カタルーニャ独立と大阪維新


カタルーニャ「独立宣言」 上院、自治権制限を承認 混乱は長期化か

 

>スペイン北東部カタルーニャ自治州(州都バルセロナ)の独立問題で、州議会は27日、本会議を開き、「公式の独立宣言」決議を賛成多数で可決した。一方、スペイン上院は27日、自治州の閣僚解任や議会解散など自治権を制限する措置を賛成多数で承認した。中央、州両政府の対立は決定的となり、混乱は長期化しそうだ。中央政府のラホイ首相はツイッターで「カタルーニャの法治を取り戻す」と述べた。州議会決議は、135議席のうち賛成70、反対10だった。独立反対派議員の大半は投票前に議場を退席した。

過去ログ【悲報】三橋貴明さんのカタルーニャ独立の考察


【別の角度から見た考察】

 

カタルーニャ独立の問題は三橋氏は東京独立みたいな考察をしていたわけですが、私はむしろ大阪の独立のほうが近いのではないかとみています。

まずスペインの中央政府はマドリードであり、言語はカスティーリャ語(スペイン語)です。標準語がカスターリャ語なのです。

これに対して、地方政府バロセロナの言語はカタルーニャ語です。地方の言語・方言です。


【大阪とカタルーニャ政府】

 

前回のブログで私は大阪とカタルーニャが近いと適当に記述しましたがw、
これが割りと的を得てるわけです。

今回のカタルーニャ独立大阪都構想の経由が非常に似ているわけです。

地方都市(カタルーニャバルセロナ・大阪)VS 中央政府(カスティーリョマドリード・東京

大阪は自治権拡大の大阪都、マドリードは独立国家という道を辿るわけです。

なぜ大阪に橋下徹が大阪府知事選に立候補したかといえば、大阪は当然自国通貨をもっておらず単なる地方都市であり、不況から税収が少なくなれば予算が圧迫しいわゆる自治体の借金がかさんできたからです。
一旗上げて俺が改革してやるってことでしょう。

まぁ、EUの優等生のドイツが東京とするなら、大阪はイタリアみたいなものです。

ここで、カタルーニャは優秀だろってなるのですが、大阪とカタルーニャの地方政府の共通点は中央政府に対する不満なわけです。


【大阪維新誕生はグローバリストの悲願】

 

大阪維新の誕生には大前健一らのグローバリストが関与しています。

この「維新」という言葉も大前健一の提案によるもので、後に当然竹中平蔵、安倍晋三らも関与してくるわけです。

大阪府議会議員選挙、大阪市議会選挙などで、自民党の安倍総理大阪維新を応援するのもグローバリストであるから理に適っているわけです。自民党でありながら大阪都実現のために維新に肩入れするわけです。

特区にしても道州制にしてもその真意は、民主主義を破壊してそこに経済原理に基づいた均衡の原理を注入するためです。
民のためとかそんなのどうでもいいわけです。

そこで疲弊した地方都市の大阪中央政府東京に対して、多くに人が反感をもち、東京人の多くは大阪の人間を見下していると正直感じているわけです。2chでよく

>また、大阪かw

という言葉から完全に国内で対立構図となっていしまっているわけです。もうこれで国家解体に一歩前進ってとこでしょう。


【国内分裂の意識】

 

大阪人からすると東京人は「あいつら」であり、逆に東京人からすると大阪人は「あいつら」となるわけです。

これって、非常に危険なわけです。

佐伯 啓思先生が「我々」「彼ら」と例えていますが、国家として統一を保つには「我々」が強くなければ国内の紐帯が断絶されるからです。

格差社会がなぜ国家を崩壊に導くかという理由も、同様の理由からなのです。

だって、グローバリストって一人たりとも愛国者なんていないじゃないですかw
(ネトウヨは反知性主義者ですから論外です。)


【保守思想が革新の生みの親】

 

大阪人の東京人に対する不満が膨張したのなら、それに便乗してきたのが維新です。そこで公務員給与と民間給与と関係させるスライドシステムという、自民党も民主党もメスの入れられない公約を掲げるわけです。

官民はもはや完全に階層分化している日本ではそれは人気取りとなります。フランス革命前でも貴族と民衆との格差が拡大して、そこの法律家などの知識人が煽りをたてたのと同様の経由です。

 

まぁ、そもそも維新の誕生も民主党の政権交代も、全て民衆の不満からなのですが、その不満を放置してきたのが保守思想の連中なわけです。

これもまた別の機会に述べたいと思います。

 

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