弱者叩きとその根拠となる政府のデーター


【まず知ること】

まぁ、これは私のツィートですが、非常にこの種の発言が最近目立っています。
大抵、熱狂的愛国者にこういう発言内容が多いわけですが、そもそも成功した人(世襲を含めて)がなぜ今更こうなるのか、別に考察するまでもありませんが、貧困者と実際触れていっしょみ飯食ったり、飲みに行ったり、ゲームとかしながら、育った家庭環境とか耳にして、実態を知ったほうがいいでしょう。

それでやはり社会ダーウィン主義者であるのなら、それはその人の選択したことで、どうしようもないわけです。
まぁ、そういう接点なんて上位にいるとないでしょうが、だから自分の知らないことを知っている謙虚さが必要なのです。


【コレアンタウン出身だけど】

過去ログで私がコレアンタウン生まれであることを述べましたが、その地域がコレアンタウンと知ったのは日教組教育の強い奈良に引越ししてからです。
それまであっち風の名前の友人・知人など知らず、恐らく多くが通名の付き合いだったわけで、子供にはそんなの知っちゃことじゃないのです。

勝手に大人が在日だとか帰化人だとか日本人だとか、区分け(差別)しだすのです。

コレアンタウンにいる時は1秒たりとも、そんなこと考えたことありませんでした。


【10代20代のうちに中二病耐性を】

成功者で弱者叩きする人って私からすると不思議でしかなく、遅れて愛国に目覚めて中高年になってから中二病を患う人が多く、やはり10代20代まではしかやオタフクのように、患うことが予防策です。10代で小林よしのり氏の「戦争論」を読みネトウヨになったり、ユダヤ陰謀論とかイルミナティとか見えない敵と戦うそういう経験が必要なのです。(過去ログ・中高齢者における中二病(熱狂的愛国者の場合


【捏造だらけの政府のデーター】

まずはっきり言って、政府のデーターはかなりデタラメです。

(「格差社会と国家の存亡」より)

今回の書籍で使った総務省統計局のデーターなのですが、まずOECDのジニ係数に全国消費実態調査と、調査機関も恐らく調査方法も統一されてないのを同列に並べています。

でこれがOECDのデーターから日本のジニ係数から引用した表ですが、以下です。

(「格差社会と国家の存亡」より)

恐らく、本当は、0.33あたりが2010年代の日本人のジニ係数でしょう。(何インチキに0.27あたりを横一直線にしてるのか。)
恐らく、再分配後は縮小しているとかいう論客は言うでしょうが、仮にそうであっても日本は二極化が進んでおり、分配後により豊かになっている層とより貧困に拡大している層がいることでしょう。こうです。

公務員の両親がいて共済年金を受け取っている層と、国民年金をギリギリ受け取っている両親のいる層とまるで異なり、それこそケースバイケースで見ていく必要があるわけです。

堤未果さんじゃないけど、

政府は必ずウソをつくのです。

困ったことに有名人のインフルエンサーが、チラ見して自分に都合よく解釈して、弱者叩きに転じるわけです。
特に日本人はまともに議論するのを避けて、カオスな討論でプロレスして終わる傾向にあります。互いにプレゼンすることができないし、そのプレゼン内容を第三者が吟味するような本質に著しく欠け、同じ過ちを繰り返すのです。


【捏造データーはグローバリストの常套手段】

最近、労働裁量制の政府捏造データーの問題が浮上しましたけど、こんなの今更始まったことじゃないのです。

進撃の庶民のブロガーなら周知のことですけど、内閣府モデルの乗数効果がその典型例です。

>特に竹中が、とんでもない乗数のモデルを作らせまして、だいたい、計量モデルは、1の公共投資に対して、2ないし3の乗数効果が出るのですが、ここに、いろんなシンクタンクのモデルを出しています。東洋経済エコノメートのマクロモデルは、3~4ですね。(これは名目GDPで作っています)。大和総研の中期のマクロモデル、我々が使っているDEMIOS(デミオス)のマクロモデル、参議院もマクロモデルを作っております。これらはだいたいくらいです。(これは実質GDPで作っています)

>ところが、小泉・竹中になってから、内閣府モデルというのが出たんです。乗数効果が0.5くらいのモデルを出したんですが、さすがに、学者たちがオカシイと騒いだんです。さすがにオカシイということで、菅内閣のときに改訂版を発表したんです。ところが、これも3年目まで1なんです。1から4年後に0.5に変わり、5年後に0.4くらいまで下がっていくというモデルです。これは何かと申しますと、公共投資の乗数効果は1以下である。

