ロックンロールがサヨク思想となりやすい理由ー(後編)ロックンローラーなら普通は反安倍


(前回からつづく)


【格差の怖さ】

この記事は7/8に書いているのですけど、丁度三橋TVで中野剛志さんが「認識共同体」という面白いことを言及していました。

簡単にいうと金持ちは金持ちだけで集まると「俺たちは子供の頃から勉強しているから成功している」とかいう共通認識が高まり、スラムの貧困者だけで集まるとそこで貧困者特有の「威圧しなければ、舐めれる!」みたいなヤンキーのような共通認識が高まるということで、これってナショナリズムとしては危機なんですよね。

だって、ナショナリズムってネイションつまりは国民であり、国民で共有される認識が希薄されるからなのです。

団塊jr世代より後の世代って、競争もないし教育格差も拡大しているし、勝ち組の子はずっと勝ち組で、負け組の子はずっと負け組で、こうなると階級間の移動が遮断され、ベルリンの壁のようなものが築かれ、共有できる国民意識ってもてるわけないのです。


(グレート・キャッビーカーブは所得格差は受け継がれることを表すグラフです)


【60.70年代に青春期を過ごした人と今の人との希望格差】

その中でも下から這い上がろうとする人間が「俺が貧困者を救ってやる!」と英雄になるかと言えば、絶対に無理だと思います。

昭和の時代であると「俺は努力して成功した!」「成り上がりだぜ!」とか傲慢になる人が非常に多く、今でも東西冷戦下の西側諸国の経済成長による教育格差の少ない僥倖によるものだとしても、それを自覚していないグローバリストが非常に多いわけです。

ましてや、平成しか知らない世代に男塾魂とか根性とかヒーローになろうとか、そんなもので活力を生み出せるわけないと私は勝手に思っています。(今の30代前半の人は『魁!!男塾』を知りません)


【狼たちへのサーセンw】

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” (『魁!!男塾』を連載している)『週刊少年ジャンプ』が若者に売れてるとかヨーロッパやアメリカでは考えられない! ”発言 落合先生
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サーセンw
ドラゴンボール、北斗の拳、ジョジョの奇妙な冒険、ろくでなしぶるーす、魁!!男塾、 シティーハンター、燃えるお兄さん、キャプテン翼、こち亀、聖闘士星矢など毎週楽しみに購読してましたw
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今でも『約束のネバーランド』連載していてその単行本を購入してるし、サーセンw
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そしてグローバル化によりジャパンプラントの家畜になってしまいました。
一時期、中堅企業・大手の関連会社の歯車になりましたが、97年の消費増税を期に営業成績ボロボロになったこともあり挫折して、結局グローバリゼーションの下の資本家のペットや公僕にもなれませんでした。
先生の忠告無視してグーバリストにはなれませんでした。サーセンw
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【衰退途上国日本はやはり発泡酒】

おかげで ” アサヒ・スーパードライ! ”
なんて贅沢で今や毎日が発泡酒のクリアアサヒです。

 

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【貧乏がかっこよかった時代】

さてまた話が脱線してしまったわけですけど、今の若者で下から上に這い上がった者に英雄になれとか酷であり、これは音楽の世界でも同じでロックンローラーがサヨクとなりやすかったのは、いわば東西冷戦下の中アメリカの都合による庇護のためであり、日本に対して経済成長を許し国防もビンの蓋により抑えていただけであり、その中での「いつかビックになってやる!」という希望が、貧困というものを跳ね返すどころか、むしろ逆に貧困であることがロックンロールのステータスとなっていたからです。

しかし、実際ロックで成功した人の多くって、比較的に裕福でありギターを手に入れ大学進学もでき

>親父は15の時から町はずれの工場で背中を痛めながら働きつづけていた
>俺のような 俺のような人生を選ぶな

とかサバンナ高橋(犬井ヒロシ)の元ネタの本家となる、浜田省吾の『勝利への道』の歌詞にもわかるように、本当の貧困に憧れを抱いていたように思えます。(浜田省吾の父も尾崎豊の父も共に公務員で、浜田は浪人して大学に進学してます)

