エドマンド・バークの亡霊②


【二択を迫る者はニセモノ注意

約五年ぶりにバークの『フランス革命の省察』を読んでいるのですが、佐藤健志さんの訳はかなり斬新というか、ふざけてるっぽく、まぁ言わんとすることがわかります。

だけど、案外、読み落としているところもあり権力者の大衆煽動の手法の一つの、

「悪徳を放置する or 制度の全面廃止」
「王政による専制支配 or  新政府による専制」

と二者択一の選択を迫るものも記述されておりました。
ジョージ・オーウェルの『動物農場』の羊どもの

「四本足はよい、二本足は悪い!」の単純思考と酷似しています。

これは立憲民主か自民党かの二択であったり、中国に隷従するか米国に隷従するかの二択も同様です。

TPPに反対すると、

「鎖国するのか!」

という発言もそうですね。(いや、TPPと鎖国までには大きな隔たりがあるでしょ)

後は社会主義か民主主義の二択もそうです。
某ブラック会社の取締役の

「週休7日か過労死」

の二択も同じです。(中庸って知らないのかよ)

私は不安や恐怖を煽る連中はニセモノだと過去ログでも発言していますが、二択を迫るのもニセモノだと思います。


【思想なんて仮説止まり】

科学ですら反証可能性があるわけで、ましてや社会科学など尚更であり、当然私の発言も仮説止まりであり、真実なんてどうでもいいのです。

しかし、黙っていたら残虐思想の連中を放置して、ホロコーストに加担したこととなり、そこは別の選択肢として提供する立場にあると、3.11で東北支援と言いながら、舌の根も乾かぬうちにTPP参加交渉に国民のほとんどが賛成の意を表明し、私は黙認するのをやめました。

まぁ、右からも左からも上からも下からも、ついでに前から後ろから畑中葉子状態で叩かれ、そもそも邪心溢れる成功法則の本から再開した読書が、何やら逆方向に進み、方向性を修正している次第です。


【ネトウヨ今昔物語】

まぁ、この本を読み返して発見が多く、当時宮廷・貴族・聖職者のことを物書きがデマゴーグのやり口で悪く描写し、これが貧民の影響を与え、イヤミな成金と手を結んでいるうことも記述されていました。

これ、貧困熱狂的愛国者とグローバリストの関係に非常に酷似しています。

のちに近代化が進行し、貧困者は労働者となりイヤミな成金の職業奴隷として、酷使されるわけです。そして、次にこの労働者がマルクスみたいなグローバリストと双子的関係の抽象合理主義のペテン師に煽動されるのです。


【弾圧してはいけない】

バークもいいことも言及しており、貴族や聖職者などに対して、

「君はスパルタを征服したのだから、今度はスパルタを引き立ててやるがよい」

と引用しており(佐藤さんの意訳かもしれないけど)、これは古代ローマ哲学者・政治家のキケロの言葉だそうです。

私がかつての関が原の負組が幕末東北を奴隷のごとく扱い、それが戦前の陸軍の国家破壊の起動力となり、これこそ学習するべきことなのでしょう。

30年以上放置した第一線で活躍したい女性を隅に追いやった末、グローバリストと結びついた例が非常に多く、これも同じく既存の国家のシステムの破壊に積極的に加担しているわけです。

まぁ、バークも労働者に相当、蔑視しており同じ事やってるわけですけど。


【バークは無心論者を批判している】

ちなみに、バークは無神論者を批判しており、信仰心がないからこんなとんでもないことをやりだすと言及しています。

まぁ、日本人なんてその典型であり、ダーウィンの進化論を知らずして、それを支持しており、対峙している理論を全く検討せず、しかし天皇は天照大神の直系の子孫とか、もう最低最悪な思考回路を多くが持ち合わせています。

これも、

ルターやデカルトの理神論の大陸思想→英国でのロックやホッブスの社会哲学→ルソー

と神の存在が省かれ理性とも言えない理性もどきが、大衆の間で跋扈するわけです。

もうスミスやカールメンガー、マルサス、そしてダーウィンが決定打となり、ハーバード・スペンサー、ウィリアム・サムナー、優生学と歯止めが利かなくなり、それに対抗するがごとくマルクスの唯物論が登場するのですが、

無神論 VS 唯物論 ≒  資本主義 VS 共産主義

だいたい、こんな感じです。


【日本は無心論】

まぁ、日本人はこの壇上にすら乗っていなくて、石斧かついだ状態ですが。

「ダーウィン進化論を信じているが、天皇家は天照大神の直系の子孫であり、私は浄土真宗でクリスマスを祝います。」

だいたい、こんな感じでしょう。

おまけに、新渡戸稲造の『武士道』精神に酔いしれ、『日本的経営』とかエズラ・ヴォーゲルの『ジャパン・アズ・ナンバーワン』とか読み自己陶酔し、よく自分で調べていないわけです。

生活保護受給者を叩いたり中韓叩いて米国隷従し、東北や沖縄を見捨てているのが事実だし、今だに国の借金とか言ってるのですから。その程度です。


P・S

バークの時代は金属主義で当然貨幣発行に限度があり、まさに緊縮財政で貧困不満が爆発して、それにかこつけた三文学者たちが、暴徒を煽動して革命を起こしたのでした。

これも社会の変動の起動力である緊張(ストレス)を、三百代言が利用するわけですが、この現象は日本で現実として起こっています。

ただこの時代のフランスと今の日本の違いは、故意に緊縮財政をして、不満を起こし公務員・医師会・農協・中韓北・生活保護受給者・在日と悪者にしたて、それをレントシーカーやグローバリストがやらかしているところです。

10代・20代で右翼思想やユダヤ陰謀論とか中二病を患っていれば、いい年したTVタレントが熱狂的愛国者となることもなかったかもしれません。(中国包囲網でRCEPって何じゃそりゃ)

とりあえず、小中学校の図書室には、中沢啓治氏の『はだしのゲン』と小林よしのり氏の『戦争論』と宇野正美氏の『ユダヤが解ると世界が見えてくる』の本を置きましょう。

早い段階で見えない敵と戦うことは、必修科目です。

 

 

エドマンド・バークの亡霊


【安倍政権誕生させて自決しても仕方ない】

最近、佐藤健志さんが訳編したエドマンド・バークの『フランス革命の省察』を読み返しているのですが、かなり解釈が変わってきました。

安倍政権を誕生させ取り返しのつかないこと事態に陥っており、それに関して一部の保守思想の連中は、

「安倍政権を支持してこんなことになってしまった。子孫に申し訳ないから自決しようと考えたことがある。」

と殊勝な心がけというか。力抜けよと思います。

そもそも投票に行かない無関心層が、小泉フィーバーとか民主党政権交代フィーバーの時にだけ投票するから、こうなるのだと自認している次第です。

(『格差社会と国家の存亡』)より

 

格差が拡大するとコミュニティ参加の意識が希薄となり、投票率が落ちるのは先進国の特徴でしょう。この負のスパイラルを権力者は利用しているから、やりたい放題できるのです。

 

(『格差社会と国家の存亡』)より

滅びる民族は滅びるべくして滅びる。これは普通のことです。肩に力いれても仕方ありません。


【権力者は監視すればいいし、野党を育てればいいだけ】

人間生きてて失敗しないことなどなく、そんなことで自決していたら命がいくらあっても足りません。

それだったら学習して、大陸では本能的に身につけているパワーバランスの思考を身につけること、つまりは与党と対峙する思想の野党を育成することを考えたほうがいいと思います。

そのほうが、建設的です。

あの秀逸な佐藤健志さんも、プロローグで民主党政権誕生とフランス革命と同一視していますが、まず民主党の政権交代は暴力の末でなく正式な手続を踏まえており、自家撞着に思えます。

私からいえば監視対称である権力者に対して、過剰な期待を寄せることがそもそも間違いであり、羊が飼い主に対して過剰な期待をするようなもので、屠殺場につれていこうとして解体されるのかそれとも、毛を刈られる一方できちんと保護してくれるのかと、見極めることです。

ジンギスカンに自らなるように監視するのです。一応、数の上では勝ってるのですから。(この数の多さが災禍でもあるが)

「四本足はよい、二本足は悪い!」(民主党はよい、自民党は悪い!)と言ってるようではいけないのです。


【バークの謬見】

まぁ、野党を育てるといっても宗主国から横槍が入り、その野党に潜入している宗主国のトロイの木馬がいるので、すぐ潰されるけど一応そういうことです。

バークは

「格差や不平等をなくすことは、どんな社会にも不可能なのだ」

と言及してますが、だから国家が崩壊していくわけであり、逆に国家が形成されていく過程は中央集権化により、一度財源が集められ再分配するシステムが構築されることにより国民意識が形成され可能となるのです。

ビスマルクがドイツを統一させたのも、福祉を充実させ国民意識を高めたからであり、明治政府もそうなのです。それまでは日本という国家の概念すらありませんでした。「くに」は藩を意味していたのです。


【イギリスが革命が起こらなかったのは救済法のおかげ】

バークに関しては突っ込みどころ満載なのですが、イギリスがフランスと異なり革命が起こらなかったの大きな要因は、まず「救済法」の存在です。

スピーナムランド法がその典型であり、教区ごとに貧困者の救済がなされており、いわばビルトインスタビライザーの存在により、革命が阻止されていたという解釈もあります。

まぁ、カール・ポランニーがその論客の代表ですけど。

1960年代あたりから米国で、このスピーナムランド法が悪法扱いされ、丁度その頃からミルトンフリードマンがインフレで不況ということに漬け込み、現在のグローバリズムに結びつくわけです。

そうです、全てはつながっているのです。Walking this way.


