社会の変動


【世代間格差と少数派】

普通に社会においての嫉妬、不満、敵意、ルサンチマンは望ましくなく、そんなことは半世紀ぐらい前からずっと研究されてきたことです。

経済的合理性のみ重要視しアフリカの貧困層に比べれば幸せとか、まずその意見自体何ら意味を成しません。
現に、南アフリカの富裕層に私たちは嫉妬することはないけど、隣人には嫉妬するわけですから、それも同胞意識をもつからの嫉妬であり、これは権利の欲求とも言えるわけです。(これも100年以上前から言われいることです)

前回のブログのジャネレーションギャップのそうですが、団塊とバブル、氷河期、ゆとりと全く状況が異なり、貧しくても中間層が高くて公立の中学でも努力すれば公立の高校進学でき、普通にパイプラインシステムの流れに乗れれば成功できたのです。
失敗してもそこそこが保障されていました。
山田昌弘氏はこれを希望格差社会と紹介しており、まぁ私はこのシステム自体がフェミニストやグローバリストらの攻撃材料になったのではないかと分析しているわけです。

まずこの少数派が社会を変動させることは、社会学や社会心理学では常識的に扱われています。


【インフラ財政出動派が異端という世の中】

この少数派モデルの典型例が社会心理学者のモスコヴィッシュのモデルだが、彼は「数の上でも劣り、権力・権威・名声が欠落したままでも少数派は影響を及ぼす。」と言及しています。

恐らく、私の偏見だけど藤井聡先生も最初からこれを目的とし、内閣官房参与として政局にかかわりながら一方では、次に到来するであろうグローバル規模の経済危機の際に備え、グローバリズムという規範の代わりとなる新しい(新しくもなんでもないですが)規範を用意していると思えます。
現にグローバリストの杉田水脈議員も強靭化の講演会かなんかに参加しており、これもサブリミナル効果的な何かぐらいはあるでしょう。たぶん。
まぁ、これがエリートの鉄板思想と言える所以です。

モスコヴィッシュは少数派が与える影響を「常識を見直すきっかけを与え、新しい発見や創造が生まれる。」「社会という開放システムは異端者を生み続けるおかげで停滞に陥らず、歴史の運動が可能となる。」と言及しています。

少なくともインフラ財政出動派はブルーオーシャンと言われているように、ある意味異端扱いされるわけです。なぜか。
グローバリストはもちろんのこと、左翼、リベラルまでも「コンクリートから人へ」と具合にカルト思想扱いを受けいるようです。

いや、いや、数字見てください。(これ三橋さんがよく言ってた)
都道府県のGDPとインフラの相関関係は密すぎるぐらいに密です。(過去ログ


【スメルサーの社会変動モデル】

あんまり長くなると主旨に逸れるので、スメルサーの社会変動理論を紹介します。
簡単に説明する以下です。

起動 →  緊張(ストレス)の蓄積 → 緊張の蓄積 → ①停滞と衰退
↓         ↓                  ②革命的運動による
起動力の融合   社会的復旧               停滞と衰退
(それ以上変動                     ③連続的な発展
は起こらない)                     ④非連続的な発展
.                           ⑤革命的な激動歪み

社会における嫉妬、不満、ストレス、敵意などが「緊張」にあたり、例えば格差などが起動力にあたります。たぶん。
実はこの緊張という心理面が非常に需要であり、絶対的な経済状況は生産能力が高い先進国には必需品が行き渡っており、主流派の経済学者やグローバリスト・企業家の多くはこれを非常に軽視するわけです。

2:8の法則で有名なパレートもエリートの周流という社会の変動モデルを示しましたが、彼も残基という人間の心理面が先であると言及しています。

簡単にいうと格差(世襲、性差、民族、経済、地域)というものを放置しておいて、何も問題にならなければいいわけですけど、緊張が蓄積されそこで政府がなんらかの対策をするのなら、社会的復旧が行われればそれ以上もう社会の変動は起こらないわけです。

例を上げると、フェミニストの運動などにより1985年に「男女雇用機会均等法」が施行されその結果として、結婚・出産・育児までが社会・国家が面倒見ることが保障され、性差に関係なく出世できるという社会の構築がなされるようなことできていたのなら、社会的復旧が実現されたといえよう。

しかし、30年以上前の施行されたこの法律は事実上何ら効果がなく、次の局面に移るわけです。
現在、最終局面がどこに当てはまるかが試されているわけで、どうなるかは随時表出する変数から分析しないとわかりません。(ああなればこうなるくらいの予測は立てられますが)
今はフェミニストらに、カツマー(勝間和代さんのファン)というグローバリズム色の強い新しい少数派が加わり、これに山尾しおり議員のような保育園の問題などに配慮するリベラルが加わっているっていうところでしょう。

ちなみにスメルサーの社会変動モデルの①停滞と衰退はシュペングラーの文明の衰退に相当し、⑤革命的運動によって歪められた社会発展はマルクスの革命論に相当します。

③の連続的な発展が恐らく自民党が目指している着地点であり、社会変動の分化ー統合モデルに近く、反対する人々への統制ができるかどうかにかかっているわけです。
(例)共謀罪、特定機密保護法、ヘイトスピーチ規制法、マイナンバーのよる完全管理体制、TVドラマに企業よりの内容を刷り込む、報道メディアへの介入、訴訟による言論統制

端的に言えばディストピア社会です。


P.S

よく経済評論家なりジャーナリストなり予見を見誤ったとか糾弾する人がいるのですが、まぁ天気予報すらはずれることはよくあり、多種多様な感情任せで行動起こす有機体の総体である社会や国家の動きなんて法則で説明できるわけもなく、それこそマルクスの革命論という1本の世界線を預言書を信じるが如く、インフルエンサーの判断に依存しても仕方ないということです。

競馬の予想屋の3連単がはずれて逆切れするようなものです。
最近では東日本大震災によりその復旧の選択が迫られたわけですが、残念ながら今のところは逆方向(国家分裂・崩壊)に世論も政策も移っているように思われます。

社会的存在としての人間なんて不確実性から次の起こることをあらゆる可能性を考慮して、社会科学なり何らかの指標や選択、政策の材料として利用するぐらいしかできないわけです。

 

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ジェネレーションギャップ


【少子化で保育園が足りないとは】

まぁ、杉田水脈議員が結構叩かれているようですね。

不思議に思うのがなぜ少子化で保育園が足りないのかということですけど、私は団塊jrですけど保育園が足りないという現象はなかったと思います。
子供の数が多すぎて高校に入学できず浪人したり、中卒で職人になったり職業訓練校に進学する例もありましたが、保育園が足りないことはなかったわけです。
伝説となっているのが駒澤大学の受験の競争率が100倍で、だいたいの大学の6割以上が浪人生だったと思います。
これは普通にジェネレーションギャップでしょう。

で、昔はオイルショックを経験しながらも池田政権の所得倍増計画の流れを邁進し、年々給料が上昇するのが当たり前で中間層が非常に厚かったと思われます。
つまりは多くの世帯が、旦那の稼ぎだけで十分生活でき、カラーTV・冷蔵庫・洗濯機とそろった後はローン組んでマイホームに自家用車の時代に以降していったのが70年代後半だったと記憶しています。

そもそも旦那の稼ぎを補填するために、本来外で働きたくもない人が、子供を保育園にあずけてでも稼ぐ必要があるという、そういうのは端的に言えば中間層が破壊されたからでしょう。

少子化で保育園が足りないって現象が、私たちの世代からすると珍現象なのです。


【男女雇用機会均等法とは】

こう発言すると、「女性の社会進出が」と反論する人もいるでしょうが、日本って結婚して仕事して出産して子育てこの三つをこなしている人って、まさにマイノリティだと思います。
一般職の女性ですら出産にあたりパートタイムに降格しないともう会社にいられないわけです。
大体、大手優良企業でない限り結婚、出産、育児といった穴を埋めれる企業など希有であり、社内の重圧に耐え切れず出産・育児にあたり退職し、子育てが終了した頃再就職してもパートぐらいしかないわけです。

篠原涼子さん主演のTVドラマの「庶民の敵」でも、簿記1級の取得している女性がパートタイムしか仕事がないといったシーンがありましたけど、簿記3級の未婚の女性の総合職の人の方が正社員で立場が上なのです。これが日本の実情です。

確か今から30年以上前に「男女雇用機会均等法」が施行されたわけですが、まったく何も変ってないですよね。保守は変化の漸次性といいますがいや、何も変ってないでしょってこと。


【フェミニストかグローバリストか隷従かの選択】

このことに異を唱えたら「男は外、女は内。これが日本の伝統だ。」と糾弾されるわけですが、もう何十年もこれに抵抗してきたのが社会学者のフェミニストの田嶋陽子さんや上野千鶴子さんらの枠であり、まぁ左翼扱いされるわけです。

これで福祉は共産主義、コミンテルの思想で家族制度を解体するとか、なんかよくわからないことを言い出すわけですけど、いや、共同体、家族の破壊の過程が近代国家・資本主義の十八番でしょってこと。
教育を家庭から教育機関が担当し、労働を生活から商品とし分離させ、労働時間と休暇を分化しレジャー産業が発達し、一人の人間が身分としてでなく契約に基づいて多面性を有するようになったということです。

この変化しない構造のまずいのが、必然的にフェミニストに更に新しいマイノリティが加わることです。
この例を上げればグローバリストです。
勝間和代さんなんてその典型例で丁度「男女雇用機会均等法」が施行されたあたりから国家に対して懐疑的になり、その時に出くわしたのが大前健一さんの本だったわけです。グローバリズムとの出会いです。
フェミニストにならなくとも結婚・出産・育児ができる別ルートを見つけたわけですが、勝間さんの予想はずばり的中しており慧眼であり、30年以上たっても日本は働く女性に対して冷酷なまでの扱いをしていたのでした。

勝間さんは別ルートを選択してよかったですねと言いたいわけです。個人としては。


【バブル時代に放置していた問題が今】

私は恐らく頑なに変化を拒む勢力がいて、抑圧されている少数派勢力(フェミニスト)がいて、それでも当然変化を拒むわけですから新たな抑圧されている少数派(グローバリスト)が誕生し、その結果の今の構造改革を支持されている日本なのではないかと分析しております。(社会学では普通に分析されてます。緊張として。)

こういう意味ではグローバリズムにガソリン注入し続けたのは、逆に保守なんじゃないかと言えるわけです。

もうこんな問題は社会の一要素でしかなく、私が気づいていない所でもこれでも頻繁にこういう危険な因子は多数あると思います。
ジャネレーションギャップなんてそうですし、団塊ーバブルー氷河期ーゆとりとこれだけであらゆる意味で格差が生じており、この問題も手付かずにしているのも非常に危険なわけです。

バブル期の私立文系の学費とゆとり世代の国公立の学費が同じであり、しかもゆとりであると私立の中学と公立とでは学力の差が激しく、奨学金かかえてまぁ新卒でそこそこの会社に就職できなくて自殺とかしてもある意味仕方ないと思います。いくら宗教上の問題を言われたところで。お笑いのくりいむが大学中退できたのは、どうとでもなる希望がもてる時代だったからです。

貧乏でも公立の偏差値の高い高校に入学し努力したから成功とかなんて、今ではバブル期の淡い夢でしかないといえよう。

別にバブル期が幸せであったと言えばそれについては非常に懐疑的であり、バブル期の週刊スピリッツの柳沢みきおの漫画「妻をめとらば」の最終話なんて衝撃的で話題になり、ガリガリに痩せた過労死寸前のサラリーマンの悲惨さを描写していましたし、草薙剛さん主演のドラマにもなった「いいひと」も、過労死で死んだ旦那のことを問題にしています。
24時間働けますかとCMでありましたが、働いたらダメでしょ。

バブルでも過労死は問題になったのですが、それを放置し構造改革によりデフレが深刻化し、そのデフレを逆利用して急成長した大手企業ばブラック化し、その負の連鎖が継続しているだけなのです。
「亭主元気で留守がいい」という言葉は経済成長期の専業主婦の口ぐせで、今では亭主は稼げないからパートで稼ぎの低い旦那の収入の補填をしなければならない。だけど保育園が足りないという状況なのでしょう。

まぁ、子供の多い団塊jr世代で足りていたのですから、フォローして増設する必要なんてないと政府与党は思うでしょうね。
事実、大学や高校は統廃合してるのですから。


P.S

こういうある問題の影に別の問題が胚胎していることなのですが、例えば今チーム沖縄のことが問題になっていますよね。

だけど、私は東北がこのまま放置するのなら、まじでやばいと思っています。
戊辰戦争からのルサンチマンに加えて、3・11の震災に原発事故と起こり、それで農協解体されてTPPに公共事業がPFIと外資に食われる。
その一方で中央政府(東京)が東京オリンピックで浮かれているんですよ。これ、えぐいわけです。

で、先祖が賊軍扱いとして祭られていない靖国神社に熱狂的になっている右派のグローバリストが、どのように東北の人の目に映るのでしょう。
普通に考えてやばいわけです。

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アニメ・PSYCHO-PASSサイコパス①


【アニメ・サイコパス】

 

私はアニメサイコパスの一期のBDと劇場版のBDをもっており、劇場も見に行きました。wikiの説明ではこうあります。

>舞台は、人間のあらゆる心理状態性格傾向の計測を可能とし、それを数値化する機能を持つ「シビュラシステム」(以下シビュラ)が導入された西暦2112年の日本。人々はこの値を通称「PSYCHO-PASS(サイコパス)」と呼び習わし、有害なストレスから解放された「理想的な人生」を送るため、その数値を指標として生きていた。