「③ インチキ 内閣府 モデル   『働く 人 の ため に ケインズ 革命』」

適菜収さんなんかも大阪維新がやってることを糾弾してましたが、これはグローバリストの常套手段で、そうでなくとも都合のいいモデルを社会科学はつくるもです。(ミルトン・フリードマンも「資本主義と自由」で乗数効果はなくなるというモデルを独自か何か知らないけど、研究データーが出たとか確か言ってたなぁ)


【金権政治にはかなわない】

ぶっちゃけ、ブルジョワ政府(グローバリズム政党)ってやり方が常人と違うわけです。
元の政府のデーター自体怪しく、GDPの引き上げの件もそうだし(GDP算出法変更 研究開発費加え3%押し上げ 毎日新聞、根本のやり方が違うわけで、まじめにこれらに対して5年以上響かない鐘を愚かにも私(たち)は叩いていたわけです。

シュペングラーの言ってたことだけどローマ帝国崩壊前の時も、政治と経済が結びついて金権政治となって民主制が崩壊して滅んでいったわけです。
文明末期にはカエザル型が誕生し、大衆を煽動するわけです。強いリーダーが必要だとか言って。

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だいたい、権力者って最も警戒する監視対称なのに、強いリーダーの希求とか私からすると狂気に等しいわけです。

シュペングラーは100年前に、西洋文明末期にはマスメディアが大衆煽動すると預言していたけど、わかったところでどうしようもないわけです。

TVドラマの内容に医師会を悪者にしたり、経済特区で規制がなくなり子供の命が助かったとか、それに加えて、決して中指立てたりしない人柄のいい池上彰氏らがTPP参加・グローバル化に好意的な発言をしているわけで、こういうのやられたらどうしようもありません。


【安い本買えばいい】

カール・ポランニーの「大転換」読めとか言っても、そんなの大きなお世話だろうし、消費税入れたら5000円超える本を殆どの人が読まないだろって。(分厚いし。ひょっとしたら何書いてるのか理解できない可能性もあり)

で、ここで宮崎義一先生の「複合不況」です。(私は経済学興味ないから、けっこうこの本何回も読んで、戦前・戦後のグローバリズムの歴史を復習してます)

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絶望を叩きつけるけど、これベストセラーになったにもかかわらず、橋本内閣の行革・過激なグローバリズムと逆方向に移り、小渕内閣でもち返したけどなぜかお亡くなりになり、世の中何も変わりませんでした。(アメリカに逆らうとなぜかミラーマンになったり、死んだりするんですよねぇ。)
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結局、何やっても無駄ということになりますが、意味ぐらいはあるでしょう。たぶん。
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まぁ、また長々となりましたが響かない鐘を叩いているがごとく、こんなの疲れるだけです。
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だからせめて、孫の世代の連中に「おじいちゃん、何でこの日本はこんなに酷い国に凋落したの?かつてソニーのウォークマンとかCDとか技術国でしかも、アニメとかゲームとかすごかったんでしょ?やっぱり○○人の言うように、全員バカだったの?」と責められた時に、
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「おじいちゃんはねぇ、こうやって反対してたよ。電子書籍に残っているし、ずっと言い続けたことを知ってる人が、今でも何人か生きているから尋ねてごらん。例えば民主党政権時代に支持を失った時に、このままだとやばいといい続けたし、2012年の9月の総裁選で安倍さんが勝利した時にもずっと危ないといい続けたよ。○○おじいちゃん生きてるから尋ねてごらん。他にも少数派だけどいたよ。」
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と私的に言い訳するためです。
おぞましい動機です。
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世の中変えられないから、何もしなかったというかつてユダヤ人のホロコーストを無関心で見過ごし、バカげた大東亜戦争突入を見て見ぬ振りをして、遺恨を残した先人と同じ徹を踏みたくない、それだけです。せめてナチスのホロコーストを反対した当時十五歳のラルフ・ダーレンドルフのごとくありたい。それだけで、私は決して聖人ではありまえせんので。
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ましてや、ベストセラーだった「複合不況」ですら世の中びくともしないのに、世の中変えれるわけないだろってところです。
しかしベストセラーだから人気アイドルの中古CDみたいに安いのです。良書が安く手に入るっていいじゃないですか。
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