【社会の変動モデルを知らなくて当然のバーク】

中世末期のバークの時代には当然、社会の変動モデルの存在など当然なく、革命後のフランスの混乱のために出現したのが、社会学の祖と言われたオーギュスト・コントであり、それは総合社会学と言われ、今の社会学とはまったく内容が異なります。

彼はもっと精度の高い社会科学の必要性を訴えていたのです。

ちなみに、コントは幼馴染を忘れられずその幼馴染をマリア様みたいに信仰し、「人類教」などなる新興宗教を独自であみだし、嫁は学者だから金もってるだろうという婚活女であり、のちに貧乏だとわかると家を出て行ったようです。(時代を切り開く学者ってみんな頭のネジがぶっとんでいるのです)

そこから発展した社会学の多くの社会の変動モデルげ変動の起動力となるのが、ほとんどが緊張(ストレス)であり格差や不平等がその一つであり、その社会の変化を促すことになるのです。

男女雇用均等法施行されてから、30年たっても働く女性の環境がまったく改善されていない結果が、グローバリズムと手を組むこととなったのも、社会の変動モデルでは必然的なのです。

第一線でフェミニストになるか、グローバリストになるか、リベラルになるか、で一番確実なのがグローバリストなのです。

女性の活用を批判していた老酔狂がいましたが、彼は

「主婦は毎日同じ家事をして大変だ」

と発言しており、家事をしている人物からすると閉口します。

毎日するから最適化が進み一定のリズムができ、洗濯機回しながら掃除してとか、一週間の献立を予め決めるとかできて楽になるのです。
勝間和代さんもそうしているそうです。
学者は本当に何にも知らないようです。家事ぐらい得意分野ごとに分担しろ。


【急進派の産みの親は保守】

グローバリストに力を注いだのが保守思想であることは間違いなく、これはイギリスとフランスの例をみてわかるのように、ビルトインスタピライザーの存在が必要なのです。つまりは不満を解消する政策です。

実は保守派という存在が急進派を誕生させ、急進派が可笑しなことをしだして初めて、急に反対しだす。

これが歴史上繰り替えされているだけです。

急進派が無茶しだした時に、保守は慣習や伝統とか祖先とかいかにも聖人ぶった発言をするわけですけど、働く女性や障害者に対する排斥行為も慣習(因習)であり、これを放置するのも保守なのです。

だから、私は一度も保守などと自分で思ったことがないのです。思いたくもないし急進派の産みの親が保守なのですから。


【恋の結晶作用に陥る秀逸な学者たち】

学者がなぜ世襲議員を見て過剰に期待していしまうのは、古典とかばかり読んで先にコマンド(命令文)がインプットされ、目の前にいる可笑しな連中を自分の都合のいいように美化してしまうからでしょう。

そもそも、自分の趣向に合う理論であると、スタンダールのいう恋の結晶作用つまりはトランス状態に陥っており、誰が見ても愚鈍な人物でも、惚れると美人やイケメンに見えるが如く、可笑しな状態になるのです。

だいたい、第一次安倍政権で消費税増税、道州制、法人税引下げ、ホワイトカラーエグセプション残業ゼロ法案、これらのことをしようとしていたから、現政権が売国行為をすることは普通に予測できるはずです。

政府が嘘をつくのは当たり前です。堤未果さんじゃないけど。


P・S

最近、支持率低下してマスコミが手の平返して、安倍政権を叩いていますね。そりゃあ、自民党議員は他にもいるし、誰も歴史上最悪の泥舟に乗りたくないでしょう。

有権者も恥には弱いから、そのうち戦前戦中に熱狂して戦争を煽っていた連中と同じく、終戦後民主主義とか平和とか論調を変えたように、なかったことにするでしょう。

3月11日に黙祷した人物で、今日、東北のことを考える人間は何パーセントいるでしょうかね。こういうことです。シャトーブリアンの寓話の『殺される中国人』の世界です。

 

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不倫というよりは自由恋愛


【不倫とは権力者の存在そのもの】

最近、不倫という言葉が跋扈しているが、そもそもこれらの行為が倫理から脱しているのかが非常に疑わしいわけです。

そもそも恋人や夫婦間で同意あれば、それは不倫でなく自由恋愛になるわけであり、そういうと子供の気持ちがとかいう連中もいるだろうが、その子供も気にしなければ何も問題ないわけです。

むしろ、公式データー改竄やみなし残業という労働力の窃盗や、人のプライベートを剥き出しの好奇心で追求するようなワイドショーの存在そのものが、倫理に反しており、不倫という言葉がふさわしいのではなかろうか。


【他人のプライベートをのぞきたがる変態日本人たち】

そういう意味では三橋貴明さんは倫理観をもっており、ベッキーの騒ぎで「自分に何の利害もないのに、なぜあんなに騒ぐのか不思議」と私と同等の意見をもっており、あくまでのこの点に関しては人ですけど。

もっとやばい政策批判(農協解体・郵政株売却・特区・共謀罪・特定秘密法案・年次改革要望書復活・民間議員復活・生活保護受給者締め付け・・・)とか、三権分立が事実上崩壊しているとか、まともなことをやってほしいけど、そもそもTVはスポンサー(企業・政府)に懐を握られているから、無理です。

モリカケ問題もネットからで、もうマスコミは忖度してばかりで見ないほうがいいでしょう。伊藤詩織さんもネットとか外国の報道機関や人権団体が騒いで、ようやくというか今だにマスコミは躊躇してます。

こうして国が滅びるのです。


【資本主義でトリクルダウンするわけない】

手段である貨幣を蓄積して、将来の投資のためと言いながら、内部留保とか溜め込んでる大企業とか、そういう存在が不倫そのものなのです。

富裕層の富の蓄積はこれを投資することにより、下層にまで還元されるという名目で、富の蓄積が是認されているのです。これが富裕層が富を蓄積する大義なので、一般の人は監視し続けなければなりません。同胞であるのならですが。

いわゆるトリクルダウン理論、ケインズの『一般理論』の23章にでてくる、マンデルの蜂の寓話の糞みたいな屁理屈を、富裕層を大義としているのです。

富が流れているない、労働者が豊かにならない、その時点で資本主義は既に失敗しているのです。

それもそのはず、手段である貨幣が資本主義ではその獲得が目的となり、そうなる運命にあるからです。

これで物価上昇させて金利上昇させて、貨幣価値が減退するから消費を促すという、所謂貨幣の流動性とか、もうそういう供給型社会自体がオワコンなのです。

もうこの時世代モデルは一部では構築されているようですが、今回はその主旨からはずれるので割愛します。


【過労死は犯罪】

これも言葉の問題であり、みなし残業とかいう言葉そのものが悪質であり、労働力の窃盗と、正鵠を射た表現に変えるべきです。

過労死は経営者による労働者への殺人行為であり、刑事事件なのです。

たかだか年収1千万円未満で酷使されるとか、ありえません。


【自由恋愛運動】

で、不倫です。

これは非常によくなく、ラブマスターの石田純一さんを筆頭に、自由恋愛という言葉に置き換えることをオススメします。

もう恋愛のゴタゴタは関係者たちに任せて、第三者はいいかげん俗物変態ノゾキ趣味から卒業する段階に人間は達しているのです。

奴隷制度も一応表面上は廃止されているのですから(ブラック企業の存在はマルクスのいうように安全を掌握している権力者の奴隷制度です)、他人のプライベートとかノゾキぐらい止めれるでしょう。

私は、他人のプライベートに踏み込んだりしないし、そんなゴシップネタよりも読書なりツーリングなり、映画なりドラマなりに関心は次から次へと湧いてくるわけで、どんだけ中味がなく、スッカラカンなのか疑わしく思います。

そうなると、矢口真里さんを自由恋愛の総統と尊敬され、天下一品の店内のポスターも、あのむさくるしい男性芸人二人から、キュートなベッキーと戻せます。

私の好きな女性タレントのマイランキングの殿堂入りした人物は斉藤由貴さんでしたが、今回の自由恋愛の騒動で、No.1の座に降格させている事態になりました。女優とそのプライベートと何も関係ないでしょってこと。今だに日本は近代化を遂げておらず、石斧かついでいる人間ばかりです。


P・S

天下一品・難波パークス店のお客さまアンケートで、

「ベッキーのポスターの目が怖い」

という改善案に対して店側の対応がこうでした。

「目線からずらすようにしました」

と対応。

まじまなのか、ふざけているのか。

 

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ダークサイドとライトサイド


【無とは有の一部です】

今回もオカルトです。

所謂、ダークサイドとはネガティブサイド、ぶっちゃけ美輪明宏さんのいう、魔界人のようなことを示唆するわけですけど、事実はそれほど単純でなく、率直に言えば分離して統合を拒んでいる意識のことです。

分離と統合は対になっており、どちらか一方では概念が成り立たず、陰陽の対極図がそれを表象しています。

韓国の国旗に表象される対極図は、陰と陽が50対50の関係のごとく見えるのですが、わずかに陽の部分が上まっています。

なぜなら、闇というものは光なしでは概念的にもあらゆる意味で成立できず、無という有のアンチテーゼによるようなのです。

なぜなら、無とう概念は無という言葉を発した時点で、有のアンチテーゼでなく、それは無という状態を造りだしたことになります。言ってみれば、有の中に無という概念を含有しており、それは光が闇の屈服することなどありえないことと同様です。

闇はもっとも光の少ない状態に過ぎなく、光0%の闇などありえないのです。


【苦行を続けるレントシーカーたち】

実は、ダークサイドとライトサイドとは50対50でなく、既に闇の者は光の者の引き立て役、かませ犬でしかないのです。

しかし、オカ系ではダークサイドの世界線のプログラムを恐れており、レントシーカーやグローバリストやブラック企業の経営者が、今後歩むであろう苦行プログラムに追従したくないと焦りまくっているのです。

なぜならば、オカルトの三大要素、宇宙人・輪廻・パラレルワールドの中の、輪廻という苦行を誰もが嫌っているからなのです。まぁ、尿道に針金つっこんで苦痛味わう苦行なんて皆嫌でしょうに。


【資本主義はオワコン】

実は、散々、民主党叩きしていた連中が今頃になって、私のいうことの耳を傾けているわけで、恐らく今後私の予測した世界線を辿ることになるでしょう。

安倍政権は恐らくもう終焉の段階ですし、米国の手足となり働いてくれたので十分役目を果たしたといえよう。(だから長期政権だったのです)

まぁ、政局など私はまったく興味なく、普通考えていずれ資本主義そのものが機能しなくなるわけであり、本来の貨幣が目的でなく手段として帰趨するのですから、何ら問題ないわけです。

資本主義が継続するとなるとションペーターの預言したとおりに、寡占化が深刻化してブルジョワ社会主義となり、ディストピア社会となるでしょう。


【保守とは】

いやぁ、私は保守でなく第三勢力の立場であり、資本主義と社会主義のその先の第3の新しい道を模索しており、もうそのモデルも既に一部では構築されているわけです。たぶん。

