さくらももさんの死去は早すぎるのか 


さくらももこさん死去 53歳 乳がんで 8/27(月) 19:40 掲載 yahoo news

西城秀樹さんも最近亡くなられ、その死が惜しまれています。

しかしながら、私は必ずしも若くしての死に対してそれほど悲観的に思えず、むしろお疲れ様でした(うらやましい)というのが正直な感想です。


【介護施設の高齢者の要望とは】

私は現在、介護施設で働いていますが、利用者と接しもっとも多かった要望が、

”①家に帰りたい”

であり、次が

”②死にたい・もうどうでもいい・殺してくれ”

などの意見です。

寿司が食べたいとか野球観戦に行きたいとかなんて、そんなのどうでもよく刑務所に服役中の女性の受刑者が

”アルフォード(チョコレート)”を食べたい

と同列の希望であり、何よりもまず

”刑務者から出たい。自由になりたい。”

というのが第一希望なのと同じです。


【金があっても不幸になる】

世間一般の最大の誤謬が、例えば公務員とか安定した職業につき、65歳定年・退職金・共済年金と老後に安定した幸せな人生を送れると思うところです。

恐らくそれは、定年後の数年はそうかもしれませんが、個人差もあり現役時代からの運動不足などの不摂生からくる生活習慣病から始まり、蓄積されたストレスからの神経系の損傷、更に生活不活発病と発展し、

先発・中継ぎ・押さえと野球の投手の系統のごとく

勝利の方程式でなく、要介護3以上の方程式へと繋がる可能性が非常に大きいわけです。

一言でいえば、

金があっても不幸になる可能性が非常に高いわけです。


【施設に入ると自由はなくなる】

グループホーム・高級有料老人ホームでも現実的には自由な外出は不可能な施設がほとんどだと思います。

現役世代で病院でも入院した人はわかると思いますが、患者が近くのコンビニに出かけるのも、正確には外出届けを出して許可を得なければなりません。

これが、認知症や自力で車椅子をロクに使いこなせない、しかもバリアフリー更新国の日本で自由に外出できるわけもありません。

では、職員の同伴で可能だということになりますが、残念ながらどこの施設も人手不足で、利用者の希望に叶うような外出は不可能に近いわけです。

それどころが、施設内での業務を少ない人数で日常業務を回転させるのに、どこも四苦八苦しているわけです。

利用者の健康管理をしなくならなくなり、水分の摂取量から食事制限と何から何まで施設の管理下に置かれ、いわば鳥かごの中の鳥状態というのが現実です。


【利用者の自由か家族の苦痛からの解放か】

正直、高齢者の幸せを思えば、自宅にいることが一番の幸せであり、もちろん車椅子の状態で三大介助(食事・排泄・入浴)を家族がするのが困難なのは理解できますが、

月額25万円の高級老人ホームに入居している利用者と、金はないけどアパート暮らしで自由に外出できる高齢者と

どちらが幸せかと言えば、主観的な意見ですが私は後者だと思います。

行きたい時に自由に散歩の行ける

これが施設ではほとんど不可能であり、実は施設に入居している人の多くの希望が上記のような自由なのだと思います。

だけど、介護する側の家族の幸せも当然あり、介護するために人生のほとんどを捧げるのは非常に酷であり、その結果グループホームなり有料老人ホームなどあるわけですが、現実鳥かごの中に押し込めるような状態であるのは事実です。


【安倍政権 外国人労働者増で『入管庁』設置】

介護の世界は人手不足で離職率が非常に高いわけですが、安倍総理がこれに移民をもって対応してくださるようです。

 

日本は既に世界第四位の移民国家であり、まぁ私の職場でも東南アジア系の人が数名働いています。
ミクロ(個人的)でいえば非常にありがたいわけで事実顔の知れた同僚であり、しかしマクロで言えば三橋貴明さんのごとく労働賃金抑圧となっていることで現実です。

まぁ、これがグローバル政党の骨太の政策だし、まぁ私なんてグローバル化は貧困化を招き一部の金持ち以外は誰も幸せにならないから辞めろと、7年以上を声を上げてきたわけですが、見事敗北で終わりましたね。