>その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」として計測され、たとえ罪を犯していない者でも、規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれていた 

>そのような監視社会においても発生する犯罪を抑圧するため、厚生省管轄の警察組織「公安局」の刑事は、シビュラシステムと有機的に接続されている特殊拳銃「ドミネーター」を用いて、治安維持活動を行っていた 

>本作品は、このような時代背景の中で働く公安局刑事課一係所属メンバーたちの活動と葛藤を描く。

端的に説明するとシビュラシステムというわかり易く説明すれば、AIみたいな人工知能のシステムが厚労省のタワーの地下に一極集中して管理されており、その判定基準が司法の代わりとなり、その判定により犯罪係数が規定値に到達すると犯罪者として罰せられたり、また就職先もこのシステムの適性判断に従い決定されるというシステムです。(まぁ、このシステムが犯罪係数計測不可能の規定外のいわゆるサイコパスらの脳の終結したものなのですが、それは極秘となっております。)

判定基準を規定値を超えた人は潜在犯として、厚生施設に送られ治療するわけです。(そうなるとほとんどが改善の見込みなし)

それでドミネーターという銃に代わるものが、相手に銃口を向けると厚労省の地下にあるシステムまでその情報が転送され判定基準がをはじき出され、相手を気絶させたり時には処分(粛清)するわけです。
このアニメの世界は、行為により法により法廷で裁かれるのでなく、その場でAIみたいなわけのわからないシステムの判断により、行為でなく心により裁かれるわけです。

そこで監視官という警察官がドミネーターを使用し裁けばいいのですが、容疑者と接触したり裁いたりすると犯罪係数が上昇するので、犯罪係数が規定値をオーバーの潜在犯であるが、まぁそれなりに使える猟犬としての役割が執行官という役職の人がいるわけです。
わかりやすく言えば、犯罪者に犯罪者を裁かすわけです。

 


【一期は狡噛と槙島の戦い】

一期の内容なのですが常守朱というおかっぱの主人公の女性がいて、部下に狡噛深夜という元監視官(超エリートで身体能力も高く知的)の潜在犯の執行官がいるわけですが、この狡噛もある事件により犯罪係数が上昇して潜在犯になり、しかしシビュラの判定により執行官としての役割の選択か、厚生施設で檻の中にいるかの選択を迫られ、そこで前者を選んだわけです。(上のおかっぱの女性とツーショットになっている男性です)

で、その犯罪係数上昇の原因となった人物が槙島聖護であり、この人物はシビュラ判定できない特異体質であり、そのため裁きを免れ狡噛の同僚が彼により残忍な殺され方をして、狡噛はその同僚の仇討ちだけをこう考えるようになるわけです。(下の白髪の人物が槙島聖護です)

 

まぁ、単純に言えば同僚が殺された敵討ちをする狡噛深夜と、シビュラシステムそのものを特異体質故にその破壊を試みる槙島聖護二人の戦いなのです。そこに主人公の常守朱がからんでくるわけです。


【脚本は虚淵玄】

まぁ、このアニメを知っている人なら説明がいらないところなんですが、このアニメの面白いのは狡噛と槙島の二人ともエリートであり(あった)、インテリであり、格闘などの身体能力も高く、それでいて狡噛と槙島の二人は似ているところなのです。
一期と劇場版の脚本は虚淵玄です。

で、この狡噛深夜はかつては職務を通して社会の鋳型にはまっていたわけですが、槙島聖護の犯罪により潜在犯に陥りこの槙島聖護を追うにつれて、槙島聖護のようになるわけです。

もともと狡噛は知的でありこの物語の面白いところは、会話の中にウェーバーやオルテガやパスカルやベンサムなどの人物の名が出てくるところです。

(次回へつづく)

 

 

 

 

 

経済財政諮問会議と緊縮財政と敗戦否認の危険性


【亡国の緊縮財政】

今度こそ信頼できる財政健全化計画を  2018/1/24付 日本経済新聞 朝刊

 >内閣府は、政府が今夏につくる新たな財政健全化目標の前提になる中長期の財政試算をまとめ、経済財政諮問会議に提示した。
>2019年度以降に歳出を抑制しないと、国と地方の基礎的財政収支(PB)の黒字化の時期は、従来の25年度から27年度に2年遅れる。これは実質2%、名目3%超の成長が実現するケースで、低成長の場合は27年度でも8.5兆円の赤字が残る。
>安倍晋三政権は、PBを20年度に黒字化する財政健全…

【この道はいつか来た道】
まぁ、こんな話題は進撃の庶民ブロガーのほうが周知していることなのですが、今だに恐らく90%以上の国民が上記のプロパガンダーに踊らされているわけです。
 .
まず三橋さんの言ってる内容を理解するには複式簿記の知識が必要であり、バランスシートを知らない連中に説明しても、煙に巻かれたような騙されたというような錯覚に陥ることでしょう。かといって、今さら簿記を10分で説明して理解できるかどうかとなると、まぁ無理だと思うわけです。
 .
故に、90%以上の国民に理解させることは不可能であり、池上彰さんがTVでわかりやすく説明すれば、内容を理解していなくても、
.
「池上さんが言うなら間違いない」
.
と納得することでしょう。
ここで山本七平氏のいうように「純粋な人間」や頭山満のような「破天荒で豪快な人間」などのポピュラリズムにのった人物像が必要となるわけです。
某禁則事項者のような説明は最低限の知識を有したものにだけ有効であり、ロゴスなきロゴスの日本人には敷居が高すぎるわけです。
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「みんな支持してるから俺も支持しよう。」
この繰り返しです。

【財政健全化したければ法人税率を戻せばいい】
だいたい、普通何百兆円も内部留保している企業側が国の財政に口だすとか疑問に感じなければならないわけですが、いくら訴えても響かぬ鐘のごとく虚しい試みなわけです。
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そんなに、財政健全化したけりゃ法人税引上げればいいだけじゃん。

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【当たり前のことほど理解できない】
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今から20年以上の前に、私は西日本全域に販売網を有しているカー用品の店に商品を卸すルートセールスをしていたことがあるんですけど、まぁ新人担当には普通は売り上げの低いところが任されることになるわけですが、当然、売り上げの低い店って都道府県のGDPも低いわけですよ。
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で、先輩が引き継ぎをする際に
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「いや、君のところはなぜか高速道路が整備されていないことろばかりなんだよ。」
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と苦言していたけど、こんなのインフラ整備と経済の相関関係なんて、その時体験として当たり前のように思っていたわけ。
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遠征のエリアは、鳥取・島根・四国四県・大分・宮崎・鹿児島です。(日帰りコースの大阪・奈良・京都などは別枠です)
インフラ財政出動派なら上記の名前を出すと、別に説明がいらないわけです。
なるほどなって感じで。
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だけど、こんな当たり前のことですら周知されることが困難なんですよ。
インフラ整備しなくて地震が起きたら、ひたすら根性で上位構造を充実とかもう知識だけで頭が肥大化した連中の妄言で、戦後生まれのマッチョ思想の熱狂的愛国者とたいして変りません。

【TVドラマで刷り込め】
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過去ログで広瀬すずさん主演のTVドラマ「anone」に少し触れましたが、前回放送で妙な会話がありました。
道路工事の現場の会話です。
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「これ、毎回同じ場所を掘り起こして予算使い果たすだけの仕事じゃないですか。」
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もうこれで視聴者は公共事業が悪徳土建屋の既得権益のための悪行という物語が完成されたわけです。簡単でしょ。説明不要ですから。
最近医療ドラマが流行してますけど、同じようなことをされているわけです。
医師会を悪者にするような内容であったり、厚労省の規制が悪であり経済特区で規制がとっぱわられ心筋シートを使用して幼い子供の命が救われたり、患者さんは大切なお客様ですというような消費者にみたてた内容にしているのです。
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このやり方、既に何年も前から堤未果さんは米国でも同じことをして、米国は結果あんな酷い国に凋落してしまったわけですけど、そのことについて警告していたわけです。
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藤井聡先生の公案か、さかき連さんの小説で物語を広めるにも、まず活字という高い敷居を乗り越える必要があり、こんなことよりTVドラマの内容に刷り込んだり、池上彰さんらを操ればイチコロなわけです。
(池上さんってグローバル化、TPP、医療、福祉、インフラ整備、ベーシックインカムとかに関しての専門家でないし、それらに関して長期に渡り考察し続けてきわわけでないので、だから彼の人柄だけで彼の論説に盲信するのは非常に危険なわけです。)
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まぁ、インフラ財政出動派の敗北はTVのスポンサーが企業であり、グローバリズムに基づいている限り負けは最初から確定していたわけです。
JAや医師会やゼネコンだけのスポンサーでドラマを作成できるのかって、まず無理ですし脚本家が「国の財政破綻が!」とかそういうレベルではもう絶望的なのです。

 【負けを認めること】
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まず負けを認めることでしょう。
これは日本の敗戦の反省と同じく、敗戦を認めていないから開戦に至った原因やその経由の分析が疎かになり、こうして愚かな過ちを繰り返しているわけです。
戦後の、謝罪担当は左であり、敗戦をなかったことにする担当が右で、二度とこの敗北を繰り返さないという反省の担当が非常に少ないわけで、これが今でも引き継がれれているわけです。(小室尚樹、内田樹氏らは異端の少数派)
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まず、日本人は目覚めない。
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これを前提としてこの空気を規範とし、契約の概念もない議論もしない、論理性に欠けており、しかも信仰心もなく(日本教以外)、何しでかすかわからないと外国から気持ち悪がられていることを自覚することです。この事実を受け入れることです。
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アベグレンの日本的経営とかエズラ・ヴォーゲルの「ジャパン・アズ・ナンバーワン」、小林よしのり氏の「戦争論」などを読むことにより、自己陶酔ばかりして敗戦について何も考察しなくなり、議論は和を乱す悪としその結果としての今の日本の惨状なったとも分析できます。(反省しないから、小泉政権の構造改革でデフレが加速し失敗して、また安倍政権でもっと過激なことをし再デフレ化するわけです)

 

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AKB48とKARA


【AKB商法】

このブログは元々天下国家とかそういうジャンルのものでなく、緩い話題に力を注ぎあいたいと思っています。

AKB48の投票権や握手権付きのおまけ商法で一時期批判を受けたわけですが、文化とか芸術的な要素を度外視した場合、金儲けとしては手法は王道といわざるを得ません。
AKBのメンバーのすごいところがある一定の投票権を有するファンという名の顧客に対して、その顔を憶えていて握手の時に「いついつの時も来てくれていたね。」と軽く会話をするらしいです。

落語家(?)笑福亭鶴瓶さんのファンに対してよく発言する「憶えてるでぇ~」とはわけが違うのです。
駅のフォームで新幹線に乗るときにファンから手作りのおにぎりを貰い、席に着きまだそのファンがいると確認した瞬間、そのおにぎりを美味しそうに食べ始めてわざとらしく姿を見せる鶴瓶さんとは違うのです。
テレビ番組「突然ガバチョ」のEDで観覧者全員と笑顔で握手し、バスに乗り込んでそのファンの姿が消えるまでわざとらしく手を振っていたのとはレベルが違うわけです。
AKBのメンバーはインフルエンサーとなる重要顧客の顔と名前を憶えているわけです。

まぁ、ある意味キャバクラ嬢が客の顔を憶えているような高スキルをもっているわけです。


【草の根活動で日本でデビューを果たしたKARA】

まぁ、今ではどうでもいいことなのですが私は韓国のKARAのファンでしたし、日本のデビュー前の5月のファンミーティングあたりから1年だけ会員カミリアとして所属していました。
この一年だけというのも単に会員証がほしいだけで、私は実はあの忌々しいあの方のプロデュースしたおニャン子世代であり、渡辺美奈代のファンクラブのミナヨランドに島民でしたがその会員証を紛失し、一方渡辺満里奈のファンクラブのFUNNY FACEの会員の人が、ネットでその会員証をネット上で披露していいなぁと思い反省し、できるだけ1年だけは会員になろうと思うようになったわけです。(田村ゆかりの王国民みたいなものです)

まぁ、今となっては人間的には美奈代の方は非常に怪しく、満里奈のほうが歌に対しての情熱もあり、作詞家(秋元康以外の)とかに恵まれており、今でも満里奈の曲のほうはたまに聴くわけです。まぁ、どうでもいいことですが。

で、なぜKARAを応援することになったかと言えば、ネットでルパン三世を検索していて偶然KARAの曲の「LUPIN」に検索ヒットし、初めは「なんだよ。韓国かよ。」と始めは思ったわけですが、歌と踊りが斬新的でありいろいろ調べていくと、このKARAを日本デビューに導いた宣伝マンのあの人に辿りついたわけです。

それが劇団ひとりさんです。

加えてニコニコ動画好きなニコ厨ならおなじみに鷲崎健さんもファンであり、無名な時代の頃からKARAを応援しており、日本で初ライブした時もその司会を務めていたようです。一方でホリプロのMay’n部長をほったらかして。

KARAは実は草の根活動で日本デビューにかぎつけてきたわけです。

実は某AKB狂のインフルエンサーがKポップがゴリ押しで、流行していなかったと傲慢に発言していたのですが、それこそAKBこそゴリ押しじゃないかと思うわけです。
もうそれは、芦田愛菜ちゃん(さん)がKARAを韓国政府の日本侵略の戦略のためと騒いでいた熱狂的愛国者と同じレベルで、まずきちんと調べて欲しいわけです。

実は、音楽業界の人がジャニーズとAKB以外はCDが売れず、この不況の時代に(決定因は97年に施行された財政構造改革法の影響によるものですけど)加えてKポップをゴリ押しを試みたわけですが、最初はことごとく玉砕したわけです。

とあるグループをゴリ押ししたところ失敗し、そのグループは「4分で魅了する」という意味で命名したわけですが、一部心ない2chの連中がこの愛おしいユニットを「4分で終了」とまで讒言浴びるような状況だったわけです。


【情の強さ】

ロクに調べてもいないのにAKBを持上げ、KARAを揶揄する残念な人もいたわけですが(今KARAはたぶぶんゴタゴタで活動停止したりしているが)、まず私は遅れた熱狂的愛国主義趣向ら(ネトウヨ)と対峙の関係にありたいと思いました。
これはかつての10代後半の右派の中二病の自分との戦いです。
まぁ、これに加え嫌韓ムードの中でKポップのグループを応援するとどのような心境になるのかという興味もありましたけど。

とは言うものの、KARAを応援していたのは純粋に80年代の日本のアイドルの懐かしさやその本質的な要素に惹かれていただけで、これに他の要素ライバル国・敵国であるとうい属性要素など二の次なのです。

これが結構面白くて段々韓国という国や人に対しての警戒心、抵抗、などが段々と薄れてくるわけですが、これこそ理屈じゃないとわかったわけです。
ここにはやはり情や感性が介入してきたわけです。
ルボンの公理を所与の事柄とするのなら、「感情が理性に敗北したことがない」わけでありそれこそ当然の理なのです。(公然の理といいながら、情が上なのですけど)


【冬のソナタブームは徴兵制のある国だからという】

このKARAの草の根活動と王道の少女時代がガチのバトルとなって、そこに男性ユニットの東方神起なども加わっておりKポップブーム到来となったわけです。(だいたい、これで間違っていないと思います)

某インフルエンサーがその前の韓流ブームの「冬のソナタ」のヨン様にあこがれる主婦層を揶揄しており、なぜヨン様にあこがれるかの理由を、徴兵制のある韓国だからと分析しておりましたが、
いや!いや!こんなの多くの変数の一つに過ぎないだろってことです。

そもそもそういうこと言い出す連中に限って、戦前・戦中の被曝や空爆の経験もないどころか運動部などに所属したことのない連中が多く、失神して気を失いそうな状態だけど倒れたら後輩への面子が立たないからそのギリギリの直前の所で耐えているとか、もうそういう極限状態の体験が非常に少ないのと推測してみます。公とか個とか超越した次元のことですから。

週刊少年ジャンプの漫画「魁!!男塾」の極小路秀麻呂が極限状態の中重い団旗を支えていた心境をまるで想像できないのです。松尾が立ちながら気を失ったこともそうですし、弁慶の立ち往生もそうでしょう。これなんて単なる男の意地とかそいういうレベルのことです。

別にその体験(苛酷な訓練や部活経験)があるから徴兵制を語る資格があるとかそういうのじゃないけど、現場を知らないし自衛隊員に表面上で関わっても、中にまで入っていないから実感できるわけもないはずです。知的作業なんて形而上の妄想のフィクションでしかないのですから。

中学・高校で野球部の活動で血反吐を吐いた経験のある人が、文科系の人の野球理論を上から目線で語る連中に対する連中に嫌悪感とその軽薄な信憑性のなさを感じる感覚ってハンパじゃないでしょう?
そういうことなのです。


【無知の知という謙虚さを失えばグロテスクになるのでは】

さて、話題を戻しますが実はこの情というものが非常に大切であり、理知的でなればなるほどこの情を軽視しがちになるとKポップ体験からでも実感できるようになりました。

面白いのが内田樹・白井聡氏の「日本戦後史論」で東浩紀氏のベストセラーの本の内容について触れており、アニメのオタク文化の小児性と漫画好きの麻生氏や安倍政権との密着の関連付けとか、私にとってはもうそれこそが知的に肥大化した中でようやくつくり上げた仮説の一つでしかないと思われます。(これだけの原因でアニオタが麻生氏を支持しているわけではないということです。そうなると某禁則事項者がそうなってしまいかねません。「俺たちの麻生」的な発言をしてますし。)

大体アニメでもいろいろあり、「PSYCHO-PASS サイコパス」「魔法少女まどか☆マギカ」などはまったくそうとも言えない内容なわけです。(いずれも虚淵玄の脚本ですが)

「知っていることは知っており、知らないことは知っている」
ソクラテスの言葉ですが、ただこのことを自認していることにより、謙虚になれるかどうかということでしょう。(注意:これは東浩之氏個人に対しての批判ではないので。)


P・S

かつてKARAのメンバーのジヨン(知英)とギュリのストラップの売れ行きが悪く、2chのジヨンスレでひたすらジヨンを称賛してガンダムのジオン軍にちなんでジヨン軍の結成に加担してた時期ありました。

2chでごく少数(恐らくID変えたりして)で毎日ジヨンを誉めまくり、ジヨン軍敬礼(`・ω・´)ゞまで流行させようとしたことを深くお詫び申し上げます。(?)
これ、韓国のネットで「日本の2chでジヨンブーム到来」という話題となったりして、この影響もあってか日本でもジヨン(知英)人気が上昇したともとらえられるわけです。
まぁ、いずれにせよジヨンが単独での活動力をつけ、竹中直人さんらと映画出演も果しているわけでよしとしましょう。

しかし某元在特会の人がニコ生放送で実写版「地獄先生ぬ~べ」の雪女にジヨンが演じたことに怒りを露にし、もうそれはどうでもいいだろうとおもう次第であります。

今後、日本は滅びるかか解体されるか、せいぜいよくて衰退するかで、それらを受け入れることの選択もありなのです。(グローバル化批判している連中が財政健全化を支持しているのですから)
わざわざ、同僚にも市民にも叩かれる公務員になる茨の道を歩む必要はないということです(過去ログ)。小保方さんや上原多賀子さんのように罪もなく(過失はあっても)、無駄に顔のない大衆の生贄になるだけです。

ましてやジヨン(知英)を叩くなってこと。元ジヨン軍の一員としての発言であるが。

 

 

ルサンチマンによる逆襲とその主要因


【嫉妬は社会の維持のイエローカード】

「成功した人を妬む社会に・・ゴニョゴニョ」小泉元総理

この発言を覚えている人も多いことでしょう。
実は嫉妬という感情は、まず同胞にしか抱かず、抱く人と抱かれる人との関係としては好ましくなくとも、社会現象としてはまだましな状態なのでしょう。(説明省略)

嫉妬ってのは権利の要求とある学者が発言したように、同胞間でしか抱かない感情なのです。まぁ、それでも社会の紐帯の維持としてはイエローカードの状態ですが。

で、それより深刻なのは敵意でありルサンチマンであり、もうこれは双方の関係の問題でなく、社会全体・国家規模の問題であり、今後の国体維持に関わってくることなのです。


【廃藩置県とは】

前回ちらっと紹介した内田樹氏と白井聡氏の対談本の「日本戦後史論」で、賊軍扱いされた東北の連中が唯一出世できるコースが陸軍であり、実はこの東北のルサンチマンが満州事変などの暴走へや大東亜戦争の原因になったのでというような仮説を述べたわけですが、それに関しては私も承服する次第であります。

まぁ、以前から私はこのようなルサンチマン仮説に関して別の側面で抱いていたわけで、ほぼこの本の対談で確証を得たわけです。(まぁ社会科学などは仮説の域を出ることはないと私はとらえていますが。)

要は、天皇のためだとか国家のためだとかスローガン掲げて戦争をけしかけるわけですが、東北の人は戊辰戦争の賊軍扱いを受けずっと藩閥政治に反感を抱いており、常に冷飯を食わされたルサンチマンを抱き続けてようやく陸軍のエリートコースが開けた瞬間、フロイトのいう抑圧された感情(フロイトは性欲に限定してましたが)が無意識のうちに噴出し、既存の国家を破壊する行為に結びついたということです。

こんなことがあるのかと思ってしまうのは、関東や関西などの地域の人の価値観であり、今でも東北の人(とくに福島)と山口の人とは仲が悪く、東北では今でもどこの藩ですかと日常会話にでてくるそうです。
廃藩置県によりそれぞれ別々の税の徴収制度だったのを中央集権化して、ようやく日本という近代国家の誕生にいたるわけですが、藩の帰属意識の影響は今でも強く残っており、奈良でも御所と三重の名張とでは方言で「よーっ、よーっ」と共通点があるそうです。(御所と名張が同じ藩だったかどうか知らないけど)
奈良県内でも言葉が微妙に違い、名張なんてむしろ奈良に地域的にも非常に近いわけですが、なぜか三重県であり中部地方です。

こんなことは丹後とか豊橋とか福知山とかの例でもわかるように、先祖代々の土地や伝統と県民性とは一致しないわけです。
県民ショーで京都代表で千原jrさんが京都の特徴を述べていますが、福知山と京都市内と異なり、木津町も京都ですが正確にはまったく文化圏が異なるのです。


【ルサンチマン】

話は逸れましたが、ルサンチマンを抱いた層の反乱としての現在のグローバル化という国体破壊と密接に関係していると思うわけです。

グローバリストの面子を見るとまず、日本の属性本意の閉鎖社会から締め出された連中が非常に多いわけです。
単身で米国に渡りアメリカンドリームをつかんだ人、生まれは貧しいが勉強して偏差値の高い大学に進学し弁護士になった人、女性というだけで結婚と子育てのために出世できない人、中卒、高卒で芸能人や職人として成功をした人など、かなりグローバリストが多いわけです。

なぜか?

そうです。既存の国家の政体の破壊衝動が現実として成功しても尚且つ、そのルサンチマンとして残っており、そうなるともう震災で痛手を受けた東北の人への温情よりも、ルサンチマンとしての激情が強くその結果、既存の国体の破壊衝動を開放せずには、もはや私人個人としてのアイデンティティを保てなくなるわけです。
成功したら気分も晴れやかで幸せになると思っていたが、現実的には逆で良家からの蔑視を感じ、ますますその破壊衝動が増すのではないのでしゅうか。

こういうタイプの人は成功者は、東北の震災などあると直後に2、3千万円の寄付なんて経費と思いチョロく出しますが、すぐにTPP参加に農協解体の断行と本性を表すわけです。

食べて応援!
しかし
TPPと農協解体で競争力つけて頑張れ!

まぁ、議論を避け空気に従い、この空体語(東北がんばれ)と実体語(苛酷な試練に耐えろ)の矛盾は日本の伝統ですから今に始まったことではありませんが。


【格差は受け継がれる】

そもそもグローバリストの成功者も今とは昔とは時代が異なり、アメリカンドリームをつかんだ人の時代の米国は、中流階級の層があつくチャンスで溢れており、日本国内でもバブル崩壊前に既に成功をつかんだ人が非常に多いわけで、別に公正により勝利を獲得したわけでもないと思われます。
現在、成功したその人が貧しい家庭に生まれて今つかんでいる成功をつかめるかといえば、まぁ非常に疑わしいわけです。

これに関しては非常に講演料が少し高いと一部では揶揄されている経済学者のクルーグマンのホームページに、グレート・キャッビーカーブなるものを紹介しています。

https://krugman.blogs.nytimes.com/2012/01/15/the-great-gatsby-curve/

2012年に労働経済学者のアラン・クルーガーらが公表したものですが、要は「格差は子供に受け継がれる」というものです。
アメリカンドリームなんて中間層の厚い時期の一瞬の出来事に過ぎないと数値により明証化されたわけです。


【ジャパン・アズ・ナンバーワンという神話】

で、私は日本のグローバリストの多くはパイプラインシステムと言われた、日本的経営という幻想や、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」で有名な社会学者のエズラ・ヴォーゲルの神話により、そのシステムにより抑圧されていた連中のルサンチマンが噴出しただけの人物のではないかと思うわけです。

この伝説に意を唱えたのが社会学者の尾高邦雄先生であり、アベグレンやヴォーゲルの仮説は労働組合のある一部の大手企業を例に上げたでけで、現実としては乖離していると糾弾したわけです。

このヴォーゲルの本って日本でバカ売れで、日本人が自画自賛しちゃったわけですが、「菊と刀」のベネティクトもそうだけど、米国にとっては東アジアの重要国として徹底的に研究したその結果でしかないわけです。

尾高先生は日本の産業社会学の泰斗であるが、米国はその士気(モラル)の研究を企業から日本人の士気とも関連づけて研究しており、戦時中に何千人という社会学者・社会心理学者を雇用したわけであり、日本の敵国の国民性の研究には閉口する限りです。
レイトン報告なんて有名であり、日本に原爆落とす必要がなかったことは、その報告書から導きびきだされているからです。
戦後もソ連という東側に日本が取り込まれることが非常にまずく、それ故のヴォーゲルやベネティクトらの日本人の研究であり、今はもうその必要もなく中国人を対象にして徹底的に研究していることでしょう。(ライバル国に研究されていて、その内容に気持ちよくなって自画自賛って・・情けない)


