外国人就労拡大「日本人雇用、影響せず」しかし「賃金には影響します」ー前編


【日本人の雇用、影響しないかもしれないが賃金には影響します】

外国人就労拡大「日本人雇用、影響せず」 参院予算委 法相、想定数提示へーtokyo web

>参院予算委員会は五日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席し、二〇一八年度補正予算案に関する総括質疑を行った。外国人労働者受け入れ拡大のため、在留資格を新設する入管難民法などの改正案について、山下貴司法相は受け入れる外国人の人数に関して、想定数を近日中に示す方針を説明。「日本人の雇用には影響しないような制度設計をしたい」とも強調し、受け入れの段階で労働市場の動向などを見ながら人数を判断すると語った。

なかなか、うまく庶民を騙す手口と思います。

雇用に影響しない=失業はしない
なぜなら、人手不足の業種だから

というレトリックであり、しかし、明らかに日本人の労働賃金引き上げ阻止となる圧になります。


【蓮舫に移民政策をつっこまれる自民党】

>蓮舫氏は、受け入れた外国人の雇用期間が残っている間に、労働力が余剰になった場合の対応を示すよう求めたが、山下氏は「雇用が足りている状況がないように、やっていく」と具体的な説明をしなかった。

二重国籍だとかネット右翼が騒いでいた蓮舫氏がなんと、

”移民でないと言うが、このまま永住することになりかねない。移民ではないか”

偶然仕事中、ラジオで耳にしたのですが、至極当然の大体このような発言をしてました。(まさか、外国人参政権に賛成していた元民主党が移民に反対して、自民党が移民でないと詭弁を垂れる世の中になるとは)


【外国人労働者受け入れてはいけない理由】

さて、どこから手をつけたらいいのか、こういうのは最低2万語ぐらいの論文にしないといけないのですが、ブログなので適当にまとめます。

まず、外国人労働者を日本の労働市場に参入させてはいけないのか?こんなの簡単で、

①日本はデフレでグローバル化はデフレを加速させる
②外国人労働者という低賃金に依存すると途上国モデルになり、技術革新を疎外される
③外国人労働者の多くは日本円や福祉目的に来日しておりいずれ永住し、英国やドイツで起こっている移民問題が将来現実化する可能性が高い

大体、こんなところでしょう。


【グローバル化でデフレ促進】

①のグローバル化はデフレを加速させるという根拠なのですが、

⇒外国人労働者により低賃金に頼る
⇒本来、3Kの不人気の業界は社会には必要であり、高賃金で対応するところが低賃金のままになる
⇒労働賃金が上昇しないと消費が減退する
⇒その消費に対応するため低価格の商品を企業は提供しなければならなくなる(安っぽい服や低価格の居酒屋などブラックな商品を提供されるようになる)
⇒低価格のために労働賃金上昇低迷の圧となる(正社員は酷使される)
⇒消費が増加しないから名目GDPは伸びない

と当たり前の現象になるわけです。


【好景気とはいかなるものか】

職場で、

”誰が総理になっても同じ”

と発言をした人がおり、

”安倍政権になって景気がよくなった”

とも発言されており、そこをきちんと説明して訂正するために、まず好景気の定義づけをすなければならないと考え直しました。

とりあえず、

①名目GDPと実質GDP
②名目賃金と実質賃金
③消費者物価指数CPI(食品の物価を除いたコアCPIと食品とエネルギーの物価を除いたコアコアCPIも顧慮する)

これら三つの動きで判断すればいいとすることにします。


【権力者の実質と名目の使い分け】

三橋ブログや三橋TVでこれらのことは散々述べられており、しかし私はあまり経済学には興味がなく、それでも安倍政権がGDPの試算方法をこっそり変更して、GDPを30兆円上乗せさせたことなど、きちんと説明するための資料も集めなければならないのですが、未だに面倒くさくてできていません。(笑)

今さっきマクロ経済のテキストを読んでいたのですが、まじで古典派の経済学の公理には閉口しました。

まぁ、それはさておき、①のGDPだけをさらっと説明します。

簡単に説明すると、名目GDPとは物価の変動を考慮しておらず、例えば物価が2倍になると名目GDPも2倍になり、それで単純に豊になったとは言い切れず、そこに物価の変動を加味した実質GDPも考察しておく必要があります。(逆のことが小泉政権時で起こっていました。はデフレ下で名目GDPが横ばいで、実質GDPだけは上昇してました。)

悪性インフレであったりデフレであったりすると、国家が豊になっていると言えないわけです。


【GDPの定義】

GDP=国民総生産であり、ぶっちゃけ広義の意味での国民の所得の総括と言えます。

正確に定義すれば、

①一定期間に
②国内で
③生産された
④固定資本減耗(減価償却)を差し引いていない(=含んでいる)
⑤原則として市場価格で表示した
⑥付加価値の合計

です。
わかりにくいですね。(汗)


【支出面からみるGDP】

3面等価の原則などありますが、ぶっちゃけわかりやすい支出面を例に上げますと、

GDP=C(消費)+I(投資)+G(政府支出)+EX(輸出)-IN(輸入)

となり、好景気とは名目GDPと実質GDPがともに上昇していくとするならば、

当然C(消費)が増加するだろうし、企業は金を溜め込まずI(投資)するだろうし、そうなると勝手に税収なんて増加するわけです。


(次回へ続く)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA