外国人就労拡大「日本人雇用、影響せず」しかし「賃金には影響します」ー後編


【今すべきことをやってない日本政府】

日本は経済成長し成熟したから経済成長は必要ないとか、資本主義システムを導入したままそんな発言した論客がいますが、いいかげん極まりないと思います。

私は保守でもホシュでもありませんから資本主義に固執しておらず、そもそもこのシツテムの大きな欠点は、

手段である貨幣が目的となっているシステム

であるからして、本来の手段に戻すためには、従来の資本主義とは異なるシステムの構築が必要であると自説としてもっているわけです。

しかしながら、保守的な人にはシステムの急激な変更は痛みを伴うことが多く、それには徐々に抵抗のないようにシステムを変更していくのも一つの手なのでしょう。

とにかく、最優先事項は毎日何十人も自殺している不幸な日本の現状を即終わらせることです。自己責任とか切捨てないで。


【これで経済成長するわけなかろう】

おさらいで支出面のGDP(国内総生産)を初回します。

GDP=C(消費)+I(投資)+G(政府支出)+EX(輸出)-IN(輸入)

いかに、20年デフレの日本でのグローバル構造改革が愚かであるかはGDPの支出面から見て明らかであり、

消費税増税(消費を減退させる)と法人税引下げ(企業は金を溜め込めるようになる)により、

C(消費)とI(投資)をマイナスにして

加えて緊縮財政(インフラ整備と社会保障費削減)により

G(政府支出)をマイナスにして

しかもTPPや欧州とのEPA締結などにより

IN(輸入)を増加させて

一部の企業がデフレで競争力ついた低価格製品を輸出して、下請けから巻き上げた消費税を輸出戻り税を着服したりしているわけです。

一部インチキ論客が財政破綻とかグローバル化推奨でモノの値段が安くなって消費者が得するとか、TV番組でゴチャゴチャ言ってますが、彼らの多くは経済学部出身者であり主流派の経済学を信仰しており、上のGDPの計算を何やらアクロバットに計算しているわけです。(消費者は別の側面では生産者であり労働者でもありますがTV・新聞ではそれを軽視したりとか

日本はGDPの構成でC(消費)を占める割合が高く、今でも60%に及んでいるいますが、しかし消費税増税と法人税減税により他国に依存しようとする政策がグローバリズムなのです。(他国に依存すれば戦争をしないだろうというレトリックを使って)

デフレの日本で消費税増税して法人税減税して、緊縮財政で公共投資や社会保障費削減して、どうやって経済成長するのか。

CもIもGも押さえこまれ、ーINを増やして一部のEX(輸出)だけ+にする

まともな論客は普通こんな糞みたいなことは考えません。


【詳細は他ブログで】

こう言うと必ず、

”政府支出は伸びている!ひろやすは知らないのか!”

とか言い出す連中はいますが、こんなもの高齢化により医療費が毎年1兆円増加したりしているただけであり、公的固定資本形成などおざなりになり、インフラには支出していない、つまりは子孫に対してなんら投資をしていないわけです。(こういうのは三橋ブログや三橋TVなどでもデーターでも確認してください)


【グローバル経済は国民の奴隷化制度】

外国人労働者から始まった内容ですがそこにはグローバル化だけでなく、必ず緊縮財政が関係しており、インフラ整備や社会保障費削減が織り込まれているのです。(経済財政諮問会議でロクに法人税を払わない企業が、財政健全化を目標にかかげるかには理由があるのです)

デフレを永続させ経済成長を無視し当然それで国防費など賄えず、そうなると軍事面で米国に頼らざるをえなくなり、米国などの要望に答え続けいずれ日本が外資に完全支配されて途上国化するでしょう。

そのうち日本の労働者が外国の株主配当金のために労働する、貧困途上国モデルが完成されるわけです。

 

いつもの図で紹介すれば企業は輸出で海外の部門に依存する国になるでしょうが、グローバル化で輸入も増え、国内産業が衰退しそこに外資が介入したりして、役員報酬や株主配当金のための会社ばかり増え、従業員の給与には還元されなくなるでしょう。


【結論・グローバリズムは売国行為】

前回のブログから長々と紹介したわけですが要は、

人手不足という嘘により外国人労働者つまりは移民受け入れという流れは、グローバル化の一端でしかなく、そこには必ず緊縮財政がもりこまれており、共同体社会の破壊や地方と都市部・民と官・大企業と中小零細企業・教育・世代など格差が拡大されことが前提としてあり、一言で言えば

売国政策

でしかなく、その流れは橋本内閣から顕著になり(小渕政権や鳩山政権は別)、小泉政権で加速し、安倍政権でほぼ完成されようとしているわけです。

いかに資本主義のシステムでは経済成長が必至であり、デフレは資本主義を否定することでしかなく、それらを放置しているどころか恒久化させている彼ら、

グローバリストはナショナリスト、つまりは100%の愛国者でないといえます。

そういう意味ではネット右翼が安倍政権を維持していることは自家撞着の滑稽な珍現象であり、彼らの精神分析も過去ログでしてきました。

 

ホシュ系ユーチューバーのKAZUYZ氏はそれをネタに収入を得ているから、利害一致しており何ら矛盾していません。


P・S

政治に興味がなく、経済学に疎い人(私もそうです。はっきり言って興味ないです)にグローバリズムの愚かさを説明したところで、池上彰氏らが煽動力にはとてもかなわず、ほとんどの人が無知を指摘され恥をかくのが怖く、最終的に経済学のわけのわからない数式のモデルとか・珍説に困惑するわけです。

知らないと恥をかく世界の大問題9 分断を生み出す1強政治 (角川新書)

”比較優位も知らないのかw”
”こんなの経済学部の一回生が学ぶ内容だよw”

と言われてね。(笑)

まぁ彼らの中でタチの悪いタイプは、1=2をわけのわからないような数式で説明したりして、それを知らないなら発言するなというような常套手段を使います。

(例1)

0 = 0
0に何を掛けても0なので
1 × 0 = 2 × 0
両辺を0で割り
故に
1 = 2

とか、

 

(例2)

(sinθ)’ = cosθ … ①

は一般的に成り立つ。また、θ = π-θ を代入しても成り立つから、

{sin(π-θ)}’ = cos(π-θ) … ②

②の式より、

(sinθ)’ = -cosθ

①②より、

cosθ = -cosθ

両辺を cosθ で割り、3を足して2で割れば

2 = 1

とか説明してるうちに煙にまきます。

だけど、1=2は変なのは確かですし、景気の回復を実感できないのも同じで確かです。
自己責任で切り捨てられても国民全体が豊になれるわけもないし、国民全体の幸せなど更に不可能に近いわけです。

 

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