【幸せの定規】

民間勤めや非正規勤めで老後の心配している人がいるけど、心配するなと言いたい。

なぜなら、老後の心配のない財を築いたところで、そんなもの糞ほどの役にもたたない例を見ているからです。

ぶっちゃけ生活保護受けてそのまま施設に入居している例も、高級老人ホームも対して変わりなく、アルミの鳥かごか金の鳥かごかの差ぐらいしかないからです。

京都駅前ビルのような刑務所があってもあくまでも刑務所であり、そんなのなら自由に外に出れる田舎の無人駅のほうがいいに決まってます。

高級老人ホームで焼酎を週に一杯だけ飲めるのと、大阪の京橋で朝から飲んだくれできるアパート暮らしの高齢者とじゃ、まぁ後者のほうがありがたいわけです。


P・S

まぁさくらももこさんの死去から話がはじまったわけですが、要介護3以上の高齢者の実態を何もしらないから悲しめるわけで、個人的な意見ですが尾崎豊氏やZARDの坂井泉さんらの若すぎる死もいわば救済に近いと思います。(先越されたな。という感じです)

自由にトイレに行けない状態がどんなことか、それらを介助することがどれほど大変か(特に一般家庭)を知らないから、無邪気にセンチになれるのだと思います。

スピリチュアルなドグマでは自殺を禁止されており、西部邁氏の入水自殺も非難を浴びているようですが、正直ぽっくり逝けないなら戦って死ぬのもありかなと最近思うわけです。

サムライであるなら。

 

SAMURAI ROCK(通常盤)

SAMURAI ROCK(通常盤)

posted with amazlet at 18.08.28
吉川晃司
ワーナーミュージック・ジャパン (2013-04-17)
売り上げランキング: 158,668

 

 

 

議論せずまま改憲


首相「次の国会に改憲案」 9条改憲優先度、争点にー2018年8月14日 朝刊 東京新聞

>安倍晋三首相は十二日、地元の山口県下関市での講演で、憲法九条の一、二項を維持した上で自衛隊を明記する自民党改憲案について「次の国会に提出できるよう取りまとめを加速すべきだ」と語った。

>首相は講演で総裁選について「党員の間で(改憲)議論を深め、一致団結して前に進むきっかけとなることを期待する」と指摘。自衛隊明記に向けた「決意」を表明し「いつまでも議論だけを続けるわけにはいかない」と、改憲原案の国会提出に向け、まずは党内で早期に結論を出す姿勢を強調した。


【議論してた?】

いつまでも議論だけを続けるわけにはいかない

??

まず本当に議論しているのかどうか疑わしい限りです。


【自己責任憲法】

まぁ、私は従来から警告しているように、今回の改憲内容の目玉は

弱者切捨ての改正自己責任憲法

であり、権力者を抑制する機能を廃した憲法になると思われます。

第三章(国民の権利と義務)家族の尊重と家族は互いに助け合い

第七章(財政)財政の健全性を規定


【憲法は権力を抑制させるため】

もともと近代化を遂げた憲法に基底されている精神はマグナカルタ憲章であり、つまりは権力者は力が増大であり、その立法機関であるが故に、例えば消費税増税すれば国民は払わなくならなくなるし、特に内閣は実に権力が集中しやすいために、その権力の抑制のために英国のジョン王により設定されたものです。(当時は貴族と王との対立の構図でしたが)

しかも、内閣はインナーキャビットといわるようにマーガレット.サッチャーの存在などから理解できるように、独裁者が現れると権力が集中してしまいやすいわけで、ここで憲法を国民が権力者に守らせなければならないわけです。

これがマグナカルタの精神なのです。

小室尚樹氏が著書『日本人のための憲法原論』で述べているように、憲法ってあるだけでは何ら機能しなくなり、事実戦前のドイツ国民がワイマール憲法を無視を許したためにあんなことになったわけです。


【憲法違反の社会福祉制度】

実はもう既に安倍政権で憲法違反を堂々として、ほとんどの国民がそれに無関心なわけです。

例を上げるときりがないわけですが、憲法25条の健康で文化的な生活というものは国家の責務を放棄していると思われます。

もうこんなものは論外であり、生活保護にしても医療にしてもその財源のやりくりをしているのは自治体であり、しかしその財源は限られているわけであり、自治体によりそのGDPは格差があると、中央政府が福祉・教育・医療・インフラに投与する交付金を渋れば当然そのしわ寄せが市民にくるわけです。


【安倍政権・消費税増税して生活保護受給者カット】
安倍政権、生活保護費160億円カット…約8百万世帯が生活保護水準以下の生活かー片田直久/フリーライター018.06.27

>「1億総活躍社会」を掲げる安倍晋三政権は、一方で生活保護基準の引き下げに執心してきた。2013年から、生活保護基準の最大10%にも及ぶ引き下げを断行。全国29都道府県で1000人近くが違憲訴訟を起こす事態になっている。さらには、今年10月から3年間かけて、平均1.8%、最大5%、年額160億円の引き下げが予定されている。

生活保護費を引き下げると当然、生活保護を受けれらない世帯も増えるだろうし、ただでさえ貧しい生活をしているはどうなるでしょうか?