保守的な連中は変化に対して極度の恐れを抱くわけであり、かなり妥協した飛び石となる考え方を提供するのが、私の立ち位置なのですが厄介です。


【権力者は支配構図を構築する】

最近、ジョージ・オーウェルの『1984年』を読み終えたのですが、やばいですね。

あの本は正直、この世にいい影響を与えないし、この本を読んだ人はマキャベリの本同様に幸せにはなりません。ただ、闇の中に飛び込んで戻ってこれる強靭なファイターのみ読むといいでしょう。

小室尚樹氏の弟子の橋爪大三郎氏が言ってたことなのですが、世の中がダメになったのは社会科学が情けないものということですが、これは完全な誤謬です。

なぜなら社会科学がどんなに新しい理論を構築しても、それを悪用する連中、つまりは権力者の存在がいるからです。

権力者とはその名のとおり、権利を多く有する者であり、多くの義務者を隷従させることのできる存在です。貨幣を多く有すれば支払い価値を有しており、資本主義では帝王として君臨することも可能であり、貨幣発行権そのものを有するなら、その国家すら隷従させることが可能なのです。

ルボンの『群集心理』という秀逸な作品を世に出されていても、この書籍から大衆が学ぶことなどありえず、権力者が常に大衆煽動として、マスメディアを通じて煽動します。

最近、熱狂的愛国者となっている中高年の連中も、10代・20代できちんと右翼思想やユダヤ陰謀論など見えない敵と戦っていなかったから耐性ができておらず、年金暮らしや金銭的成功を遂げて、中二病に感染するわけです。

もうTPPが中国包囲網とか、地政学のいろはも無視した発言に閉口するわけですが、彼らの治療は私の担当でないのでパスします。


P・S

オカルトと政治とごっちゃになってしまいましが、また別の機会ですがあのオカルトの急先鋒、三島由紀夫の知人五島勉先生の預言書解説本からダークサイドとライトサイドの戦いを紹介したいと思います。たぶん。

 

 

 

これからのアイデンティティ


【アイデンティティのない日本人】

自分が何物であるか。

欧米などの個人主義では、自身のアイデンティティで答える傾向にありますが、日本人の多くは属性本意であるために、多くが所属している集団がアイデンティティに相当します。

だから、東条英機の娘が米国人と結婚して、批判を浴びないのを多くの日本人は理解できません。


【アイデンティティ】

保坂尚希さんは稼ぐだけ稼いで、50代で引退しようと考えていたようですが、引き続き芸能活動をするようです。

その理由は自分が何者であるのかわからないからだそうです。

大体、芸能人が成功したら遅れた中二病・熱狂的愛国者に転向する傾向が多いようですけど、内に向うタイプのようです。(片岡鶴太郎さんもそうですね)

(『格差社会と国家の存亡』)

ちなみに熱狂的愛国者はこの図の o に位置づけられます。日の丸とか万世一系の天皇制とか、かなりイデオロギー色が強く、自民党のTPPはいいTPPと二重思考に陥っているので公民でも国民でもありません。


【流れてくる豚を見るような視線はアウト】

実は、次世代モデルの人格は、個人主義でもなければ集団主義でもなく、上図の全てが統一された人格になると私は予測しています。たぶん。

要は、多面性をもっている人格を統一性をもたせることで、上司であれ部下であれ独立した人格として接するということです。そうでなければパワハラもイジメもなくならないだろうし、そうでないと子供の自殺も犯罪も一向に減らないこと思います。

もちろん、馬鹿な発言をする上司や社長や政治家や企業家に対して、流れてくる豚を見るような目もNGです。(笑うのはセーフです。たぶん)

次世代モデルの社会では。


【レントシーカーは正確には悪でなく餓鬼です】

自分が何者であるかと言えば、高校生の頃から常に「俺は俺だ」と自身に言い聞かせていたのですが、それも体罰OKの時代で教師や大人や親に対して、怒りを常にもっており、いつか懲らしめてやると野望をもっていたからです。

しかし、20代になるともう完全に自分も腐りきっており、今のネトウヨの10倍の残虐思想をもっており、ヒトラー総統のように残虐になろうと思っていた時期もあります。

なぜなら、この世は悪だからです。

しかし、この悪を追求していくと、小動物や赤子を殺すことに喜びを感じれないと悪でなく、ただの卑しい越後屋止まり・レントシーカーは六道輪廻の餓鬼でしかなく、北斗の拳のモヒカン・肩パット止まりなのです。弱いです。
せめて、サウザーのようでないと格好悪いのです。

「愛故に人は苦しむ!」
「うっ、シュウへの愛がこのガキを狂わせるのだ!」

しかし、なぜ金ごときでそこまでしなければならないのか、馬鹿らしくなってしまい、悪も善もどうでもよくなったわけです。

まぁ、それで自分だけ助かろうという純粋な気持ちで、神田正典氏の変な成功本とか読むようになりました。


【これからは統一性をもって】

俺は俺だ。つまりは、

A = A

でしかないのですが、ここで別の意味を人間は与えたくなります。
ここで属性本意の日本人は、

a=○○大学卒業、○○会社 課長 40歳 既婚 子供1人

を代入しますが、これに対して欧米人は

a=誇りを重んじ、信念を曲げない

と内面の要素を代入するわけです。

しかし、AはあくまでもAであり、私の高校生の頃でしたら大人たちに敵意を向けている自分であり、これは対立関係での俺は俺であったわけです。つまりは、体罰により虐待に反感をもち、ようやくアイデンティティをもてたわけです。(これは疲れるアイデンティティなのでオススメできません)

これからの時代は統一性を持って自分が自分でなければならず、そのためには修行が必要なのです。


【因果を超越する】

この修行には因果で何でもかんでも考えることをやめて、もうそうなった状態でなければなりません。

内田樹氏の修行論で納得できたのが、因果の中に身を置かないという内容であり、因果で考えると目的地の最先端をもっとも合理よく考え、そうなると自転車でもその最短距離を邪魔する対象物は全て障害物となり、つまりは敵になるのです。

武道の達人は時間からくる因果でなく、もうそれを超越した状態になっているようで、これは歴史家のシュペングラーのいう「成ろうとするところ」もそうなのでしょう。

いわゆるインスピレーションとか、感性といってものを磨くには修行が必要なのです。


【世界線です世界線です】

科学とは「成ったこと」に対して因果の法則をつくりあげるものであり、そもそも「成ったこと」は「成ろうとするところ」の結果でしかないのです。

ここで一番わかりやすい説明が、シュタゲの世界線の説明です。

科学とは知覚されたことを後追いの関係にすぎず、シュタゲの世界線でいうところのルカ君が男であるという世界線を、ぶっちゃけ全裸にして観測し遺伝子やホルモンなどから分析して、

「だが、男だ!」

と結論つける関係に過ぎないのです。

それもそのはず、男のルカ君の世界線ではどこまで調べても、実験してもルカ君は生物学上の男であり、しかし、だからと言って女のルカ君の世界線が存在しないわけではないのです。

これ、引き寄せの法則の根源のカラクリであり、本来のプロセス・つまりは知覚者の周波数を先に成功した状態に合わせて、その世界線の移動を促すというテクニックなのです。

これは般若心経でいうところの「空」の状態が所謂、実相であり不確定状態を指し示しているのです。ハイゼンベルク定理の正体はシュレティンガーの猫のごとく、AでありBの状態をいうのです。

種あかしをすれば量子コンピューターも0か1でなく、0であり1である組み合わせで、本来の不確定状態を利用するわけですが、ちょっと、秘密を漏らしましたね。

 

 

 

 

オカルトから見る二極化


【オカルトの三大要素】

一般的に言う二極化とは世襲などからみる経済的な二極化ですが、オカルト視点から見るともっと苛酷なのです。

ぶっちゃけ、アニメ『マクロス』シリーズの三大要素が、歌・バルキリー・三角関係ですが、オカルトの三大要素は

宇宙人・輪廻・パラレルワールド

です。今、私が決めました。


【無心論者は幸せ者のはず】

まぁ、学者や経済界の連中らは、唯物・無心論者であるからして、死んだ後のことなんてどうでもよく、死の恐怖や虚無感と格闘し続けるわけです。

本当に肉が意識をつくるのなら、肉が滅んだら意識も消えるわけであり、死とは解放以外の何ものでもなく、幸せな思想です。

しかしながら、超常現象やら神秘体験をこれでもかと体験した人は、もう気が滅入ってしまい、霊能者の中では自殺しようとする人もいるのですが、自縛霊となることを自認しているのでそれもできないのです。

江原啓之氏は、「死んだら終りと言っている人、死んだら私の所に来て誤ってくださいね。」とラジオでキレてましたけど、そういう人は何百回と謝りに来てるからとつっこみたくなります。

遅刻するやつが遅刻し続けるのと同じです。ほっときましょう。


【世界線とは】

それで、私の神秘体験ですが秘密です。言うわけありません。トップシークレットで2人ぐらいにしか話していません。

本題に入ります。

このオカルトの二極化がえげつないのです。

ぶっちゃけ、経済の二極化なんて人によるけど死後の世界の時点で上下が入れ替わるだけで、ブラック会社の社長や強欲レントシーカーが、スラム街のような薄暗い世界で第二の人生を送るわけです。

まぁ、こんなのどうでもよくて、オカルトの二極化はパラレルワールドで、オカ系では世界中でみんな、どうすんねんと言ってるのです。

つまりは、ダークサイドの世界線とライトサイドの世界線と、今が大きく二極化の分岐点にあり、今後これらがもっとはっきり分かれ、ダークサイド側の一番最悪の世界線は地球がこっぱみじんに破壊され、その業(カルマ)を抱えたまま、他のダークサイドの星に転生するというものです。

もちろん多数の世界線があり、これは極端な例なのですが、これって今が一番大切な時期に差し迫っており、今後の魂のプランが大きく変わるのです。

あと、何百回・何千回と転生して苦業を続けるか、マズローの自己実現の欲求に基づき、今後の本来の創造者として転生を繰り返すか、まぁその分岐点が今というか、もう8年前からあらゆるバージョンの世界線が、束になって分かれている状態なのです。