貧困 = ロックンロール

は60年代後半~70年代前半生まれの世代には鉄板で、大阪帝塚山のボンボンの桑名正博は自分が裕福でロックに向かなく親に文句を言っていたぐらい、世の中に余裕もあり貧乏をかなり軽視されていた時代だったわけです。

将来への希望があったということです。

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【私立に進学し親が公務員の中間階級のロックンローラー】

1965年生まれの尾崎豊なんて上と下の戦いの象徴であり、尾崎自信も私立の青山学院高等学校に進学し、それでも裕福でないことを口にしたいのか、

” みんなレストランで豪勢な食事を食べている ”

とあたかも貧困であるようなことを言っていたようです。
しかしながらこの意見に対して、尾崎の兄は

” そうでもない ”

というように否定しています。

本当に貧乏ならばギターどころか、埼玉県朝霞市の新興住宅地に一軒屋(たぶん新築)を購入できるわけありません。

 

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【はじまりさえ歌えない】

尾崎世代の場合は、貧乏と金持ちの上と下の戦いでなく、この場合の上と下の戦いは生徒・若者の下と上の先生・大人との戦いになってしまいます。経済的には中ですので上と下の戦いにはなりません。

こうして偏差値教育で締め付けられた教育に逆らい、油にまみれた町工場で働くことに嫌気をさすのが当時の日本のロックの基本となるわけです。(実際、ロックンローラーは町工場で油にまみれて働きませんが)

特に尾崎豊は真っ先に先生や大人へ挑戦つまりは反抗するのでが、資本家のような富裕層に対しての怒りはあまりないのです。

いや、それもそのはず。

ファーストアルバムの『17歳の地図』なんて1983年発売であり、1985年のプラザ合意よりも2年前で消費税ゼロにサラリーマンの健康保険も1割負担だし、ボーナスに健康保険料は引かれないし、在籍しているだけで年々かなりの額で昇給していて、それもそのはず累進化税が機能していた時代だったからです。

十七歳の地図

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>この街じゃ俺たちまだまだ世間知らず
情熱はからまわりのつかみどころのない影 『はじまりさえ歌えない』尾崎豊


【世間や大人を敵にできなくなった尾崎】

尾崎は10代の頃の歌は上の大人に対して挑戦を挑む内容のものが多いわけですが、20代になり実際社会人になると批判してきた大人と同じように資本主義に組み込まれ、妥協を余儀なくされたりし葛藤し、壁にぶち当たるわけです。

4枚目のアルバムの『街路樹』は尾崎ファンから評判があまりよくなく、その後息子の生誕をタイトルにした『誕生』もまた従来の尾崎ファンから、世間や大人を敵にした内容でなく評判がよくなかったように思えます。

尾崎自身がアルバムのタイトル名を迷った曲に『永遠の胸』があるのですが、もうここで尾崎豊というアーティストの表現が一度完結しまったように思えます。

永遠の胸

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⇒『永遠の胸』歌詞


【ロックンローラーならやはり反安倍】

しかしながら、尾崎の友人である吉川晃司は今も健在であり、むちゃくちゃ安倍政権に批判的であり、彼もまた浜田省吾と同じ広島出身であり、『クスノキ』という曲を作った福山雅治もまた被爆地の長崎出身であり、基本的に上(為政者)に対しての挑戦、反骨精神をもっており尾崎と異なり、国連常任理事国に対する反核の左翼の精神が非常に強いわけです。

 


【いつか世界の上位0.1%にぎゃふんと言わしてやろう的な】

やはり、ロックは上へ権力者に対して体制に挑戦していかなければならず、でないとロックではないでのす。

上への権威主義への抵抗がロックンロールであり、もともと上(旧世代)と下(新世代)への挑戦する若者の精神であり、それが上(金持ち・大人・教師)と下(貧乏人・子供・生徒)との闘争に象徴されていたロックンローラーがのがThe mods や尾崎豊やHOUND DOGだったのだと思います。

冷戦時代の僥倖と中曽根政権のグローバル化の前後に中高生だったのが、尾崎豊や大友康平だったわけです。

尾崎の友人だった吉川晃司の『 I’m Yes Man 』の歌詞でいい箇所があります。

>この世界の王の椅子 その脚をブチ折るまで
いつかすべてに ” No ”と言おう
Say No to the world

I'm Yes Man

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【ミスチルやGLAYから上への挑戦をしなくなった時代背景】

なら、今従来のような上と下の戦いというかたちのロックが健在なのか?

