杉田水脈の生産性とは


同性カップルは「生産性なし」 杉田水脈氏の寄稿に批判ー朝日新聞デジタル

>自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国ブロック)が月刊誌への寄稿で、同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」と行政による支援を疑問視した。人権意識を欠いた記述だと批判が上がっている。


【子なしは去れ】

おそらく、抽象的な国家を至上とするあまりの杉田議員の発言なのでしょう。彼女にとって国民は同胞という要素よりも、国家を支えるための道具としての要素が強いのでしょう。

同性愛者の美輪明宏さんが言ってたことなのですが、昔の日本は

子なしは去れ

と、子供を産めない女性は家(国家)から必要とされていなかったようです。


【デフレ期の氷河期が少子高齢化を招いた】

同性愛者に限らずこの20年以上にわたり今回の消費税引き上げを加えると、30年デフレルートは不可避なのですが、そもそもこの少子高齢化は97年の消費税引き上げと緊縮財政から招いた必然の現象に過ぎないわけです。

所謂、団塊Jr世代の氷河期現象が未婚率を上昇させてその結果未婚率が上昇し、誕生してくるはずだった枠の子供が誕生しなかった。

ただそれだけなのです。


【40代の花嫁修業】

山田昌弘氏の著書『希望格差社会』では

デフレに突入した98年問題により労働賃金が低下を招き、団塊jr世代に氷河期が誕生しニートや低収入の男性が増加し、本来専業主婦としてのポジュションを確保したい花嫁修業をしている女性が、収入が十分あるお目当ての男性がいなく、

女性のニートが氷河期世代の現象により増加した

と分析しております。

多くの氷河期の男性が低収入であるために専業主婦としては生計がなりたたず、やはり子育てにパートと家計をささえざるを得なくなり、それなら花嫁修業を続けているわけです。

40代になっても花嫁修業をしてマスターの域に達しているわけで、本来なら専業主婦として活躍してもよかったわけです。

 

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【極貧の中で専業主婦は賢明か】

この発言・・・。

第一、パートして低収入の旦那の家計を支えるにも、保育所が足りなくて待機児童がいるわけであり、杉田議員の考えはそもそも保育所に預ける行為自体を否定しているように感じます。

子供を保育所に預けずパートにも行かず配偶者が低収入で、専業主婦として生活が成り立つのか非常に疑問です。


P・S

今回の話題は同性愛者が生産性がないという話題から始まったわけですが、これらは未婚や既婚カップルで子供をつくれないケースにも当てはまり、事はそれほど単純ではないわけです。

同性愛者のカップルでも裕福であるのなら養子縁組で引き取ることも可能ですし、社会がそれらのサポートすればいいだけです。

稼ぎのいい女性が社会に進出して家事が得意な男性ニートとカップルになれば、それはそれで問題は一つ解決するわけで、もっと柔軟な対応をしてほうが建設的ではないのでしょうか。

 

 

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