これ、オカルトの常識でポジティブ信者の多くは、これを恐れているのですが、恐れに基づく行動自体がパラドックスであり、皆菩薩業の最中なのです。


【ファティマの預言と最後の審判の意味】

もう、これも「ムー」的に言えばオカ系からその内容が流布されているのですが、これもダークサイド世界線とライトサイドの世界線の分岐を示唆しているのです。

ファティマの預言でルシアかサントスからその預言の内容を聴かされた人がいうには、

いい人にはものすごくよく、悪い人にはものすごく悪い内容

と言及しております。

キリスト教の最後の審判も実はこれに関連しており、これらは知覚者の世界線の選択であり、この選択により今後勉強熱心に苦行輪廻を続けるか、宇宙人と銀河同盟組合に入り、統合ルートというプランを実行するかに分かれるというものです。

これ、宇宙人分野のオカ系では常識です。


【シュタインズ・ゲイト・ゼロ 4月から放送】

4月から三橋さんも見てたアニメ『シュタインズ・ゲイト・ゼロ』が始まりますね。偶然というものはこれも必然です。

世界線です。

引き寄せで商売している人もその信者も、この世界線を理解していないと始まらないのです。

「成ったこと」の因果が古典物理学でありオワコンなのに対して、「成ろうとするところ」を自我の呪縛から主導権を回復するのが、次世代の科学となります。

コペルニクス的転回であり、これって実は科学技術でも、社会科学でも、今後どう影響を及ぼすか注目されることでしょう。

実は。もともと成功法則から再開した読書が起点なので、日本が世界がどうなろうと私には知っちゃこっちゃない。これ本音です。


【人間万事塞翁が馬】

2011年の東日本大震災時から打っても響かない鐘を打ち続けて、そもそもそれ自体が引き寄せの法則に反していたわけです。民主党時代から野党叩きする危険性を警告すること自体が安倍政権誕生を促したわけです。

ユングのいう「抵抗するものははびこる」で逆効果となり、長期の安倍政権とガソリン注入することとなったのです。引き寄せの法則の基本でした。orz

しかし、これも人間万事塞翁が馬です。たぶん。


【不安や恐怖を煽って煽動する人はニセモノ注意】

今後確実に世界は混乱に満ちていき、荒れ狂う状況の陥ったときに、不安を恐怖を煽ってくる悲観的な人達がいるでしょうが、まず踊らされないことです。

考えて見て下さい。
貨幣は手段であって、目的でないこと。

貨幣に基づいて人が活動することそのものに意味があり、貨幣に価値を置くのでなく、本来の正常な状態、つまりは人に価値を置きなおすこと。

もう、ただそれだけでいいのです。

いやぁ、こんなの最初から答え出てるでしょってこと。

AIで仕事なくなってダメとか、そんな三百代言の戯言に耳を傾けないこと。

小子化で労働力が足りなくなって、AIやレジセルフで労働力いらなくなるとか、もう二重思考に陥ってるのですから。いや、オカシイでしょ、それ。


P・S

ニコニコ生放送のシュタゲの一挙放送のコメント読んでて、なかなかいい感じで皆の深層意識にプログラムされているようでした。順調でいい感じですな。

世界線ですよ、世界線。シュレティンガーの猫ですよ。

中位と下位の共闘後の切り離し


【中位と下位】

私は過去ログで、中位と下位が同盟関係を結ぶが、その後中位は下位を切り話にかかる傾向にあると言及したと思います。

サッチャーにしてもスターリンにしても、強いリーダーの独裁者は公務員を厚遇して下位を抑圧してきました。これはイデオロギーの問題でなく、権力者のテクニックなのです。(権力者は権利を多く有している存在です)

欧州でかつての世襲貴族がその地位を追われたのは、フランス革命が典型的な例ですが、下位を中位がそそのかし煽動して、支配体系を構築されてから切り離すというものです。


【世襲の傾向】

フランスであろうが英国であろうが、社会の変動には必ず新しいインテリなどの中位が、下位を煽動して上位を打倒し、その後下位に対して隷従関係にもっていく傾向になり、それはどこの国も同様です。

英国で労働者の権利が剥奪されて、結果職業奴隷となったのなんてその典型ですね。ブルジョワが支配者となり、その構図は現代にまで引き継がれております。

今では世襲貴族が経済成長期の「成り上がり組」と「親からの世襲」と、この支配体系がグローバル資本主義により顕著に実行されているわけです。

グレート・ギャツビー・カーブ -金持ちと貧乏は遺伝する


【成り上がれない日本】

「成り上がり」って、経済成長期特有の考えで、今の音楽に貧乏とか高校中退なんて歌詞になく、もうそんなの過去の遺産にすぎません。生まれながらのルサンチマンとかそんな内容になっていしまいますが、さすがにねぇそんな歌うけないでしょ。

浜田省吾の『money』なんて、ルサンチマンを以って悲惨すぎて歌えないでしょう。主人公がいつまでも報われないのですから。(浜省の三部作の二作目の『J・BOY』には『big boy blues』という成功した後の人物の歌がありますから)

公務員が人気職業って、もうこの国が凋落していくのを象徴しているわけです。


【共闘という罠】

で、かつて権力構造維持するために中位の公務員を優遇するし、絶対にこれは必要であり、権力者がこれを手放すわけがないと指摘しました。

しかし、仮に中位と下位が共闘して上位を排斥したらどうなるでしょうか?

結論から述べるとそれは、ディストピア社会が待っています。確実に。
これ、研究してわかったことなのですが、何かを排斥する運動は必ず不幸な結末が待っているし、この負の連鎖がこの世界を悲劇へと導いてきたわけです。

かつてに関が原の負組の薩長が、東北を迫害し、その東北の子孫が陸軍を中心とした中央政府(藩閥政治)に対して既存の国家破壊を試み、もうそれが世界の歴史で同じ事を繰り返しているわけです。

別に私は人道主義者でもないし、宗教家でもスピ系でもありません。(オカ系です)
これは社会の変動モデルにでもされていることだし、単にそうなる傾向にあるのです。


【恐怖や不安を煽るものはニセモノ】

私が「引き寄せ」でよく言及していることですけど、不安や怖いことを述べて人を煽動する思想や人物は、ほぼ間違いなくニセモノです。(霊にとりつかれているとか言って、何十万円もする高い御札とか買わすようなもの)

国の借金とか、小子化でダメとか、もうその典型ですね。(過去ログ「小子化で何が悪い」

北朝鮮のミサイルが飛んでくるたびに不安を煽り、解散総選挙にもっていったり、原発稼働中に北を挑発して、米国に隷従してテロ対象国となり、そういうことなのです。(経済封鎖して戦争して日本が北朝鮮に圧力とか、もう攻撃・テロ対象を願ってるようなものです)


P・S

じゃ、どうすればいいのかとなりますが、それこそ自己学習ですよ。あえて言及しません。

共闘による同盟関係は必ず崩壊して、また敵対するだけです。

TVドラマ『anonoe』最終話


【終わりましたねanone】

割とリアルなアウトサイダーを描いていたTVドラマ『anone』終りましたね。

大体、犯罪者って理由ありで、その犯罪をつくっているのが、第三者の私たちでもあるわけですが、スタンレー・ミルグラムのアイヒマン実験のごとく、責任が分配されて自認できないのです。(シャトーブリアンの寓話『殺される中国人』もそう)


【悪意ある報道ニュース】

なんか、ニュースで使われる写真っていかにも極悪な印象を抱き、刑務所から出所して仕事も家もなくて、その結果小額をパチンコの投機し、負けてパチンコ屋の息子を誘拐して即逮捕され、再度宿ありの刑務所に服役したKの写真も、「極悪な人相だな」と思える写真でした。

だいたい、刑事事件とか一般人には何ら関係なく、むしろ子供や国民間で猜疑心・敵意を煽り何考えているんだと私は思います。

これも、懲罰を与えたいという人間の心理が働くわけですが、責任という概念は社会がつくりだした形而上の虚構でしかなく、もしその責任を肯定すると、自分が関与したという事実を認めたくなくなり、犯罪者に責任を押し付けるわけです。

これ、自己責任とか言っている論客と同様であり、責任は本来自分で背負うものであり、こんなの単なる権利を多く有するつまりは、権力者の詭弁であり、他者に義務を負わせているだけなのです。

まぁ、他人に自分の責務を押し付けただけなのです。


【鑑別所】

広瀬すずさん演じるハリカちゃんは鑑別所に入れられるわけですが、時代が変わったのか私の認識不足か、所内は私服で生活してるんですよね。(ちなみに、未成年者で刑が重いのは少年院だと思います。少年院は壁が高いんです)

私の知人で鑑別所帰りの人がいましたが、大体1年以内で出てこれるようですね。

Kinkiの主演の『若葉のころ』は更生施設として描写しており、ほとんど刑務所なのに壁低いし、単なる工場を撮影上使いまわししているように思えます。


【自分がつくり上げた共同作品を裁く】

さて、瑛太さん演じる中瀬古が、田中裕子さん演じる亜乃根さんの孫をかばうためについた嘘で、「悪い人を裁くために悪いことをした」というような台詞がありましたが、まぁこれなんです。この裁きも悪いことなのです。

犯罪者を第三者の大多数が責任逃れして、尚且つTVで顔と名前を公表つまり公開処刑までして、自分たちがこの犯罪者を裁くという、まぁ普通考えたら自分で自分を裁く行為を私たちは赦しているし、黙認しているわけです。


【罪と罰を発明しちゃったよ、人類】

ここで人間は罪と罰という形而上の概念を発明するに至るわけです。

同じ人間・日本人・同胞を肉の関係つまりは、自我と他者と分離させることにより、裁くことが可能となったわけです。

これ、ルソーパラドックの謎の解明と同じく、自分で自分を裁いていることを逃れるために、腐ったミカンの加藤まさるを3年B組の人間でなくすわけです。(過去ログ『権力構造維持と3年B組の腐ったミカン』

腐ったミカンですから人間じゃありません。だから、加藤は言います。

「俺はミカンじゃねー」

と。

同じ日本人と言いながら一方で犯罪者を裁き、それでも日本人のはずなのに、むしろ社会から排除するのです。(いや、おかしいでしょ)

それなら粛清してしまえばいいのですが、これにも抵抗があるのです。なぜなら、皆自分が関与していしまってることを深層意識でもっており、それをしてしまうと自分が作り出した犯罪者を自分が粛清することになるからです。

ただ、それが出来る唯一の場面が激情です。

人間は所詮、感情的な人間であり、グローバリストが搾取を止められないのは、欠乏動機ゆえにいくら権力を握っても不安で、いわば中毒になっているのです。新谷かおりの『エリア88』の傭兵と同じ症状です。

