャー・中曽根の政策の路線であり、それに対峙したのが旧東側諸国の恐怖圧制国家の政治であり、まるでグローバリズムが勝利したかのごとく解釈し、その流れに今も沿っているのだと思います。

働けるのに働こうとしない生活保護受給者を叩くのも「勤労」というものに反しているからであり、そこで小泉政権の三位一体の改革により自治体を兵糧攻めして、受給者を削減する方向に追い込み、格差が拡大すると少子高齢化となり社会保障費が増えるとインフレ整備が怠り、そこに外資が介入していくわけです。

グローバル化と緊縮財政が引き離せないのは、きちんと理由があってのことなので、公的支援を奪うことによりそこに市場が介入して、競争原理を働かすためなのです。


【緊縮財政は国家を破壊するのに必要なアイテム】

緊縮財政で自治体が社会保障費増でひーひー言ってる中でインフラ整備にカネを使えるわけなく、震災大国でありながら先進国で自国通貨のある統合政府のシステムを構築できていながら土木・建築の業界を淘汰する。

その結果、南海トラフやら首都直下型地震が起こっても助ける人材も技術もなく、そこで中国様なりアメリカ様なり助けてもらい、ついでの日本の産業の中に居座り、法人税引き下げによって多くの株主配当金が世界中の金融階級に配分されるわけです。

ヒト・モノ・カネ・サービスの移動を自由にするとはこういうことなのです。

無国籍化した金融階級にとって世界中の国民を家畜化するのに非常に都合がよいわけです。しかしなんです、


【日本円は日本国内で使われる日本人のためのツール】

この流れの中でのMMT現代貨幣理論なんてまさにグローバリストにとっては寝耳に水であり天敵であり、貨幣とは国家の刻印であり国内でのみ使用可能な国民間の交換・信用それらのツールでしかなく、世界の裏側でも使えるような貴金属などの希少価値に裏づけされているわけでもなく、ましてや財政破綻論なんて嘘っぱちでありそもそも貧乏人がインフレを心配してどうするんだということになってきたわけです。


【チェックメイトされつつあるグローバリストたち】

それどころがグローバリズムが残虐なジェノサイド思想とバレてきたわけで、グローバル政党・政治家と蜜に関係にある論客って相当動揺しており、それで必死に山本太郎を叩いていると思われます。

彼らは山元太郎が国防や外交に言及していないとか、過去の発言の揚げ足をとろうと必死ですが、今彼が発言している財政出勤やら財政破綻はないとか、そういうことに関してはほとんど口を挟んできません。できないからなのでしょう。

なんせ「れいわ新選組」は、小渕政権が倒れた後の日本で初めてブルーオーシャンを埋めれる政策をもつ政党であり、ここで「無駄な公共事業がー」とか言ってくれば、それなりに反論できるわけで、それが多くの庶民に周知されることとなり、むしろ反緊縮派にとって好都合となります。

とくに、弱者・人権擁護のリベラル派に知ってもらいたいのです。


P・S まだまだだね(これ名言)

グローバリストにとって一番不都合なことは、自民党のウヨクの西田昌司参議員が皮肉にもサヨクの山本太郎と同じことを述べているわけで、おカネに関しての考えに対して右とか左とか関係なく、あるのはおカネの流れの単なる事実であり、しかしこれを頭に入れるのには結構勉強が必要であり、とても「論外!」で逃げきれるものではないのです。(私もまだまだです)


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グローバリズムと緊縮財政の関係・前編ーデフレでないと困る階級


【グローバル化すれば民主主義か国家主権かのどちらかを捨てるしかない事実】

トルコの経済学者ダニ・ロドリックのいうグローバル化のトリニティは、

①グローバル化
②国家主権
③民主主義

のうちどれか諦めなくてはならなくなることを言います。

明るい北朝鮮と言われたシンガポール以外はEU諸国をみればわかるように、②の国家主権③民主主義の一部を放棄しなくてはならなくなっています。

これ流行したそうですけど、三橋貴明さんの移民のトリニティは流行しなかったそうです。


【私は物理学で世界を見ていない】

グローバル化といえば、

①自由貿易
②緊縮財政
③規制緩和
④構造改革

だいたい、この4つですが①の自由貿易は単に物理の法則を有機体社会に適用、つまりはヒト・モノ・カネ・サービスが自由に移動をすることであり、こんなのに惹かれる連中は単純で0か1のビット思考の○○な残念なヒトなのですが、②の緊縮財政ってのが非常に気になるところです。