【偏差値ルサンチマン】

私は80年代の閣僚が東大・京大・一橋すこし落ちて他の旧帝大・早慶ばかりだったと記憶しております。
東大法学部卒で大蔵省へのコースがエリートコースでありそこから国会議員になるのが王道であるとするのなら、そこが基準値となるわけでやはりそこから外れると劣等感を覚えるのは普通のことであり、同胞というのは同じ物を食べ同じ言語を話しはじめて共感を得るわけで、政治家としてはやはりそこからあまりにも乖離すると、ルサンチマンを強烈に抱くのは自然のことだと思います。

安倍晋三 成蹊大学卒
麻生太郎 学習院大学卒
菅善偉  法政大学卒

もちろん、偏差値と政治家の力量とが必ずしも一致するわけではありませんが、恐らく東大・京大・一橋がデフォの環境の中で放り込まれるとかなりつらいでしょうってことです。(上記三人の出身大学は一般庶民が卒業したのなら何ら臆することもないわけですが、基準が東大・京大・一橋となるとねぇ。自信のない属性本意の人間となるともう辛いでしょ。)

この偏差値ルサンチマンから、英語化教育とか大学の研究に成果を求めるとか、国立大学で文系を廃止するとか、既存のアカデミックなものを破壊し、付け加えるのならグローバル化により既存の日本を解体し、シンガポールのような全てが金という文化も伝統も何もかもぶっ壊した日本にしたくなるのではないかと。しかも無意識に。

だからリセットとかドリルとかいう発言が出てくるわけです。
だいたい一院制とか正気の沙汰じゃありません。
北朝鮮じゃあるまいし。

私は実はこうなったのもかつて日本的経営のような因習により、社会の隅に追いやられたルサンチマンを抱いていた連中がその時代の僥倖により成功し、その暁として既存の国体の破壊を試みているだけと分析しています。
ぶっちゃけ無意識に復讐しているわけです。
かつての東北出身の陸軍のエリートと同じようなものです。

 

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マッチョ思想の文化系の人たち


【戦争を知らないマッチョな人たち】

美輪明宏さんが長崎出身で原爆の被爆を受けたことは有名ですが、彼(?)はやはり戦前を知っており憲兵や軍人が威張りちらし、女性が首飾りなどしてそれを目撃して気に入らなければ裸にひん剥いたり、学卒者がいれば生意気だと暴力をふるい確か死に至らしめたようなこともあったと発言していたと思います。

その中でも印象的なのが学徒動員で母親が息子を見送り、「生きて帰ってくるんだぞ」みたいな発言をしたところ、憲兵が軍の人間か忘れたけど「お前は何てことをいうんだ!」みたいなことを母親に怒鳴り、母親はそのまま鉄柱に叩きつけて血だらけになり、息子は黙って敬礼して去り、そのまま帰ってこなくなったなどの話にしていたと思います。

奈良の王寺町に戦前生まれの女性がいて、やはり本土空襲を体験し当時小学生の少女であったが、その人が飛行機の中のパイロットの米軍の顔が見えて、それでいて笑っていてそのまま実弾をくらったと、その傷も披露して戦争の悲惨さをボランティアで小学校なども回り訴えている人もいます。

私が小学3年の担任(停年直前)は実際に戦争に行ったことのある男教師で、恐らく東南アジア戦闘のことを語ってくれたのですが、それは少し懐かしそうにであり悲壮感をあまり感じませんでしたが、戦後生れの私たちがいくら本やネットの知識で、勇ましいことを発言したところで、戦争を体験している人にとってはもはやお花畑の脳みその持ち主と見えよう。


【ロゴスありのロゴスの三島由紀夫】

さて、同性愛者でありスピリチュアリストの美輪明宏さんは、オカルトの急先鋒の五島勉さんの友人の三島由紀夫とも親密な仲だったようですが、三島は身体が弱く戦争に行けなかった事にコンプレックスを覚えていたようで、冬のソナタのヨン様のごとくやはり肉体をボディービルなどして鍛えていたようです。

徴兵されなかったという負い目を感じていたようです。

実際、三島は自衛隊に入隊してその厳しい訓練を体験し盾の会を結成し、このまま放置すると自衛隊は米国の二軍となり、いずれ日本は経済だけの骨のないクラゲのようになると警告を発し、あのような結末となるわけです。(だいたい間違っていないと思います。)

まぁ、今は日本が経済力だけの国ですらもうなくなっているわけですが・・。

大衆からはやはり三島の行動は常軌を逸脱しただの狂気ととらえらえているようですが、三島は皮肉にも空気に支配される日本人らしくなく、まさに知行一致した死を遂げたわけです。

矛盾のない彼の行動はその矛先を自分に向けることにより、盾だけが残りその生を終えたのでしょう。


【訓練って文科系が想像しているより苛酷】

私が不思議に思うのは戦前を知らず自衛隊にも入隊するどころか、運動部にも所属したことのない文科系の部活に所属していた人が、実にマッチョな思想を持っている人が非常に多いところです。(それもそのはず本読んで影響受けるのはまず文化系ですから。体育会系は・・・。)

戦前・戦中における空襲などの大量殺戮などの経験がないのは仕方ないとして、改憲派にしても、米国追従派にしても、自主独立核武装派にしても、このようなマッチョな発言をしている多くの政治家やインフルエンサーが、部活で失神寸前のような訓練すら受けていない人ばかりなのです。

昔は今と異なり、部活のランニング中に脱水症状を起こし耐え切れず、トブ水を飲んだことのある武勇伝(?)とか、ランニングをわざと遅れ喫茶店に入り水をもらうという悲惨(?)な経験のない人が、マッチョな発言をしているわけです。

こういう意味では橋下徹氏は高校の頃ラグビー部に所属しており、まぁそれなりに訓練の苦しさを自衛隊や軍隊ほどでないにしても、かする程度かもしれませんが多少なりとも想像できることでしょう。


【これもブルーオーシャンなのか】

かつてウーマン村本さんを無知だとか某インフルエンサーの影響を受けてか私も礼を欠した発言をしたことがあるが、彼の有事の際に「逃げる発言」はまぁ不思議でも何でもないわけです。

これに関しては私はわからないとしか答えら得ません。大体、運動部にも所属していた経験があり、10代後半から20代にかけてマッチョな右翼思想の持ち主だった私ですらそう言ってるわけです。
表向きでは「戦います」(`・ω・´)キリッと一応は公言するでしょう。

しかし戦っても伝説の大阪八連隊のようになると思われます。(この八連隊の話も山本五十六の甥の人から教えてもらいました。熱烈なカープの追っかけでそれが原因で離婚した人ですが。)後ろ向きに戦うということです。

まだウーマン村本氏のほうが、おばあちゃんの戦争体験談や弟が自衛隊に入隊して(した)経験という身内の体験談があるからして、まだ私はましであると感じています。

しかしながら、米国から自主独立して核武装して財政健全化を目指しながら国力増加とかいう論客がいるとするなら、もう北朝鮮みたいな国を目指したいのかと言いたい。

立憲民主党は恐らく別の空中分解したような経済政策に乗り出す可能性が非常に高いと思われます。
保育園を充実させて医療・福祉を充実させて、米国から独立し軍事力を増加してだけど少子化だから経済成長放棄する。
かといって資本主義から次のシステムへの移行すらまったく研究する展望もないし、それどころか代わりになるエネルギーの開発の展望も研究費も削減したまま、原発を廃炉してどうして、自主独立した国になれるのか不思議でなりません。

ヘタすりゃ、立憲民主の改憲内容に財政健全化が明記されているのかもしれないわけです。

これで個別的自衛権による平和憲法による自主独立した日本とか、もうわけがわかりません。
このような政治において珍事が起こるのも、実は安倍政権支持をしている熱狂的愛国者の多くも、立憲民主党を支持している木鐸の多くも、戦争を知っているどころか部活で血反吐はいたことのない脳内マッチョな連中ばかりという影響もあるではなかろうか。本当に体を鍛えた脳筋は案外マッチョな発言をしません。多少なりともその辛さをイメージできるからです。
アキレス腱固めの痛みも、掟やぶりの逆サソリの苦痛も知っています。

まぁ、以下の本の内容は前者のことに関してだけですが、割りと正鵠を得た対談内容だと思います。どうやら内田樹氏は近々ミラーマンにでも変身したいようです。

 

日本戦後史論

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社会科学の特徴と池上彰最強伝説


【議論を避けないリフレ派界隈】

私は割りと論敵ともいえる側でも評価しているのが、リフレ派が議論を逃げないことです。日本では議論することは空気を乱すこととなり、悪とされ八つ墓村のような村社会思想が今でも根ずいておりますが、しかしこのリフレ派界隈は西洋のように個がある意味確立できており、そこは評価するわけです。(エッジ効きすぎだろうってのもありますが、どこも同じ)

マンデルフレミングモデルの議論に関しても、彼らは逃げずに議論していたわけですが、数年前にリフレ派ブロガーで本も出版しており、某有名インフルエンサーの動画チャンネルにも登場している人のことですが、彼のブログのコメント欄は疑問を呈すれば大抵返答がかえってくるのでした。(まぁ、ブログ主は返す必要もないのですが)

これでも結構勉強になったのが、主流派の経済学の金利が一定とか貿易の影響を受けないとか、可笑しいのではないかとコメントを入れると、「物理学でも摩擦とか考慮しないです。だけど正当性がある。」と返答が帰ってきて、それに関してこう来るかと関心したわけです。


【従属変数と独立変数と所与の事柄】

まず、社会科学の特徴は(自然科学もそうですが)従属変数に大して独立変数を確定することです。
例えばデフレーションという現象を従属変数にあたり、これが貨幣現象ととれえるのがリフレ派であり、需要不足としてそこに公共事業により解決するというのがケインズ派であり、それらが独立変数となります。(私はあまり興味もなく詳しくもありませんが、こんなところでしょう。だいたい。)

まぁ、独立変数に影響を及ぼす媒介変数などもありますが、だいたい雑に説明するとこんな感じです。除外しても良いと思います。たぶん。

で、これに重要なのが所与の事柄であり、これは前提としている条件であり、これこそ金利が一定とか貿易の影響を受けないとか、そういう類に相当します。
例を上げると、マンデルフレミングモデルにおいて、大国にはこのモデルは採用できないというのは、所与の事柄に相当するわけです。

言ってみればこんなことは特殊な形而上での出来事にすぎないことなのですが。(これは社会学も同様です)


【遅刻するやつは何を言っても遅刻する】

よく何度注意しても遅刻する種族が皆さんの周囲にいると思います。
彼らに遅刻する理由などなく、遅刻するから遅刻するわけです。
彼らに遅刻という従属変数に、理由という独立変数を確定しろと大抵、几帳面な人間は攻め立てるが、いやぁそういうタイプの人間だからと私は諦めています。(集合時間をその人物だけ30分早めに伝えるとかしてればいいじゃんと)

しかし、これでは社会人としては通用しません。
そこで遅刻という従属変数に対して、理由をつまり独立変数をいろいろ探し出すわけです。会社の遅刻を例を上げると探したところで、理由はこんなところでしょう。

・会社が休暇が少なく残業続きで疲れていて寝坊した。
・残業代を踏み倒されてやる気がなくなった。(モチベーション・士気モラルの低下ですね)
・パワハラ・モラハラで職場に行きたくなくたった。
・不当な人事の評価にやる気なくなった。
・給料が安い。
・阪神が巨人にボロ負けした。
・非正規でやる気でない。

まぁ、これらはあくまでも遅刻したことに対して、あえて原因となるものを見つけ出す作業にすぎず、遅刻したから遅刻したに過ぎないわけです。

まぁ、さすがにどのいい訳も通用しないと予想すると、遅刻した従業員は時にはをつくことがあります。例えばこんなのです。

・妊婦を助けていた。

遅刻をした従属変数に対して、理由を述べてそのモデルは完成するわけですけど、これらの所与の事柄が「遅刻した社員のいい訳に嘘がないこと」だとすると、もうそのモデルは崩壊するわけです。

(従属変数) 遅刻したこと
(独立変数) 妊婦を助けていた
(所与の事柄)遅刻した社員の発言に嘘がないこと

イラク戦争の大義にも相当し、所与の事柄が「大量破壊兵器を隠し持っていたこと」であったのですが、これによりイラク戦争が自衛であるといい続けることが可能となったのですが、しかし大量破壊兵器が発見されなかったことにより、アメリカ人のまともな連中はもうこの戦争に関して閉口するわけです。
日本と異なり、ロゴスありロゴスの国民だからです。

これで「フセインが見つからないからと言って、フセインがいないことにならない。」なんてしたら、もう本来なら失笑者扱いになります。ただ、これらはもともな先進国であればのことに限りますが。日本はこういう意味では後進国です。


【均衡と機能】

で、経済学の所与の事柄は行動経済学や労働経済学は知りませんが、「各自が合理的に行動を起こす」というものを前提としてるわけです。主流派の経済学はたいていそうでしょう。
でないと、従属変数にたいしての独立変数を数字を関連づけた、物理学のような均衡モデルを適用できないからです。
小室尚樹氏が二度と日本が戦争に負けないように新型の原爆を開発するため物理学を学び、物理学と経済学と共通すると気づきそれで大阪大学の大学院に進むのも、納得できることであり、メルケル首相、マーガレット・サッシャーもともに、物理学を専門としており、彼女たちが均衡の陥穽にはまるのも割りと普通の現象なのです。
悪く言えば単純なのです。