不安と安堵、低次の欲求を交互に繰り返すと、それが中毒となるわけです。
だから、グローバリスト・レントシーカーらには治療が必要なのです。農業とか土いじりをして。


【悪を懲らしめるために悪行を重ねます】

まぁ、真剣に犯罪を軽減させたり敵意に満ちた疑心暗鬼のこの世の中を変えたいのなら、悪を悪により滅するような社会から、もう少し建設的な世の中のモデルを構築することをオススメします。

恐らく、かつてのハイマン・ミンスキーのごとく学会の隅に追いやられている学者も何人かいるでしょうから、彼らはもう既にいくつかモデルを構築しているかもしれませんし、資本主義社会が機能しなくなった時のために、次のモデルへの移行を検討したほうがよろしいのではないでしょうか。

今のままでは、子供のイジメ、自殺、スクールカーストとかなくならないし、大人となりまた加害者に転じるだけです。パワハラとか、ブラックな環境や他人の噂話とかして、負の連鎖ですね。


P・S

このドラマの見所は全面的に暗い内容なのに、日常会話がコミカルでそれがリアルなところでしょう。誰も世の中が地獄だからと言って、四六時中ギスギスしているとかリアルじゃないでしょ。

中瀬古がニセ札造りがバレて口封じのために、火野正平さん演じる弁護士に

「よかったら、仲間になりませんか?」

って自分みたいで笑いました。私もよくこういうこと言います。司法取引みたいなもので、いや、発想の転換です。

 

第1話

第1話

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楽しんで受けれていた大学受験


【ゲーム感覚の受験】

引き寄せの法則シリーズで結構取り上げたのですが、私は新設の進学校出身でありますが、引き寄せの法則の原則の一つが楽しむことなのですが、受験勉強らしいことをした記憶がありません。

いわば、基本は楽しんでゲーム感覚でクリアしていと思います。

別にハウンドドックのblack board jungle の歌詞にあるように、「いい大学、いい会社」という団塊jr世代のデフォの競争精神とか、どうでもよく競合精神で(競争ではありません)ゲームクリア感覚でやっていたことです。


【洗脳の興奮状態と自己実現の欲求とは違う】

引き寄せの法則でも楽しむことが基本であり、楽しめなければ絶対に失敗します。無意識に私は興味のないことは手をとことん抜く癖があり、逆に興味があればとことん追求する極端な性格をしています。

私が日本の未来が本来は悲観的になる必要がないと言っているのも根拠があり、あらゆる分野で労働力の必要がなくなると、各自に興味のあることをそれぞれがし、それが経済となりもっとも生産性が高まるといものです。

このブログも数日前に書かれた内容であり、気分が乗ったときにまとめてやっていしまったほうが生産性が高く、その時はマズローの欲求でいう自己実現の欲求のトランス状態にあるのです。ドラクエシリーズを徹夜でやるような状態です。

いわゆるブラック企業の経営者は、無理から洗脳して社員を社蓄にしますが、これは不可能であり、その反動として社内にイジメやパワハラ、うつ病、自殺、過労死、在日叩き、外国叩き、芸能人叩き、等身大以上の属性願望からの熱狂的愛国者と、大体「攻撃の置き換え」となり、それが子供の社会にも投影されるのです。

私たち大人が子供たちを自殺に追い込んでいるのです。


【出題者の意図を読め】

さて、教育格差、少子化、AO入学とかで、受験のゲーム性は失われてきたのですが、結構考えたのが自分の得意な科目の配分の多い志望校を選択するというやつです。私は一応、英語が得意だったわけですが、私の時代は運が悪く世の国語力低下の問題から、国語の配点が高くなりました。

国語でも現代文の配点が高いところがデフォで、現代文でも小説が苦手で、問題作成者の意図を読み取るとか、そんなの知るかと思っていました。実は常識的なグラインダーで個性が削られた人間でないと、問題作成者の意図を読めないのです。

まぁ、それで国語力上げるために読書をしてのですが、夏目漱石の『こころ』ですね、自殺するK君の自殺する意図が何であるかを推測するのですが、それを

「K君が自殺したのは、主人公に罪悪感を感じさせるためにしたのではないのか」

と言ったところ、授業中に先生から非常に面白い発想だけど、デフォじゃないと釘をさされました。TVドラマ『anone』の広瀬すずさん演じるハリカちゃん並みにズレているのです。(案外、ハリカちゃんと同じことしてます)


【当時は自力で評判のテキストを調べる】

同年代で同じようなレベルの他の大学を卒業して友人がいるのですが、楽しいのが受験アルアルで、やっぱり勉強してたテキストとかの話が楽しいのです。

実績のある進学校に行くメリットの一つが、勉強の仕方もそうですが一番効果の高いテキストを、無駄なく選択できることです。情報戦です。

今ならネットでその評判とか勉強法とか共有できるのですが、当時はそんものなく自力で調べるしかなかったのです。


【評判だった田村の現代文】

結構、当時は現代文の偏差値を上げるのが、早慶上智の連中らで話題になったのが、『代々木ゼミナールの田村の現代文』です。

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今だに顕在でびっくりしました。これで大抵、最低、偏差値5はアップします。
変な邪心を取り払い、分の構図から、解釈するよな内容だったと思います。


【田中康夫氏オススメしていた700選】

駿台の『基本英文700選』もデフォで、これは田中康夫氏も当時推奨していました。

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 【今より学力のある中学生が浪人】

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その頃、普通に九九もできるし、小学校の円周率3.14で計算できるけど、偏差値の低い子で高校進学できず、中学浪人したり職人になったりとか、それでじゃんじゃん高校を新設していたのです。
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まさか、構造改革のデフレ政策で団塊jr世代の中に氷河期が生まれるとは、誰も予想してませんでしたから。当時は。

【楽しんでやるけど、洗脳はダメ】

朝、4時起きて車乗らされ豆腐の配達を普通にしていたら楽しくなく、コップに水が入っていない状態の下りだと、タイヤ滑らしてガードレールぎりぎりに寄せるとか、そういうのが必要なのです。(あの漫画は違法行為ですので)

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ブラック会社は洗脳して「感謝!」「考えない!」とジョージ・オーウェルの『1984年』みたいに洗脳させているわけですが、その抑圧された緊張(ストレス)が攻撃の置き換えとなり、ますますグローバリズム・大格差社会や子供のイジメ・カーストスクールと投影され、幼い命が失われていくのです。

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奇跡は手段


【引き寄せの法則を語る】

引き寄せの法則が好評なので、これを単独にカテゴリーとして取り扱うことにしました。

私がなぜ引き寄せの法則に言及するようになったかという理由はいろいろありますが、まず引き寄せ信者にしても、それで商売している人も根本が間違っているからです。


【引き寄せの法則は宇宙とかそんなんばかり】

まず、引き寄せの法則はスピ系のオカルト分野にだいたいが該当します。ヘンリー・フォードが影響受けたラルフ・ウォルドー・トラインの本がその典型です。

宇宙とか神とか源とか、そんなことばかり書いてあります。

ロバート・オウエンしかり、人道主義者はスピ系ばかりで、マザー・テレサがその典型といえよう。

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【自己啓発本】
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大体、そういう本を読んでいて、「なるほどな」と感じます。
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だけど、根っこの部分がしっかりしていないので副作用もありますし、そのうち効果がなくなりトラブル続きで崩壊していきます。
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所詮、自己学習であり修行への道が宿命づけられてきます。

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【奇跡】
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 まず、奇跡というものは手段でしかなく、引き寄せの法則もなんとかの習慣も、金銭的な成功という目的が根本の間違いなのです。
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私でも自宅から徒歩1分のところにコンビニがありますが、そこがかつてはサンクスだったのですが、アマゾンで本とか受け取りをコンビニ指定にしたところ、近くのファミリーマートが徒歩3分ぐらいで、信号まちをいれるともっとかかります。
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贅沢言うなと突っ込まれるでしょうが、
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「このサンクスがファミマだったらなぁ。いや、いや、これは贅沢だ。(こんなくだらないこと宇宙にリクエストできない。もっとでかいことを)」
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と思っていたら、そこがファミマに変わりました。

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【奇跡に序列はない】
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こんなの偶然だろと言われるでしょうが、これが宇宙とつながりがいいという状態なのです。
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で、奇跡に序列がないということが、まず第一です。
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雨が突然止むことも、宝くじ3億円当選することも序列がないのです。(ちなみに期待するとダメです。楽しむことです)

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【因果の中に身を置かない】
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 じゃ、奇跡が手段というのも何のための手段かといえば、「成ったこと」は「成ろうとするところ」の結果であるということを、悟るということです。
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つまりは量子物理学のいう観測者が、不確定な状態から世界を規定するということを実感するために手段であるということです。
 .
内田樹氏の「修行論」で、
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因果の中に身を置くと周囲が皆敵に見える
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と共通してるところなんです。
相手が攻撃する一瞬先の状態、成ろうとすることに基づいて勝手に体が動くことがマスター(達人)なのです。

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【恐れを手放す】
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因果の中に身を置かないとありますが、これは過去から未来を予測するということも共通しており、こうなると当然安全の欲求が高まるところですが、これは低次の欲求であるからして、恐れが根底にあり、恐れというリクエストが発信されるわけなのです。
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これを皆、知識としてもっているから、必死に恐れを手放そうと修行するわけです。
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ポジティブ信者もだいたいそうです。

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【いずれ気づかされる】
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奇跡が何回か起こり続けると信じないわけにはいかなくなります。
トラブルが起こった時に、
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あっ、やっちまったな。仕方ないな。
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と自覚しておりあまり他人を責めなくなります。
自分でリクエスト(恐れ、攻撃、)をしたのですから、そうなってしまいます。
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神田正典氏も「マーフィーの法則本当だった!」と実感を抱くわけですから、春夏秋冬論とか占いみたいなのも信じるようになるのです。(占いは傾向、統計ですから)
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奇跡というものも、スピ系のいう統合するための手段として、使わされているわけで、いずれ修行するか破滅的な状況になって改心するか、どちらかになるのです。
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大欲ですよ。皆(世界中の人全員)が豊かになる。
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これ、ハードル高いでしょ。日本人だけじゃダメなんです。

 