【デフレは金融階級にやさしい】

もともと緊縮財政って金本位制による兌換紙幣という縛りがあったわけなのですが、71年のニクソンショック後もその流れが強く、何やら変動相場制になると外貨を準備しなくともよいらしく、そこら今勉強中です。(いや、実はしてません)

中野剛志さんの本に記述されていたのですが、ケインズの『貨幣改革論』で一般物価水準の変動が与える社会的な影響は階級によって異なるそうで、以下の3つです。

①金融階級
②実業家階級
③労働者階級

インフレは金融階級に厳しく労働者にやさしく、デフレは賃金低下や失業、債務の実質的な負担増など労働者にとっては苦境となり、債権者たる金融階級に有利に働くわけで、格差が拡大する効果があります。

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【意図的にデフレにしたい人たち】

インフレでさんざん財を築いて引退した団塊世代以上の上の世代の中間上級階級が、デフレ脱却に真剣にならないのも手持ちの金融資産を目減りしたがらないからであり、いわば金融階級に転じたからとも解釈できます。

芸能人でもそうです。
インフレ時代に成功して財を築いてデフレで逃げ切り体制に入っている大御所なんてその典型例で、今吉本興業の問題(こんなのどうでもいいけど)で何やら偉そうな態度を若手・中堅芸人に対してしてますね。

私は個人的にはくりぃむの上田やオリラジの中田、ロンドンブーツ1号2号の敦に好感を抱いており、これもサヨク的な思想つまりは上と下との関係をまず重視しているからだと思います。

反骨精神で上への挑戦。尾崎豊。
アメリカへのリベンジと同じ。デフレなんかとっと脱却して米軍おっぱらって自立しろってこと。

十七歳の地図

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尾崎豊
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【均衡モデルで全てうまくいくという考え】

カール・ポラニーの『大転換』にも書いてあるけど、金本位制の縛りにより意図的にデフレに陥った国が競争力を増し輸出が伸びるとかの発想って、今のPB税制健全化の縛りの緊縮財政の発想とまったく同じわけです。

1929年のウォール街の株化暴落が与える社会への影響を放置したのも、ほっとけばその国がデフレになりその結果低賃金で競争力が増し、いずれ市場は均衡を保つという思想に基づいていたからなのです。

トロイカがギリシャに対してやったむごい制裁の中に、労働者の最低賃金を40%引き下げを命令して、それで国際競争力を高めるとかそんなカルトの思想が原点にあり、それ実際にやったわけです。

グローバリズムが残虐思想ってこれだけで普通は理解できます。

[新訳]大転換

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カール・ポラニー
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【おカネがツールだとバレルと困る人たち】

これって財政破綻論も同じく、日本やアメリカのような先進国の自国通貨建ての国の破綻なんて不可能なことなんて財務省も太鼓判を押しているわけですけど、どうしても財政健全化とかPBとかGDP比いくらとか、金本位制の代わりとなる桎梏が絶対に必要なのだと思います。

なぜか?

これっておカネの価値を人の価値よりもこの上なく高く維持したいからであり、実はおカネが国内での同胞間の手段でありツールであることが、バレルと非常にまずい階級がいるからなのだと思います。

それが先程紹介した特にグローバル化した金融階級なのです。

(次回へつづく)


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山本太郎叩きする政治評論家ー” 要するに ”の正しい使い方


【山本太郎の言っていることを理解できない知識人】

山本太郎叩きがTVを中心として後を絶たないわけですけど、山本太郎の言っている内容がまるで理解できないか、理解するとセンメルヴェイス反射が作動し、自分が今まで人殺しに加担したことになるからなのか、いずれにせよかなり断末魔の叫びのごとく私には思えます。


【山本太郎の話が難しいらしい】

 


>演説もうまい。難しい政策論も立て板に水のごとくである。かみ砕いて説明するというよりも、真正面から滔々(とうとう)と語るスタイル。その一生懸命な姿も山本氏の魅力の1つなのだろう。巧みなのは、難しい話の合間に「要するに」と言って、単純化した結論を示す。

>「(要するに)金持ちから取ればいいんですよ」「(要するに)皆さんが悪いんじゃない。政策が悪いんです」「(要するに)野党がダメなんですよ」といった具合である。聴衆は「なるほど」と、山本氏の演説に引き寄せられる。


【山本太郎の話って難しいか?】

山本太郎の話って難しいでしょうか?