これらの均衡モデルに対峙するのが機能モデル(こんなのあるかどうか知らないけど。社会学には構造機能論はあります。)であり、これは生物学と似ているわけです。

物理の法則は均衡であり石の温度は外気に影響され、外気が低い温度なら石の温度も低下し、石が熱くなると外気の温度とほったらかしていたら温度が下がり均衡を保つというようなものです。まぁグローバル経済がその典型ですね。

これに対して機能は生物の体温に相当し、寒ければ生命の維持のために脂肪を燃焼させるし、逆の場合は発汗して温度を下げようとするわけです。(チリの生物学者のキャノンが有名)
地方がインフラ断絶されて都市部に若者が集中するのなら、そこにインフラ整備をしIターン、Uターンなどの政策なんて機能です。地方交付金もそうですし、社会保障制度の充実も同様なわけです。


【感情が理性に敗北したことはない】

で、社会というものは有機体である人間により構成されているのに、こんな均衡モデルを適用させていいのかとなるわけです。
しかも、主流派の経済学は人間が合理的に行動すると所与の事柄にしていしまっておりこれが誤りであるのなら、それこそ遅刻した従業員の「妊婦を助けていた」のいい訳と同様となろう。

ここで私はルボンの「感情が理性に敗北したことはない。」という公理を採用します。まず人間が合理的に行動を起こすというありえないわけです。(利害と合理性とは異なります)

こうなると禁則事項の人の行動は、まぁそうなのかと思うわけです。だけどそれが彼の経済指標がくつがえさえることにはならないけど、多く日本人は個よりも私や集団の側面が上位にたちすぎているため、その理解にいたらないのです。

人格と理論の分離をってとこですが、人間性が上位にたつ池上彰さんが万人受けするのもわかります。いい人ぽいですね。
いや、彼が薄っぺらい考えをただわかりすく説明しているとか言ってませんからね。誤解してとらえないでください。
彼は秀逸で私は彼の教説を観測する度に、感動で涙が止まりません。たぶん。

 

 

 

タブー(後編)


【日ユ同祖論とユダヤ陰謀論】

前回から引き続いてなんとかそのオカルト談話を試みたわけですが、不慣れな分くじけそうになりました。
まず日ユ同祖論ですが、こちらは歴史から忽然と消えた北イスラエルの失われた10氏族のうちが日本人のルーツではないかという説です。
確か、もうそのうちの一つが確かエチオピアが認定されたようで、社会心理学者の小坂井敏明先生もそのことに触れています。(アイデンティティという批判的な意味で)

で、ここで「ムー的」なリスキーな側面から考察すると、伊勢神宮つまり天照大神とユダヤとの係わりがあるのではないかという説があるわけです。
伊勢神宮に行かれた方はご存知かもしれませんが、伊勢神宮の橋の前の石でできた柱みたいなものに、ダビデの星が彫られているわけです。

イスラエル
伊勢神宮 ⇒ 伊勢(イセェ・神の民の意)

帝(ミカド)⇒ カド族

NHKでやっちゃった放送内容と多少、関わってくるわけです。
ヘブライ語と日本語のカタカナが非常に酷似しており、そこもまたかなりリスキーな内容なわけです。
こちらはMr.都市伝説の関暁夫さんが大変詳しいと思います。

で一方でユダヤ陰謀論の典型例は出口王仁三郎の「霊界物語」に代表される、イシヤの存在です。
フリーメーソンが元々、大工(石屋)の集まりはそのマークから予想されるが、フリーメーソンにもいろいろあって複雑のようです。
穏健派もいれば急進派もおり単純に善悪をつけられません。

出口王仁三郎はあくまでもユダヤ陰謀論よりだといえましょう。


【女性というマイノリティ】

こんなのは誰も相手しない影響力のない雑誌だから許されるわけであり、このオカルト趣向とオウム真理教のように単純に関連づけれるのは、国土強靭化の理論と禁則事項の人格と直接結ぶつけるようなもので、ナンセンスです。

これを第二宗教性とシュペングラーから引用する人もいますけど、シュペングラーの第二宗教性は金権政治を打ち破るカエザル型が表れ、しかし、それでもまともな社会にならずそこで初めて第二宗教性が高くなるわけであり、超能力者の秋山眞人さんなんてバブル絶頂期にTV番組でUFOを呼んでました。

「世界の宇宙人の皆さん!」という具合にです。

週刊少年ジャンプの「燃えるお兄さん」にもこのシーンがあり、ギャグとして扱われており、あまりその社会の崩壊と関係ありません。

まぁ、こういうオカルトやスピ系のブームや、自己啓発の力本とかを批判する人がいるわけですが、私は勝間和代さんの本を何冊かもっています。
もうこれで結構、ある人たちに叩かれるわけですが、別にカツマーでもないし共感するところもあればそうでもないところも多く、ミルトン・フリードマンの「資本主義と自由」も高橋洋一さんと対談していたときに、「批判するならとにかく読んでほしい」とか言ったので、まぁ読んでみようかという気になって読んだわけです。感想はまあ、あれですね。

なぜ勝間さんの本を読むのかと思い、おそらく彼女がマイノリティだからなんだと思います。
勝間さんは自分よりも成績のいい姉が新聞広告で仕事を探している姿を見て、これではいけないと思い出会った人があの大前健一氏の本だったそうです。たぶん。

私はなるほどなと感じました。今から30年ほど前も今もですが日本の社会は閉鎖的であり、子持ちの働く女性が活躍するには、グローバリズムと手を組むのが手っとりばやいのでしょう。
これって、案外戦前の東北のエリートの連中が陸軍しか出世コースがなく、そのために既存の国家のシステムに対しての改革衝動、悪く言えば破壊衝動があったんじゃないかというところに共通しているわけです。最大功労者の高橋是清を殺害するわけですから。

実は、アベ・グレンの日本的経営は一部のマイノリティにルサンチマンを感じさせて、それがスメルサーのいう緊張の状態で30年たってもこれは殆ど改善されておらず、まぁスメルサーは最終局面を5つにわけているわけですがその説明は省略します。


【心を穏やかに】

まぁ、オカルトの知識に関してはかなり稚拙であり、結局いつものごとく収斂したわけですが、話をオカルトに戻すと以前プロの某スピ系の人が憲法改正内容に個人が人と明記される内容であることに対して怒り、それに対して私は「マザーテレサは平和の集会に行くけど、戦争反対の集会にいかない。と名言を残していた。」と忠告し、まぁそういう活動はやまたほうがいいみたいなこと言ったわけです。

すると、「マザーテレサは行動を起こした。」と言い返され、まぁそれじゃ仕方ないですねとこれ以上口を挟まなかったわけです。

反対しているだけでは国防、福祉などの問題もあるし、資本主義の形態を維持していくにあたって具体的なヴィジョンがないと、スピ系以外は誰も納得しないだろうと感じていました。
これ読んでなかったらいいのですが、瞑想して宇宙意識と一体になり精霊と交わり愛の波動で、世の中にアセンションとかそういうので貢献できるでしょうにと。禁則事項者が農業治療により悟りの境地に到達することと同じです。
のちに「マビノギオン七色の書」みたいなものを作成し、モリサマ様のようになれば社会に貢献できるかもしれません。たぶん。

憲法反対するなら相当エネルギーも必要であり、例えば権力者を縛り付けるマグナカルタ憲章を引き出すのなら、まぁおそらく論敵は国民の義務に関して攻めてくるだろうから、それにどう対応するかとかです。
例えばイタリアの憲法の場合は勤労というものは義務というより権利の意味が強いわけです。

第4条 ①共和国はすべての市民に勤労の権利を認め、この権利を実行ならしめる諸条件を整備推進する。

ここで議論する際に、むしろ中央政府(自治体でなく)が国民に仕事につかせられるように予算を充実させるとか、デンマークみたいな政策をとらせるためとか、こういう意見をぶつけなければならないのです。(まぁ今回の件でどうでもよくなりつつあるけど)

別にふざけているわけでもなく、スピ系に人たちは瞑想して涅槃に到達したほうが社会に国に世界に宇宙にも貢献するのではないかと思います。たぶん。

 

 

 

 

 

 

 

タブー(前編)


【議論したらダメ】

もともとこのブログは天下国家とかそんな崇高なブログでなく、オカルトのような変人エリアの発言もしていきたいと思っていました。今でもそうです。
私は数年に1回ほど雑誌「ムー」を購買し、中身を拝見して楽しんでいます。

オカルトは基本信じるというよりも楽しむということを主として、真実とか真理とかそんなの二の次どころか百の次ぐらいでどうでもいいわけです。
しかし、私が過去ログで指摘しているように、オカルトに讒言を投げかける人物の多くが、まずそのオカルト以前の知識の域に達していない人が多いわけです。

ダーウィンの進化論がありますが、ダーウィンの進化論を肯定しながら天照大神の子孫としての天皇制を肯定する論客がいるわけです。
一部熱狂的愛国者たちが靖国の英霊に祈るわけですが、一方で死んだら終りと唯物論的なものを発言することも同様のことです。
そもそも日本はそれらについて議論することすら、タブーとされるわけです。


【共同体原理の社会】

このことについて戦前生まれで現実として大東亜戦争に参加した山本七平氏は、その著書でこのタブーについて語っています。
最初はイザヤ・ペンダサンとペンネームで活動するわけですが(最近話題のあの人と同じですね)、それもそのはず命が危ないからでしょう。命狙われて英雄気どりになる人もいるかもしれませんが・・。

 

日本教について―あるユダヤ人への手紙 (1972年)
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この匿名の活動は割りと昔からされており、あのジョン・ロックも「統治二論」は匿名によるものでした。オランダに亡命したりなどそうとう命が危なかったようです。

しかし、世の中を変える内容で実名で活動した人もいたわけですが、「社会契約論」のルソーがその1人です。
ルソーの書物の内容を万人に行き渡るのもいいのですが、それを万人が理解するのも不可能であり、マルチン・ルターしかりおそらくマルクスもしかり(たぶん)、かなり湾曲して物語になり暴徒の大儀になるのも仕方のないことですが、これはインフルエンサーの宿命なのか革命の主犯者とされ相当迫害を受けることになったわけです。

そもそも、問題であるのは日本の場合は議論すること自体が和を乱すこととなり、タブーとなっており、戦前生まれの山本七平氏と小室尚樹氏もこの戦前戦中戦後の日本の社会を糾弾してきました。

 

日本教の社会学

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【天皇制の正当性をどうみるか】

話を戻すと霊の存在を信じていない人がお墓で祈っていたり、神社で願い事をしていることは、内田樹氏がこのような知行一致していないことに対して「自分に祈っているだけ」と揶揄した表現をしているようです。

天皇を天照大神の子孫と肯定しておきながら、一方ではダーウィン進化論を肯定するようなことは、西洋では異常であり事実米国では進化論肯定派と否定はと世論は二分しているわけです。

このオカルトとこれについてどう関係してくるかと言えば、このオカルトの域には「古事記」「日本書紀」に対峙する書物の「竹内文書」「九鬼文書」があり、まずこのオカルトの後者を理解するには前者の正統な流れを頭に入れなければならないわけですが、これが実にハードルが高いわけです。例えば「竹内文書」を批判する人の多くが「古事記」、「日本書紀」を読んでない場合が多いわけです。オカルトを批判する域まで達してないとはこういう意味なのです。

ガンダムを理解するのにまず、ガンダムの予備知識をネットや書籍により習得しなければ、例えばブライトさんの「弾幕薄いぞ」という言葉が何を意味しているのか理解できないわけです。(ミノフスキー粒子の存在によりモビルスーツの優勢の時代に移行した歴史や、ザビ家とシャアやグフに乗ってたメタボ親父の関係とかいろいろ予備知識が必要)

で、NHKが日本人のルーツでやらかした事件があり、それが日本人のY遺伝子にユダヤ人と同じ遺伝子があるのに対して、韓国や中国には見当たらないというような放送を流したわけです。
もうこれが問題となり、NHKがなかったことにしたのですが、これも今女系を認めるかどうかの議論の中でY遺伝子とかと深く関係してくるわけです。

ジョン・ロックが、サー・ロバート・フィルマーの絶対王政の根拠を旧約聖書のアダムの子孫であるからという根拠を論破しようと試みたような対立した議論の形態が、日本では根ずいておらず、これがロゴスなきロゴスの日本の現状なのです。西洋ではこのような空気による同意はないわけです。

もし天皇制を是として天照大神の子孫と根拠にするのなら、神話が作り話であってはならず、もしダーウィン進化論を是とするのなら、天皇は猿の子孫であると認めるわけであり、そうなるとそれ以外の機能として象徴として位置づけなければならないのです。そこらをタブーにしてはいけないのです。本来、近代化を遂げた国ならば。

これに関しては小室ファミリー(宮台さんとその他)らは卓越しており、この●●集団はそこの議論を避けないわけです。
小室ファミリーは天皇を機能としてとらえているのでしょう。たぶん。