理想の資本主義国家像


【資本主義の行き着く先は独裁制】

資本主義と民主主義との相性が最悪なのは過去ログで前述したところであるが、資本主義の理想系ってシンガポールや中国みたいに、経済と政権批判できない政治が直接結びついた独裁体制なのです。

シンガポールなんて金融だけの国で、シンガポールみたいに日本もなればいいじゃないかいうのがグローバリストの考えですが、そうなると全世界が法人税ゼロになり、当然民の怒りが爆発するわけです。

カンボジアやアフリカなどの労働賃金と先進国の労働賃金が同賃金になりますからね。


【芸人も商人も蔑視されていた】

そもそも資本主義が欠陥だらけなのは、手段である資本つまりは貨幣を獲得する目的とするイデオロギーであり、前提からして謬見極まりないわけです。

元々芸人は河原乞食と蔑視され嘲笑の対象でしたが、貨幣が目的となると億単位稼ぐともちろん豪邸にも住めるし、高級車にも乗れます。貨幣は支払価値がありますから、債務者が義務を負わせる隷従者の存在が必ずおり、それが支配体系となります。

ここで、立場が逆転するわけです。

億の資産をきずき影響力もあり、それで映画監督に転向するなどなると、もはや蔑視の対象でなく尊敬の対象と変化を遂げることとなります。

これは芸人は元々河原乞食と言われ蔑視され商人も同様であり、かつてはアルカイックな社会では、等価交換が原則であり、そこにカペーロスという奴隷身分がいて市場においてピンハネすることを思いついたわけですが、これが商人の原型であり河原乞食同様蔑視されていました。


【権力者の正体】

ユダヤ人が栄えたのは金融を操った故にであるというのは、陰謀論抜きで承知されておりますが、貨幣といものが同胞間での等価交換から、市場の誕生により利ざやをとるようになり、それが支払手段・蓄積手段となり、支払いできる者が身分となり、再分配による同胞から序列の敵対関係にまで発展することとなるのです。

何度も言いますが、権力者というのは、多くの権利を有する者であり、世襲であれ金融資産であれ、これらには必ず他者という義務を負わされる分離された存在が必要であり、これが権利と義務の正体であり、ルソーパラドックスの解明となります。(過去ログ

これは、権力者たちがもっとも隠したいメカニズムの一つです。


【中国が強い理由】

で、結論から言うと資本主義が存続するには独裁制が理想的であり、宗主国アメリカを中心とした衛生国に日英のグローバリストの政治家などの政策が、民主主義を蹂躙させるのは必然的であり、どうしても中国やシンガポール化してしまうわけです。

中国なんて資本主義としては最高の環境であり、知財権や著作権などの条約を提携しないことにより、グッズであれデジタルの著作物などフリーで手に入るし、薬品もコピーすれば安く生産でき国民に分配できるのです。

そもそも著作権自体が著作権者が新しい作品をつくるための期間限定の手段であったのが、貨幣獲得の目的となり薬品の地財権同様、不幸を生み出しているのです。


【資本主義に忠実な安倍政権】

安倍政権で森友学園のデーター偽造が問題になっていますけど、官僚なんてまず誰もわが身が大切であり、安全をブラックボックスの内閣府に握られており、しかも特定機密法案などの縛りにより、党の不正・腐敗を暴露することが禁止されています。

共謀罪もそうですけど、そのうち政権が変わり、もっと過激な正党や政治家が総理になると、ツイッターで例えば「もはや革命を起こすしかないな」と発言すると、政治犯にできるのです。国家反逆罪として。

ある意味安倍総理は資本主義の申し子であり、故に民主主義の敵となるのです。国会の野党の質疑時間削減なんてその典型例だし、もはや格差で投票率は低下する一方でもうどうしようもない状態です。

恐るべしシュペングラーの預言です。世界線がマルクス同様1本だけど。

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近代化は分化


【原始社会からアルカイック社会へ】

近代化の象徴といえば経済学的には合理化なのですが社会学的には分化であり、一人の人間が多面性を有することを意味します。

カール・ポランニーは共同体と社会とを使い分けておりますが、私は共同体と社会を同じカテゴリーにして認識しております。ポランニーはかつて責任は共同体のものであり、原始社会からアルカイック社会へと移行するにつれて、土地・家畜・奴隷の占有上の移動の取引、交換が行われるようになり、支払手段・蓄積手段を有する者が義務を負わす権力となり,それ身分となりました。

それでもその段階では再分配が行われていたが、中世・近代と格差が拡大し搾取するようになり、それが世襲化して身分となり、お決まりの社会の変動モデルのような、闘争モデルが構築されるわけです。

マルクスは所有権がその原因と突き詰めたのはいいのですが、因果で考えるとその原因を排除する、いわば男性的な発想のため失敗するわけです。

実は女性の社会の参加がなされている社会ほど平等であり、これはリチャード・ウィルキンソンが数字として明証化しています。

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【社会の構造維持と人間の本質】

中世のちの近代化に伴い、自然の一部であった土地が商品となり、生活の一部であった労働は商品となり、交換の手段であった貨幣が商品となりと、これはお決まりのポランニーの台詞ですが、社会学的には分化であり、よく私が例える父親としてとか、部長としてとか、釣り仲間としてとか、学生時代の友人としてとか、多面性を有することになるのです。

一般的に社会学のいう社会という定義は、

成員同士の相互関係が継続し慣習化され、地位や役割となり、それが構造化された集団

といえよう。
過去ログでつっこんでいるように、しかし、利害を有するのが人や集団であり、利害というものは欠乏による恐れからの概念であるが故に、社会の本来の役割分担という共同作業の構造が、簡単に崩壊するわけです。

これは一般的に知られているから公言しても問題ないのですが、警察の天下り団体がパチンコ屋がらみであるが故に、ギャンブルであっても違法でないのです。

社会の非人格的・機械的な構造と、恐れを抱く人間の本質と相性が非常に悪く、だから変化の漸次性など歴史上起こったことなどないことでしょう。ジンメルのいう古くなった構成体は崩壊することでしか耐えられないというのは理にかなっているし、実際そうなっています。


【言論活動は難しい】

で、その多面にわたる役割分担ですけど、以下です。

(『格差社会と国家の存亡』)


【現代人は多面性故に自分を見失う】

結構、現代人はいろんな顔をもっており、これば大変で多重人格の状態です。

こんなものもともと人間の個体は一つで、自己統一性・アイデンティティを保つのことなんて難しく、毎年3月11日に冥福を祈ったりしてるが、活動圏において国家の集団の国民意識の状態であり、しかし翌日には食料が安くなるという私的理由でグローバル化に賛成すると活動圏が親密圏の私人の状態になり、一々管理しきれないわけです。

なぜあんなに東北のことを考えて涙を流していた連中が、舌の根も乾かぬ前にTPPに食料が安くなるから賛成するのかは、この現代人の管理しきれない多面性のよるところが大きいと思われます。ましてや空気を規範としている日本人なら尚更でしょう。

 


【帰属意識の造語は1930年代の米国から】

ちなみに過去ログで言葉って大切と述べましたが、最近よく耳にする帰属意識も造語で戦後日本で翻訳された造語で、私がよく紹介する日本の産業社会学の泰斗の尾高邦雄先生の本に書いてありました。

それもそのはず帰属意識って、近代化と遂げて神と人との契約から、人と人との契約、つまりは作為の契機が行われて、たぶん世界恐慌後に主流派の経済学の信用が凋落した時に、それに対峙する考え方が問われて、経営学に詳しい人なら誰でもしっているホーソン工場の実験などから生まれる人間関係論とか、そこからこの概念が生まれたのでしょう。


P・S

これから社会は次世代のモデルへの移行しているのと思われ、この多面性を有する現代人像の変化を求められています。

この多面性を統一するということですが、例えば父親としても、子供の人格を尊重しなければならなくなり、子供が悪事を働いたときに、殴ったり怒ったり怒鳴りつけたりするのでなく、互いに正座して人間として人格を尊重しなければならなくなるでしょう。

職場でも同様でありパワハラとかが起こるのも、雇用者被雇用者は権力者と義務者との関係、支配者と隷従者の関係でしかなく、この解消も余儀なくされ、人格として尊重しなければなりません。

そうなると、馬鹿な発言をする上司や社長、政治家に対して、流れてくる豚を見るような目をしてしまう人の身の安全も確保されるでしょう。たぶん。

 

第三勢力③


【創造の精神は潤沢な精神から】

じゃ、どうすればいいのかとなりますが、その作業が創造のプロセスであり、この過程は自己実現の欲求という上位のモチベーション(動機)でないと、無理なわけです。

これも簡単で、低次の欲求は安全にしろ、利害にしろ、全て恐れや欠乏といった陰気なものに支配されており、ろくな発想は生まれません。

博士号を取得している連中らが率先して、新しい社会のモデルを構築するのならいいのですが、権力者からの圧力や学会のシガラミなどから、できないのでしょう。

まぁ、こういう意味では研究費もケチってはいけないし、ましたや小保方さん叩きなど愚策もいいところなのです。


【権力者は監視対称】

でないと、資本主義そのものが機能しなくなったパニック時から、可笑しな独裁者が出没してそれこそ、シュペングラーのいうカエザル型が誕生し支持を得て、世界を破滅に導きかねないわけです。(シュペングラーはナチスヒトラー誕生前に預言しています)

政治家とか企業家などの権力者相手に強いリーダーシップの要求は論外で、必要なのは政策内容、スマートさバランス感覚で、あくまでも権力者は監視対称です。


【問題なんてない。つくっているだけ】

過去ログで「小子化で何が悪い」と反感買うタイトルにしてしまったけど、小子化の問題なんて最初からないし、余った労働力をポイントの高い箇所、つまりはインフラ整備関連や介護福祉に対して高い賃金を割り当てる政策に移行すればいいだけです。

東京一極集中型から地方都市分散型になれば、震災大国の日本であるならリスク分散になるし、そうなると地方が活性化され地方自治体の財政健全化になるし、国民皆保険も維持でき、ハゲタカみたいな外資の介入も防げるわけです。

まぁ、第三勢力の話なんですけど、新しい社会のモデルを10でも20でも作っていれば、そうすると徐々に移行できるし、突然資本主義がダメになっても、変な独裁者の手に落ちることも防げるでしょうに。