私からすると専門知識のいる内容をこれ以上わかりやすく説明できる党首なんていなく、これが難しいということはもはや、知識人でもなんでもありません。

(山本太郎)

” 経済産業省が2014にしっかり調べをしてます。何かといいますと海外へ進出する企業に対してなぜ海外にでるのかと訊いているのですね。で税制の優遇を受けられるから海外へ行くんだと答えたのは全体の8%程度です。じゃその上位のほとんどを占めるのが何かといったらやはり需要なんです。旺盛な需要が見込まれる、やはりモノを売れなければ話にならないのです。で、ひろげてこの国を見て見たらどうか。この20年以上続くデフレ。少子化は確定。でそこに対して国はしっかりとした手を打たない。でいつまでたっても消費が冷え込んでいくだろうと。投資しようがないのです。リターンが見込めないからなのだと思うのですね。だから企業は何を求めているかといったら当然税制優遇ということを考える人もいるけどそれは一握りで、多くの方々はこの国でちゃんと商売がしたいんだと思います。そこに私は考えるべきは先程の内部留保の課税と言ってましたけど、これは非常によくないと思っています。なぜならば、合法的に溜め込んだものを無理やりとるということは、ハレーションが大きすぎるということで、そういうことではなく国がしっかり成長戦略を打ち出していく上で、” しっかりと投資します。だから出しませんか? ”ということで内部留保を投資として出される形を利用していくべきだと思います。etc  “

いや、これを難しいと言ってる時点でもう完全に知識人として政治を語る評論家としては終わってます(政治だけ経済だけと分けて話などすることなど不可能です。だって国会って予算についてまず議論するわけですから)


【難しいことってこういうことだと思います(これでも初歩の初歩なんですけど)】

私でしたらクソまじめに以下のような説明の仕方をします。

デフレで消費が冷え込んで需要のない状態で企業が投資するわけなく、そこで政府が支出して長期にわたって企業が投資できるようにする。

 

 

 

上の図で説明すれば、不況で民間の消費(C)と投資(I)が落ち込んでいるから、政府支出(G)により需要をつくり企業が安心して投資(I)できるようにする。

まぁ、こっちのほうがわかる人にとってはわかりやすいわけですけど、これってマクロ経済学の基礎知識があるからであり、ここで相手側はクラウディングアウトとか言い出してきたり、内部留保はいずれ投資にまわるとかいう主流派の経済学の連中のレトリックをやぶることを私たちは次に考えだします。

トリクルダウン、ラッファー理論、フラット税制、消費税の直間比率、安定財源の消費税、社会保障のために必要な財源とかのプロパガンダーにより流布されていしまっている、そうあれらの空論・嘘を打破することをどうにか考えだし、説明するわけですが、

ここで私たちは

” 「要するに」に消費税廃止して消費を喚起し、政府がカネを出して安心して企業が投資できるようにする。そのために法人税を元に戻して投資減税をすることだし、累進性の高い税制に戻す。 ”

というのですけど、こんなのマクロ経済の基礎知識のない人にはちんぷんかんぷんなわけで、” そうなのかぁ~ ”とたいてい半信半疑で終わります。

これが本来、政治評論家の伊藤達也氏が難しいことを言った後の「要するに」の正しい使い方です。


【熱狂と心に訴えることは違います】

>そして、最後にボルテージを上げて、「こんな当たり前のことがなぜできないんですか」「これ、おかしくありません?」などと締めくくる。現在、これほど聴衆を熱狂させる演説ができる政治家はいないだろう

だって日本は20年以上もデフレを続けたことって、下痢の人間に下剤を投与しつづけてきたわけで、まず下剤をやめることつまりは反グローバリズムに転じることであり、この当たり前のことができなていなかったのですから、これおかしいわけです。