【兵糧攻め】

私の住んでいる地区は今日は空き缶を捨てる日なのですが、今、外で空き缶の音が非常にやかましいです。これは想像ですが

ひょっとしたら引き下げられた生活保護費を保管するために、空き缶を拾って収入にしている可能性があるのではないかと。

恐らくこれが(空き缶拾い)ばれると不正受給となり、支給が切られてしかも不正に受け取った額を返済しないといけなくなります。

グローバル政権というものは実に手口が巧妙であり、まず生活保護受給者を怠け者で乱暴でどうしようもない印象操作して、次に兵糧攻めをします。

生活保護費削減⇒生活に困り不正受給⇒不正受給打ち切り⇒不健康で最低な生活という憲法違反

愛国者が国民を切り捨てるとかありえないでしょう。


P・S

こう言うと

”働けるなら働け!”

と言う論客もいるでしょうが、私の友人で仕事のストレスで鬱病になり、10年以上も生活保護を受けている人がいますが、無理に働くと次は病気になったり犯罪を起こしたり、まぁ更に問題が悪化すると思われます。

そんなことよりぶっちゃけ、生活保護を受けるよりも働いたほうが豊で充実できる社会にシフトチェンジしたほうが建設的だと思うわけです。

だから、今回の改憲は自衛隊とかそんなのぶっちゃけどうでもよく、グローバル政権の危ない改憲内容をチェックしてほしいわけですけど、皆生活に負われて無理でしょうね。

私も天気悪くてツーリング行けないから、たった一日の盆休みにブログを更新したわけです(笑)

 

日本人のための憲法原論

日本人のための憲法原論

posted with amazlet at 18.08.14
小室 直樹
集英社インターナショナル
売り上げランキング: 116,633

 

 

公務員定年65歳と同胞意識の断裂


国家公務員定年65歳に 悪質改ざん免職か停職 人事院意見書ー東京新聞web

 

>人事院は十日、国家公務員の定年を現在の六十歳から段階的に六十五歳まで延長するよう求める意見書を国会と内閣に提出した。延長後の給与は七割程度に抑える。実現すれば民間や自治体にも波及しそうだ。二〇一八年度の給与改定は月給、ボーナスともに五年連続で引き上げを勧告。学校法人「森友学園」を巡る財務省の決裁文書改ざんを踏まえ、公文書偽造など悪質な行為をした職員の処分は懲戒免職か停職と指針で定めることも報告した。


【能力以上の組織の負担】

この記事を載せると

”公務員へのルサンチマンの表れだ!”

と批判浴びそうですがこの記事で何か妙な感じがする箇所があります。

延長後の給与は七割程度に抑える

これって、延長しようがしまいがその職員の能力が変化するわけでなく、ぶっちゃけ定年直前の給与って3割増しに国や自治体が負担しているっと暴露されてるんじゃないのかな。

民間でもそうですが年功序列や終身雇用によって、組織が人件費を余計に負担しており、それでグローバリズムによる10年に一度の不況によりリストラが民間では実行されて、均衡を保たれるんじゃないですかね。


【歪んだ社会】

年功序列や終身雇用自体が、労働力を商品化して切り売りする近代化に反しているわけで、確かにマクロ経済で労働市場の上昇つまりは賃金上昇により購買力が増加するというメリットがあることを否定はしませんが、企業にとって人件費の負担増はその存続を危ぶむ結果となりかねません。

サラリーマンと違い公務員って失業の心配もないし老後も安泰であり、ぶっちゃけインフラ整備や社会福祉を削るなり増税するなりすれば身の安全を確保できるから、こんな歪んだ世の中になるのだと思います。

民間でも50代だと昔ながらの年功序列により、組織がその人材の能力以上の負担増をしている会社が多く、多くの人材がぶっちゃけ年収200万以下の非正規程度で十分であり、それでも年収400万ぐらいの人がかなり多いわけです。

それを確認するためにその人が会社を退職して、年収400万円で雇用してくれる会社が見つかるかどうか試みるとよいでしょう。もし同列の賃金で雇ってくれるところが見つかれば、その人の能力と給与が合致しており、そうでなければ厳しい言い方ですが、組織のお荷物であるととらえらえます。

