平等社会は悪の嘘


「才能も適正も無視した平等な世界があるなら誰もが等しく冷遇される世界。」さす兄

 

これはさす兄こと、このラノベの主人公の司馬達也の台詞です。

この発言は共産主義、社会主義と一択にしたドサクサまぎれにしている誤謬です。作者は適当に小説を書いたのでしょう。

まず社会主義、共産主義とごちゃにしている時点で知性的には終わってるわけですが、

資本主義が競争により淘汰故の社会の発展社会主義が平等主義でモチベーション低下による社会の減退

という常識はまったくのです。


【日本は不幸な国という統計】

2017年の幸福度ランキングの上位はノルウェー、デンマーク、アイスランド、スウェーデン社会民主主義国家が上位を占めています。http://worldhappiness.report/ed/2017/

ちなみにGDP世界第3位の日本は51位です。


【日本人の多くは豊かでない

社会主義が平等でやる気がなくて貧しい国になるとか、そんなの統計から嘘が証明されているわけです。

これでも自民議員は「日本ほど豊かな国はない」とか、嘘を流布して選挙活動しているわけです。
しかし投票率の低下により、愚民化により自公圧勝で信任を得たとなるわけです。

ならGDP世界第三位の日本の一人あたりでといくらいくらになるか?

2016年で22位らしいです。
ジニ係数相対的貧困率でも同じようです。

 


【貧困の定義】

貧困の定義はEUでは平均所得の半分に満たさないレベルと規定してるようですが、適切なのがマーシャル・サリーンズのいう「階層間の忌まわしい差別」にようものが適切です。

これらはマルクス・エンゲルの例が腑に落ちます。

「小さい家が立ち並び、自分の家もその中にまぎれています。これだと平等で劣位の感情をいだくことなく問題ありません。
しかし、この小さな家が大きな家の中にあるとします。
たちまち、その小さい家は物置き小屋となっていしまうのです。
回りの家が小さい限り、社会的欲求を満たされるわけです。」(私の要約)

日本人の言えがウサギ小屋と世界中から揶揄されても、周囲の家が小さければ問題なかったわけです。

貧困の定義は同胞同士間の著しい劣性に他ならないわけです。

南アフリカの富裕層に対して、私たちは比較すらしません。
同胞と思っていないからなのです。

私が公務員の厚遇が危険と言っているのも、ここからくるのです。


【ビル・ゲイツの嘘】

 

 

”IF you are born poor its not your mistake, But if you die poor its your mistake.”

                                                                                                              ーBill Gates

「お前がもし貧乏な家庭に生れていれば、過失はないが。しかし、貧乏に死んだのならあなたの過失によるものだ」 ブログ主訳      (ビル・ゲイツ)

 

反論してみます。
ならこれをビルはどう見るのでしょうか。

 

グレート・ギャツビー・カーブ -金持ちと貧乏は遺伝する

マネー 2012.2.19

 

第二次安倍政権が誕生した2012年に、労働経済学者のアラン・クルーガーが発表した資本主義信者にとって衝撃的となった、かの有名なグレート・ギャッビー・カーブです。

福祉の充実している社会福祉国家ほど公正な社会であり、アメリカンドリームの幻想がその国のアメリカ人の学者により紛糾されたわけです。

ラノベのサス兄の台詞

「才能も適正も無視した平等な世界があるなら誰もが等しく冷遇される世界。」

はすこし的がはずれた発言だったわけです。


【同胞同士の比較でないと貧困は定義できない】

貧困国が羨むような車を乗っていても、二流品でまにあわせなければならないことはそれは社会的汚名となります。

これはリチャード・ウィルキンソンの言葉であり、例えば新車でもカローラに乗っていると何か劣性を感じるようなものでしょう。
団塊や団塊jr世代のあるあるネタですが、そもそもゆとり世代の多くは車の免許すらもっていないわけで、もっと違うことで優位性を争っているわけです。

 

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