まず印象操作というか偏見というかひどすぎます。

山本太郎って街頭できちんとグラフを出して、この上なくわかりやすく説明しておりグローバリストのごとく今だけカネだけ自分だけ「三だけ人間」でなく、「みんなで助かろう」「生き残ろうそして生きててよかったと思える社会をつくりたい」と、聴衆の心に訴えているようにしか私には思えません。

(山本太郎)

” 自分は生きてていいのかって、生きててくれよ
 死にたくなるような世の中止めたいんですよ。 ”

残念ながら今のところ聴衆は熱狂までに至っていません。
涙こらえて訴えているようにしか私には思えません。


【ルサンチマンを煽り熱狂にもっていく手法はグローバリストの十八番】

一方グローバリストの常套手段は国民同士で対立させて、国民との紐帯を断絶させることです。

同胞意識の証拠でもある「嫉妬」をまるで悪い事のごとく扱い、同胞に対する「ルサンチマン」を煽り、最終的には同胞への「敵意」へと変えて、社会を国家を分断させていくわけです。

同胞同士・つまりは同じ日本人同士を争わせ、そこに外敵ともなる「外資」が介入してくることにいずれなります。小泉元総理が招いたアメリカの医療保険で既にそうなってるし、水道民営化もそうです。

イギリスがインドを統治したやり方やオランダがインドネシアを統治したやり方と同じで、共同体を国家を破壊するための昔からの常套手段で、これにメディアを通じた激情(劇場)により「熱狂」された日にはどうしようもなく、これが小泉・竹中の時代であり今の大阪の悲惨な状況なのです。(安倍政権は投票率の低さに支えられており、熱狂はしていません)

 

社会学(上):社会化の諸形式についての研究
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【名目GDP横ばいの平成維新のグローバリズム】

小泉政権ってグローバル化によりデフレを永続化し、災害大国の日本から土木・建築業者をつぶし自殺者を増やし、国富を外国に売り渡し全てにおいて失敗したわけです。

 

平成は名目GDPが平らに成るという意味で縁起が悪かったわけで、「平成維新の会」よりも「れいわ新選組」のほうが縁起がよさそうですね。このネーミングもまた時代の必然のような気がします。

もともと私は高校で「アメリカへのリベンジ」「薩長の欲の皮のつっぱったやつ」という非常に偏った日本史の教師の洗脳教育を受けており、故に今でも「会津藩オシ」の「福島県オシ」ですし、山口に行った事はないけど福島は二度行きました。(鹿児島は祖母の土地でもあり腐るほど行ってます。西郷どんです。)

飯盛山の白虎隊の墓に線香をたて祈りました。これも何かの縁です。


【日本でもグローバリズムの崩壊は始まっている】

もはや、「競争」競い争う時代は終わりを継げており、もともとハイエクを例にあげてもグローバリストは技術革新は欲望に基づき自由に競争することによってなされると考えており、しかしながらインターネットの技術にしても官の軍事に関する技術からによるものであり、こういうグローバリストの誤謬を訂正しておくのは私たちの世代でやっておかなければならないわけです。(注意:最近、グローバリストは競争という言葉がまずく思ったのか、切磋琢磨と言葉を変えてきてます。イケニエつくってる時点で言葉変えても同じです)

「平成」の維新の時代はとっくに終わりを継げ、これからは「れいわ(令和)」であり新選組(新撰組)の時代なのです。(有権者が選ぶということで新選組としたそうです)

ちと「れいわ」を持ち上げすぎた感あるけど、国民を家畜化するグローバル政党にはこれぐらいしても足りないぐらいです。


【まず思想からボトムアップして変化している】

まず天動説から地動説へと考えを180度変えることで、漫画・アニメの作品でその兆候が出てきています。

(エマ)

” 置いておけない。ここに残せば確実に殺される。”

” 私は折れない。決めたから。
変えようよ世界。見つけなければ。
私たちが生き残る方法。 ”


P・S

ちなみに安倍政権で名目GDPほとんど成長してませんから。
試算方法を変えて30兆円以上上乗せしただけです。

緊縮財政をスローガンにかかげるグローバル政権は、国民は貧困化して消費税10%で死なばもろとも一億玉砕するらしいです。


「要するに」、競争競争と煽られた団塊jr世代の役割は、ゾンビ経済学のグローバリズムを墓の下に戻してあげて、リバタリアンを完全に葬るいわば後処理だと思われる方は ↓のリンクをクリックお願いします。