このタブーに古市憲寿氏は確か動画で慶応大学の現役の女性とTVかなんかの議論を拝見しました。

古市憲寿氏「神話が正統になっている天皇制って可笑しくないですか?」

現役女子学生「だけど、古墳とかあるし」

こんな感じだったと思います。
古墳があることと神話の正統性と何も関係ないですが。

こう発言すると「お前はどう思ってるんだ!不敬な!左翼め!」と熱狂的愛国者らに糾弾されるわけですけど、私は機能説でもID理論でもどっちでもいいわけです。

まぁ、そんなことよりも憲法に財政健全化を明記されるかどうかのほうが、日本が滅びるかどうかに深く直結してくると自認している次第です。


【むき出しの好奇心】

強靭化グループは佐伯啓思先生が「西田幾多郎 無私の思想と日本人」で、唯物的な価値観をもっており失礼ながら・・・・。
「言いたいことが言えない世の中じゃ、ポイズン」というとある人が歌いましたが、この議論自体がまずできないわけです。面倒ですし。

そもそも霊の存在は死ねばわかるし、死ぬからわからなくなり、もうその立証はどうでもいいわけです。

こういう信仰について日本人はろくに議論んせず無頓着であるから、コーランを焼いて動画にアップするとかとんでもないことをする連中が現れるのでしょう。
西洋・中東は神ー自身の絶対契約をもっており(いた)、それを日本人はまるで理解できていないのです。
そもそも契約の概念もないし、デカルトやルターやロックのような人物が登場しなかったために理というものも気薄なんです。

外国のSNSで日本人がクリスマスを恋人と過ごすことに不思議にコメントのやりとりをみるとこんな感じです。

>「日本ではクリスマスを恋人と過ごすらしいぞ」

>「クリスマス(Christmas)ってキリスト のミサ(礼拝)だろ!」

>「日本ではパータィーなんだよ」

広末涼子の歌「何てったって今日はクリスマス!」でも彼氏のいない女友達が集まり、彼氏ほしいとかクリスマスに関係ないような内容の歌詞です。(私は「MajiでKoiする5秒前」とかシングルを3枚もっています)
日本のクリスマスソングで神とかそんなのにほとんど触れていなく、トイレの神様とかロマンスの神様とかもう何でもありです。

かくいう私もカトリックの洗礼を受けてはいるものの、母親があれなんで子供の頃はクリスマスはサンタクロースとトナカイぐらいにしか思っていませんでした。カトリックを信じている自分がいるとしたら、自分が信じたいものを信じているのであって、やはりそれは自分がとか考え、もうこれは、私もまたルターと同じ病気を患っているわけです。

これで八百万の神で一神教でないから、日本人は和を重んじて寛容とか、もうあれなんですよ。あれ。
しかし、この和を重んじる日本人がなぜか、小保方さんやベッキーや上原多賀子さんらを徹底的に叩き、この中の関係者の中に自殺者までだしているのです。
また、今朝のニュースで見ましたが過去ログで紹介した「日本テレビ系ドラマ・anone」の広瀬すずの兄が飲酒運転で事故を起こしたことに、むきだしの好奇心でその芸能活動しているタレント名を上げて、また人を追い込んでいるわけです。

そういう意味ではこの点に関してはあの人の方がまだ人格者です。(もうこの名前が禁則事項扱い「タブー」となっています)
自分に関係ないベッキーに大騒ぎしている連中に、確か

「ベッキーがどうなろうと、私に関係ないし、それで被害を受けるわけでもないし」

というような発言をしていたようです。

まぁ、むき出しの好奇心によりベッキーが欝になったり自殺するようなことはあるけど、他人のプライベートに踏み込まない言動は人を追い込まないわけですから、まだ人格者ですね。


【遠くのものも近くのものも大切】

保守がたぶん使用するであろう概念があります。

「見知らぬものよりも慣れ親しんだもの、遠いものよりも近いもの」オークショット(英国・哲・政治学者)

カール・ポランニーがこの遠くのものに当たるであろうことに、シャトーブリアンの「殺される中国人」という寓話の内容と、そこに関連付けたことを論じています。
中国人というものはヨーロッパ人にとっては中国人の存在は遠くにあり、やはりピンとこないわけです。

願いが一つ叶う代わりに、見知らぬ遠くの中国人が1人死ぬというボタンを与えられれば、推すかどうかとなるとやはり押すんですよね。大抵は。遠くのものですから。

まぁ、ポランニーはこれを市場原理と結びつけ不透明な社会と称すわけですが、これはこういう芸能ニュースやマイノリティを叩いていることにも関連していると思うわけです。
これでもスタンレー・ミルグラムの「アイヒマン実験」と私はわりと関連していると感じており、ハンナ・アーレントのいう凡庸な悪魔と同じなのだととらえています。

小保方さんの件でそのむき出しの好奇心により関係者が1人死んだわけですから。遠くの小保方さんの顔も名前も知らない関係者に、むき出しの好奇心でスイッチを押したわけです。


次はまじめにオカルトを語りたいと思います。たぶん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三橋更生プログラム


【更生ヒントが記述されているブログ】

まじめで固いブログにしようと一時期は思っていたのですがやはりちょっとしんどくて、強靭化グループの思想を受け継いでいる進撃の庶民の牽引役のみぬさ氏のブログが大変興味深い内容だったので紹介します。

 三橋の謹慎リニア農業 「国家戦略特区」blog

>現在建設中の中央リニアですが長野県飯田市に駅が設置予定です。三橋氏は常々リニアが完成したら飯田に移住して農業(稲作)を行い品川に通うと公言しておりました。何とも贅沢な話ですが、品川のタワーマンションで三十歳年下の三度目の妻への三回目の警察通報でのDV容疑で逮捕される事件が発生しました。

 

>今回の逮捕が深刻なのは、三橋氏が説明する、犬も喰わない夫婦喧嘩ではなく常習性のDVである可能性で、三橋氏の前妻のさかき漣さんへの疑惑も報じられています。DVは依存性が強く再発のリスクが高いので周囲も敬遠しそうです。レギュラーの「おはよう寺ちゃん」でも寺島アナが三橋容疑者と呼んでいました・・

>三橋氏は年200回以上の講演や経済塾によって巨万の富を蓄えておりますので財政破綻の心配は日本政府と同じで皆無です。地味な生活を続ければ後十年は暮らせるのでは?そこで私が提案したいのは、バブリーなタワマンを引き払い将来移住を公言している飯田に直ちに引っ越し、農業を営みながら治療を行うのです!


【秀逸な人材は頭のネジがはずれているもの】

数年前まではむぬさ氏のブログとかもたまにチェックしていたのですが、安倍政権のグローバリズムが止まらず、三橋さんの後ろ向きな批判もとまらず、中韓嫌いも止まらず(熱狂的愛国者傾向)、もう何やっても無駄で関心がなくなりました。

まぁ、三橋さんのようでないおとなしいエッジの効いてないグラインダーで丸め込まれた人には、こういう活動なんかまず不可能であり、東大の名誉教授の伊藤元重氏や女性初の局長の宗像直子氏らを名指しで批判し、竹中平蔵氏をレントシーカーとハイエナのごとく糾弾するのも、まぁ頭のネジがぶっとんでいるからできることなのでしょう。
失礼ながら柴山桂太先生のような気配りをでき、エッジをすぐに納められる人格者には荷が重いと思います。(もう最近、個の強い人でないと秀逸なことを語れず、そうなるとこの人も本当はネジぶっとんでるのを隠蔽してるだけかなと、疑って見てしまいます。中野剛志さんも中指立てた動画があったような気がしますし。切れてるじゃんと。)

氏はTV熱湯コロシアムで竹中氏を批判して怒らせるとか、はちゃめちゃやっていたわけです。(藤井先生ですら終りに竹中氏と握手していました)

マックス・ウェーバー、カール・ポランニー、トクヴィル、マズロー(心理学者)、コントと皆病んだ時期があり、それぐらいエッジが効いてその刃により自ら痛めつけるほど強烈でないと、凄い思想は生み出せないのかもしれません。

ケインズも不倫相手は男性であり私生活むちゃくちゃで、社会学の祖と言われているオーヴュスト・コントなんてふられた幼馴染を忘れられず、その人をマリア様みたいに崇拝し人類教を自分でつくり信仰してました。(嫁がいるにもかかわらずです。その嫁もアカデミックな人なら金あると思い近づき・・ドロドロです)
そこに論敵のハーバード・スペンサーが人格攻撃して「私は人類教など信仰しない」と反撃しました。いや、いや、当たり前でしょうに。スペンサーは幼稚ですね。人格攻撃に逃げて議論を避けたのです。

生協とかを調べると出てくるのがロバート・オウエンという実業家なんですが、彼なんてむちゃくちゃスピリチュアルで、英国ではやはりキリスト教が絶対的でしかし彼は独自で霊媒師を呼んで降霊により、死んだ知人(ケント公)と会話していました。
キリスト教者から殺されるかもしれないのに、演説で堂々と宗教を否定したわけです。リスキーです。
オウエンの自叙伝を翻訳をした人は晩年、痴呆がはいっていたのではと思わせるような解釈をし、歪んだ素描であるとスピ系に対してディスりまくっているわけです。スピ系のオウエンは認めませんて感じです。

三島由紀夫が美輪明宏さんと知り合いだったのは有名ですが、三島なんてノストラダムスの大預言で有名な五島勉さんと結構親しく、かなりオカルトです。
ヒトラーの預言の「1999年以後」も「幻の超古代帝国アスカ」も三島由紀夫がヒントを与えたわけです。藤井先生が批判してた五島と三島は仲がよくかなりオカルトだったわけです。

小室尚樹氏も京都大学の数学科に進んだけど、日本が二度と戦争に負けないようにと新型の原爆開発するために物理に進んで、物理と経済学と共通点があると気づきそっちに進んで社会学を経由し、まぁ学会は変人・異端を煙たがり隅に追いやるわけです。(ロッキード事件の時に、ワイドショーで女性コメンテーターを蹴りつけてそれ以来TV局出入り禁止になったし)

何もなさぬものが賢者であり、何かを成すには歩み続ける愚者でなければならないのでしょう。


【むき出しの好奇心により人が】

こう言うと「三橋を擁護するのか!」と糾弾されるわけですが、まず注目のあの方がそれを望んでいるかどうかなのですが、そうでもないようです。

この人は三橋さんに恨みのある人や論敵に利用されることを、非常に嫌っているわけです。
まぁ、三橋氏を糾弾する前にむき出しの好奇心で、苦しんでいる人を助けようと言っているわけです。

小保方さんなんてあの件で1人関係者の中に自殺者が出ているし、上原多賀子さんも週刊誌に取り上げられむき出しの好奇心によりプライベートに踏み込んで、ヘタすりゃ自殺しかねません。(今までベッキーや斉藤由貴さんや山尾しおりさんを弁明しても、好みだからとか解釈されてきてます)

東条英機の娘なんてアメリカ人と結婚したけど、西洋はそんな属性とその個人とか分離して問題にならないわけです。(だいたい)
幼女誘拐殺人の宮崎事件で親戚の結婚がおじゃんになるとか、もうそんなこと考えられない。

その人と家族との分離もできず、理論も人格も分離できず、中味がないから議論することを避け空気で同意をえて、1人の人間を叩き潰す。まぁ、これが属性本意の日本人の特性で個がない人物は、必ずエッジの効いた個のある人物を潰しに係る傾向にあります。個性のない私は個をつぶしにかかるわけです。

前回のブログのドラマ・anoneの広瀬すずの演じる少女も、個性をグラインダーで削られまくった典型例です。


【土に触れる治療】

でみぬさ氏ブログのコメントで興味深いものがありました。

>アルコールやギャンブル依存症の治療には、楽しみを他に作るのが良いそうですので、三橋さんは趣味を持ったら良いんじゃないでしょうか?

