『闇金ウシジマくん』から見る若者


チャンネル桜の『表現者クライテリオン』回で、やたらと漫画『闇金ウシジマくん』の話題に触れていたと思います。


【ウシジマくんの庶民の皮膚感覚】

で、ニコニコ動画のポイントをつかって、『闇金ウシジマくん』を拝読したわけですが、3巻ぐらいまでは

”庶民じゃないだろ!”

と思ったわけですが今9巻を読んでいて、

”あるはそれ~”

という庶民の皮膚感覚に触れたわけです。


【あるわなぁ~それ】

今から18年ぐらい前ですか、私も実家暮らしの時にパチンコで生計を立ててやるクズ思想をもったことがあり、毎朝9時ごろからパチンコ屋の前で並んでいたことがあります。

戦場にはギンギラパラダイスという台に定期預金を解約して、何百万円もつぎ込んだおばさんもいました。

もうこれに近い人物が『闇金ウシジマくん』に描かれており、

”ああ、あるはそれ~”

という素直な意見です。


【嫁が風俗店に勤めるとか日常の世界】

もう10年前の話ですが、職場で知り合った人がいてその友人の話ですが、結婚して子供がいるのですが、旦那はあまり稼ぎがよくなく、その嫁は風俗関係に勤めていて、これらのよう感覚もリアルに『闇金ウシジマくん』に描かれています。

多少子供へのDV的なものもあったようです。(確証はとれていませんが)


【希望のない若者感】

『闇金ウシジマくん』9巻で19歳のぷータローが35歳の元ニートの流浪人に、説教すいるところなんてかなり笑えます。

19歳>まー親が生きている間は仕送りでなんとかやってきますわーマジ感謝

19歳>だって俺らに出来る仕事なんてさぁ、すぐ辞めたくなるようなつまんねー仕事だけでもん。

19歳>どうせ親が金持ちで頭がよくないと、やりたい仕事なんて出来ないでしょう?だったらしないほうがい気楽でいいよ。

19歳>やっぱさー国が悪いだよ!若年者雇用を悪化させた政治が悪いんだよ。

ここで35歳の元ニートが19歳のぷータローに、知ったかに19歳のくせに知ったかで偉そうに話しているのにイラッときて、釘をさします。そこで19歳が反撃にでます。

19歳>あんた、歳いくつ?

19歳>今、何してるの

35歳>リストラされて今は人材派遣(嘘です)

19歳>国民の三大義務は?知らないの?嘘でしょ?あんたバカな人?


【エリートは『闇金ウシジマくん』を読め】

なんか国民の三大義務とか言い出すわけですが、よく熱狂的愛国者が生活保護受給者や貧困者叩きにするネタと同じですね。

なぜ『闇金ウシジマくん』なのかはエリートこそがこの漫画を読んで、庶民の中で更に下層に近い人間の感覚を知る必要があるからです。(中間層ではダメです

財務省やグローバリストの政治家がなぜあんなことをするかは、『闇金ウシジマくん』の皮膚感覚がないからであり他人事でしかなく、しかしリアル世界では触れることは不可能です。

本当にその中で暮らしその人と係わり、ヘタすればそこから逃れられないという不安を悪友にしてこそ、ようやくこの皮膚感覚が身につくわけです。

財務省のエリートや当選楽勝の3世の政治家こそ国民を救える立場にあるのですが、カップラーメンの値段をとんでもない額で言うとか、皮膚感覚がないからこそそうなるわけです。

だから、エリートこそ『闇金ウシジマくん』を読む必要があるのです。世間知らずのグローバル3世の政治家が日本をボロボロにするのを止めるのは、エリートの役目です。

 

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