そこでその矛盾の辻褄を合わせるために、派遣やパートを安く雇ってその穴埋めをする歪んだ組織体系となっている会社が多いのではないでしょうか。


【利害と役割の齟齬】

まぁ、私は保守派ではないので昭和から継続している日本の歪んだ労働環境について掣肘を加えるような内容をブログなりに紹介してきたわけですが、川の流れが止まると水が濁るように組織の中も同様であり、そこでジョブローテーションなど試みるわけですが大抵失敗します。(笑)

それも組織や集団は自立した個人が組織人として労働力を提供して役割を担うことを要求するわけですが、しかしながら個人にしても組織人にしても同一の主体に過ぎず、つまりは必ず利害を有しておりその結果歪んだ労働賃金なり、職場なり官民との格差が拡大するわけです。

ついには同胞意識が希薄となり、つまり同じ種族・国民とは思わなくなるわけです。

>同胞が自分と平等な地位にあるときに対して人間性に満ちた対応する人間が、ひとたび平等が消えると、同胞の苦痛に無感覚になる

『アメリカのデモクラシー2巻(下)』岩波文庫

安全なところにいる人間がそうでない人間に対して同胞意識などもてるわけがなく、これは自民党の2世3世の政治家の政策内容や言動から分析しても、ぶっちゃけ一般庶民などとても同じ人間ととても思えないのも自然なことなのです。


P・S

本来のナショナリストであるなら格差ほど国家を衰退させるものもなく、むしろ官民のみならず都市部と地方、性差や障害をもっている人など、その格差を是正させるのが愛国者ではないかなと思っています。

こうなるとなんと共産党がナショナリストとなってしまいますね。(笑)

 

会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書)
勝間和代
光文社
売り上げランキング: 424,640

 

用語説明ー抽象的とは


まぁ、前回のブログでは熱狂的愛国者が抽象的な日の丸の国旗や万世一系の天皇制の国家像を描いていて、リアルな目の前の同胞を軽視しているようなことを述べました。

では、その抽象的というものはいかなるものでしょうか。


【抽象的なカラス】

カール・ポパーの本に紹介されている考えかたですが、一般的にカラスと言ってもどのカラスを指しているのかわかりません。

2018年8月5日の午後5時のJR大阪駅の電線の上に止まっているカラスは具体的なカラスですが、単にカラスと言えばそれはどのカラスを指しているのかわからず、それは抽象的なカラスとなります。

志村けんさんの替え歌のカラスであるのか八咫烏なのかわからず、それは単なる抽象的なカラスとなります。

実はリアルなカラスではないのです。


【線といものはリアルでは表せない】

佐伯啓思氏の本では線というものは実はリアルには存在しません。
あくまでも形而上の概念でしかなく、黒板にチョークで引いた線はあくまでも幅があり、概念上の線には幅がなく単に長さがあるだけです。(幅があるとそれは四角形になります)

まぁ、これもオズベルト・シュペングラーが先に言及していることで、佐伯先生が思いついたものではありませんし、シュペングラーの前にもこのことに関しては言及していたと思います。


【国家という概念は歴史が浅い】

さて、ようやく本題に入りますが熱狂的愛国者に共通しているのは、国家といものがあくまでも抽象的な概念でなく、そんなものはリアルには存在しないということを認識してないと思えるわけです。

オルテガは国家というものを技術と若干皮肉っていますが、私も同感です。

なんせ、国家というものは近代国家と言われるぐらいですから歴史は非情に浅く、事実日本で国というものはあくまでも「くに」であり、藩を表し国家というものは存在していなかったわけです。

昭和の時代では「くに」はどこかと尋ねられれば、あくまでも山形とか福島とか山口とか答えたものです。

明治の藩閥政治により無理から日の丸=国家と無理から意識づけをしたわけで、それに関して熱狂的愛国者のほとんどが意識していません。


【混乱の自称保守派】

杉田水脈にしても自称保守にしても、まず用語の定義が曖昧であり、自分が何を思い何に所属しているのかまるで理解できていないように思われます。

例えばリベラルという言葉を容易く使用していますが、リベラルとはlibertyつまりは身体的な解放を意味しているわけで、コミンテルンのような左翼とかまったく意味が異なるわけです。

