財政黒字化で社会はブラックに


【財政均衡の呪い】

国などの財政黒字化2025年度 国と地方 5年先送りー佐賀新聞Live

>安倍政権は消費税率10%への増税を2度延期したのに続き、増税時の増収分を借金返済から教育無償化に一部振り向けることを昨年決め、それまで目指してきた20年度の黒字化を断念した。


【核弾頭の三橋貴明さん】

まぁ、三橋ブログからのネタですが、今だにこんなこと言ってるのですね。正直、財政出勤派は世論形成に敗北したわけで、その事実は享受しなければなりません。

いろいろ、人格的には批判的なことを一部で言われているのですが、まぁ三橋さんのお金に対する考えは共感を得るところはあり、しかも東京大学名誉教授の伊藤元重氏を名指しで批判できる人は三橋さんぐらいでしょう。(オオカミ少年って)

政治を通じてピンハネしているレントシーカー、竹中平蔵氏も名古屋のTVで名指しで批判していたし、まぁ核弾頭として役目としては大切な人材です。(最近、誤爆しましたが)

池上彰みたいな人間が世論形成の梃子になるわけで、三橋さんや京都学派の連中はエッジが効きすぎて一般受けは無理でしょう。


【亀井先生の功績が消えました】

まぁ、私の立ち位置としてはどうせ崩壊するシステムであろうから、そうなったことを想定して先手を打つぐらいなわけで、それ以上でも以下でもありません。

資本主義が欠点だらけである所以は、手段である貨幣が目的となってしまい、社会の中にある市場が逆に社会を振り回し、二度も世界大戦に導いたという史実により証明されているわけであります。

教科書ではブロック経済にせいにし、自家撞着も甚だしいですけど。

こう述べると、

「お前は共産主義者か!」

とジョージ・オーウェルの『動物農場』の羊のごとく、

「四本足はよい、二本足は悪い!」

と二択を迫られるわけですが。

TVや新聞が企業の金に頼っている時点で、世耕弘成氏みたいなブルジョワ政治家に、亀井静香氏みたいな国民主義者は敗北するのは普通の傾向でしょう。シュペングラーのいう預言通りに事は進んでいるようです。

ブルジョワ政府がマスメディアを通じて、大衆を煽動するって預言です。

亀井先生が民主党時代に郵政株売却凍結させた功績も、安倍政権で一瞬にしておじゃんになったでしょ?

国民の金融資産で国民を助ける事業が成されるアイテムが一つこれで消滅したわけで、最初から負試合だったわけです。


【労働者は常に奴隷と背中合わせ】

もともと近代化により、農奴や奴隷を抱え込むよりも、労働力を商品化させたほうが資本家にとって都合がよく、しかも奴隷は働きが悪く生産性が低いから、米国や欧州では破棄されたという要因が大きいのです。

人道的な意味で奴隷が廃止されたわけではなく、奴隷の赤ん坊から老人まで、労働しない時期まで面倒みなければならず、コスト高だから廃止されただけです。

米国の南部はタバコ・サトウキビ・綿花などの栽培が中心であり、絶えず手を加える必要があり、スペイン系が支配していた地域なので、奴隷制度が支持されていました。

日本のホテルでも寮にしているところが多いでしょ?

ホテルは365日無休だから米国南部の奴隷制度と共通していて、住む所と食べる物をセットにしてそのほうが採算がとれるわけです。
今は知らないけど、パワハラなんて序の口だったわけで、まぁ料理人同士の喧嘩で、包丁で刺さされたという事件にされていない事件もあったようです。(知り合いの料理人の体験談)

365日来るもの拒まず、ぶっちゃけブラックな環境です。


【近代化を知らない日本】

不幸なことに日本は契約の概念が不備であり、これを今更欧州のごとく理性の概念の習俗を形成するにまで至るのは困難極まりないでしょう。

欧州でも、近代化で奴隷や農奴が労働力を商品化しそれを切り売りし、安全を資本家に掌握され、それに対して労働法や労働組合や協同組合などの社会の自己防衛装置を開発するまで、多大な努力をしたわけですが、日本は今だにできていません。
労働組合の存在がダサいとか怠け者とかそういう「空気」が支配しています。

バブル期の漫画の『妻をめとらば』や『いいひと』などの漫画に描写されていた、過労死の問題を即座に解決するべく、ILOの批准を国際標準並みに基準を満たす必要があったわけです。

日本は全て後手後手で、しまいにグローリズムに逆送し、炎上した日本の経済を消化するのに灯油を掛け続けてきたのが90年代の日本であり、98年問題であり、今だに黒字化とか言って炎上中の国家に灯油をぶっかけているわけです。

経済が迷走する前に社会が迷走していたわけで、ポランニーテーゼにより社会の中に経済をはめ込む必要が80年代には課題として取り組むべきだったのです。名ばかりの男女雇用機会均等法もそうです。全て後手後手だった政策とグローバリズムという逆送の結果が今の日本の惨状なわけです。

断言できますが、60年代から80年代にかけての中間層の厚い社会の復興は、時計の針を戻すような処方箋は功を奏しないでしょう。

 

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