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おカネの考えが変わると日本が変わるかも・後編ーグローバリストの一億玉砕精神


(前回からつづく)


【投資を捨て文化を語る】

マルサスの『人口論』は現在の生産高の能力により貧困者を切り捨て、物理の均衡システムによりまず貧困者から自然淘汰させるという考えです。

そこには誰かを切り捨てるしかないとう間違った思考によるものであり、後に「農業革命」が起こりこれらの問題のほとんどが解消されます。

しかし、こんなのほっといても何も起こらないわけです。

不確実性の高い99%以上がリターンを見込めない、無駄かもしれないことに時間をさき投資することにより、引きこもりとかの存在に対して社会が寛容であったり(その家族は知らんが)とか、そういうことにより技術革新と京アニのようの高い文化の作品とかが生まれるのです。

もんじゅが批判されることもある程度は理解できますが、幼女誘拐殺人犯の自宅からアニメのビデオテープが大量にあったためにアニオタが反社会勢力のごとく叩かれまくったわけですけど、そのアニオタが世界中に拡散され今なんか

クールジャパン

とかふざけるなと言いたいわけです。

そういうこともありもんじゅの研究も何か別のものを生み出すことがあるわけで、文楽が変態趣味でないのと同様に、アニメも犯罪者を生み出す作品でもないし、しかしながら20年前なんてそういう風潮があったのです。


【竹やりで一億玉砕精神】

だいたい、安倍政権というかこれまでの日本の政権は投資というものを完全に否定しています。

これで技術革新なんて起こるわけなく、だいたい安倍晋三総理大臣様が竹やりでB29を落とせというような一億玉砕精神をホシュだけに保持しているわけです。

 


【店員によるレジのはや打ちの発想は衰退途上国の発想です】

生産性向上ってこういうことをいうのです。

だいたい、ソロバンどころか電卓叩くようなレジ打ちも今ではやっておらず、今は店員によるバーコードが主流で、更に次の段階に移行しようとしています

少子化で深刻な人出不足なんて口にする連中は白痴者でしかなく、いつまでもソロバンはじいている江戸時代の発想であり、問題は以下の図のブルーの部分なのです。


【歴史の必然というシュペングラー】

私は結構、マクロでみる未来に対して結構楽観的でしたし、しかしながら世界中の人々がグローバル化により、各元国家枠のプラントごとに家畜のごとく扱われるディストピアの世界線を歩んでいる可能性があるんじゃないかと疑っていました。

それを覚悟していた時期があったわけですけど、それが回避できる可能性が非常に高まっていると最近感じています。

それでも以前は、世界中に反グローバリズムの勢力が勃興し、それに追従し移民で問題で日本が耐え切れず、ようやく日本も方向性を変えるのではと諦め半分の状態でした。

シュペングラーの『西洋の没落』のごとく貨幣が万能になってくるに従い、カエサル型(独裁者)の人間が出てきて、古い世界都市、消滅した魂の入れ物、歴史のない人間がゆっくりと巣を構えて、人間は再び植物となり土に固着し、時間のない村、「永久の」農民・・・etc貨幣はその最後の勝利を祝い、その後継者たる皇帝主義が近づいてる。

とか、まぁシュペングラーはいってるのですが、私としては” だから何だよ ”と今は思うわけです。

 

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【ゴミすぎるだろその本』

『Dr.STONE』の千空の台詞を借りれば、

” ゴミすぎるだろ。その本。”

てとこでしょう。

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【手始めにおカネについて考え直してみましょうか】

だいたい、人間って常に限界を越えてここまできたわけで、環境破壊なり全面核戦争なりでたまに人類絶滅とかそれに近い状態になることはあっても、必ずそうなるとも限らないわけです。

『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)のごとくディストピアになることも可能性としてはあるのはあるのですが、その世界線は十分回避できるのです。

手始めに、このイカレタ思想のグローバル化を終わらせるために、おカネについての改めた考えかたを国民意識として共有することだと思います。

厳密には元に戻すといったほうが正しいかもしれません。

 


