リアル寓話『殺される日本人』


【一つ願いが叶うごとに一人の人間が死ぬ】

シャトーブリアンの寓話で『殺される中国人』というものがあります。話の内容は、

ヨーロッパに住んでいる人間が願いが叶うボタンをもっていて、そのスイッチを推すごとに願いが叶うが、遠方にいる見知らぬ中国人が死ぬという副作用があるというものです。


【殺される日本人】

カール・ポランニーはこれを市場原理に見立てて批判しましたが、今回の西日本豪雨でもTPP参加、生活保護受給学減額に叩き、緊縮財政や地方分権なども同じような構図だと自認しています。

三橋貴明さんはブログで吉川洋氏を批判しておりましたが、緊縮財政により地方の財源を限定させると必ず誰かが殺される構図になります。

私はこれを『殺される日本人』と名づけました。

西日本豪富で200人の人の命が奪われたわけですが、何年か前に福知山の洪水もありましたし奈良の十津川村の土砂災害などもありました。

自民党政権になってもインフラ整備が軽視され、もうこれは意図的な人災であり『殺される日本人』に他なりません。


【人災】

この構図は非常に簡単で、中央政府が緊縮財政で地方への移譲する財政を緊縮させ、地方により福祉やインフラ整備などを完全に任せると、必ずどこかにしわ寄せがくることになります。

地方公務員は当然、自分の生活人生設計というものを崩す給与減額・官民同一待遇などすることなどありえず、そうするとどうしても身近な市民に対して機械的となり、ぶっちゃけ生活保護世帯を平気に切り捨てるようになります。

少子高齢化で医療費や生活保護費用の負担が増加すれば、特に地方などは必ずインフラ整備を削減し、そうなると今回のような死ななくていい人間が死ぬわけです。

治水事業も全てそうです。

まぁ、人災ですね。


【インフラ整備とGDPの相関関係】

高速道路や新幹線などの整備状況とGDPとの関係は顕著であり、これらのこともまさに地方を追い込んでいるわけで、ぶっちゃけ『殺される日本人』というリアルが繰り広げられています。


P・S

料金滞納で電気なし、生活保護受給者が熱中症死

> 札幌市西区のアパート一室で7月29日、一人暮らしの生活保護受給者の女性(66)が料金滞納で電気を止められ、熱中症で死亡していたことが分かった。

地方自治体に緊縮財政+財源移譲させると、必ずこうなります

だから、国家を縛り付けるための憲法があるわけで、第25条の文化的で最低限の生活を、これらのことは自治体でなく国家がしなければならず、既に日本は立憲主義でもなんでもなく、近代化を遂げなかった圧制国家と何ら変わりがないと言えるのではないでしょうか。

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