恐れや不安を煽る人間は99%以上偽物ですし、日本は自己責任の国とか憲法にも明記されていないことを発言する政治家がいるとしたら、データー改竄とかしていないか監視が必要なのです。


【権力者】

年金問題も最初からなく、こんなの高齢者が多く金融資産を有しているのですから、高齢者同士でフォロー入れればいいだけで、お金ってあくまでも手段で目的でないから、それを得心させる必要があるのです。(権力者はそれを妨害して権力構造を維持します)

女性が社会に進出して政治家や管理職に多くなれば、結婚・出産・子育てまでの流れをサポートできるシステムに移行しやすくなるし、女性が活躍している社会ほど格差が少ないと外国のデーターででているのですから。

家事や料理の得意なニートが、現役バリバリの女性と結婚すれば、問題ないし私からするとわざわざ不安や恐怖を煽って人間同士の対立構図をつくり、「われわれ」という意識から「彼ら」にしているだけなのですが、これがマキャバリズムにおける権力者の昔ながらの鉄板の手法なのですが。


【絶対的経済状況はあまり関係ない】

(『格差社会と国家の存亡』)

これは地方の貧困率の割には幸福度が高いという調査結果なんですが、単に野菜などのおすそわけという経済的な効果だけでなく、助け合いの精神がまだ残っているつまりは敵意が都市部の比べて緩和しているからなのでしょう。

都市部の「彼ら」の関係でなく、「われわれ」の関係近く、そうなると貧困の定義は他者との忌まわしい階級差別意識にすぎなく、それが緩和されているからでしょう。


【スポーツ以外、TVは録画して見ましょう】

確かに地方でもいろいろいて、他人の噂話とか村社会的な因習もありますが、働く女性や元犯罪者とか同性愛者とか変人とか、そういう異端を排斥する風潮を改める必要もあります。

TVの影響が何よりも強いのですが、元々ブルジョワの武器ですから、もうTVは録画して見る程度でよく、くだらないお笑い番組とか見ないでおきましょう。(あの全体主義的な気持ち悪さってはんぱじゃない)


【24時間労働してはいけない・それ犯罪です】

そして、日本が幸福度ランキングが低いのはワークバランスの悪さも大きいところなのです。

(『格差社会と国家の存亡』)

バブル期において『妻をめとらば』という漫画の最終話や、『いいひと』で描かれているように、サラリーマンの24時間働けますかの精神で、どれだけ過労死や自殺、うつ病など併殺させたか。

バブル世代のリーマンが金遣い荒く、車・ブランド服・ディスコと稼いだ金を浪費していたのは、保坂尚希さんが1500万円ぐらい持ち歩いていたことと同様で、労働のストレスがとんでもなくて、消費で気を紛らわしていただけです。

ブラックで金が入ってくるけど、しかし、パイプライン・システムから漏れると、落伍者扱いされそれを避けるため、過労死するか自殺するかウツで病むか、それ以外に残された選択が、唯一の浪費による快楽だったのです。(今は新卒で失敗すると低賃金ブラックで終身奴隷だから、自殺するようです)

しかし、危うく、安倍政権の労働裁量制により、過労死も自己責任へと駒を進めようとしていたわけで、立憲民主の功績のおかげでホロコーストが緩和されてやかったですね。


【1984年】

まぁ、ぶっちゃけ答えなんて出ているわけですが、このままだと資本主義が機能しなくなり、そこで恐らく新しい社会のモデルを構築できていないだろうし、元成功法則本により私利私欲の実現としての手段としての読書が、何やら人のために発言しているようで個人的には非常に遺憾な限りです。

今、ジョージ・オーウェルの『1984年』読んでますが、プロレタリアに対して

「彼らには知性がまったくないので、知的自由が与えられたのです」

て箇所がありますが、直球すぎます。
戦争を煽っていれば、この政権・党の支配を甘んじるしかないとう心理はよく読んでいます。

だから、第三の道ですよ。


【創造のプロセス】

過去ログで言ってるかもしれませんが、AというものがありそのアンチテーゼのBというものの存在があります。

A ←→ B

この関係ってAの否定系であるBにすぎなく、マイナス×マイナスが数学ではプラスになりますが、考え方かえるとマイナスでしかないのです。

なぜなら、否定的な存在であるAを否定してのBは、ともに否定という同じ土俵、考え方、次元であり、資本主義と共産主義の関係みたいなもので、権力者の支配体系としては同じなのです。

だから、マズローの心理学のようなまったく別次元の第三勢力を創造する必要があるのです。ここではCの存在です。

そこには欠乏とは対極の潤沢な精神が必要で、生理的・安全・愛と所属の欲求という低次の欲求と同じ土俵にたっては、いつまでたっても同じことを繰り返すわけです。(帰属意識の危うさは実は低次の欲求であるからして、対立・排斥・全体主義に陥いりやすいからなのです)

CのアンチテーゼDが出現すると、また全く別のEを創造すればよく、あくまでも恐れや不安を煽る偽者に煽動され、AやBに回帰しないことです。

 

1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8)

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第三勢力②


【アドラー心理学ブーム】

最近、アドラー心理学のブームがまだ多少継続していますが、日本人らしいと思います。

社会心理学者の北山忍先生は、個人主義の欧米の相互独立的自我観が強いのに対して、集団主義の日本人は相互協調的自我観が強いと分析しています。
つまりは、日本人は属性本意であり自分というものを説明するのに、「○○会社の課長」「専業主婦」とか所属する組織や集団が最初にきます。

これに対して、欧米人は「責任感が強い」とか「平和を愛する」とか、個性を重要視するわけです。

アドラー心理学なんて、コモンセンス・共通意識により自我が強制されて、劣等感といったものをバネにして人格向上の動機とするような心理学であり、これは日本人が好む心理学といえよう。

そもそも、日本の社会に病んだ状態はこの極端な集団主義によるものであり、個人レベルでの緊張(ストレス)を蓄積され、これが犯罪やイジメやパワハラと悪化させるものだと分析できます。


【フロイト心理学】

アドラーと対照的な心理学がフロイトの心理学であり、フロイトは幼年期の抑圧された性欲が無意識下の蓄積され、これが成人となっても解消されていない故に、心の病を患うと分析しています。(戦前の東北のルサンチマンと似てます)

要は、この隠された闇の部分に向き合い、トラウマを解消しろというものです。

日本人には不向きです。なかったことにするから。

なんせ、自分の内面に向き合うことは辛く、それよりも常識・コモンセンスに基づく、言ってしまえば、「空気」を規範として行動をとって、劣等感なるものを解消したほうがいいのです。空気を規範した内観、トラウマ解消って不可能です。

長いものに巻かれていれば、社会的地位が高まりその属性により自信をつけ、表面上だけでも一応は解決されます。

フロイトは快感原則を現実原則に置き換えると表現しています。社会的な成功によりこの抑圧された欲求のいくつかを解消するというやつと言ったところでしょう。


【問題を引き起こした次元での対処法】

まぁ、反論もあろう内容でざっくり説明しましたが、私はフロイトの抑圧された性欲とかそういう限定的なものは支持していませんが、幼年期のトラウマ解消は非常に大切だと思います。

ただし、抑圧されたトラウマなり感情なり解放して癒すことが大切でありますが、これだけであると不十分だと自認しておりますが、説明は後で。

一方のアドラー心理学は私はあまり支持しません。そもそも問題を起こした次元でその解決をしようと試みているからです。

欧米人よりも他人の目ばかり気にしている日本人に、更に重病患者を増やす心理学になりかねず、こんなことをしても、より緊張(ストレス)を抱え込み、私が何度も紹介している「攻撃の置き換え」へと発展し、それが子供の社会へも投影され、イジメやスクール・カーストへと発展していると思われるからです。

否定的なものを肯定したところで、劣等感が蓄積され、それが攻撃力となり成功するだけで、深層意識には深い罪悪感を更に加えられ、これがまた負の原動力となり、だから成功した人で貧困者叩きをしている人が多いのは、こういうメカニズムからだと思います。

だって、成功しているのなら貧困者叩く必要もなく、そういった言動は深層意識に深い罪悪感とやらないとやられると恐れを抱いているからであり、彼らの治療が非常に必要なのです。欠乏動機により、常にゼロサムゲームをしているのです。

『蛍の墓』とか見せれば治療になるかなと思うのですが、彼らの多くは熱狂的愛国者である場合が非常に高く難しいといえよう。(私はこの作品で泣けず、非情と言われます)

まぁ、あくまでも私の解釈ですが。

 

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【害しかないストレス】

ストレス社会と言われるぐらいで、ストレスを抱えるのは当たり前とか、多少のストレスは体にいいとか、わけわかりません。(ストレスがないと生きていけない、新谷かおるの漫画『A88』のミッキーサイモンみたいな傭兵中毒と同じです)

なぜなら、ストレスを感じるのは主体であり、ストレスという物理攻撃を与えられるわけではないからです。

スーパーのレジで並んでイライラするのも本人だし、イライラしない人もいるわけで、スマホでも見て熱中すればいいだけなのです。TV番組で韓流タレントが出演してイライラするならチャンネルかえればいいだけです。

緊張(ストレス)と緩和(安堵)の繰り返しは中毒のメカニズムであり、パチンコ・薬物・タバコなどやればやるほどやめられないのです。

だからストレスは害なのです。


【格差を更に生み出すルサンチマン】

社会主義は圧制国家であるからグローバリズムに逆らえない。もう資本主義に甘んじ、自分の不遇も貧困も惨めな現状を受け入れるしかない。

こう自分に言い聞かせても、ストレスはたまるし不満爆発。

こんな、二択の選択肢、変えられない環境の不満が、より弱い者や外敵に矛先を向けることとなり、これは権力者の常套手段であり、今のグローバリズムはこれをうまく利用しているわけです。

生活保護受給者叩きなんて、それを煽る権力者の常套手段です。(成功者の罪悪感をも利用できますから、マキャベリもびっくりです)

(『格差社会と国家の存亡』)


【われわれから彼らへ】

トクヴィルのいう同じ国民という「わらわれ」から、外敵に対して使う言葉の「彼ら」と日常会話に流布されると投票率は低下し、熱狂が高い時だけ上昇するという最悪の現象となって跳ね返ってくわけです。

格差が拡大するとコミニティの参加意識が薄くなり、投票率が低下します。

(『格差社会と国家の存亡』)