>わたしも三橋さんは謹慎して、治療に専念すべきだと思います。

もう完全に患者扱いですがもともと中韓嫌いの熱狂的愛国者である三橋氏は、グローバリストに懐柔される可能性もあり、それはそれでまずいわけであり、氏の数字に対する解釈とそのなんとういうかそのテクニック的な何かを他(グローバルに)でつくされるのも厄介であり、ここは農業に専念して土に触れ自然霊・精霊の波動を受けロバート・オウエンのような日本初のスピリチュアル経済評論家として、生まれかわるのもありなのではないでしょうか。

そのようなハンドルネームの進撃のメンバーにいることですし、元々三橋貴明という名じたいがハンドルネームみたいなものですから。

農業更生プログラムを1年でもし、涅槃に到達し成長し以前の一割ほどの収入で活躍できたのなら、社会的名誉を喪失したマイノリティでもまたやれると、虐げられた人たちの励みになるかもしれません。
田代まさしさんを違法薬物の常習犯として批判するのでなく、ダルク「支援プログラム」を通し更生を成し遂げた人物となるのなら、社会にとっても裨益するところが大きく、これは三橋さんも同じく、リニア開通と農業治療といういわばインフラと農業の二本立てというものを実践を通し、その偉業の達成を神に命じられているような気がします。たぶん。

しかしながら、「田代砲」でなく次の「文春砲」「新潮砲」などがあるとしたら、それがとてつもなく恐ろしいわけです。現在、強靭化グループの中の一つの原発が事故を起しメルトダウンし、そこに核弾頭の照準が定めれているような危険な状態です。

やっぱ原発やばいのかなぁ。

 

亡国の農協改革

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見捨てられた感からの某氏の逆襲にそなえて



【格差と敵意】

リチャード・ウィルキンソンの「格差社会の衝撃ー不健康な格差社会を健康にする法」に注目すべき内容のことが書かれています。
カワチ・イチローとブルース・ケネディが米国総合社会調査を用いて、所得格差が大きいところほど、「もしチャンスがあれば、他人はあなたを理由するだろう」と考える傾向にあるというものです。

Social Capital, Income Inequality, and Mortality

格差が拡大すると他人に敵意を抱くようになりやすくなり、社会の資本である紐帯が断絶されるということです。

これを意図的にしている(いた)国の代表が英国と米国であり、英国ではマーガレット・サッチャーが労働組合を敵に見立てて、敵意により中間団体を破壊したことは有名です。
米国でも現在進行中でありそのことについてはオバマ政権で労務長官を務めた、ロバート・ライシュが著書「格差と民主主義」でそのことについて言及しています。

米国の保守はグローバリズムに基づく逆進的であり、1920年代の世界恐慌前までの状態まで回帰しようと(もっと遡る赤貧時代もいる)いうものです。
彼らの鉄板の手段が国内で対立構図をつくることです。

公    VS 民
国民   VS 移民
高齢者  VS 若者
中間   VS 貧困
宗教保守 VS 世俗主義

これは中国でも韓国でも行われており、日本でもさんざんやってきました。
国鉄、郵便局、労働組合、農協、医師会、公務員、高齢者、生活保護受給者、母子家庭、在日コリアン、韓国、中国・・etc

だけど、大企業、富裕層、アメリカなどへの敵意の対象がなくそれらに手を加えると、植草一秀氏や鈴木宗男、佐藤優、田中角栄・・・etcと失脚する傾向にあります。なぜか。


【市民にも同僚にも叩かれる公務員のタイプ】

私が公務員を叩いていると勘違いしている人もいるようですけど、それは少し違い官民の格差が拡大すると同じ同胞という社会的な紐帯が断絶するからであり、実際それを利用して本元への矛先をむけないように、故意に米国みたいにしてる可能性があるからです。

公務員の中でも市民とまったく同じ待遇にすべきと思っている人も少数ながらいると思いますが、そうでない人がやはり圧倒的でありもしそう発言するなら自治労から、「日本が貧困化しても安泰なのは俺たちのおかげだ。それなのに裏切るのか!」と言われたら言い返せないし、それこそ空気に支配されている日本の社会では危険分子扱いのけものにされます。

これに加え例えば役所の窓口でも「給料泥棒!俺たちがこんなに苦しい思いして、停年65歳までで給料もアップかよ!ニュースで見たぞ!この税金泥増!」となれば、職場の仲間からはぶられ、市民から叩かれ、孤立化してもう何も言わなくなります。
 .
ジンメルは著書で中位と下位が結束すれば上位を打ち倒されるが、中位が地位の低下を嫌い、そうなりにくいと発言したのも、こういうこともあるからでしょう。

【闘争タイプでないと根気が続かない】

前回のブログ「1998年問題とは」の1997年「財政構造改革法」の危険性の警告も、次の改憲案に財政健全化が明記されることも、実は社会だけでなく国家までも崩壊しかねないからなのです。

米国のように対立構図はマルクスのように、資本家階級と労働者階級のような単純構図でなく実際はもっと複雑多岐です。

東北の震災で同情して募金をした人Aがいるとすれば、その同人物Aが数ヵ月後TPP参加に賛成したり、それについてわからないと言い出すわけです。
忙しいから時間がないからメディア以外の情報を収集できないのもわかりますが、東北や地方が悲痛な叫びを上げていることは事実です。
進撃の庶民を牽引しているみぬささんのブログを久々に読み知りましたが、三橋さんの前に廣宮孝信氏のほうが先に従来の国家破産を覆ることに言及していたらしいですね。                    廣宮孝信の反「国家破産」論ブログ
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だけど、この人が政治闘争タイプでなく中味を吟味して作品をつくり上げるアーティストタイプだと、上にあげた市民にも同僚にも叩かれる公務員が沈黙するようになっている可能性があります。馬鹿馬鹿しいと。
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財政構造改革法を廃案にするどころか、憲法に明記されたら終りだとわかっていても、それを発言しボロクソに叩かれて辟易として、第二宗教性を帯びてきたり(諦めて滅びる覚悟を決めてなどの精神上で逃避)、また後ろ向きに発言するようになるわけです。
 .
まぁ、一言で言えば疲れるから抵抗しなくなるわけです。

【東北と東京(都市部)との対立】

格差が拡大して地方と都市部、特に東北と東京(中央政府)の対立構図が非常に危険です。(沖縄もそうですが)

東北は今でも戊辰戦争の名残りが残っていて、戦前でも東北出身者のエリートが出世するには陸軍しか道がなく、石原莞爾らクーデターを起こす連中は陸軍に多く、どこか中央政府、既存の国家の破壊衝動が潜在的に残っていたと分析する論客もいます。

実際、今でも山口の人と福島の人は仲が悪く、今回の東北の震災と原発事故と、その後のTPP参加に国民の多くが反対せず農協も解体されるとなると、もうこの強者(中央政府)に対しての抵抗できないルサンチマンは都市部の人間には理解できないけど、上昇している可能性が非常に高いわけです。

地方なんて医療や福祉が真っ先に崩壊して、餓死者すら続出してくる可能性が非常に高いわけです。

日本のジニ係数が0.3を下回っていると発表しても、OECDデーターと異なりそもそも日本の調査が「全国消費実態調査結果」に対して、外国の調査がOECDとごちゃまぜにしたり、そういう発表もあり内容をないがしろにしている場合が多いわけです。
地方や東北で起きている苦痛が、TVニュースで再分配後のジニ係数は低いとか言われて知識人が発言すると、もうそれを鵜呑みし東北は豊かで着実と復興しており農協の連中らをただのわがままだとか、思うようになってしまいかねません。

【個と理と情と】
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正直不可解なのが農協解体やTPPに反対した(している)人が、財政構造改革法や憲法に財政健全化が明記されたり、消費税増税に社会保障費を当てるとか、そこに賛成の意を唱えていることです。可笑しくないかと。それならリフレ派みたいに反論するぐらいの理論を打ち立ててほしいわけです。
 .
これもタイプによりものでしょうが、個が強く情より理を優先する人は、どんなに人格が崩壊してもその人の言っている内容は評価し、人格と理論の分離を無意識にしてします。
これに個が強く理より情を優先する人は、人格を無視できずそこに温情や激情が理よりも優先し、そういう人は情が厚く人によっては面度見がよく周囲に人が集まります。激情になると敵対している相手には、礼を欠しとことん叩く傾向にあります。身内には情で結束し、外敵には容赦ないわけです。だいたいそうです。
その周囲に集った、「私」が強く理よりも情を優先する人は信者となり、個と情の強い人はマルコやパウロみたいな信徒となります。(自説をあまりとかない)
 .
で、個と理が情より強いタイプはルターやルソーみたいなタイプであり、エッジが効き過ぎて会社の会議などで上司や役員が馬鹿は発言していて、
 .
「だけど、これ○○になると会社危機的状況になるし、可能性高いですよ。」
 .
と組織にとってベストになると思い発言するわけです。よかれと思って。
しかし日本では議論することは和を乱し悪とされ、「空気」に従い決定しまい

 無碍に扱われるが、会社が予想通り危機的状況になり「言ったでしょ。しかし、残された道は・・・」と発言すると、面子をつぶさえたとなり怨念を買うわけです。

 .
小室尚樹氏と山本七平氏に戦前から戦後まで、まったく日本が変わっていないことを語っています。山本氏は頭山満氏が支持を煽いだことのついても語っています。
恐らく、この両者もまた個と情より理が強いタイプでしょう。(ハイマン・ミンスキーと同様に小室氏も学会から無碍に扱われていました。)

 【見捨てられた人の逆襲と情の使い手】
 .
ここで安倍総理のことを人格批判する人(私もしていたと思います)もいますが、安倍総理は情がかなり強いと分析できます。
親しい人には面倒見がよく仕事を斡旋したり、問題があることなのですが仮に官邸の力で山本詩織さんの逮捕状と取り消したとすると(あくまでも仮にです)、その行為は非難を一部では浴びますが、しかし、山口氏にとっては恩人であり「一生ついていきます」となります。
 .
それで安倍さんを慕っている他の関係者も、「この人は自分を助けてくれる。面倒見がいい。」と思うとますます擁護するわけです。なぜなら、個と情より理の強い人間だと切り捨てられる可能性があり、冷たい印象もあるし実際西洋人みたいに契約関係にあるから、契約外のことに関しては触れてこないわけです。
情がないわけではないが薄いのでしょう。(しかしこの理のタイプは一方では小保方さんやベッキー、斉藤由貴、上原多賀子さんらの関心も関係ない人でも弁明することもあります。むき出しの好奇心や激情に従う前に理知的なものが抑止となり介入するから。「聖書」の内容引用したりして。)
 .
人は助けてくれないかもしれない人よりも、「この人なら助けてくれる。」「あの人に助けられた。」と恩でなく正確には温情を感じるわけです。屈強な精神の持ち主でない変人でない限り。ルボンが「感情が理性に敗北したことはない」ということは真実でしょう。理のつよい人間でも情が恐らく上位に位置しているのだと思います。
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まぁ、今回の三橋ショックによりもともと中韓嫌いの気がある彼が、周囲に裏切られたと感じた場合、そこで安倍総理が手をさし伸ばすのなら、まぁ普通はこの情に報いてしまうでしょうね。
私でもそうでした。今回の件(改憲内容に均衡財政などやばいのがあるかもしれないから急ぐなという指摘。)で相当ボロクソ叩かれました。リベラルも誰も助けてくれませんでした。弁護士に相談する必要性もあると考えていたところです。
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儲けるためとはいえ財政構造改革法を周知させることや、農協解体の阻止やインフラ整備により地方を活性化させることを全面的に押し出した急先鋒の三橋さんが、今度は地方や農協側からも距離を置かれるどころか場合によっては叩かれ、それこそ裏切られた感を感じる危険性があります。それこそ戊辰戦争から蓄積された東北の怨念と同じくらいに危険です。堤未果さんが医師会から見捨てられれば同じことになりかねません。
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見捨てられたと失望している時に安倍総理やグローバリストの政治家が情により手をさしのばすのなら、数字を操る魔術師のような三橋さんの鋭いエッジ・矛先が、今度は地方や農協や立場の弱い人に向く可能性があります。竹中平蔵氏に向けていた矛先がです。
日本は空気と情を制した者が支配者になるわけです。今回の内容はニコ生主で有名なカツトシさんからヒントを得ました。
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1998年問題とは


【格差の拡大はいつからか】

山田昌弘先生は著書「希望格差社会」において、1998年を境に実質GDPがマイナス1%となり、二極化、氷河期世代、フリーターの増加が増えたと言及しています。97年までは自殺者が2万2千人前後であったのが、98年で3万2千人となりそれ以降高止まりであるとういことです。(最近は3万を切っているでしょうが)
その頃から「リストラ」という言葉が定着しだし、業績の悪化の理由として正社員の早期退職推奨などの人員整理が行われたということです。

日本のデフレーションがいつからかの論説は分かれているようですが、1998年問題あたりが分かれ目だったのではないではないでしょうか。
やはり、その前年度のアジア通貨危機や消費税増税という衝撃的な出来事があり、これもまた消費税増税が景気の腰を折ったかどうかなども、財務省を中心としてまだ論説が分かれる所です。


【実は1997年に恐ろしい法律が施行されていた】

しかしまた、別の視点があることを最近の出来事(三橋ショック)により、知る機会を得られました。

またこいつ(三橋貴明)かよと指摘されるところですが、まず中味を見てください。(26分~27分ぐらいのところ)

山田昌弘先生は1998年問題と称しやはりその頃から格差が拡大したのではないかと論説を唱えており、経済面だけでなく心理面においての活力の低下などによる格差問題について述べておりますが、三橋氏は別の政策面での同様の時期での衝撃的なことを述べております。それがこれです。

1997年 財政構造改革法(財政構造改革の推進に関する特別措置法)

動画を見てもらえばおわかりになると思いますが寒気が走る内容です。(ある特定の人たちには)

・財政赤字対GDP比を、毎年3%未満にする(第4条)
・高齢化に伴う社会保障関係費の増加額をできる限り抑制する(第7条)
・地方への補助金等の額の各省各庁の所管ごとの合計額が、前年度の当初予算の90%を上回らないようにする(第53条)

・・・・・・。
こんなことしているから、まぁあれなんです。

これに改憲案にこれが明記されたら相当キツイですね。


【激情に任せて行動起こすと取り返しのつかないことになる】

まぁ、上の図では「このセットで福祉が完全崩壊」と書きましたがもっと事態は深刻であり、社会が崩壊しさらにはその総体である国家にも非常に関係してくるわけです。(国防費を維持するなら北朝鮮みたいな社会に日本はなります。明治時代でも富国と強兵がセットでしたから)

国家の成立の過程は多くの国がそうであるように、ビスマルクは福祉を充実させて各地域が民を搾取していた体系から国民意識を高めて、ドイツを統一に結びつけました。
第一次第二次大戦中の英国も格差を是正して国民の意識を統一に導き、第二次大戦で米国も格差が是正されたのも同様の理由からです。
廃藩置県も各藩で税を独自に徴収する体系から、一度中央に吸い上げ地方に分配するのも国家を統一するためです。
どうしても国をまとめるには格差を是正させる必要があるわけです。