幼女監禁解放や奴隷解放を左翼思想とか言わないですね。

酷い論客になるとリベラル=マルクスと自家撞着・荒唐無稽な発言をしているわけで、これらの解釈が不十分なままでいると、自身が保守とか自称してしまうわけです。


【保守とは変化の漸次性を是とする】

実は自身が保守と名乗るが、なら保守とは何ぞやを定義づけが曖昧どころか、自身が保守のアンチテーゼであることを意識していない論客が非情に多いように思えます。

保守でない私から見て保守とは、

変化の漸次性を主張しているが事実何も変わっていない

そういう連中を保守と見ています。

彼らは私みたいな人間をリベラルと言い、一方で彼らはあまり自身を保守とは言いません

実は、自身を保守と言わない人間の多くが保守である場合がほとんどです。


P・S

本来、保守と私みたいなタイプの人間が対立しているはずなのですが、そこに周回遅れのグローバリズムの急進的逆進派が世の中を荒らしまくり、対立できない状況です。

彼ら彼女らの多くが自身を保守と言ってますが、TPP賛成に安保法制改正賛成で保守とかそんな感じです。米国隷従を保守するならまぁ言い返せないわけですけど・・・。

 

 

 

今更、公人の杉田水脈議員のLGBT発言を分析


ネットからの炎上に始まり今ではTV番組で話題になり、新潮45の8月号を書店で探したところどこも売り切れ状態でした。


【足切り作戦】

杉田議員は

”全文読んでから判断してほしい”

と常套手段である足切り作戦を試みています。

現実問題、わざわざ雑誌を購入して全文読む人は限られ、その時点で

足切りされます

よく、経済学オタに多いパターンで

”比較優位を知らないんだなw”

という発言と酷似しています。

その時点で足切りして論敵を減らすのです。


【杉田論文?】

まぁ、雑誌が手に入らなかったのでこの雑誌を精読した人の話を参考にしています。

ブログー杉田水脈さんの「新潮45記事」を精読しておられる方がいたので紹介ー2018/07/28

杉田論文?らしいものがあるようですが、論文基本である客観的なデーターから恣意的な解釈を避けるという努力があまりされていないようです。

>新聞社のLGBTの報道件数と発行部数の影響力

朝日新聞 260件 × 約611万 ≒ 15万

読売新聞 159件 × 約873万 ≒ 13万

毎日新聞 300件 × 約292万 ≒ 8万

産経新聞 73件 × 約153万 ≒ 1万 (注意:ざっくりした数字に変更)

>杉田議員

”朝日新聞や毎日新聞といったリベラルなメディアは「LGBT」の権利を認め、彼らを支援する動きを報道することが好きなようですが、違和感を覚えざるをえません。発行部数から行ったら、朝日新聞の大きさは否めないでしょう。”

これに関してあるブルグ主はまず

①何をもってリベラルとするかの理由を述べていない

②LGBTの権利を認め、支援する動きを報道することが好きなようですかと、何をもって断言しているのか示されていない

③報道件数が多いからリベラルか疑問で、仮にそうであるとするなら朝日よりも毎日のほうがリベラルということもありえる

とこのように間隙を突く発言をしています。(正確にはノーガードですが)


【見えない敵】

ブログ主は他にもいろいろ突っ込みを入れていましたが、上の数字から簡単に分析できるように、朝日新聞と読売新聞とでは

朝日新聞 15万

読売新聞 13万

と世の中への影響力が相殺されておりますが、

朝日新聞 15万

産経新聞 1万

と解釈すると、まるで共産コミンテルという圧倒的なマジョリティに対して、保守という名のマイノリティが日本国のために戦っているような、なんか見えない巨大な敵と戦っている印象が伺えます。

杉田議員が独自で1年間で「LGBT」の報道件数を調べたものもあるらしいですが、まぁ上記のデーターと近似値にあり、しかし解釈があまりにも恣意的すぎて・・・。


【杉田議員はある意味いいサンプル】

実は私は杉田議員は非常にいいサンプルだと自認しております。

周回遅れのグローバリズムに思想が汚染され、そこに日の丸や万世一系の天皇制といって抽象的な思想の影響を強く受けている人々が多くいますが、彼女もまたその典型例と言えるからです。

松本人志氏も杉田議員を擁護しているようですが、実は熱狂的愛国者って生活保護受給者や貧困者やマイノリティに対して情が薄い傾向にあるように思われます。


【観念的な世界】

 

