マッチョ思想の文化系の人たち


【戦争を知らないマッチョな人たち】

美輪明宏さんが長崎出身で原爆の被爆を受けたことは有名ですが、彼(?)はやはり戦前を知っており憲兵や軍人が威張りちらし、女性が首飾りなどしてそれを目撃して気に入らなければ裸にひん剥いたり、学卒者がいれば生意気だと暴力をふるい確か死に至らしめたようなこともあったと発言していたと思います。

その中でも印象的なのが学徒動員で母親が息子を見送り、「生きて帰ってくるんだぞ」みたいな発言をしたところ、憲兵が軍の人間か忘れたけど「お前は何てことをいうんだ!」みたいなことを母親に怒鳴り、母親はそのまま鉄柱に叩きつけて血だらけになり、息子は黙って敬礼して去り、そのまま帰ってこなくなったなどの話にしていたと思います。

奈良の王寺町に戦前生まれの女性がいて、やはり本土空襲を体験し当時小学生の少女であったが、その人が飛行機の中のパイロットの米軍の顔が見えて、それでいて笑っていてそのまま実弾をくらったと、その傷も披露して戦争の悲惨さをボランティアで小学校なども回り訴えている人もいます。

私が小学3年の担任(停年直前)は実際に戦争に行ったことのある男教師で、恐らく東南アジア戦闘のことを語ってくれたのですが、それは少し懐かしそうにであり悲壮感をあまり感じませんでしたが、戦後生れの私たちがいくら本やネットの知識で、勇ましいことを発言したところで、戦争を体験している人にとってはもはやお花畑の脳みその持ち主と見えよう。


【ロゴスありのロゴスの三島由紀夫】

さて、同性愛者でありスピリチュアリストの美輪明宏さんは、オカルトの急先鋒の五島勉さんの友人の三島由紀夫とも親密な仲だったようですが、三島は身体が弱く戦争に行けなかった事にコンプレックスを覚えていたようで、冬のソナタのヨン様のごとくやはり肉体をボディービルなどして鍛えていたようです。

徴兵されなかったという負い目を感じていたようです。

実際、三島は自衛隊に入隊してその厳しい訓練を体験し盾の会を結成し、このまま放置すると自衛隊は米国の二軍となり、いずれ日本は経済だけの骨のないクラゲのようになると警告を発し、あのような結末となるわけです。(だいたい間違っていないと思います。)

まぁ、今は日本が経済力だけの国ですらもうなくなっているわけですが・・。

大衆からはやはり三島の行動は常軌を逸脱しただの狂気ととらえらえているようですが、三島は皮肉にも空気に支配される日本人らしくなく、まさに知行一致した死を遂げたわけです。

矛盾のない彼の行動はその矛先を自分に向けることにより、盾だけが残りその生を終えたのでしょう。


【訓練って文科系が想像しているより苛酷】

私が不思議に思うのは戦前を知らず自衛隊にも入隊するどころか、運動部にも所属したことのない文科系の部活に所属していた人が、実にマッチョな思想を持っている人が非常に多いところです。(それもそのはず本読んで影響受けるのはまず文化系ですから。体育会系は・・・。)

戦前・戦中における空襲などの大量殺戮などの経験がないのは仕方ないとして、改憲派にしても、米国追従派にしても、自主独立核武装派にしても、このようなマッチョな発言をしている多くの政治家やインフルエンサーが、部活で失神寸前のような訓練すら受けていない人ばかりなのです。

昔は今と異なり、部活のランニング中に脱水症状を起こし耐え切れず、トブ水を飲んだことのある武勇伝(?)とか、ランニングをわざと遅れ喫茶店に入り水をもらうという悲惨(?)な経験のない人が、マッチョな発言をしているわけです。

こういう意味では橋下徹氏は高校の頃ラグビー部に所属しており、まぁそれなりに訓練の苦しさを自衛隊や軍隊ほどでないにしても、かする程度かもしれませんが多少なりとも想像できることでしょう。


【これもブルーオーシャンなのか】

かつてウーマン村本さんを無知だとか某インフルエンサーの影響を受けてか私も礼を欠した発言をしたことがあるが、彼の有事の際に「逃げる発言」はまぁ不思議でも何でもないわけです。

これに関しては私はわからないとしか答えら得ません。大体、運動部にも所属していた経験があり、10代後半から20代にかけてマッチョな右翼思想の持ち主だった私ですらそう言ってるわけです。
表向きでは「戦います」(`・ω・´)キリッと一応は公言するでしょう。

しかし戦っても伝説の大阪八連隊のようになると思われます。(この八連隊の話も山本五十六の甥の人から教えてもらいました。熱烈なカープの追っかけでそれが原因で離婚した人ですが。)後ろ向きに戦うということです。

まだウーマン村本氏のほうが、おばあちゃんの戦争体験談や弟が自衛隊に入隊して(した)経験という身内の体験談があるからして、まだ私はましであると感じています。

しかしながら、米国から自主独立して核武装して財政健全化を目指しながら国力増加とかいう論客がいるとするなら、もう北朝鮮みたいな国を目指したいのかと言いたい。

立憲民主党は恐らく別の空中分解したような経済政策に乗り出す可能性が非常に高いと思われます。
保育園を充実させて医療・福祉を充実させて、米国から独立し軍事力を増加してだけど少子化だから経済成長放棄する。
かといって資本主義から次のシステムへの移行すらまったく研究する展望もないし、それどころか代わりになるエネルギーの開発の展望も研究費も削減したまま、原発を廃炉してどうして、自主独立した国になれるのか不思議でなりません。

ヘタすりゃ、立憲民主の改憲内容に財政健全化が明記されているのかもしれないわけです。

これで個別的自衛権による平和憲法による自主独立した日本とか、もうわけがわかりません。
このような政治において珍事が起こるのも、実は安倍政権支持をしている熱狂的愛国者の多くも、立憲民主党を支持している木鐸の多くも、戦争を知っているどころか部活で血反吐はいたことのない脳内マッチョな連中ばかりという影響もあるではなかろうか。本当に体を鍛えた脳筋は案外マッチョな発言をしません。多少なりともその辛さをイメージできるからです。
アキレス腱固めの痛みも、掟やぶりの逆サソリの苦痛も知っています。

まぁ、以下の本の内容は前者のことに関してだけですが、割りと正鵠を得た対談内容だと思います。どうやら内田樹氏は近々ミラーマンにでも変身したいようです。

 

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