【悲報】外国人単純労働の受け入れに楽観的な人たちへの助言ー後編


【介護の資格は一つではない】

まず介護の人出不足というデマの情報がとびかっており、その嘘を暴くために介護の人手不足を例に上げます。
介護の資格には大きく、

①介護福祉士
②実務者研修
③初任者講習(旧ヘルパー2級)

とありますが、介護福祉士はこの中では最上に位置する国家資格です。(更に上にはケアマネージャーなどありますが)

この介護福祉士は3年間の実務研修がなければ受験資格を得られなく、ようやく手にした資格によって介護の世界が魅力的かどうかは、皆様の想像通りの結果です。


【介護の世界は4K】

つまりは、建築・土木・物流や陸上自衛隊のような

3K(キツイ・汚い・危険)

給料安いを加えての

4Kであります。


【介護の人手不足の大噓】

これは介護の世界だけでなく日本の労働環境全体に通じてのことでありますが、かつての3Kのガテン系の仕事は今よりは高給取りであったように思えます。(週3・4日の学生の土建屋バイトで月16万円稼げました。大体日当1万円以上はありました。)

アダム・スミスの『国富論』の例が適用されており、人気のない仕事はそれだけ高級がとれていたわけです。需要と供給の関係により。

しかし、介護の世界を例にあげると国家資格である介護福祉士でもその原理は適用されず、割りにあわず介護の世界から足を洗う連中が多いようです。

安倍政権の誕生年の6年前のデーターですが、介護福祉士の資格を有する人は約108万人に対して、実際その仕事に従業している人は約58万人ほどしかおらず、

約46.6%ほどの介護士としての即戦力

が控えているわけです。

介護福祉士の資格を有する人で約50万人ほどが仕事をしていないわけです。

この厚労省のデーターが言葉通りに介護福祉士だけを指すのならば、その下の資格の実務者研修・初任者講習と更なる予備軍が控えており、少なくとも

介護福祉士の人手不足は大噓

となるわけです。


【人手余りの問題】

人手不足の嘘のもう一つの根拠に、人出余りの職種もありそこにまったく手を加えていないところも問題です。

「人手不足な職業・人余りな職業」ランキング
有効求人倍率を集計、建設は不足、事務は余剰ー宇都宮 徹 : 東洋経済 記者

>一般事務は0.30倍となお低水準

>最も倍率が低いのは、58位のその他の運搬・清掃・包装等の職業で、0.20倍。商品の仕分け作業や、軽作業、公園整備・清掃の仕事などが該当する。

>次に少ないのが、57位の一般事務の職業で、0.30倍という数字だ。オフィス系の事務職は、人余り状況が続いており、56位事務用機器操作の職業(0.43倍)、51位会計事務の職業(0.63倍)などが1倍を下回る。事務の効率化や機械化などが進み、人手を必要としなくなっているのが背景にあるのだろう。

>ロボット化やAI(人工知能)化が進む製造現場でも、52位製造技術者(0.61倍)、49位機械組立の職業(0.72倍)などが1倍を下回る。55位美術家、デザイナー、写真家、映像撮影者(0.48倍)、53位船舶・航空機運転の職業(0.58倍)、同53位鉄道運転の職業などの専門職についても、低い状況が続いている。


【先進国モデルは不人気な職種は高給で対応する】

今後、セルフレジも増加するだろうし(コンビニの現在セルフ化も構想中)、事務職なんて今後AIにより人は極端に必要なくなります。

事務なんて3Kからもっとも離れた職種であるだけにやはり人気があるのか、しかし社会のニーズとしてはかなり低く、TOEICのスコアが高くともやはり低賃金となっているようです。(会社の事務でTOEICが高くとも一般職とか、さほど高給には結びついていない例が見られます。前の会社の私の経験則ですが)

もし、これらの事務業で他の職種で高給であるならば、労働環境がアンチブラックでホワイトであるならば、転職も考える可能性があるではないでしょうか?(実際、事務から介護に転職した例を私は知っています。事務安いからとか将来ないからという理由で。)


【人手不足の嘘はグローバル化のため・つまり売国のため】

これらの問題は根本をつきつめれば、

グローバル化と緊縮財政

に尽きます。

①グローバル化により法人税引下げをし、労働賃金を引下げ圧により企業の収益を増加させ、株主の配当金を配る。
②緊縮財政によりインフラ整備・医療・介護・福祉などを追い詰め、そこに外資や利益優先の株式会社が関与し、庶民に還元されるものが一部の金持ちの日本人や外国の株主などにトリクルアップされる。

このマクロの構図が日本を没落させているわけです。

こんな売国内閣府の口車にのって、

人手不足を外国人労働者で!
外国人留学生の労働時間の規制緩和!
多様化の日本!

とかほとんどにグローバル化を研究したことのない人が易々と発言するのはマジでやめてほしい。
ネット右翼から

”この人道主義者のパヨクめ!”

と讒言を浴びている私が、このグローバル化は特にやばいと諫言しているのですから。


【結論】

緊縮財政により医療や介護などの福祉の予算が締め付けられ、そこに民間企業が介入して利益を上げるシステムを導入させ、当然株主配当金や役員報酬などに利益が行き渡るが、成果主義や能力主義という名の賃金引下げ圧のシステムを導入する。

スタッフは効率化と質の高いサービス提供を強いられ、ミスや事故などが多発しストレスが充満する。

これで高給ならまだしも低賃金で休みも少ない。

当然、

”やってられない!”

となり、人手不足となるがその労働環境改善や賃金引上げでなく、低賃金を求め外国人労働者や技能研修者などの移民を受けれる。

これが緊縮財政とグローバル化がセットになっているだいたいの流れの一つです。(他にもあります)

消費税と法人税引下げがセットになってるのも同じです。

 


P・S

グローバル化とナショナリズムは両立しません。絶対に。

TVとかでデタラメ言ってますが決して信じてはいけません。

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