結構、緊縮財政が個人にとって社会にとって国家にとって全てにおいて危険であり、資本主義経済をいきなり止めることが出来ない状態であるのなら、財政出勤の政策を選択するのが保守的な考えともいえます。(私は保守ではありませんが)
財政緊縮により格差拡大するのは保守でなく、むしろ逆進的思想なわけです。

この国の膨れ上がる借金という怪しげな概念をふっとばす、影響力のある知識人が三橋貴明氏であり(あった)、97年の財政構造改革法の内容の一部だけでもこれは国体を破壊しかねないし、憲法に明記されたら国民を助けるために福祉を充実させたら、均衡財政を崩すこととなり憲法違反になるわけです。

かつての自民党の改憲案には社会と家族が支えると明記されており、たとえ第25条の権利が明記されたままでも、最高裁判所の判決により、それもつくがえされる可能性があるわけです。

例えば父親からDVを受けて家出した女性が何かの拍子でシングルマザーとなり、PTSDとなり父親と連絡とるのも恐怖で身が震える状態になり、その女性が不幸にも生活できなくなり、それで社会(自治体)に母子家庭なり生活保護の受給を申請する際に窓口で、

「父親が顕在ですね。三親等内の全ての承諾を得てからしてください。」

と跳ね除けられる可能性があるわけです。

軽率に発言はできませんが、仮に三橋さんの前妻がDVを受けていたとして、(あくまでも仮にです)その影響が残っておりPTSDになっており、再び三橋さんと面会する必要があるとなるとやはりそれは酷でしょう。(あくまでもそれが事実としたらです)

このような福祉の問題は現実的に日本で現在も起こっており、山本太郎議員がこのことについて選挙演説していました。

激情に任せて全て破壊すると本当に取り返しのつかないことになるのでは、なかろうか。

 

 

 

 

 

 

三橋ショックからの立ち直りと次への備え


【三橋理論擁護に移った経由】

私はかつて三橋貴明氏とその擁護者を批判していましたが、今回の件(被害届は取り下げたらしいですので事件扱いにしません)により緊縮財政に向うこの流れを止めなければならなと自認し、その批判(三橋氏とその関係者)をやめました。

そもそも三橋氏を批判していたのは、投票率が下がれば確実に自民圧勝となりグローバリズムの強い政策に移るのは必至であり、なのになぜ野党に入れろと言わないのかや、民主政権の功績をなしにするのもおかしいだろっていう批判でした。

過去ログに書いたように三橋氏のブログによる教授した知識は多大であり、日銀が東証一部上場しており政府が筆頭株主であることも、氏のブログ(無料で)によりその知識を得ました。

ここからFRBの株を某財閥などが所有しており、そこから米国は中央銀行を民間の銀行を系列にもっている財閥に所有権にあり、つまりは米国は株式会社であるという認識にも至りました。

最近、三橋氏を批判したのは憲法改正に、財政均衡が明記されている可能性が非常に高く、しかも家族を大切にし社会だ支えると明記される可能性が高いという、非常に危険な内容であるにもかかわらず、氏が憲法9条第2項に固執しておりそれもまた国防の危機につながるのではないかという認識をもっていたからです。

しかし、今回の件に関して当然何も知らず、しかし前妻(最近知りました)だったさかき連さんの本を一冊は持っています。

 

真冬の向日葵 ―新米記者が見つめたメディアと人間の罪―
三橋貴明 さかき漣
海竜社
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.大変すばらしい本で感動で涙が止まりませんでした。終り。

 


【個が強いか情が強いかの違い】

こういうのはタイプによると思います。詳しく述べると長くなり割愛しますが、個の強い人間には割とこのダメなニュートンの人間性と理論とは分離して考え、人間性が変でも

「人間性は崩壊してても、こいつすごいこと言うなぁ」

と捉えるわけです。しかし、一方で私と情の要素が強い人間にとっては中心にあるのはであり、内容よりも「純粋な人間」でないと通用しないわけであり通用しないわけです。

山本七平氏は日本人は空気に支配され、発する言葉はロゴスなきロゴスであると指摘しておりました。
岸信介内閣の安保法制改正の反対も、岸がA級戦犯で純粋な人間だから反対しており、むしろ内容がよくなっており、安保そのものに反対ならこの20数年間どうしてほったらかしにしたのかと日本人の矛盾について語っていました。

日本人は西洋人と異なり神と個人との絶対的な関係の契約概念がなく、個よりも集団に重きを置き、その結果個よりも集団の規範となる「空気」が支配するわけです。
だから、会社の会議でも議論を避けて空気を読んで決めて、後から変だよねと批判する傾向にあるのはこういうことなのです。

このことに関しては日本人は「相互協調的自我観」が強く、西洋人は「相互独立的自我観」が強いと何年か前の雑誌「表現者」で施光恒先生が社会心理学者の北山忍先生の内容を紹介しており、ここに通じるところがあるわけです。
良くも悪くも属性本意の人物が多いということです。

で、この施先生もやはり藤井聡先生と同じく強靭化グループの一員であり、この先生の「英語は愚民化」という本も私は読みました。
その他中野剛志先生の本も柴山圭太先生の本も藤井先生の本も読みましたけど、信者になるのが嫌であまり読まないようにしております。やはり秀逸な学者の本は芯がしっかりしています。しかし、この人たちの論説の評価よりも、純粋な人間に価値を置く日本人は今回の件により大多数がバッシングしかねません。


【改憲されたら終了】

それで今回の件で非常にまずいことが三橋氏の経済理論と三橋氏自身との分離と、その関係者の人物と学説の分離を日本人ができるかどうかということですけど、かなり難しいわけです。

私らのタイプは司法取引などを選択することを案外容認するわけですが、対極のタイプの人達は情を優先しその情が温情ならいいのですが激情に変化すると、不純な人間は裁かなければならないとなり絶対にその選択はないわけです。

恐らく日本人はその裁きを選択するだろうってことです。(小保方さんもベッキーも山尾しおり議員も豊田元議員も皆やられました)

進撃の庶民連中は私よりも経済理論に精通してるからわかるでしょうが、今回の改憲内容に家族と社会で支えあいの箇所と財政均衡が明記されれば、多くの人が無駄に死ぬ可能性が非常に高くなります

藤井聡先生が消費税増税して緊縮財政をして多く人を追い込み、亡くならなくていい命が失われたことを、ホロコーストだと言っていたのはこういうことなのです。

家族で支えあうのなら生活保護制度を極度に削減でき、社会が支えるのなら自治体が負担することになり、地方などどんどん若者が流出していく地域は当然財政が悪化し、弱者を面倒みれなくなります。自治体が負担できないわけです。国がPBを達成することが憲法に明記されているから、公共事業を減らしてもう負のスパイラルとなります。

これにPBを達成するために消費税を引上げると、病院は患者から消費税をとれなく薬品や医療機器の消費税分を病院側が負担するから、経営を保つためには医者や看護士を少ない人数で酷使しブラック化が深刻になります。
当然、過労から医療ミスの多発も考えられるし、そこに株式会社が参入するわけです。株式会社は患者から消費税徴収できるし、最初は価格競争で安さとサービスの高さを武器にして、医療法人を潰してから寡占化により価格支配をするわけです。

妄想だと言われるかもしれませんが、堤未果さんはこれに警告を何年前に発しています。

これって、ほんの一部です。
実は京都学派・強靭化グループはこういう危険性を訴えていたわけですけど、残念ながら世論は国の借金物語や公共事業悪物語を受けれてしまし、まぁ敗北したわけです。

で、これらの物語に対抗して、強靭化グループの藤井先生が物語を広めようとして、動画で紹介してくれたのがこのさかきさんの本なのです。


【三橋支持者に感謝を】

突破口は正直ありません。

ただ注意しなければならないのはこの件により三橋さんを切り捨てた場合に、裏切られた感から元々公務員でないし生活のために儲けなければならなく、グローバリズムの自民党側に懐柔される可能性があり、それを阻止するためとはいえ学者側も立場があり擁護できないので、三橋さんを擁護する読者に敬意を払い、引き続き彼の出版する本を買ってもらう必要があり、彼らを批判するのでなく感謝しなければならないということです。

故に三橋信者とだけは言ってはいけません。

 

 

 

積極財政の必要と世の中への理解


【日本が破産しない理由】

これは私よりも進撃の庶民グループの方が熟知していることなのですが、まず財政出勤で日本が破産することは理論上はありません。(米国のデフォルトとかの緊急事態は別)

対GDP比が危険杭域に達しているとかの仮説はありますが、自国通貨建てで破産した国がないのが現実です。
そうなると「ハイパーインフレが」となるわけですが、需要が不足している状態ではまずインフレになりません。事実、黒田総裁の異次元緩和をしてもインフレには向いませんでした。
そして、国債の金利が上昇するという説もありますが、日銀が国際を引き受けた場合は国庫納付金により金利が総裁されて上昇することはありません。(日銀は株式会社であり、筆頭株主が政府なので連結決済や日商簿記二級の本支店勘定と同じ扱い。)
第一に国債の金利が上昇するのなら銀行が需要不足で投資先に困っており、銀行の利益にもなります。

 

(出典)日銀の景気循環

上の図から理解できように日本の国債の引き受け先がほとんど国内で償還されるわけで、デフォルトというものが理論上はありえません。

国債は貨幣とは何ぞやという話になると、これはもう何百年と議論を重ねてきたことでブログで収まりきるようなものではありません。ただ、日銀の景気循環にある部門別資金不足の動きを見ると、政府の国債発行の増加は家計と民間の非法人の資金の増加と関係してくるわけです。

企業の内部留保が拡大し皆が消費を抑え貯蓄すると、政府の国債発行高が増加するのは普通であり問題はありません。(政策により是正の必要はありますが)


【私的部分と中味の分離を】

これが一連の流れなのですが私なんかよりも進撃の庶民の連中のほうがもっと詳しいし、進撃の庶民の連中にこういった知識を与えた(私も与えられました)のはあの三橋貴明氏なんですよね。
勿論、友人の中野剛志さんや藤井聡さんらにも影響を与えていますし、三橋氏が消えるとこのチャンネルを失い非常に痛手を受けるわけです。

これは山尾しおり氏を喪失したのなら安倍政権の改憲に対立する憲法がなくなり、欠陥だらけの憲法改正に繋がるのと同じような危惧を感じるわけです。
こういうと、「山尾氏は不倫で、三橋は犯罪だぞ!犯罪者を擁護するのか!」と反論されるでしょうが、まず三橋さんが犯罪者となっても彼の理論に瑕疵が生じるわけでなく、彼の理論の正当性とはまた別問題じゃないでしょうか。

起訴されるとなると恐らく執行猶予になり彼の評論活動に支障はきたすだろうけど、示談で済めばそれは妻や元妻らの私的な問題であり、それこそ山尾氏と倉持氏やその関係者の問題と同じなのではと。(ただしもう二度と同じ問題が起こらないのなら)
執行猶予がつき前科者となったとしても、彼の理論の正当性が変わることでもなく、ホリエモンが活動しているのと同じくむしろ前科者らを排斥する世の中の方がどうなのかと思います。


【三橋ショックからの回復をどうするか】

確かに私は三橋やその配下の進撃の庶民の連中を批判してきたけど(安倍総理にやめろといいながら勧める熱湯風呂芸)、それは政局の局面や民主党時代の農業個別保障制度、年次改革要望書破棄、経済財政諮問会議停止などの功績をなしにしていることや、財政均衡がPBが国家を衰退させると言いながら、改憲内容にそれが明記されている可能性があり改憲に賛成したことなのです。
内容が違うんじゃないのかと指摘していたのです。

これに人格否定のようなものが混じっていたのは反省しておりますが、やはりここで彼を失うと安倍さんが自民党の総裁選で勝利し民主党が惨敗したのと同じながれになりかねません。それより与党の中に組み込まれれば、今度は政権側にとりこまれて御用知識人になる可能性もあります。

藤井先生や中野さんらの学会や官僚などの上位の知識を下位にまで伝達させるのにやはり三橋さん以外の適任者はいなく、彼の存在により彼の知識が読者やブロガーに伝わり、下位までに彼の知識が浸透してきました。
このため世の中にプロパガンダでデフレ下での消費税増税など社会が崩壊することを防ぐことにつながり、インフラとGDPの相関関係があると世に周知されたのなら、地方と都市の格差是正ともなりえていたわけです。

民主党が崩壊し安倍政権の一強となったように、三橋さんを喪失し緊縮財政路線が社会の常識になると喜ぶのは、あの人たちなのです。レントシーカーたちです。更に過激なグローバリズムに突入する可能性が高くなります。

だからといって、過剰に彼を擁護するのならそれは、某サイレント・レイプのもみ消しを容認することと同様になり、できないわけです。

J氏らは三橋氏と人格否定的なこともあるが経済政策の内容で論争しており、あくまでも基本的には中味の吟味によるのだが、これが経済理論の議論抜きの論客が三橋氏を人格否定と経済政策を結びつける可能性が高く、そうなるとやはり社会にとって大きな損失となります。

前科者となりホリエモンのごとく回復するまでのタイムロスを考えるとなると、やはりグローバリストのやりたい放題になるでしょう。三橋さんと藤井先生以外に一般階層にわかりやすく説明できる知識人がいなかったこの脆弱性から、ケインズ派の敗北となったわけですが、非常に痛いわけです。

 

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