【断末魔の攻撃に備えておく】

これからグローバリストが断末魔のごとく発狂して、山本太郎に覆いかかるでしょうから、そのフォローに回り援護射撃をするだけで、やつらの間違いが一般階層全体に周知させることになります

なぜなら、グローバリストは事実を知られることがこの上なく恐ろしく、「論外!」と言って内容によりプレゼン・議論することなどきるわけなく、ソフィストのごとく「デタラメ!」だとかレッテリ貼りをすることでしか対抗できないのです。

後は国民全体に与える「インパクト」が必要なわけで、できれば南海トラフとか首都直下型とか、東日本大震災のごとくのようなインパクトでないほうが望ましいわけですけど、それこそ未来に対して不確実性で何がどうなるか予想不可能なので、なんとも言えません。


【それといいかげん婚外DVパパさんから自立することも考えよう】

もう既に多くの国民を貧困化させて自殺も増やして、本来なら東南アジアの人々が豊かになりその国で生活できるようにしてやるように、日本はリーダーシップをとってやるところが逆にアメリカの子分となりひどい仕打ちに加担したわけで、その責任ってとても引き受けられるものではありません。

そもそも日本はアメリカの属国ですし(同盟とかトモダチとかで逃避するのは止めましょう)、その属国魂をホシュ派が継承しているのですからどうしようもないわけです。(ホシュ派は頭の中でソ連とアメリカの世界を二分した新しい構図、中国とアメリカの新しい対立構図だと考えているようなんですけど。)

グローバリストの救済は過去ログを参考に。


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おカネへの考えが変わると日本が変わるかも・中編ー社会性のないアニオタが社会を救うパラドックス


(前回からつづく)


【もんじゅの研究は無駄か】

もともと貨幣なんて手段であり、兌換紙幣の時代でも銀行は勝手に銀行預金というデーターを貸し出しするわけですがこれが金融の発達となり、これが信用創造を喚起して大英帝国の興隆となるわけで、こういうことになるなんて誰も予想できず、未来という不確実性に対して私たちは勝手に予測できないわけです。

男系カルトとかディスっている某漫画家の原発関係の本に面白い内容のものがありました。

どういう内容であるかというと、「もんじゅ」について、何千億円か何兆円か知りませんが1wも発電していないとことに関して、まるで「錬金術」の研究だと批判していたわけです。

錬金術の研究ってカルトだとか思わる方がいるようですけど、哲学者オルテガがいうにはこの無駄な錬金術の研究により化学が発達したそうです。

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【ニート引きこもりに寛容に】

だいたい研究なんて99%以上が意味なくても、その中から世の中をひっくり返す発明が生まれることもあるし、どうでもよい研究って逆に大切な研究でもあるわけです。

だから、ニート引きこもりもこの世を救う何か創造的なことをやらかすこともあるので、それにはデフレで将来不安で夫婦2人で老後2000万円必要とかのデマで庶民の余裕がなくなっているのはわかるのですが、そこは寛容の精神が必要なわけです。

グローバル化で下層階級にはめ込まれ派遣労働とか低賃金不安定労働させて精神追い詰めるから、文楽のごとく文化性の高いアニメの聖地秋場原に暴走車で突っ込んだり、京アニに放火したりとかやらかすのだと思います。

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【グローバリズムの敵は文化】

グローバリズム疲れにより精神病んだ人が、アニメの聖地やアニメの政策会社を攻撃するって、なんか偶然に思えません。

これはグローバル化により病んだ精神が、無意識にグローバリズムの敵である文化の象徴のアニメを攻撃させたのです。

人・モノ・カネ・サービスの自由な移動の邪魔となるのは規制であり、法律のような成文法だけでなく慣習や文化もまた同様であり、東南アジアの某国のような文化のないすっからかんの国ってグローバリズムの理想郷なのです。(もちろん民主主義はグローバリズムの敵ですから論外です)


【オタクとなり表舞台に出ず隠れキリシタンのごとく諦めなかったアニオタども】

かつて『メガゾーン23』(1985年3月のOVA作品)の時代では、アニオタは” キモイ ”の象徴でしかなく、その後89年の宮崎事件によりこの迫害はいっそう激しくなり、私もまた自然と『週刊少年ジャンプ』を読む程度に抑えるように自然となってきました。