これも熱狂的愛国者って実は活動圏が国家に属しているわけでなく、実は一番下のの観念圏つまりは抽象的な域に達していると私は分析しています。

端的に申しますと、

活動圏が国家にあらず即ち、彼ら彼女らの頭の中には国民は存在しません。

故に同胞意識が著しく欠け、ネットカフェに寝泊りしている若者や生活保護受給者に対して冷徹になるのです。

あるのは、万世一系の天皇制や、アジアで最初に近代化を遂げた国とか、なんか遥か遠くの抽象的な空想的なものばかりに感心を寄せてしまい、それらを実現貢献できる者のみが国民なわけです。

国家に貢献できるつまりは投資に対して回収できる者のみが国民であり、故に義務を果たした者のみが権利を付与されると、打算的になってしまうのではないでしょうか。


【トクヴィルの公理】

アメリカのデモクラシーでトクヴィルはこう発言しています。

” 一国の人民の中で地位がほぼ平等である時、誰もがほぼ同じような考え方、感じ方をするから、誰にとっても他のすべての人の感覚を瞬時に判断することができる。 ”

” 同胞が自分と平等な地位にあるときに対して、人間性に満ちた対応をするその人間がひとたび平等が消えると、同胞の苦痛に無感覚になる。”

(2巻下より)


P・S

格差を是とする論客の多くが貧困者やマイノリティに対して非情になるのも当然の傾向であり、それも同じ人間とは思っていないからなのです。

これは中世において貴族が民衆への殺戮に対して非情になるのも、同じ人間とは思っていないからできたことであり、その非情な貴族も実は使用人などに対しては思いやりがあり優しい態度で接していたようです。

まぁ、料理で魚をしめることができるのも、同じ人間と思っていないからできるのです。

 

アメリカのデモクラシー〈第2巻(下)〉 (岩波文庫)
トクヴィル
岩波書店
売り上げランキング: 33,073

;

リアル寓話『殺される日本人』


【一つ願いが叶うごとに一人の人間が死ぬ】

シャトーブリアンの寓話で『殺される中国人』というものがあります。話の内容は、

ヨーロッパに住んでいる人間が願いが叶うボタンをもっていて、そのスイッチを推すごとに願いが叶うが、遠方にいる見知らぬ中国人が死ぬという副作用があるというものです。


【殺される日本人】

カール・ポランニーはこれを市場原理に見立てて批判しましたが、今回の西日本豪雨でもTPP参加、生活保護受給学減額に叩き、緊縮財政や地方分権なども同じような構図だと自認しています。

三橋貴明さんはブログで吉川洋氏を批判しておりましたが、緊縮財政により地方の財源を限定させると必ず誰かが殺される構図になります。

私はこれを『殺される日本人』と名づけました。

西日本豪富で200人の人の命が奪われたわけですが、何年か前に福知山の洪水もありましたし奈良の十津川村の土砂災害などもありました。

自民党政権になってもインフラ整備が軽視され、もうこれは意図的な人災であり『殺される日本人』に他なりません。


【人災】

この構図は非常に簡単で、中央政府が緊縮財政で地方への移譲する財政を緊縮させ、地方により福祉やインフラ整備などを完全に任せると、必ずどこかにしわ寄せがくることになります。

地方公務員は当然、自分の生活人生設計というものを崩す給与減額・官民同一待遇などすることなどありえず、そうするとどうしても身近な市民に対して機械的となり、ぶっちゃけ生活保護世帯を平気に切り捨てるようになります。

少子高齢化で医療費や生活保護費用の負担が増加すれば、特に地方などは必ずインフラ整備を削減し、そうなると今回のような死ななくていい人間が死ぬわけです。

治水事業も全てそうです。

まぁ、人災ですね。


【インフラ整備とGDPの相関関係】

高速道路や新幹線などの整備状況とGDPとの関係は顕著であり、これらのこともまさに地方を追い込んでいるわけで、ぶっちゃけ『殺される日本人』というリアルが繰り広げられています。


P・S

料金滞納で電気なし、生活保護受給者が熱中症死

> 札幌市西区のアパート一室で7月29日、一人暮らしの生活保護受給者の女性(66)が料金滞納で電気を止められ、熱中症で死亡していたことが分かった。

地方自治体に緊縮財政+財源移譲させると、必ずこうなります

だから、国家を縛り付けるための憲法があるわけで、第25条の文化的で最低限の生活を、これらのことは自治体でなく国家がしなければならず、既に日本は立憲主義でもなんでもなく、近代化を遂げなかった圧制国家と何ら変わりがないと言えるのではないでしょうか。