三橋ショックからの立ち直りと次への備え


【三橋理論擁護に移った経由】

私はかつて三橋貴明氏とその擁護者を批判していましたが、今回の件(被害届は取り下げたらしいですので事件扱いにしません)により緊縮財政に向うこの流れを止めなければならなと自認し、その批判(三橋氏とその関係者)をやめました。

そもそも三橋氏を批判していたのは、投票率が下がれば確実に自民圧勝となりグローバリズムの強い政策に移るのは必至であり、なのになぜ野党に入れろと言わないのかや、民主政権の功績をなしにするのもおかしいだろっていう批判でした。

過去ログに書いたように三橋氏のブログによる教授した知識は多大であり、日銀が東証一部上場しており政府が筆頭株主であることも、氏のブログ(無料で)によりその知識を得ました。

ここからFRBの株を某財閥などが所有しており、そこから米国は中央銀行を民間の銀行を系列にもっている財閥に所有権にあり、つまりは米国は株式会社であるという認識にも至りました。

最近、三橋氏を批判したのは憲法改正に、財政均衡が明記されている可能性が非常に高く、しかも家族を大切にし社会だ支えると明記される可能性が高いという、非常に危険な内容であるにもかかわらず、氏が憲法9条第2項に固執しておりそれもまた国防の危機につながるのではないかという認識をもっていたからです。

しかし、今回の件に関して当然何も知らず、しかし前妻(最近知りました)だったさかき連さんの本を一冊は持っています。

 

真冬の向日葵 ―新米記者が見つめたメディアと人間の罪―
三橋貴明 さかき漣
海竜社
売り上げランキング: 92,832
.大変すばらしい本で感動で涙が止まりませんでした。終り。

 


【個が強いか情が強いかの違い】

こういうのはタイプによると思います。詳しく述べると長くなり割愛しますが、個の強い人間には割とこのダメなニュートンの人間性と理論とは分離して考え、人間性が変でも

「人間性は崩壊してても、こいつすごいこと言うなぁ」

と捉えるわけです。しかし、一方で私と情の要素が強い人間にとっては中心にあるのはであり、内容よりも「純粋な人間」でないと通用しないわけであり通用しないわけです。

山本七平氏は日本人は空気に支配され、発する言葉はロゴスなきロゴスであると指摘しておりました。
岸信介内閣の安保法制改正の反対も、岸がA級戦犯で純粋な人間だから反対しており、むしろ内容がよくなっており、安保そのものに反対ならこの20数年間どうしてほったらかしにしたのかと日本人の矛盾について語っていました。

日本人は西洋人と異なり神と個人との絶対的な関係の契約概念がなく、個よりも集団に重きを置き、その結果個よりも集団の規範となる「空気」が支配するわけです。
だから、会社の会議でも議論を避けて空気を読んで決めて、後から変だよねと批判する傾向にあるのはこういうことなのです。

このことに関しては日本人は「相互協調的自我観」が強く、西洋人は「相互独立的自我観」が強いと何年か前の雑誌「表現者」で施光恒先生が社会心理学者の北山忍先生の内容を紹介しており、ここに通じるところがあるわけです。
良くも悪くも属性本意の人物が多いということです。

で、この施先生もやはり藤井聡先生と同じく強靭化グループの一員であり、この先生の「英語は愚民化」という本も私は読みました。
その他中野剛志先生の本も柴山圭太先生の本も藤井先生の本も読みましたけど、信者になるのが嫌であまり読まないようにしております。やはり秀逸な学者の本は芯がしっかりしています。しかし、この人たちの論説の評価よりも、純粋な人間に価値を置く日本人は今回の件により大多数がバッシングしかねません。


【改憲されたら終了】

それで今回の件で非常にまずいことが三橋氏の経済理論と三橋氏自身との分離と、その関係者の人物と学説の分離を日本人ができるかどうかということですけど、かなり難しいわけです。

私らのタイプは司法取引などを選択することを案外容認するわけですが、対極のタイプの人達は情を優先しその情が温情ならいいのですが激情に変化すると、不純な人間は裁かなければならないとなり絶対にその選択はないわけです。

恐らく日本人はその裁きを選択するだろうってことです。(小保方さんもベッキーも山尾しおり議員も豊田元議員も皆やられました)

進撃の庶民連中は私よりも経済理論に精通してるからわかるでしょうが、今回の改憲内容に家族と社会で支えあいの箇所と財政均衡が明記されれば、多くの人が無駄に死ぬ可能性が非常に高くなります

藤井聡先生が消費税増税して緊縮財政をして多く人を追い込み、亡くならなくていい命が失われたことを、ホロコーストだと言っていたのはこういうことなのです。

家族で支えあうのなら生活保護制度を極度に削減でき、社会が支えるのなら自治体が負担することになり、地方などどんどん若者が流出していく地域は当然財政が悪化し、弱者を面倒みれなくなります。自治体が負担できないわけです。国がPBを達成することが憲法に明記されているから、公共事業を減らしてもう負のスパイラルとなります。

これにPBを達成するために消費税を引上げると、病院は患者から消費税をとれなく薬品や医療機器の消費税分を病院側が負担するから、経営を保つためには医者や看護士を少ない人数で酷使しブラック化が深刻になります。
当然、過労から医療ミスの多発も考えられるし、そこに株式会社が参入するわけです。株式会社は患者から消費税徴収できるし、最初は価格競争で安さとサービスの高さを武器にして、医療法人を潰してから寡占化により価格支配をするわけです。

妄想だと言われるかもしれませんが、堤未果さんはこれに警告を何年前に発しています。

これって、ほんの一部です。
実は京都学派・強靭化グループはこういう危険性を訴えていたわけですけど、残念ながら世論は国の借金物語や公共事業悪物語を受けれてしまし、まぁ敗北したわけです。

で、これらの物語に対抗して、強靭化グループの藤井先生が物語を広めようとして、動画で紹介してくれたのがこのさかきさんの本なのです。


【三橋支持者に感謝を】

突破口は正直ありません。

ただ注意しなければならないのはこの件により三橋さんを切り捨てた場合に、裏切られた感から元々公務員でないし生活のために儲けなければならなく、グローバリズムの自民党側に懐柔される可能性があり、それを阻止するためとはいえ学者側も立場があり擁護できないので、三橋さんを擁護する読者に敬意を払い、引き続き彼の出版する本を買ってもらう必要があり、彼らを批判するのでなく感謝しなければならないということです。

故に三橋信者とだけは言ってはいけません。

 

 

 

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