逆にすごいのがガンダムオタクであり、どんなに迫害をされても週刊少年マガジンの『GTO』でガンダムオタクをボロクソにキモイ人物のごとく描かれネタにされても、この文化の継承を諦めなかったわけです。(いや、ただ自分らの趣味を貫徹しただけでしょうが)

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【恐るべし認識共同体】

職場に年齢がふた回り下のアニオタの同僚がいるのですが、アニメの名言とか結構簡単に通用し会話が楽です。

例えば仕事のことで私は事前に早めに準備して終わらせる性格から、” ハルヒみたいに7月中に夏休みの宿題を終わらせるタイプだから ”とかいうと簡単に話が通じます。(『エンドレスエイト』

これはアニオタという認識共同体ができているからであり、あの『らき すた』の12話のコミケのキモオタのネタも簡単に通じました。

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【トマト農家さんに謝れ】

『涼宮ハルヒの憂鬱』と同じく京アニの作品の『中二病でも恋がしたい!』があるのですが3話の昼食のシーンで、六花という中二病のヒロインがトマトが嫌いでそれを残していたシーンがあるのですが、” 緑のエレエレのところとか最悪 ”と発言したところ、元中二病のダークフレームマスターの富樫雄太が

” トマト農家さんに謝れ! ”

というシーンがありました。

これも所有権は自分にあるから自分が自由に何しようが勝手という新自由主義的な合理的な思考によるものでなく、同胞の役割分担により作物を育ててくれた人に感謝する気持ちがまだ残っているからだと思います。

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【アニメは文化の継承と未来への展望】

実は今のアニメの作品の中の会話からまだまだ役割分担の概念が残っているとか、だんだん自分さえ生き残ればようという考えから、皆で生き残るというような山本太郎のごとく精神の作品が現れたりしてます。

当然それを現実化するにあたっての葛藤も描かれています。

 


【全員助かるルールをイチから探す】

『約ネバ』は過去ログで執拗なまでに紹介してますが、かつてグローバリストの落合信彦氏がディスりまくった同じ『週刊少年ジャンプ』の作品に『Dr.STONE』というものもあり、この作品のアニメ第5話を視聴したのですが興味深い内容の会話がありました。

主人公の科学オタクの千空が、本に記述されているある心理テストの質問に答えます。

(質問)
何やかんやの事故で自分、友達、恋人のうち1人しか助けません。どうしますか?

(千空)
全員だな。全員が助かるルールをイチから探す
etc
ゴミすぎるだろその本。

 

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【社会性のないアニオタが社会を救うパラドックス】

ほとんどのアニメが深夜枠であり、スポンサーに多国籍企業が少なくアニメの製作会社はそんな広告収入などあてにしておらず、BDの売り上げやCDやグッズの売り上げそれに連動してラノベの売り上げが向上し、それらが主な収入源となっているようです。

『週刊少年ジャンプ』も大手新聞と異なり、広告主である多国籍企業の影響を受けることが少ないと思われるし、遠まわしにグローバリズムの批判もできますし、ラノベなら尚更なので若者が活字にも慣れることにいい影響を及ぼします。

TVドラマと異なり医師会を悪者にしたりとか、農協の職員を悪者にしたりとか、そういう多国籍企業の政治的意図の介入がされにくいわけです。

まさに、隠れキリシタンのごとく表に出ない社会性のないアニオタがつくりあげた文化が、グローバリズムの残虐思想に対抗して、社会を守ろうとしているわけです。

だいたい、世の中こんなものです。

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【文化を通じての水面下の戦い】

グローバル化したスポンサーの意向をモロに汲んだ表舞台のTVドラマが団塊世代中心の間でその共通認識を維持しているのに対して、団塊jr世代の日陰のアニオタが製作した漫画・アニメ・ラノベの作品を通じて、次世代にその意志を継承しているわけなんです。

漫画を読まないアニメを見ない子供ってほとんどいないわけで、新自由主義に基づく大人のTVドラマ(『anone』は別)を見るより先に反グローバリズムの影響を先に作品を通じて受けているわけで、その地道な活動が今後グローバリズムが崩壊した後の時代を次世代が形成すると思います。

だから、その土台を私たちの世代でつくっておくことが最低限の役割なんです。

 

 

(次回へつづく)


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