権力者はこんなことは熟知しており、ジョージ・オーウェルの『動物農場』の最後は、敵対していた連中のどっちがどっちかわからないというオチが真実であり、権力者はグローバリズムだろうが共産主義だろうが、イデオロギーに関係なく本質的には同じです。(サッチャーもスターリン同様、警察を厚遇してい民の鎮圧に使っていました)


【自己実現の欲求】

話が逸れそうなので軌道修正しますが、アドラー心理学が日本人にとって好ましくないとなると、そこで第三勢力となる経営学に詳しい人なら誰でも知っているマズローの心理学なのです。

マズローは、フロイト心理学は負の部分にばかり注目しているが、もっと正の部分に注目してはどうかと考えたのです。

端的にいえば、経済学が欠乏に基づいている故に陰気な学問だといわれてますが、欠乏動機でない最上の欲求、つまりは自己実現の欲求を満たせるようにうながせばいいというものです。(ブラック企業のOJTは単なる洗脳で、自己実現の欲求とは別です)


【空気をコンパスに人生を歩む】

権力者が支配体系として使う安全なんて低次の欲求であり、所属の欲求も低次の欲求であり、故にコモンセンスに重点を置き、負の劣等感に重点を原動力とするが故に、恐らく閉塞感社会を継続させるだけとなるでしょう。

成功して罪悪感を感じている人や負の感情をバネとしてがんばっている人が、アドラー心理学を読んで「俺は間違っていなかった」となり、しかし不満は蓄積して、苦しんでる弱者に対して

「その悔しさを原動力にして!」

と他者に克服を強要し、しかしそんなことでよくならないからウツになったりするわけで、今度は、

「ウツは甘えているからだ!」

となり、非情にタチが悪いわけです。

そもそも負の原動力って、根本が間違っていると思います。負は癒すもので、克服するものではないのです。ユングのいう抵抗するものははびこるというのは、こういうことなのです。たぶん。


【両翼の天使がいいんじゃないかな】

ここで第三勢力となったのがマズローの心理学であり、結論から言うとフロイト的なトラウマの癒しと、正の原動力の両輪が必要であり、所謂ポジティブ信者は後者だけの跛行状態です。

ケニー・オメガの片翼の天使(猪木の円髄切りみたいな技)です。フィニッシャーつまり終りです。

恐らく、日本人にとってのアドラー心理学はイカロスの翼でしかなく、この社会には既にアドラー心理学的な考えが浸透してしまっており、それでも社会が病んでおり、これを例えるとフリードマンの本に疑問を感じだし、ハイエクの本読んで「俺は間違っていなかった!」となるようなものです。(ピータードラッカーの『マネージメント』もエズラ・ヴォーゲルの『ジャパン・アズ・ナンバーワン』とかも同じです)

ケインズ経済学、労働生理学、社会学、歴史学の本や、新約聖書を読んでみることです(聖書はあまり読みません)。

信じたいと思っている時点で、深層意識では信じていないのですから・・。


次回へ続く

TVドラマ『anone』第9話


【悲劇的結末】

第三勢力②を投稿しようと思いましたが、急きょこれに内容変更します。

TVドラマ『anone』第9話、衝撃的でしたね。

かつて、広瀬すずさん演じるハルカちゃんの、「誰も悪くない」という発言には感服したわけですが、一方でその発言とは異なり、ハルカちゃん自身の知行一致してないことが、更なる悲劇を招いたわけです。

ハルカちゃんは元施設の友人の男の子の命を最新医療を受けさせ助けるために、偽札製造であろうが自分をどうなってもいいから、助けたいという気持ちをもっていました。

これが犯罪でなければ美しいと思われるかもしれませんが、それでも前提からして間違っているわけです。


【親の自我(エゴ)】

これは田中裕子せん演じる亜乃根さんにも共通していることですが、自分がどうなってもいいから助けたいってのは、実は不幸の負の連鎖の始まりなのです。

親が自分の命を差し出しても、子供を救いたいという気持ちは、実はあくまでも自分の気持ちであり、それは小林聡美さん演じるるり子さんの義理の母親と、まったく同じなのです。

たとえ自分の子供でも、あくまでも独立した別の人格をもつ人間であり、自分の気持ちを勝手に押し付けると、それが逆に罪悪感を抱えさしてり、一生の傷として残るのです。善意であれ悪意であれ、その意は自分の気持ちですから。(亜乃根さんの血の繋がっていない子供の気持ちを、実は亜乃根さんも踏みにじっていたとも解釈できます)

実は、親の気持ちって単なる自我(エゴ)でしかなく、子供のために教育費をかけるとかも、単なる自我(エゴ)によるもので、女性に多いけど自分の感情を安定させたいだけである場合がほとんどです。

この偏った愛情は、他人の子供に無関心になるし、必ず自分の子供と他人の子供の優先順位をつけますし、いわば命の序列をつけて我が子のためならとなり、他の子の命すらとなります。


【負の連鎖となる子供への愛情という自我(エゴ)】

これって、私たちの尾崎豊、ハウンドドックの世代なら当たり前だった、偏差値=人間の価値、いい大学、いい会社が全てのパイプライン・システムの競争社会となり、そこからこぼれ落ちたら人間扱いされなくなり、それまたルサンチマンとなり負の連鎖となるのです。

全てはつながっているのです。


【救っているつもりで、突き落としている】

亜乃根さんが孫の罪を隠蔽するために、偽札づくりの犯行に及ぶわけですが、そもそもその孫が乗り越えるハードルであり、仮にそれが成功しても抑圧された感情となり、それがまた別の形で表出するだけです。(凶悪犯罪とか)

所詮、親のできることなんて、ハードルを乗り越えるサポートしかできず、ハードルを取り払うことではないのです。(大人なんて民主党を弱体化させると、かならずブルジョワ政府の自民党一強になるからやばいと一部少数派が警告しても、グローバリストと共闘してつぶして、取り返しのつかないこととかやらかしてるのですから、同じように不安定な人間です)

それがいずれ憎しみに豹変し、亜乃根さんだけでなく、別の人にも危害を加えることになり、結局誰も幸せにならないのです。


【エゴイストの意味】

こうなると、義務を負わされる者の安全を掌握しているのが権力者でありますから、その安全にのっかかる者を周囲に囲い(公務員、大手優良企業務め、既得権者)、同胞が苦しんでいるのを見捨てるわけで、これが罪悪感となり蓄積され、そこから自分を正当化するために、他者を攻撃するわけです。(北朝鮮がその典型です)

結局、ハリカちゃんも亜乃根さんも、権力者も安全を掌握されている人も同じ穴のムジナであり、自分を犠牲にして攻撃しているか、他者を攻撃しているかの違いだけであり、共に自我(エゴ)が強いと分析できます。つまりは肉の関係により原子化されバラバラなのです。

一般的には、強欲な権力者タイプだけをエゴイストと讒言を浴びますが、真の自我(エゴ)の意味であるのなら、自分を犠牲にすることもエゴイストなのです。


【問題をつくり続ける同盟か対立かの社会】

そもそも、瑛太さん演じる中瀬古という偽札つくりの主犯の男は、元ベンチャーの社長でインサイダー取引で投獄し、出所してもリベンジ果たせず、再び犯罪を犯すことになるのです。

新卒一括の日本のパイプライン・システムもそうですが、1回道を外すともうこの日本では最後まで排斥されることのなるのです。

出所しても仕事がなくパチンコ屋の息子を人質にして、また犯罪を犯した例もそうですが、これらの現象を起こしているのは、なぜならば前科のない私たちが彼らを排斥するような世の中を容認しているからなのです。(ライバル減ってラッキーとかセコイ人間ばかりです)

これこそ資本主義社会の真髄であり、エネルギー保存の法則と、エントリピーの法則という欠乏による恐れ、拡散という攻撃性、この二つによりゼロサムゲームを繰り広げ、不安定な社会と関連していくるのです。

田代まさしさんを田代砲は、薬物中毒者を排斥し、更生するのでなく罰則強化という、そもそも社会をよくすることよりも、隣人同士同盟か対立かという前提からして間違っているのです。

問題を起こした次元で問題を解決しようとして、更に問題を深刻にしているだけなのですが、自分の穴を埋めるために他から土掘り起こして穴をつくり、これが成員同士でやってるのですからうまくいくわけないのです。

穴埋めたければ、山になっている所(使われずに死んでるところ)からもってくれば、いいだけなのです。


【大欲】

ならどうすれば、いいのかとなるけど、空海のいうように大欲、つまりは全員救うことなのです。

大乗仏教って「大きく乗る」と言う意味で、全員乗れる大きな船の意味であり、誰一人こぼしてはいけないし、実は格差のない平等の精神が大変強いわけです。(宮崎哲矢さんが行き着いた所が仏教思想と言ってるのも理にかなってるのです)

仏教は、キリスト教のように、神の元で皆平等という、直球思想がないだけで、自己学習で悟ったマスターたちは大体、根っこは共通しているのです。与えることにより与えられるとかもそう。

ナザレのイエスは、「金持ちが天国に行くのは、ラクダが針の穴を通ることよりも難しい」と発言している意味もきちんと理由があるのですが、天国に一番近い世代が何しているのか。


【幸せになる義務がある】

だから、誰もが幸せになる権利があるのでなく、むしろ幸せになる義務があるといったところが正鵠を得た内容であると思います。

自分を救えず犠牲にして、誰も救うことなど絶対に不可能であり、ハズレのない状態にする必要があります。だから誰かが幸せになるのを阻止してはいけませんし、自分も幸せでないといけないし、ましてや貧困者叩きとかありえないのです。


【恐怖で人を操る人間は偽物】

その人が間違っていれば訂正すればいいだけで、大体怖いことを言ったり不安を煽る連中は偽物です。恫喝して攻撃性の高い連中も。

こういった連中はそもそも負に焦点をしぼっており、不幸へまっしぐら崖につっこんでるわけで、そんなバスに乗ってはいけないのです。

例えると、水は液体であり火災の消化につながり、灯油も液体であるからぶっかければいい。更に炎上すれば「いや、灯油をかけたりないから」と言って、ずっとそれをやっているのです。

前提が間違ってる場合がほとんどなのです。(ブロック経済故に戦争に導いたみたいなのもそうだし、構造改革もドリルもリセットもそう)

で、そこには潤沢の精神が必要であり、これはまた別の機会に紹介したいと思います

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