私は最近の日本のミュージシャンは知りませんが、不在だと思います。

私とまったくの同世代のミスチル(桜井さんは私の一つ上)やGLAY(テルとは同い年)の20代のころに活動した頃(1990年代)には、挑戦する先生や親といった大人が対称でなくなり、

現実として社会人になった自分がその社会に対していかにアイデンティティを保つとかの葛藤やら、だらしない自身の性的な生活やら、定番の恋愛ネタやら、そんなものに対しての関係性を重視しているように思います。

この頃で5歳違うとつまりは中曽根政権前と後では、昭和末期と平成とではまるで青少年の精神構造が違い、このキーポイントとなる作品が、そうです

宮下あきら先生の『魁!!男塾』なのです。たぶん。(『週刊少年ジャンプ』連載1985年~1991年、アニメ放映1987~1988年)

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【お金についてもう少し考えてみよう】
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” 雷電知っているのか! ”

のごとく、団塊jrより後の世代は時代の恩恵を受けていなく知らないのです。

彼らに昭和の時代を語ったところでしっくりくるわけなく、だから国家の権威による裏づけのなくなる貨幣に対してでも、デフレの影響もあり無条件に信頼を置いてしまうわけです。

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デフレだとお金の価値を永続に感じ、蓄積すればそれで大丈夫とか本当に信じきるわけです。

いやいや、団塊jr世代より下が日本円溜め込んでも、橋もつくりない道路も整備できない財やサービスを生産して提供できない途上国化した国で、あんたたちが高齢者になったときに日本円溜め込んでどう面倒をどうしてみるの?と普通に考えるわけです。

⇒無料PDFお金っていったい何でしょうかねー実は私にもわかりません


【貨幣による保障か同朋という社会保障か】

じゃ、ドル溜め込むの?人民元溜め込むの?で、その通貨国に高齢者が住居移転してまたその価値が変動して価値のなくなった貨幣を所有している異国の日本人の高齢者って、普通保護するわけありません。

この種の連中は国民という同胞意識により助けられるのでなく、単なる価値のある貨幣の獲得を目的として外国人が接してくれるだけであり、その目的を達成できなければただのお荷物になるのは不可避です。

むしろ逆の現象が生じてくるでしょう。
今までさんざんいいように俺たちを金にもの言わせてこきつかってくれたなと、今度は踏みつけられるか、温情により日本に強制送還されるでしょう。

それでノコノコ帰ってこれたとしても、金にものいわせて外国に逃げて豪遊した元同胞なんて、裏切り者扱いされ歓迎するわけなかろうってこと。

新約聖書の放蕩息子のごとく歓迎してくれればいいのですけどね。


P・S フォークなら今は親安倍はありかも

昔、ジローズの『戦争を知らない子供たち』って曲あったけど、あれはフォークソングだったと思います。

だけど、海援隊のあの人は今は親安倍ですね。

あの名作『金八先生2期』の腐ったミカンの加藤に松浦(沖田浩之)。
中島みゆきの『世情』。
そして満州から命からがら日本に帰ってき桜中学の校長役をした赤木春恵さん。

赤木さん演じる校長先生が、受験戦争と本当の戦争とを混同し神風特攻隊の格好してきた生徒の姿を見て、涙流して自分の弟が戦争で死んだことを訴え、むちゃくちゃ左翼思想の強い作品だったんですけど・・・今の武田鉄也さんは逆路線のようですね。

 

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雷電のごとく凋落前の日本を知っている団塊jr世代が後の世代にきちんとボロボロになった日本を建て直し継承したほうがいいと思われる方は ↓のリンクをクリックお願ます。


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